サムエル記上下をヘブライ語原典から逐語訳してみました
サムエル記(上下)はユダヤ教聖典ネヴィイム(預言者たち)のうち前期預言書の一つであり内容は歴史書です
サムエル記上は神に選ばれたサムエル(1-8章)とサウル(9-15章)とダビデ(16-31章)の三人をめぐる歴史を記しています
サムエル記下はサウルの死後ダビデが王権を確立していく経緯と事件(部下の妻バト・シェバを取ったことや息子アブサロムの謀反)を記しています
サムエル記上1章から31章まで サムエル記下1章から24章まで章別に幾つかの話(内容)に分け逐語訳を進めました
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サムエル記 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先 נביאים ネヴィイム שְׁמוּאֵ֔ל スムエル
サムエル記上 1章 28節 415語 1;1-2 エフライム人エルカナに二人妻がいてその一人ハンナに子供がいませんでした שְׁמוּאֵ֔ל-א スムエル・A
1;3-3 エルカナは毎年シロに上って行き万軍の主に平伏し生贄を捧げました
1;4-8 もう一人の妻ペニナは主が胎を閉じたことでハンナを怒らせ泣かせました
1;9-11 ハンナは主に祈り泣いて誓いました「婢に男の子を授けるなら彼を主に捧げます」
1;12-14 祭司エリは祈り続ける彼女に「いつまで酔っているのか」
1;15-16 ハンナは「私は酒を飲んでいません主の前に私の心を注ぎ出しています」
1;17-18 エリは「心安らかに行きなさいイスラエルの神があなたの願いを叶えるように」
1;19-19 ラマの家に戻ったエルカナはハンナを知り主は彼女を顧みました
1;20-20 ハンナは身籠って息子を産みサムエルと呼びました
1;21-23 子供が乳離れするまでハンナは生贄を捧げに上って行きませんでした
1;24-25 乳離れした時彼女は幼い子供をシロの主の家にエリの許に連れて行きました
1;26-28 「私はここで祈っていた女です主は私に与えました私も彼を主に与えます」
サムエル記上 2章 36節 556語 2;1-1 ハンナは祈って言った「私の心は主によって喜び私の角は主によって高く上がります」
2;2-3 「主のような聖なる者はいません主は全てを知る神です」
2;4-5 「勇士の弓は砕かれ躓く者は力を帯び不妊の女は七人産み息子の多い女は衰えます」
2;6-8 「主は殺し生かし貧しくさせ豊かにさせ卑しくさせ高めます主が世界を据えたから」
2;9-10 「主は信心深い者の足を守り主と争う者を砕きます主は地の果てまで裁きます」
2;11-11 子供はエリの前で主に仕えました
2;12-17 エリの息子たちは邪悪で生贄を勝手に取って主への捧げ物を軽んじました
2;18-21 サムエルの母は彼の為に服を作り毎年持って行きエリに祝福され子を五人産みました
2;22-25 息子たちの悪行を聞いたエリは主に罪を犯さないよう戒めたが彼等は聞きませんでした
2;26-26 サムエルは大きくなって立派になりました
2;27-34 神の人がエリに告げた主の宣言「あなたの息子たち二人は同じ日に死にます」
2;35-36 「私は私の心に従う信頼の祭司を立てあなたの家の残った者は彼に平伏します」
サムエル記上 3章 21節 304語 3;1-2 その頃主の言葉は稀になりましたエリは両目が見えなくなり横になっていました
3;3-5 主の神殿で寝ていたサムエルは主に呼ばれエリの許に行ったがエリは「私は呼ばない」
3;6-9 三度繰り返した所でエリは呼んでいるのは主であると分かりサムエルに返事を指示しました
3;10-10 主が来て「サムエル」と呼ぶとサムエルは「話して下さいあなたの僕は聞いています」
3;11-14 主は「私はエリの家を不正の故にとこしえに裁くその咎は生贄や捧げ物で償えない」
3;15-18 エリは告げるのを恐れたサムエルから全てを聞いて「主が良いと思うことをするように」
3;19-20 主がサムエルと共に居り彼の言葉を実現し預言者にしたことを全イスラエルは知りました
3;21-21 シロにおいて主はその言葉をもってサムエルに繰り返し啓示されました
サムエル記上 4章 22節 370語 4;1-2 イスラエルはペリシテ人たちと戦い撃たれました
4;3-4 主の救いを得る為に契約の箱をシロから持って来ましたエリの息子二人も一緒に来ました
4;5-9 ペリシテ人たちは主の箱を恐れ「ヘブライ人の奴隷にならないように雄々しく戦おう」
4;10-11 イスラエルはペリシテ人たちと戦い撃たれ神の箱は奪い取られエリの息子二人は死にました
4;12-16 戦場から一人の男がシロに走って行き九十八歳のエリに報告しました
4;17-18 神の箱が奪われたと言った時エリは椅子から倒れ首を折って死にました
4;19-22 身籠っていたエリの嫁は知らせを聞いて息子を産みイカボド=栄光は無い=と呼びました
サムエル記上 5章 12節 218語 5;1-2 ペリシテ人たちは神の箱を奪い取りアシュドドのダゴンの神殿に入れダゴンの側に置きました
5;3-5 翌朝ダゴンは主の箱の前に倒れておりその翌朝は倒れて頭と両手が切り取られていました
5;6-9 主がアシュドド人を瘤で撃ったので彼等は神の箱をガトに移しその住民も主は瘤で撃ちました
5;10-12 神の箱をエクロンに送ると人々は叫んで「殺されないようにイスラエルの元の場所に戻そう」
サムエル記上 6章 21節 395語 6;1-2 ペリシテ人たちは祭司や占い師に「主の箱をどのように元の場所に送り返したらよいのか」
6;3-6 彼等は「愆祭(過ちの捧げ物)を添えて戻しなさい金の鼠を五つ作り神に栄光を帰しなさい」
6;7-8 「新しい車の上に主の箱と愆祭の箱を置き雌牛二頭を繫いで行くにまかせなさい」
6;9-9 「それがベト・シェメシュに上って行くなら主が大きな災いを私たちに下しました」
6;10-12 その通りに実行した所雌牛はベト・シェメシュに向かってまっすぐ進んで行きました
6;13-16 ベト・シェメシュではレビ人が主の箱を大石の上に置き人々は主に燔祭を捧げました
6;17-18 金の鼠の数(五つ)はペリシテ人の五人の領主に属する町の数です
6;19-19 ベト・シェメシュの人々が主の箱の中を見たので主は彼等に大きな打撃を下しました
6;20-21 彼等はキルヤト・エアリムの住民に「ペリシテ人たちが戻した主の箱を運び上げて下さい」
サムエル記上 7章 17節 287語 7;1-1 キルヤト・エアリムの人々は主の箱を運び上げエルアザルがそれを守りました
7;2-4 サムエルはイスラエルの全家に「主に立ち返るなら外国の神々を取り除き主だけに仕えなさい」
7;5-6 全イスラエルはミッパに集まり断食して罪を告白しサムエルが人々を裁きました
7;7-8 ペリシテ人が上って来たことを聞いたイスラエルの人々はサムエルに主の救いを求めました
7;9-12 サムエルが主に祈ると主は雷でペリシテ人を混乱させイスラエルの前に撃ち倒しました
7;13-14 ペリシテ人は再びイスラエルの境界に入ることなく彼等に奪われた町々も戻りました
7;15-17 サムエルは生涯イスラエルを裁き年毎に各地を巡回しラマに戻り主の祭壇を築きました
サムエル記上 8章 22節 271語 8;1-3 サムエルは老いた時裁く者として息子二人を置いたが彼等は賄賂を取って裁きを曲げました
8;4-5 イスラエルの長老たちはサムエルに「諸国民のように私たちを裁く為に王を置いて下さい」
