列王記上下をヘブライ語原典から逐語訳してみました
列王記(上下)はユダヤ教聖典ネヴィイム(預言者たち)のうち前期預言書の一つであり内容は歴史書です
列王記上はダビデの晩年とソロモンの即位(1-2章)ソロモンの繁栄と神殿宮殿建設(3-11章)王国の分裂(12-16章)預言者エリヤ(17-22章)から成っています
列王記下は預言者エリヤからエリシャへ(1-8章)イスラエル王イエフからサマリア陥落まで(9-17章)ユダ王ヒゼキヤからバビロン捕囚まで(18-25章)から成っています
列王記上1章-22章と 列王記下1-25章を章別に幾つかの話(内容)に分け逐語訳を進めました
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列王記 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先 נביאים ネヴィイム מלכים メラキム
列王記上 1章 53節 813語 1;1-4 年老いて衣によって暖まらなくなったダビデ王を乙女によって暖める為美しい娘アビシャグを王に奉仕させました מלכים-א メラキム・A
1;5-8 アブサロムの次に生まれたアドニヤは王になる準備を進め有力者ヨアブとアビアタルの支持を得ました
1;9-10 アドニヤは生贄を捧げる為多くの支持者たちを呼びました(ナタンとベナヤとソロモンを呼びませんでした)
1;11-14 ナタンはソロモンの母バト・シェバに「何故にアドニヤが王になったのか」ダビデ王に問うように言いました
1;15-21 バト・シェバは王に「あなたはソロモンが王になると誓いました誰が王座に座るか告知して下さい」
1;22-27 ナタンが来て王に「あなたはアドニヤを王にすると言ったのですか彼等はアドニヤ王万歳と言っています」
1;28-31 王はバト・シェバを呼んで「ソロモンが王になるとあなたに誓ったことを今日実行します」
1;32-37 王は祭司ツァドクと預言者ナタンを呼んで「イスラエルの王としてソロモンに油を塗りなさい」
1;38-40 彼等がソロモンをダビデ王の騾馬に乗せギホンで油を塗り角笛を吹くと民は叫びました「ソロモン王万歳」
1;41-48 その騒ぎを聞いたアドニヤと彼の客の所にダビデがソロモンを王にしたと告げ知らせる者が来ました
1;49-53 彼等は皆怯えて去って行きました祭壇の角を掴み命乞いをするアドニヤをソロモンは許し帰宅させました
2章 46節 806語 2;1-4 死期が近づいたダビデはソロモンに主ヤㇵウェㇵの命令を守りモーセの律法の言葉通りに歩むことを命じました
2;5-9 ヨアブとシメイを処分することとバルジライの息子たちを優遇することを命じました
2;10-12 ダビデは死んでダビデの町に葬られソロモンの王権が確立しました
2;13-18 アドニヤはバト・シェバに願いました「アビシャグを私の妻として与えるようにソロモン王に言って下さい」
2;19-25 バト・シェバから聞いたソロモンは王位を狙う意図を疑い直ちにアドニヤを殺しました
2;26-27 王はアビアタルを殺さず祭司職から追放し彼の畑に帰しました
2;28-34 主の幕屋に逃げ込んで祭壇の角を掴んでいるヨアブを王は撃ち殺させました
2;35-35 王はヨアブの代わりにベナヤを軍司令官にアビアタルの代わりに祭司ツァドクを置きました
2;36-46 王はシムイにエルサレムから出て行くことを禁じ三年後に背いた彼を殺しました
3章 28節 472語 3;1-3 ソロモンはファラオの娘を娶りました主ヤㇵウェㇵを愛していたが高台で生贄を捧げ香を焚いていました
3;4-9 王はギブオンに行き燔祭を捧げました夜夢の中に現れた主に何を求めるのか問われたので知恵を求めました
3;10-14 ソロモンの求めは主の目に適い主は「並ぶ者のない賢い心を与えます求めなかった富と栄光も与えます」
3;15-15 ソロモンはエルサレムに帰って主の契約の箱の前に立ち燔祭と酬恩祭を捧げました