8;6-9 主はサムエルに「今は民の声に聞き従いなさい彼等はあなたではなく私を拒絶したのです」
8;10-17 サムエルは王を求める民に王の習わし(徴用徴収)を告げ王の奴隷になると警告しました
8;18-18 「あなたたちが選んだ王の故に叫んでも主はあなたたちに答えません」
8;19-20 民は「私たちの上に王が居なければなりません王が私たちを裁き私たちの前で戦います」
8;21-22 主はサムエルに「彼等の声に聞き従い彼等を王に統治させなさい」
サムエル記上 9章 27節 495語 9;1-2 ベニヤミン族のキシュの息子サウルはイスラエルの中で最も背が高く最も優れた若者でした
9;3-4 キシュの驢馬がいなくなりサウルは若者を連れて各地を捜し回ったが見つかりませんでした
9;5-10 若者はサウルに「神の人(先見者)の所に行って私たちの道を告げてもらいましょう」
9;11-14 彼等は道で出会った娘たちに先見者の場所を聞きました「町に入るとすぐ彼に会えるでしょう」
9;15-17 主は前日サムエルに「ベニヤミンから一人の男を遣わす彼に支配者として油を塗りなさい」
9;18-18 門内でサウルはサムエルに「先見者の家はどこですか」
9;19-20 サムエルは「私です驢馬は見つかっていますイスラエルの望むものはあなたのものです」
9;21-21 サウルは「私は小さな部族の最小の氏族出身です何故にそのような言葉を告げるのですか」
9;22-26 サムエルはサウルと若者を部屋に連れて行き上座に着かせ特別料理でもてなしました
9;27-27 翌朝サムエルは町外れで若者を先に行かせサウルに「あなたに神の言葉を聞かせます」
サムエル記上 10章 27節 442語 10;1-1 サムエルはサウルの頭に油を注ぎ「主は彼所有の民の支配者としてあなたに油を塗りました」
10;2-6 三つの徴を告げる「驢馬が見つかったと言われる」「パンが与えられる」「預言者たちに出会う」
10;7-8 「これらの徴が起こったらあなたの手が欲することを何でもしなさい神があなたと共に居ます」
10;9-9 サウルがサムエルから去って行く時神は彼の心を他のものに変えました
10;10-13 サウルは預言者の一団に出会うと神の霊が下り彼等の中で預言する状態になりました
10;14-16 叔父にサムエルの言葉を聞かれたサウルは驢馬のことだけ話し王位のことは話さなかった
10;17-19 サムエルは民を集め「あなたたちは主を拒み王を求めた部族氏族ごとに主の前に立ちなさい」
10;20-23 ベニヤミン部族が取られマトリ氏族が取られサウルが取られ彼が民の真ん中に立ちました
10;24-24 サムエルは民に「主が選んだ者を見たか彼のような者はいない」民は叫んで「王様万歳」
10;25-27 サムエルは王の習わしを書に書き記しましたサウルを受け入れる者と軽蔑する者がいました
サムエル記上 11章 15節 257語 11;1-2 アンモン人に包囲されたヤベシュの人々が降伏を申し出ると全員の右目を要求されました
11;3-4 長老たちは助けを求めてイスラエル全土に使者を送りました使者はサウルのギブアに来ました
11;5-8 サウルは聞くと神の霊が臨み怒りに燃えイスラエル全土に使者を送り多数の出兵を実現しました
11;9-10 サウルはヤベシュの使者に「人々に明日救いが来ると伝えなさい」
11;11-11 翌日サウルは夜明けに陣営に攻め入り日盛りの時までアンモン人を撃ち四散させました
11;12-12 民はサウルに「サウルが私たちを君臨できるかと言ったのは誰ですかその男を殺しましょう」
11;13-15 サウルは「今日殺してはいけない」サムエルは「ギルガルに行って王国を新たに造りましょう」
サムエル記上 12章 25節 425語 12;1-1 サムエルは全イスラエルに「あなたたちの声に聞き従ってあなたたちの上に王を立てました」
12;2-3 「私は若い時から今日まで誰かのものを取ったり誰かを強請ったり虐げたことがあるだろうか」
12;4-5 彼等は「ありません」サムエルは「主と油塗られた者が証人です」彼等は「証人です」
12;6-7 サムエルは民に「主が実行してきた正義の業について私は主の前であなたたちを裁きます」
12;8-9 「主がエジプトから出しこの場所に住まわせたことを父祖は忘れたので敵の手に売られました」
12;10-11 「父祖が罪を悔いて救いを求めて主に叫ぶと主は士師を遣わし敵の手から救い出しました」
12;12-12 「アンモン人が向かって来るとあなたたちは主が王なのに王の君臨を求めました」
12;13-15 「あなたたちが主の声に聞き従わないなら主の手は父祖同様にあなたたちに下ります」
12;16-17 「目の前で主が実行する大いなる業を見てあなたたちの犯した大いなる悪を知りなさい」
12;18-18 サムエルが主に呼びかけると主は雷雨を下したので民は主とサムエルを非常に恐れました
12;19-19 民はサムエルに「私たちが死なないように祈って下さい私たちは王を求めて罪を加えました」
12;20-25 サムエルは民に「主から離れず空虚な物に従わず主を恐れ真と心を尽くして主に仕えなさい」
サムエル記上 13章 23節 355語 13;1-4 サウルの治世二年ヨナタンがペリシテ人の守備隊を撃ちイスラエルをペリシテ人の悪臭にしました
13;5-7 ペリシテ人の大軍が上って来てミクマスに野営しサウルはギルガルに留まり民は怯えていました
13;8-10 サウルはサムエルを七日待ったが来ないので燔祭を捧げ終えたその時サムエルが来ました
13;11-15 サムエルはサウルに「あなたは主の命令を守らなかったからあなたの王国は確立しません」
13;16-18 サウルとヨナタンと民はゲバに留まりペリシテ人の陣営から三つの殲滅隊が出て行きました
13;19-22 イスラエルのどこにも鍛冶屋がなくサウルとヨナタン以外民の誰も剣と槍を手にしませんでした
13;23-23 ペリシテ人の前哨隊はミクマスの渡しに出て来ました
サムエル記上 14章 52節 845語 14;1-11 サウルの息子ヨナタンと若者は岩場の渡しを渡ってペリシテ人の前哨隊に向かって行きました
14;12-12 ペリシテ人たちはヨナタンと若者に「私たちの所に上って来い」ヨナタンは「主が彼等を与えた」
14;13-15 ヨナタンと若者が二十人を撃ったことでペリシテ人の陣営とその民に恐怖が広がりました
14;16-20 右往左往しているペリシテ人の陣営を見てサウルと彼の民は戦いに入りました
14;21-23 山中に隠れていたイスラエル人も戦いに加わりその日主はイスラエルを救いました
14;24-26 その日サウルは民に誓わせました「夕方までに食べた者は呪われる」誰も食べませんでした
14;27-30 誓いのことを聞かなかったヨナタンは蜂蜜を口に入れ目を輝かしました
14;31-35 疲れた民が羊や牛を屠り血のまま食べ罪を犯したと聞いてサウルは主の為に祭壇を築きました
14;36-46 サウルは神に伺いを立てると何の答えもないので全員を集め「何故にこの罪が起きたのか」
14;40-44 籤で選ばれたヨナタンは「蜂蜜を味わいました」サウルは「あなたは死ななければならない」
14;45-46 民はサウルに「大きな救いを齎したヨナタンが死ぬなんてとんでもない」民が彼を救いました
14;47-48 サウルはイスラエルの上に王権を確立し周りの全ての敵と戦い追いやりました
14;49-51 サウルの家系(息子三人娘二人妻一人父祖父叔父甥)
14;52-52 サウルは生涯ペリシテ人と激しく戦い勇士を見つけて集めました
サムエル記上 15章 35節 529語 15;1-3 サムエルはサウルに主の言葉を告げました「行ってアマレクを撃ちその全てを根絶しなさい」
15;4-7 サウルは民を召集しアマレクの町に進みカイン人をそこから離した後でアマレクを撃ちました
15;8-9 アマレクの民を絶滅させたが王を生捕りにし羊や牛の最上のものを絶滅させませんでした
15;10-11 サムエルに主の言葉「私はサウルを王にしたことを悔やんでいます彼は私を裏切りました」
15;12-15 サウルは会いに来たサムエルに「私は主の命令を実行しました」
15;16-19 サムエルは「やめなさい主の言葉を告げます」「何故に主の声に従わず略奪品に突進したのか」
15;20-21 サウルは「主に生贄を捧げる為に民が略奪品の中から最上の羊と牛を取りました」
15;22-23 サムエルは「聞き従うことは生贄に勝ります主の言葉を退けたあなたを主は王から退けます」
15;24-25 サウルは「私は罪を犯しました私の罪を許し私と一緒に戻って下さい主に平伏します」
15;26-27 拒否して去って行こうとしたサムエルの上着の裾をサウルが掴むと裂けました
15;28-29 サムエルは「主は今日あなたから王国を引き裂きあなたより優れた隣人に与えました」
15;30-31 サウルは「長老や民の前で私に敬意を表して下さい」サムエルはサウルについて帰りました
15;32-33 サムエルはアマレクの王アガグを主の前でたたき切りました
15;34-35 サウルはギブアの彼の家に行きサムエルはラマに行き生涯サウルに会いませんでした
サムエル記上 16章 23節 373語 16;1-3 主はサムエルに「私はエッサイの息子たちの中に王を見つけたから彼の許にあなたを遣わします」
16;4-5 サムエルはベツレヘムに来てエッサイと息子たちを聖別して生贄を捧げる儀式に呼びました
16;6-10 エッサイは七人の息子をサムエルの前を通らせたが主は彼等から選びませんでした
16;11-11 サムエル「これで終わりか」エッサイ「まだ羊飼いの末子がいます」サムエル「連れて来なさい」
16;12-13 来たダビデは姿の立派な者でした主はサムエルに「この者が彼である彼に油を塗りなさい」
16;14-17 サウルは主からの悪霊に悩まされ怯えました竪琴で心を癒やす為上手な奏者を探しました
16;18-20 ダビデの評判を聞いたサウルはエッサイに「あなたの息子ダビデを私の許に遣わしなさい」
16;21-23 ダビデはサウルの前に立ち彼から愛され彼の武器を運び竪琴を奏で彼から悪霊を離しました
サムエル記上 17章 58節 914語 17;1-3 ペリシテ人の陣営は向こうの山にイスラエル人の陣営はこちらの山に谷を隔てて立ちました
17;4-10 ペリシテ人の陣営から闘士ゴリアトが出て来てイスラエルの陣営に一騎打ちを挑戦しました
17;11-11 サウルとイスラエルはこの言葉に狼狽し恐れました
17;12-16 エッサイの上の息子三人はサウルに従って出陣しダビデはベツレヘムで父の羊番をしていました
17;17-19 エッサイはダビデに「兄弟たちの陣営に行って無事を問いその徴を持って来なさい」
17;20-25 ダビデが戦列に行って兄弟と話しているとゴリアトが出て来ていつものように挑戦しました
17;26-30 ダビデは男たちに「あの無割礼のペリシテ人は何者か彼を撃った者に何が与えられるのか」
17;31-33 サウルに召されたダビデは「あなたの僕が行って戦います」サウルは「若者だから戦えない」
17;34-36 ダビデは「私は飼っていた羊を取られた時獅子も熊も撃ちましたあのペリシテ人も同じです」
17;37-40 ダビデはサウルに与えられた武具を捨てて棒と石と石投げを手にしてペリシテ人に向かいました
17;41-44 ダビデを侮ったペリシテ人は「棒で向かって来るとは私は犬かお前の肉を鳥や獣に与えてやろう」
17;45-47 ダビデは「主が今日あなたを私の手に渡しますペリシテ人の陣営の死体を鳥や獣に与えます」
17;48-50 ダビデは走って石を石投げで投げペリシテ人の額を撃ち一撃で倒しました
17;51-54 ペリシテ人は勇士が死んだのを見て逃走しイスラエルとユダの男たちは敵を追撃し略奪しました
17;55-58 ペリシテ人の頭を手にしたダビデを軍の指揮官アブネルはサウルの前に連れて来ました
サムエル記上 18章 30節 432語 18;1-5 ヨナタンはダビデを彼自身のように愛し契約を結びサウルはダビデを戦士の上に置きました
18;6-7 ペリシテ人を撃って戻って来た時歌い踊る女たちは「サウルは千をダビデは万を撃ちました」
18;8-9 サウルは非常に怒りその日からダビデに欠点を見つける者になりました
18;10-11 翌日悪霊がサウルに臨みサウルは槍をダビデに投げたがダビデは二度身をかわしました
18;12-16 サウルはダビデを恐れ千人隊長に移動させたところダビデは行く先々で成功しました
18;17-19 サウルはダビデに長女を妻として与えると言いながら他の者に与えました
18;20-24 娘ミカルがダビデを愛したことを知ったサウルは娘を与えると言ってダビデに罠を仕掛けました
18;25-26 サウルの僕たちはダビデに「ペリシテ人の包皮百枚以外の結納金を王は喜びません」
18;27-27 ダビデはペリシテ人二百人を撃ち彼等の包皮を持ち帰りミカルを妻にして王の婿になりました
18;28-29 サウルは主がダビデと共に居ることを知りますますダビデを恐れ敵視しました
18;30-30 ペリシテ人たちが出て来る度にダビデは成功し彼の名声は高くなりました
サムエル記上 19章 24節 395語 19;1-3 ヨナタンはダビデに「私の父サウルがあなたを殺そうとしているから秘密の場所に隠れなさい」
19;4-5 ヨナタンはサウルに「何故に理由なくダビデを殺し罪なき者の血によって罪を犯すのですか」
19;6-7 サウルは誓って「彼は殺されない」ヨナタンによってダビデはサウルの前で今まで通り仕えました
19;8-8 戦争が起きダビデは出て行きペリシテ人と戦い彼等に大打撃を与えました
19;9-10 悪霊がサウルに臨みサウルは槍でダビデを壁に突き刺そうとしたがダビデは逃げ去りました
19;11-16 殺すつもりのサウルはダビデの家を見張らせたが妻ミカルはダビデを窓から下して逃がしました
19;17-17 サウルはミカルに「どうして逃がしたのか」ミカルは「どうしてあなたを殺せようかと言われました」
19;18-18 ダビデは逃げてサムエルの許に来てサウルの行動を全て告げました
19;19-21 サウルはダビデを捕らえる為使者を三度送ったが彼等は神の霊によって預言状態になりました
19;22-24 サウルも出かけて行ったが神の霊によって預言状態になり一昼夜裸で倒れていました
サムエル記上 20章 42節 703語 20;1-4 ダビデはヨナタンの許に来てサウルの殺意を告げそれを探る方法を承諾してもらいました
20;5-8 「私が王の食卓を欠席し野に隠れ王が私の不在に気付いて怒るなら害を加えるつもりです」
20;9-10 ヨナタンは「私の父があなたに害を加えることを知ったなら必ず知らせます」
20;11-17 「私が死んでも私の家から思いやりを断たないように」ヨナタンはダビデの家と契約を結びました
20;18-19 ヨナタンはダビデに「明日あなたの不在が分かるから三日後にあなたは隠れた場所に行きなさい」
20;20-23 私が矢を放って若者に「矢はこちらだ」と言ったら安全です「向こうだ」と言ったら去って行きなさい
20;24-29 新月の会食の二日目にダビデの不在に気付いたサウルにヨナタンは「生贄を捧げに行きました」