3;16-22 一緒に住む娼婦二人が王の前に来て死んだ息子と生きている息子の母はどちらであるか争いました
3;23-27 王「生きている息子を二つに切って半分ずつ与えなさい」女「殺さず彼女に与えて下さい」王「彼女が母です」
3;28-28 イスラエルの民は王の裁きを聞き彼の内に神の知恵があることを見て畏れました
4章 20節 200語 4;1-6 ソロモンの高官たち
4;7-19 十二人の地方長官たち
4;20-20 ユダとイスラエルの民は海辺の砂のように多く飲み食いして喜び楽しみました
5章 32節 503語 5;1-1 ソロモンはユーフラテス川からペリシテ人の地そしてエジプトの境界まで支配しました
5;4-5 ソロモンの日々ダンからベエル・シェバまでユダとイスラエルの人は安全に暮らしました
5;6-8 多数の戦車用の馬と騎兵を擁し地方長官は月毎に王の食卓の為に食糧を馬の為に大麦と藁を供給しました
5;9-14 神はソロモンに知恵と理解力と広い心を与えました全ての国から彼の知恵を聞く為やって来ました
5;15-15 ティルス王ヒラムはソロモンが王になったと聞き僕を遣わしました
5;16-20 ソロモンはヒラムに人を遣わし主ヤㇵウェㇵの神殿建設の為レバノンから杉を切り出すようにお願いしました
5;21-23 ヒラムは喜んで受けて杉を筏に組んで海路で送る代わりに食糧を供給するようにソロモンに返事しました
5;24-26 ヒラムとソロモンの間は平和で二人は契約を結びました
5;27-32 ソロモン王は木材と石材を切り出し荷を運ぶ労働者十八万人と工事監督者三千三百人を準備しました
6章 38節 510語 6;1-1 ソロモン王が神殿を建て始めたのは治世四年の第二の月でした
6;2-3 神殿は長さ六十幅二十高さ六十アンマ廊は長さ二十幅十アンマでした
6;4-6 枠組みの窓を造り壁の周りに脇室を造りました
6;7-10 二階三階へ上って行く螺旋階段を造りました
6;11-14 ソロモンに臨んだ主の言葉「あなたが私の命令を守るなら私はイスラエルの民の中に住み民を見捨てません」
6;15-22 神殿最奥部屋とその前の祭壇を杉で造り純金で覆いました
6;23-28 最奥部屋に高さ十アンマのケルビム二体をオリーブ材で造り金で覆いました
6;29-30 全ての壁にケルビムと棗椰子と花の彫刻を彫り全ての床を金で覆いました
6;31-32 最奥部屋の扉をオリーブ材で造りケルビムと棗椰子と花を彫刻し金で覆いました
6;33-36 拝殿の門柱をオリーブ材で扉を樅材で造りケルビムと棗椰子と花を彫刻し金で覆いました
6;37-38 神殿完成は治世十一年の第八の月でした七年かけて仕上げました
7章 51節 791語 7;1-1 ソロモンは十三年かけて宮殿を建てました
7;2-5 彼が建てたレバノンの森の家は長さ百幅五十高さ三十アンマでした
7;6-6 柱廊は長さ五十幅三十アンマでした
7;7-7 王座の柱廊と裁きの柱廊の床は杉材で覆いました
7;8-8 柱廊と同じ造りで彼の住まいの家とファラオの娘の為の家を造りました
7;9-12 建物は全て土台から手すりまで石で出来ておりその上に杉材が用いられました
7;13-14 ソロモンはティルスから秀でた青銅職人ヒラムを迎えました
7;15-22 彼は高さ十八アンマの青銅の柱を二本造りその上に青銅の柱頭を置き様々な模様と細工を施しました
7;23-26 十二頭の牛の像の上に直径十アンマ容量二千バトの鋳造の丸い海を造りました
7;27-37 長さ四幅三アンマの青銅の台十個を造り各台に青銅の車輪四個を付けました
7;38-39 容量四十バト直径四アンマの青銅の洗盤を十個造り十台の台車に置きました
7;40-45 青銅の壷と十能と鉢を造りヒラムがソロモン王の為主の神殿に造ったものは全て青銅製で磨かれていました
7;46-47 王が鋳造した青銅の器具は多すぎて重量は量りきれません
7;48-50 ソロモンは主の神殿の為に祭壇から扉まで祭具の全てを金で造りました
7;51-51 父ダビデの聖なる物と金銀と祭具を主の神殿の宝庫に置きました
8章 66節 1146語 8;1-5 ソロモンは主の契約の箱をダビデの町シオンから神殿に上げる為イスラエルの長老首長たちを召集しました
8;6-9 祭司たちは主の契約の箱を至聖所に運び入れケルビムの翼の下に置きました
8;10-11 祭司たちが聖所から出ると雲(主の栄光)が主の神殿に満ちました
8;12-13 ソロモンは「主は厚い雲の中に住むと言いました私はあなたの為に永遠に住む高い住まいの家を建てました」
8;14-19 「主はダビデを選びイスラエルの上に立てたが神殿を建てるのはあなたの息子であるとダビデに告げました」
8;20-21 「私は父の代わりに王座に座り主の名の為に神殿を建て主の契約の箱を置きました」
8;22-26 「主よダビデに告げた言葉ーあなたの息子たちが私の前を歩むなら王座を断ち切らないーを守って下さい」
8;27-30 「僕とあなたの民イスラエルがこの場所に向けて祈る祈りと懇願をあなたが住む天から聞いて下さい」
8;31-32 「人が隣人に罪を犯しあなたの祭壇の前で呪いの誓いをするなら善悪を裁いて報いて下さい」
8;33-34 「イスラエルがあなたに罪を犯し敵に打たれた時立ち返ってこの神殿に祈るなら罪を許し土地に帰らせて下さい
8;35-36 「あなたに罪を犯した為天が閉ざされ雨が降らなくなった時祈って立ち返るなら罪を許し雨を降らして下さい」
8;37-40 「飢饉や疫病や全ての災いが生じる時この神殿に祈るなら罪を許し人の道に従って報いて下さい」
8;41-43 「外国の者がこの神殿に来て祈るなら全て叶えて下さい諸国民全てがあなたの名を知り畏れる為です」
8;44-45 「あなたの民が戦いに出て行く時神殿に向かって主に祈るなら彼等の祈りを聞いて叶えて下さい」
8;46-53 「あなたに罪を犯した為捕虜にされた者が立ち返り神殿の方に向かって祈るなら彼等に憐れみを施して下さい」
8;54-55 ソロモンは祈りと祈願を終え祭壇の前から立ち上がりイスラエルの全会衆を祝福しました
8;56-61 「私たちに命令と定めと法を守らせるように 地の全ての民が主こそ神であり他にいないことを知るように」
8;62-66 ソロモンは主の前に多くの生贄と捧げ物を捧げ十四日間祭りを祝いました
9章 28節 472語 9;1-2 ソロモンが主の神殿と王の宮殿を建て終わった時主が再びソロモンに現れました
9;3-5 主は「あなたが私の前に全き心で真っ直ぐ歩み私の掟と法を守るならあなたの王座を永遠に確立させます」
9;6-9 「あなたたちが私から背を向け私の命令を守らず他の神々に仕えるならイスラエルを断ち神殿を投げ捨てます」
9;10-14 神殿と宮殿の木材と金を提供したヒラム王にソロモンは二十の町を与えたがヒラムの気に入らない町々でした
9;15-19 ソロモンは支配全域に貯蔵の町戦車の町騎兵の町を築くなど望むもの全てを築きました
9;20-23 強制奴隷労働にはイスラエルの息子たちが全滅させることが出来ずに残された民たちを使いました
9;24-24 ファラオの娘がダビデの町から彼女の為に建てた家に上って行った後にミロを築きました
9;25-25 ソロモンは主の為に築いた祭壇の上で年に三回燔祭と酬恩祭を捧げ主の前で香を焚きました
9;26-28 船を造ったソロモンにヒラムは船乗りを派遣し彼等はソロモンの僕たちと共にオフィルから金を持って来ました
10章 29節 462語 10;1-5 シェバの女王はソロモンの名声を聞き来訪して難問をもって彼を試しましたソロモンは彼女に全て答えました
10;6-10 女王は王に「あなたの知恵と繁栄について私は半分も知らされていませんでした」
10;10-10 女王は王に大量の金と香料そして宝石を贈りました
10;11-12 ヒラムの船は大量のアルムグの木材を運んで来ましたその木材を神殿宮殿の柱や琴作りに使いました
10;13-13 ソロモン王は女王に望むものを全て与え彼女は国に帰って行きました
10;14-21 王は金の大盾二百金の小盾三百金で覆った象牙の王座飲酒の全ての器を金で造りました
10;22-22 所有するタルシシュの船が金銀象牙と猿や孔雀を運んで来ました