20;30-34 サウルは怒って「彼を連れて来い彼は死ななければならない」反論するヨナタンに槍を投げました
20;35-39 朝になってヨナタンは少年と共に野に出て行き矢を放ち「矢は向こうではないか」と言いました
20;40-42 少年が去るとダビデは立ち上がり三回平伏した後互いに口づけし泣きました
サムエル記上 21章 16節 282語 21;1-2 ダビデはヨナタンと別れノブの祭司アヒメレクの所に行きました
21;3-7 ダビデはパンを求め祭司は聖なるパン(主の前から下げられたもの)を与えました
21;8-8 その日そこにサウルの僕が主の前に居ました
21;9-10 ダビデは武器を求め祭司はペリシテ人ゴリアトの剣を持って行かせました
21;11-12 ガトの王の所に行くとその僕たちは「サウルは千ダビデは万を撃った」ダビデではないか
21;13-16 ダビデは恐れて狂った振りをすると王は「狂った者を何故連れて来たのか私の家に入れるのか」
サムエル記上 22章 23節 419語 22;1-2 アドラムの洞穴に逃れたダビデの許に彼の父の家の者全員と困窮者や不満を抱く者が集まりました
22;3-5 父母をモアブ王に預けたダビデは預言者ガドの「ユダの地に行きなさい」に従いハレトの森に行きました
22;6-8 ダビデの消息を聞いたサウルは僕たちに「あなたたちの中で誰も私の耳に明らかにした者はいない」
22;9-10 エドム人ドエグは「ノブのアヒメレクがダビデの為に主に問い食べ物とゴリアトの剣を与えました」
22;11-13 サウルはノブの祭司全員を呼んでアヒメレクを訊問しました
22;14-15 アヒメレクは「ダビデほど信頼できる者はいるでしょうかこの僕と父の家の者に罪を科さないで下さい」
22;16-18 サウルは僕たちに祭司たちを殺すように命じたが従わないのでドエグに八十五人を殺させました
22;19-19 祭司の町ノブを撃ち男も女も乳飲み子も家畜も剣で撃ちました
22;20-21 アヒメレクの息子アビアタルが一人逃れ祭司たちがサウルに殺されたことをダビデに告げました
22;22-23 ダビデは「私があなたの家の全員を倒してしまった私と一緒に居なさい恐れることはありません」
サムエル記上 23章 28節 436語 23;1-5 ペリシテ人がケイラを略奪していると知ったダビデは主に問いペリシテ人を撃ちケイラの住民を救いました
23;6-7 ダビデがケイラに来たと知ったサウルはダビデを包囲する為全ての民を召集しました
23;8-13 サウルの企てを知ったダビデはアビアタルにエフォドを持って来させ主に問いケイラから出て行きました
23;14-18 ジフの荒野のホレシャに居たダビデの許にヨナタンが来て励まし主の前で契約を結びました
23;19-23 サウルの許にジフ人が来てダビデを手渡そうと申し出サウルは彼等に詳しく調べるように言いました
23;24-26 サウルはダビデを捜す為に出て行き急いで逃げるダビデを囲み捕えようとしていました
23;27-28 使者が来て「急いで戻って下さいペリシテ人が侵略しました」サウルはダビデ追跡から戻りました
サムエル記上 24章 23節 374語 24;1-4 ダビデはエン・ゲディに留まりサウルは彼を捜しに行って彼が奥に潜む洞穴の中に入りました
24;5-8 ダビデはサウルの上着の裾を切りそのことで心を責め彼に向かっていくことを部下に許しませんでした
24;9-12 洞穴を出たサウルにダビデは「見て下さい上着の裾を私は裾を切ったがあなたを殺しませんでした」  
24;13-16 「主が私とあなたの間を裁くようにして下さい悪は悪人から出ます私の手はあなたに臨みません」
24;17-19 サウルは泣いてダビデに「あなたは私より正しいあなたは私に善を報いたが私はあなたに悪を報いた」
24;20-21 「あなたが王になりあなたの手によってイスラエルの王国が確立することを今知りました」
24;22-23 「私の子孫を断ち切らず私の名前を父の家から根絶しないと誓って下さい」ダビデは誓いました
サムエル記上 25章 44節 750語 25;1-1 サムエルは死に全イスラエルは嘆き悲しみ彼を葬りました
25;2-8 ダビデは荒野に居た時富者ナバルの許に人を遣わし好意を示して何かを与えるように求めました
25;9-11 ナバルはダビデの僕たちに「ダビデとは何者か私のパンと水と肉を誰と知らない者に与えるだろうか」
25;12-13 ダビデと男たちは剣を帯び上って行きました
25;14-17 若者がナバルの妻アビガイルに危害が迫っていることを告げ「何をするべきか判断して下さい」
25;18-22 アビガイルは急いで葡萄酒と種々の食べ物を驢馬に乗せ夫に知らせず山を下ってダビデに会いました
25;23-27 アビガイルはダビデに平伏し「名の通り愚かなナバルを気にせずこの贈り物を若者たちに与えて下さい」
25;28-31 「理由なく血を流し報復したことが私の主にとって悲しみと躓きにならないようにして下さい」
25;32-34 ダビデはアビガイルに「あなたを遣わした主は讃えられるように私を止めたあなたは祝福されるように」
25;35-35 ダビデは彼女の持って来た物を受け取り「私はあなたの声を聞きあなたの顔を立てます」
25;36-38 アビガイルが帰るとナバルは宴会で酔っていました翌朝告げると彼の心臓は石になり十日後に死にました
25;39-42 ダビデはナバルの死を聞きアビガイルを妻として娶ることを申し出彼女は即座に受けて彼の妻になりました
25;43-44 ダビデはアヒノアムを娶っており二人とも彼の妻でした(ミカルはサウルがパルティに与えました)
サムエル記上 26章 25節 475語 26;1-2 ジフ人にダビデの隠れ場所を告げられたサウルはジフの荒野に下って行きました
26;3-5 ダビデはサウルが野営している場所に来て彼と司令官アブネルが寝ている場所を見ました
26;6-7 ダビデがアビシャイを連れて陣営に近づいていくとサウルは眠っており枕元に突き刺した槍がありました
26;8-9 アビシャイ「私に槍で彼を撃たせて下さい」ダビデ「彼を殺してはいけない主の脂を塗られた者だから」
26;10-12 ダビデは枕元の槍と水差しを取って去って行きました主の深い眠りによって誰も目覚めませんでした
26;13-16 山の上に立ってダビデはアブネルに呼び掛け「何故に王を守らないのか王の槍と水差しはどこにあるのか」
26;17-20 サウル「あなたの声かダビデよ」ダビデ「何故に私の主は僕の後を追うのか私の手にどんな悪があるのか」
26;21-21 サウル「今日あなたは私の命を尊んだから再びあなたを害することはない戻って来なさいダビデよ」
26;22-24 ダビデ「王の槍を取りに来させて下さい主はあなたを与えたが私は手を伸ばすことを望みませんでした」
26;25-25 サウル「ダビデよ祝福される者であるように」ダビデは彼の道を行きサウルは戻りました
サムエル記上 27章 12節 209語 27;1-2 ダビデはサウルの手を逃れてペリシテ人の地に逃れガトの王アキシュの許に渡って行きました
27;3-4 ダビデと彼の妻二人と部下とその家族はアキシュと共に住みました
27;5-7 ダビデはアキシュに「田舎の町を一つ与えて下さい」アキシュはツィクラグを与えました
27;8-9 ダビデはゲシュル人ゲゼル人アマレク人を略奪し男も女も皆殺し家畜と衣服を奪ってアキシュの許に戻りました
27;10-12 アキシュはユダの地を襲ったと告げるダビデを「イスラエルの民の悪臭になった」と思い信頼しました
サムエル記上 28章 25節 431語 28;1-2 ペリシテ人がイスラエルと戦う為に軍を集めた時アキシュはダビデに「私と共に軍に出ることを承知しなさい」
28;3-3 サムエルが死んだ時サウルは霊媒や口寄せを追い払いました
28;4-8 サウルはペリシテ人の陣営を見て怯え主に問い答えがないので霊媒の女を捜し変装して女の所に行きました
28;9-14 女「誰を上って来させるか」サウル「サムエルを」上って来たサムエルにサウルは平伏しました
28;15-15 サムエルはサウルに「何故私を乱すのか」サウル「私は苦境にあります私が何をするべきか知らせて下さい」
28;16-19 サムエル「主はあなたとイスラエルをペリシテ人の手に渡します明日あなたと息子たちは私の所に来ます」
28;20-25 サウルはサムエルの言葉に怯え地面に倒れました女は食べ物を差し出しサウルと僕たちは食べて去りました
サムエル記上 29章 11節 218語 29;1-2 ペリシテ人は全軍をアフェクに集めダビデはアキシュと共にその後に進みました
29;3-5 ペリシテ人の隊長たちはアキシュからダビデのことを聞き激怒し一緒に戦いに行かせないように言いました
29;6-7 アキシュはダビデに「あなたはペリシテ人の領主たちの目に良くないから戻りなさい」
28;8-10 ダビデ「私が何をしたのか」アキシュ「あなたは私の目に良い者ですがペリシテ人の隊長たちから拒まれました」
29;11-11 ダビデと彼の男たちはペリシテ人の地に戻りました
サムエル記上 30章 31節 487語 30;1-3 ダビデと男たちが町に戻ると町はアマレク人の侵略で焼かれ彼等の妻子は虜として連れ去られていました
30;4-6 彼等は泣き男たちはダビデを石打ちにすると言ったがダビデは主によって己を強く保ちました
30;7-8 ダビデが祭司アビアタルにエフォドを持って来させ主に問うと答えは「あなたは救出できるから追いなさい」
30;9-10 ダビデと六百人は出発しペソル川の所で二百人が留まり四百人が追い続けました
30;11-15 野でアマレク人に捨てられたエジプト人の奴隷を見つけアマレク人の一団の所に案内させました
30;16-19 彼等は飲み食いして祝っていました翌日ダビデは彼等を撃って奪われたもの全てを取り返しました
30;20-20 ダビデは羊と牛の群れ全てを奪い取り「これはダビデの戦利品」と言われました
30;21-25 二百人の所に戻ったダビデは「戦いに行った者も残った者も分け前は同じように分ける」と言い掟にしました
30;26-31 ダビデはユダの各地の長老たちに「主の敵の略奪品の中からの贈り物」を送りました
サムエル記上 31章 13節 202語 31;1-2 イスラエルはペリシテ人と戦って逃げ倒れましたペリシテ人はサウルの息子三人を撃ちました
31;3-6 サウルは酷い傷を負い従者に剣で刺すように言ったが聞かないので自ら剣を取りその上に伏し死にました
31;7-7 イスラエルが逃げたのを見てイスラエルの人々は町々を捨て逃げペリシテ人が来てそこに住みました
31;8-10 ペリシテ人はサウルの頭を切り武具を剥ぎ取りアシュトレロの神殿に置き死体を城壁に架けました
31;11-13 ヤベシュの住民が立ち上がりサウルと息子たちの死体を城壁から取りヤベシュで焼いて葬りました
サムエル記 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先 נביאים ネヴィイム שְׁמוּאֵ֔ל スムエル
サムエル記下 1章 27節 367語 1;1-5 サウルの陣営から来た男がダビデに「多くの民が戦いから逃げて死にサウルとヨナタンも死にました」 שמואל-ב スムエル・B
1;6-10 「サウルは私を見て誰かと問いアマレク人ですと答えると痙攣が起きているから殺せと言うので彼を殺しました」
1;11-12 ダビデは衣を引き裂きサウルとヨナタンとイスラエルの家の為に泣き悲しみ断食しました
1;13-16 ダビデは報告した若者に「主の油塗られた者を恐れず殺すとはどういうことだ」と言い従者に彼を撃ち殺させました
1;17-18 ダビデはサウルとヨナタンの為に哀歌を作りました
1;19-27 ああ勇士たちは倒れました
サムエル記下 2章 32節 515語 2;1-3 ダビデは主に問いヘブロンに上って行き二人の妻と部下とその家族と共に住みました
2;4-7 ユダの人々が来てダビデに油を塗りユダの家の王にしましたダビデは王になったことをヤベシュの人々に伝えました
2;8-11 サウルの軍の司令官アブネルはサウルの息子イシュ・ボシェトを全イスラエルの王にしました
2;12-13 イシュ・ボシェトの僕を連れたアブネルとダビデの僕を連れたヨアブがギブオンの池を挟んで対峙しました
2;14-16 両陣営からそれぞれ若者たち十二人を出して競わせたが共倒れに終わりました
2;17-19 その日戦いは酷くなりイスラエルの男たちは倒され足の速い(ヨアブの兄弟)アサエルがアブネルを追いました
2;20-23 アブネルはアサエルに追うのを止めるように言ったが止めないので彼を槍で刺して殺しました
2;24-29 アブネルは後を追い続けるヨアブに止めるように呼び掛けヨアブは角笛を吹いて民に追うのを止めさせました
2;30-32 ヨアブと彼の男たちはアサエルを運びベツレヘムの父の墓に葬りヘブロンに戻りました
サムエル記下 3章 39節 656語 3;1-1 両家の争いは長く続きダビデの家は強くなりサウルの家は弱くなりました
3;2-5 ヘブロンで生まれたダビデの息子たち(第一〜第六男子)
3;6-11 アブネルはイシュ・ボシェトから「なぜあなたは私の父の妾の所に入ったのか」と言われ激怒しました
3;12-12 アブネルはダビデに使者を送り契約を結べば全イスラエルを渡すと提案しました
3;13-16 ダビデはミカルを連れて来ることを条件に応じイシュ・ボシェトに使者を送り妻ミカルを返すように頼みました
3;17-19 アブネルはイスラエルの長老たちとベニヤミンの人々にダビデを王にするように話しました
3;20-21 アブネルはダビデの許に来て「全イスラエルを私の主の許に集めます」と言い宴の後平安に去って行きました
3;22-25 その時ヨアブが襲撃から帰って来てアブネルが王の許に来たことを知り王に「どうして去らせたのか」抗議しました
3;26-27 ヨアブはアブネルを追って使者を送り彼をヘブロンに戻って来させ門の所で兄弟アサエルの血の故に殺しました
3;28-30 後から聞いたダビデは「私と私の王国は主の前に罪無しですアブネルの血はヨアブと彼の父の家の上にあれ」
3;31-34 ダビデはヨアブと全ての民にアブネルの為に嘆き悲しむように言い彼をヘブロンに葬り哀歌を作りました
3;35-39 アブネル殺しは王から出たことでないことを全ての民は知りました王は「悪を実行した者に主が報いるように」
サムエル記下 4章 12節 237語 4;1-3 アブネルが死んだことを聞いたサウルの息子(イシュ・ボシェト)と全イスラエルは不安になりました
4;4-4 ヨナタンに足萎えの息子メフィボシェトがいました
4;5-8 昼寝をしていたイシュ・ボシェトを部下の二人の隊長が撃ち殺し頭を取りダビデの許に持って行きました
4;9-12 ダビデは若者たちに命じて二人を殺し手足を切り離して吊るしイシュ・ボシェトの頭をアブネルの墓に葬りました
サムエル記下 5章 25節 351語 5;1-3 イスラエルの全長老がダビデ王の許に来て主の前で契約を結び彼に油を塗りイスラエルの王にしました
5;4-5 彼はヘブロンで七年六カ月ユダに君臨しエルサレムで三十三年イスラエルとユダの全てに君臨しました
5;6-10 王はエブス人が住んでいたエルサレムに行きシオンの要塞を奪い取りそこを「ダビデの町」と呼びました
5;11-12 ティルス王ヒラムはダビデに使者と杉材と職人たちを送り彼の為に宮殿を建てました
5;13-16 エルサレムでダビデに生まれた子供たち十一人の名前(ソロモンなど)
5;17-21 ダビデがイスラエルの王になったと聞いたペリシテ人が攻撃に来ましたダビデは主に問い彼等を撃ちました
5;22-25 再びペリシテ人が攻撃に来た時も主に問い主が命じる通りに行動して彼等を撃ちました
サムエル記下 6章 23節 377語 6;1-2 ダビデは「ケルビムに座す万軍の主」と呼ばれる神の箱をバアレ・ユダから運び上げる為に民と共に行きました
6;3-5 アビナダブの息子ウザとアフヨが神の箱を乗せた車を導きダビデと民は楽器を奏で主の前で喜び踊りました
6;6-7 ウザが手を伸ばして神の箱を掴んだので主は怒りを燃やしウザを撃ちました
6;8-11 ダビデは主の箱を自分の所に移すことを恐れてガト人オペド・エドムの家に向かわせ三カ月留めました
6;12-15 主がオペド・エドムの家を祝福したと聞いてダビデは神の箱をダビデの町に運び上げ主の前で踊りました
6;16-16 主の箱がダビデの町に入った時ミカルはダビデが跳ね踊るのを見て心の中で軽蔑しました
6;17-19 ダビデは天幕の中に主の箱を置き燔祭と酬恩祭を主に捧げ民を祝福し全ての民に菓子を配りました
6;20-23 ミカルは婢の目の前で裸になって踊った王を非難しましたダビデは「私は主の前で喜び踊り婢には尊敬される」
サムエル記下 7章 29節 461語 7;1-3 王は預言者ナタンに「私は杉の木の家に住んでいるが神の箱は幕の中に留まっています」
7;4-7 主の言葉「私はイスラエルの部族の一人になぜ私の為に杉の木の家を建てないのかと告げたことがあるか」
7;8-11 「私はあなたと共に居りあなたの名を偉大なものにし全ての敵から解放しあなたに安らぎを与えます」
7;12-15 「あなたの後にあなたの腹から出た子孫を立て彼の王国を確立させます彼が私の名の為に家を建てます」
7;16-17 「あなたの家と王国はとこしえに堅く立ちあなたの王座はとこしえに確立されます」
7;18-21 主の前でダビデ王は「神なる私の主よ私は何者でしょうか僕の家についてあなたは遠い先まで語りました」
7;22-24 「あなたは偉大です神はあなた以外にいませんイスラエルのように神に贖われた民は地上にいるでしょうか」
7;25-29 「あなたの言葉は真です僕に素晴らしい事をあなたは語りました僕の家をとこしえに祝福して下さい」
サムエル記下 8章 18節 262語 8;1-2 ダビデはペリシテ人を撃ちメテグ・アンマを奪い取りモアブ人を撃ち奉納物を捧げさせました
8;3-8 ツォバ王ハダドエゼルを撃ち彼の救援に来たダマスコのアラム人を撃ち奉納物を捧げさせ金の盾と青銅を奪いました
8;9-12 ハダドエゼルと戦っていたハマト王はダビデに祝意を表す為に息子を遣わし金銀青銅の器具を持って行かせました
8;13-14 ダビデは塩の谷でエドム人を撃ち全エドムに守備隊を置きエドムはダビデの僕になりました
8;15-18 ダビデは民の全てに公正と正義を実行しました部下は軍司令官ヨアブ記録官ヨシャファトなど
サムエル記下 9章 13節 222語 9;1-5 ダビデはサウルの僕ツィバに「サウル家に生存者がいないか」尋ねヨナタンに足萎えの息子が居ると知り召しました
9;6-8 ヨナタンの息子メフィボシェトに「恐れるなサウルの土地を全てあなたに戻すあなたは私の食卓で常に食事しなさい」
9;9-13 王はツィバに「あなたと息子たちと僕たちは彼の土地を耕しなさい」ツィバの家の者はメフィボシェトの僕になりました
サムエル記下 10章 19節 314語 10;1-2 アンモンの王が死に代わりに王になった息子ハヌンに弔意を表す為ダビデは僕たちを遣わしました
10;3-5 偵察の為に来たと疑ったハヌンはダビデの僕たちを捕らえ顎髭と衣服を半分切り追い返しました
10;6-6 アンモンの息子たちはダビデの悪臭になったことを知りアラム人の大軍を雇いました
10;7-8 ダビデはヨアブと勇士の全軍を送りアンモンの息子たちは門の入口でアラム人は野で戦いの準備をしました
10;9-12 ヨアブはイスラエルの精鋭を選びアラム人に対戦し残りを兄弟アビシャイに委ねアンモン人に対戦させました
10;13-14 ヨアブと民がアラム人と戦う為に近づくと彼等は逃げそれを見たアンモン人も逃げ町に入りました
10;15-17 ハダドエゼルはユーフラテス川の向こうのアラム人を出動させダビデは全軍を集め川を渡り対戦しました
10;18-19 アラム人は敗走しハダドエゼルの僕であった王たちはイスラエルと講和し彼等に仕えました
サムエル記下 11章 27節 442語 11;1-1 ダビデはヨアブと全軍を遣わしアンモンの息子たちを滅ぼしラバを包囲させ自分はエルサレムに留まりました
11;2-5 彼はウリヤの妻バト・シェバの美しい水浴び姿を見て彼女を召し寝ました彼女は身籠り彼にそれを知らせました
11;6-8 彼はヨアブに「ウリヤを私の許に送りなさい」来たウリヤに安否と戦況を問い「家に行って足を洗いなさい」
11;9-11 ウリヤは宮殿の入口で寝ましたその理由をダビデに聞かれ「私だけ家で飲み食いし妻と寝れるでしょうか」
11;12-13 ダビデはウリヤを呼んで彼の前で飲み食いさせ酔わせましたが家に帰りませんでした
11;14-15 ヨアブ宛に手紙「ウリヤを激戦の前面に置いて退き撃たれて死ぬように」を書きウリヤに託して送り出しました
11;16-17 ヨアブは町を監視して勇士が居ると知っていた場所にウリヤを置きましたウリヤはその町の者と戦って死にました
11;18-21 ヨアブはダビデに使者を送り「なぜ町に近づいて戦ったのか」と王が怒るなら「ウリヤが死んだ」と言えと命じました
11;22-25 ダビデは使者に「このことを悪いことと見做すなその町を破壊しなさいとヨアブに言って励ましなさい」
11;26-27 ウリヤの妻は夫が死んだと聞いて嘆き悲しみました喪が明け彼女はダビデの妻となり息子を産みました
サムエル記下 12章 31節 527語 12;1-1 主はナタンをダビデの許に遣わし金持ちと貧乏人の二人の話をさせました
12;2-4 「金持ちの所に旅人が来た時もてなす料理に自分の家畜を惜しみ貧乏人の大事に育てていた子羊を取りました」
12;5-6 ダビデは激怒してナタンに「その男は死罪です」
12;7-10 ナタンはダビデに「あなたがその男ですウリヤをアンモン人の剣で撃ち彼の妻を奪い取り自分の妻にしました」
12;11-12 主の言葉「私はあなたの家からあなたの上に害悪を起こす目の前であなたの妻たちを取って隣人に与える」
12;13-14 ダビデ「私は主に罪を犯しました」ナタン「主は罪を除きましたあなたは死にません生まれる息子は死にます」
12;15-17 ウリヤの妻がダビデに産んだ子を主は撃ち重病にしましたダビデは子の為に神に懇願し断食しました
12;18-23 男の子が死ぬとダビデはパンを食べました「主が私を憐れむと思って断食したが死んだ今は何になろう」
12;24-25 ダビデはバト・シェバを慰め彼女と寝ました彼女は息子を産みダビデはソロモンと名付けました
12;26-28 ヨアブはアンモン人の町ラバと戦い奪い取りダビデに「私の名で呼ばれないようあなたが奪い取って下さい」
12;29-31 ダビデはラバに行き占領し王冠など略奪品を沢山持ち出しアンモン人に鋸と鋤と斧と煉瓦の仕事をさせました
サムエル記下 13章 39節 648語 13;1-2 ダビデの息子アムノンはダビデの息子アブサロムの美しい姉妹タマルに恋して病になるほどでした
13;3-6 友人に知恵を付けられたアムノンは見舞いに来たダビデに「タマルが来て菓子を作り食べさせるように」願いました
13;7-14 ダビデの命令で来たタマルが菓子を作って寝室に持って行くとアムノンは力ずくで辱め彼女と寝ました
13;15-18 アムノンの愛は激しい憎しみに変わりタマルに「出て行きなさい」と言い拒否する彼女を追い出しました
13;19-19 タマルは頭に灰を被り着ていた長服を引き裂き泣き叫びながら去って行きました
13;20-22 兄弟アブサロムは彼女に「今は黙っていなさい」自分の姉妹を卑しめた故に彼はアムノンを憎みました
13;23-27 二年後アブサロムは王の息子全員を招きました彼の強い要請で王はアムノンと息子全員を遣わしました
13;28-29 アブサロムは若者たちに葡萄酒で心地よくなったアムノンを撃ち殺させました王の息子たちは騾馬で逃げました
13;30-33 「アブサロムが王の息子たちを皆殺した」知らせがダビデに入ったがヨナダブは「死んだのはアムノン一人だけ」
13;34-36 王の息子たちが帰って来て彼等は泣き王も僕たちも全員激しく泣きました
13;37-38 アブサロムは逃げてゲシュルに行きそこに三年居ました
13;39-39 ダビデはアブサロムの許に行きたいと心を燃やしました
サムエル記下 14章 33節 598語 14;1-3 ヨアブは王の心がアブサロムに向かっていることを知り賢い女に喪服を着せ言葉を授け王の許に行かせました
14;4-7 女は王に「私は寡婦で二人の息子が争い一人が一人を殺したので親類が兄弟殺しを殺して相続者を絶やします」
14;8-11 「血の復讐者が私の息子を絶やさないようにして下さい」王は「あなたの息子の髪の毛一本落ちることはない」
14;12-17 女は「民にこの言葉を語る王は有罪です自分が追放した者を戻さないから」
14;18-20 王は女に「あなたと共にヨアブの手があるのか」女は「ヨアブが私に命じて全ての言葉を婢の口に置きました」
14;21-22 王はヨアブに「行ってアブサロムを戻しなさい」ヨアブは王に「僕の言葉を実行した私の主に好意を見い出しました」
14;23-24 ヨアブはゲシュルに行きアブサロムをエルサレムに連れて来たが王は彼に顔を見せることを許しませんでした
14;25-27 アブサロムのように美しい者はイスラエルの中に居ません彼に息子三人と美しい娘タマルが生まれました
14;28-30 アブサロムは二年間王の顔を見ずヨアブを呼んだが来ないのでヨアブの大麦畑を燃え上がらせました
14;31-32 ヨアブは「なぜ私の畑を燃やしたのか」アブサロムは「今王の顔を見られるようにしてほしい」
14;33-33 ヨアブは王に告げ王はアブサロムを呼びアブサロムは地に平伏し王は彼に口づけしました
サムエル記下 15章 37節 603語 15;1-6 アブサロムは裁きの為に王の許に来る全ての人に呼びかけて「私は公平に裁く」と言って心を盗みました
15;7-9 彼は王に「ヘブロンで主に誓ったことを果たす為行かせて下さい」と言ってヘブロンに行きました
15;10-12 イスラエル全部族に「アブサロムが王になった」と言わせる密使を送りダビデの顧問アヒトフェルを呼び寄せました
15;13-14 イスラエル人の心はアブサロムに従ったと伝えられたダビデは僕たちに「災いに襲われないよう急いで逃げよう」
15;15-18 王と彼の家族と民の全ては出て行ったが宮殿を守る為妾の十人を置いていきました
15;19-22 王はガト人イタイに「異国の者なのに何故一緒に行くのか」イタイ「私の主が居る所にあなたの僕は居ます」
15;23-29 ツァドクとアビアタルとレビ人が神の契約の箱を運んで来たがダビデは彼等と神の箱をエルサレムに戻させました
15;30-37 会いに来たフシャイにダビデは「アブサロムの僕になりアヒトフェルの助言を砕き宮殿で聞いたことを伝えてほしい」
サムエル記下 16章 23節 388語 16;1-4 贈り物を携えて出迎えたツィバにダビデは彼の主メフィボシェトが来ない理由を聞き彼の主の全財産を彼に与えました
16;5-8 サウルの家のシムイが出て来てダビデと彼の僕に石を投げ呪いました「主はサウルの家の血を全てあなたに戻した」
16;9-14 アビシャイは王に「彼の頭を取りに行かせて下さい」王「彼に構わず呪わせておきなさい主が彼に命じたのだから」
16;15-15 アブサロムとイスラエルの全ての民とアヒトフェルはエルサレムに入りました
16;16-19 フシャイはアブサロムに挨拶に行き疑う彼に「あなたの父に仕えたようにあなたに仕えます」
16;20-23 アヒトフェルはアブサロムに「あなたの父の妾たちの所に入りなさい」と助言し彼は実行しました
サムエル記下 17章 29節 521語 17;1-4 更にアヒトフェルは「今夜私はダビデの後を追って襲えば一緒に居る民は皆逃げるので王一人だけを撃ちます」
17;5-10 アブサロムがフシャイを呼んで意見を聞くと彼は「アヒトフェルの助言は良くありません」
17;11-13 フシャイの助言は「全イスラエルを集めてあなた自身が戦いに行ってダビデとその民を一人も残さないようにします」
17;14-14 アブサロムとイスラエルの人々は「フシャイの助言はアヒトフェルより良い」主がアヒトフェルの良い助言を砕きました
17;15-16 フシャイはダビデに「今夜荒野の草原で夜を過ごてはいけない」と伝えるように祭司ツァドクとアビアタルに言いました
17;17-20 伝言を伝える為途中で待機していたヨナタンとアヒアマツは人に見られ井戸に隠れ女の機転で捜索の目を逃れました
17;21-22 井戸から出た二人はダビデの許に行って伝言を伝えダビデと全ての民は立ち上がりヨルダン川を渡りました
17;23-23 アヒトフェルは彼の助言が実行されないのを見て彼の町の彼の家に去って行き首を括って死にました
17;24-26 ダビデはマハナイムに到着しアブサロムと全イスラエル(司令官はアマサ)はヨルダン川を渡りギレアドに野営しました
17;27-29 ショビとマキルとバルジライがダビデに様々な備品と容器と食べ物を持って来ました
サムエル記下 18章 32節 588語 18;1-4 ダビデは百人隊長と千人隊長を任命し全軍を三つに分けヨアブとアビシャイとイタイに委ね自らは町に留まりました
18;5-5 王はヨアブとアビシャイとイタイに命じました「私の為に若者アブサロムを寛大に扱いなさい」全ての民は聞きました
18;6-8 ダビデの僕たちはイスラエルと戦う為に野に出て行きエフライムの森で戦いイスラエルの民を打ち倒しました
18;9-13 騾馬に乗っていたアブサロムは木の枝に頭が引っ掛かり宙吊りになりそれを見たダビデの僕がヨアブに知らせました
18;14-15 ヨアブは三本の槍を取りアブサロムの心臓に突き刺し彼の従者十人がアブサロムを撃ち殺しました
18;16-18 ヨアブは角笛を吹き民はイスラエルを追うのを止め戻りました全イスラエルは各自の天幕に逃げました
18;19-23 ダビデ王に知らせる伝令としてヨアブはクシュ人を走らせたがアヒマアツは自ら志願して走りクシュ人を追い越しました
18;24-27 門の間に座るダビデに見張りの者が「一人そしてもう一人走って来るのが見えます最初の者はアヒマアツのようです」
18;28-30 アヒアマツは王に「主は王に手を上げた者を引き渡しました」王は「アブサロムは無事か」アヒマアツ「知りません」
18;31-32 そして到着したクシュ人に王は「アブサロムは無事か」クシュ人は「王の敵はあの若者のようになるように」
サムエル記下 19章 44節 817語 19;1-1 王は震えて部屋に上って行き泣きました「私の息子アブサロムよ代わりに私が死ねば良かったのに」
19;2-5 王が息子の死を悲しんでいると聞いた全ての民は戦いを逃げた時のようにこっそり町に入りました
19;6-8 ヨアブは王に「今日あなたは僕の全てに恥を掻かせました今立ち上がって出て行き僕たちの心に語って下さい」
19;9-9 王が立ち上がり門に座ると全ての民が王の前に来ました
19;10-11 イスラエルの全部族は論じました「私たちが油を塗ったアブサロムは死んだのに何故王を戻させないのか」
19;12-15 ダビデ王は祭司を通してユダの長老たちとアサマに「あなたたちは私の骨であり肉です」と伝えユダの心を靡かせました
19;16-18 王は戻りヨルダン川に来るとユダの人々に出迎えられましたシムイとツィバも来ました
19;19-24 シムイは王に平伏して「王が出て行った日に僕が犯した不正を思い出さないで下さい」王は「あなたは死ぬことはない」
19;25-31 出迎えに来たメフィボシェトに一緒に出て行かなかった理由を聞き王は「あなたとツィバで土地を分けなさい」
19;32-40 マハナイム滞在の間支えてくれたバルジライに王は一緒にエルサレムへ行くように勧めたが老齢の故に断られました
19;41-44 ユダの民の全てとイスラエルの民の半分が王と共に進みましたイスラエルはユダが王を盗んでいると不平を言いました
サムエル記下 20章 26節 443語 20;1-2 シェバは角笛を吹き「ダビデの中に私たちの分け前はない」と言い全イスラエルはダビデから離れシェバに従いました
20;3-3 ダビデはエルサレムの宮殿に入り十人の妾を集め監視の家に置き死ぬまで寡婦として閉じ込めました
20;4-6 ダビデはアサマにユダを召集するように命じたが指定の時に遅れたのでアビシャイにシェバの追跡を命じました
20;7-13 全勇士が出て行きギブオンでアサマに出会うとヨアブが剣で彼を刺し殺しシェバの後を追い民はその後に続きました
20;14-19 アベルに入ったシェバをヨアブと民が包囲し城壁を破壊していると町から賢い女が「何故滅ぼすのか」と叫びました
20;20-21 ヨアブは「滅ぼすなんてとんでもないシェバという名の男一人だけを渡しなさい」女「彼の頭を城壁越しに投げます」
20;22-22 女は賢さで住民を説得し彼等はシェバの頭を切りヨアブに投げ彼は角笛を吹き町を去りました
20;23-26 ダビデの主要な指導者たち
サムエル記下 21章 22節 419語 21;1-2 三年間の飢饉が起こりダビデは主に問うと「サウルとその家がギブオン人を殺した故」と主は言いました
21;3-6 ダビデがギブオン人たち何をもって償うべきか問うと彼等は「私たちの根絶を謀った者の息子たちから七人渡して下さい」
21;7-9 王はメフィボシェトを惜しみリツパとミカルの息子七人をギブオン人たちに渡し彼等は主の前に山で七人を吊るしました
21;10-14 リツパは粗布を岩に広げ鳥や獣が死体に近づくことを許さずそれを知ったダビデはサウルとヨナタンの骨を墓に葬りました
21;15-17 再びペリシテ人との戦いが起こりダビデはラファ(巨人)の一人に狙われ部下に助けられ戦いに出ないように言われました
21;18-22 この後ペリシテ人との戦いが三回起こりいずれもラファ(巨人)人がダビデの僕の手にかかって倒れました
サムエル記下 22章 51節 382語 22;1-1 全ての敵の掌から救い出された時ダビデは主にこの歌の言葉を語りました
22;2-4 「主は私の岩 私の砦 私の盾 私の救いの角 私の逃げ場 私の救い主 私は主を呼び敵から救われます」
22;5-7 「私は死の波と黄泉の縄に囲まれ苦境である時に主を呼び求めると主は神殿の中から私の叫びを聞きました」
22;8-9 「地は震え天は揺れ動きました主が怒った故にその鼻から煙が上りその口から火が焼き尽くしました」
22;10-16 「主は天を下げて下って来ました足元に黒雲があり天から雷鳴を轟かせ稲妻を散らしその一吹きで海の溝を現します」
22;17-20 「主は私を喜びとした故に大水の中から私を引き出し私より強い敵から救い出し私を支えました」
22;21-25 「私は主の道を守り悪を為さなかった故に主は私の義と私の手の清さに従って私に報いました」
22;26-28 「あなたは信心深い者には信心深く清い者には清く曲がった者には曲がって見せ苦悩の民を救い高ぶる者を低めます」
22;29-31 「あなたは私の灯火あなたによって私は壁を跳び越えます」
22;32-35 「主の他に誰が神であろうか私たちの神の他に誰が岩であろうか神は私の力の砦です」
22;36-43 「あなたは身を低くして私を大いなる者にしました私に力の帯を締めさせ私に立ち向かう者たちを蹲らせました」
22;44-46 「あなたは私の民の争いから私を救い出し諸国民の頭に置きました外国の民が私に仕えます」
22;47-51 「主は生きています主よ諸国の中であなたに感謝を捧げあなたの名前を褒め歌います」
サムエル記下 23章 39節 444語 23;1-1 ダビデの最後の言葉 ヤコブの神に油を塗られた者の宣言 イスラエルの喜びの歌
23;2-7 「神への畏怖をもって支配する者は朝の光のようです私の家は神と共に在ります神が永遠の契約を私と結んだから」
23;8-8 ダビデの勇士たちの名前 ヨセブ・バッセベテ(八百人を一度に殺害)
23;9-10 エルアザル(ダビデと共にペリシテ人に戦いを挑んだ三勇士の一人)
23;11-12 シャンマ(民が逃げた後一人畑の真ん中に立ってペリシテ人を撃ち殺した)
23;13-17 ダビデがベツレヘムの門の井戸の水を欲したのでペリシテ人の陣営を突破してその水をダビデに持って来た三人の勇士
23;18-19 アビシャイ(三百人を殺害)
23;20-23 ベナヤ(獅子を撃ち殺した)はダビデの護衛
23;24-39 三十人の名前
サムエル記下 24章 25節 456語 24;1-3 主はダビデに「イスラエルとユダを数えなさい」王はヨアブに「私に民の数を知らせなさい」ヨアブは「何故に?」
24;4-8 ヨアブと隊長たちは全国を行き巡りエルサレムに戻り民の点呼名簿数を王に渡しました
24;9-9 イスラエルに剣を引き抜く勇士が八十万人ユダに五十万人居ました
24;10-12 ダビデは主に「私は大きな罪を犯しました咎を取り除いて下さい」主は預言者ガドを通してダビデに三案を示し選ばせました
24;13-14 「七年の飢饉か三カ月逃げることか三日の疫病か」ダビデは「人の手ではなく主の手に落ちるようにして下さい」
24;15-16 主はイスラエルに疫病を送り七万人が死にました憐れんだ主は脱穀場の側に居た破滅の天使に手を引かせました
24;17-17 民を撃つ天使を見たダビデは主に「私が罪を犯しました私と私の父の家にあなたの手を下して下さい」
24;18-24 ガドはダビデに「アラウナの脱穀場に主の為に祭壇を築きなさい」王はアラウナから代価を払って脱穀場と雄牛を買いました
24;25-25 ダビデはそこに主の為の祭壇を築き燔祭と酬恩祭を捧げました主は懇願を聞き入れイスラエルから疫病は止みました
サムエル記上 全31章 全783節 全12849語
サムエル記下 全24章 全695節 全11038語
サムエル記上下 全55章 全1478節 全23887語
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