10;23-25 世界中の人々がソロモンの知恵を聞く為金銀の器や衣服武器香料馬などの贈り物を携えて来ました
10;26-26 ソロモン王は戦車千四百と騎兵一万二千を所有し戦車の町々とエルサレムに置きました
10;27-29 王の商人たちがエジプトなどから馬と戦車を輸入し高価な値を付けて他国の王に輸出しました
11章 43節 690語 11;1-3 ソロモンには七百人の妻(王妃)と三百人の妾が居て妻たちが彼の心を曲げました
11;4-8 外国の妻たちは彼の心を他の神々に向かわせ自分の神々に香を焚き生贄を捧げました
11;9-13 主は怒ってソロモンに「あなたが私の契約を守らなかったからあなたの息子の手から王国を裂きます」
11;14-22 エジプトに逃げファラオに庇護されていたエドム人ハダドを主はソロモンの敵対者として立ち上がらせました
11;23-25 ダマスコとアラムを支配したレゾンを主はソロモンの敵対者として立ち上がらせました
11;26-36 ソロモンの僕ヤロブアムに預言者アヒヤが告げた主の言葉「あなたに十部族ソロモンの息子に一部族与えます」
11;37-40 ソロモンはヤロブアムを殺そうとしたが彼はエジプトに逃れソロモンの死までエジプトに居ました
11;41-43 四十年君臨したソロモンは永眠し代わって息子レハブアムが王になりました
12章 33節 584語 12;1-5 ヤロブアムとイスラエルの全会衆はレアブアムの許に来て苛酷な労働と重い軛を軽くするように求めました
12;6-11 レハブアム王がどう答えるべきか相談すると長老たちは軽くするように若者たちは重くするように助言しました
12;12-15 王は若者たちの助言通りに民に答えました「私の父はあなたたちの軛を重くしたが私はその上に重くします」
12;16-16 全イスラエルは王に言葉を返して「ダビデの中に私たちの分け前はあるだろうかイスラエルよ天幕に帰れ」
12;17-19 全イスラエルはレハブアムの送った強制労働監督者を石で撃ち殺し王は戦車でエルサレムに逃げました
12;20-20 ユダ部族を除く全イスラエルはヤロブアムを集会に呼び王にしました
12;21-24 レハブアムはイスラエルと戦おうとしたが戦いを禁ずる神の言葉が神の人シェマヤに臨みそれに従いました
12;25-31 ヤロブアムはシケムに住み金の子牛像二体を造り神々とし高台の家を建て祭司を民の中から任命しました
12;32-33 ヤロブアムは祭りの日八月十五日をでっち上げ子牛に生贄を捧げる為ベテルに造った祭壇に上りました
13章 34節 602語 13;1-3 神の人がユダからベテルに来て祭壇に向かって主のお告げ「祭壇が裂かれ脂の灰が流れ出る」を叫びました
13;4-5 ヤロブアム王が祭壇の上から手を伸ばし彼を捕えるように言うと手が萎え祭壇は裂け脂の灰が流れ出ました
13;6-10 神の人は主に祈り王の手を癒やし招待されたが主の命令「食べるな飲むな行った道を戻るな」に従い断りました
13;11-19 ベテルの老預言者が神の人を欺きの主の言葉で家に連れて行きパンを食べさせ水を飲ませました
13;20-22 主の言葉が老預言者に臨み神の人に叫びました「あなたの死体は父祖の墓に入らない」
13;23-32 神の人は帰路獅子に殺されました老預言者は死体を見つけ抱え上げ自分の町の墓に葬りました
13;33-34 ヤロブアムは悪の道から立ち返らず民の中から望む者を高台の祭司に任命することを繰り返しました
14章 31節 519語 14;1-5 ヤロブアムは息子が病気になったので息子に何が起きるか預言者アヒヤに聞きに妻を変装させて行かせました
14;6-11 主に告げられたアヒヤは彼女に「ヤロブアムに言いなさい主はヤロブアムの家を断ち切り残りを滅ぼし尽くします」
14;12-18 「あなたが町に足を踏み入れた時に男の子は死にます主はヤロブアムの罪故にイスラエルを引き抜き散らします」
14;19-20 ヤロブアムは二十二年君臨し父祖たちと共に眠り息子ナダブが代わって王になりました
14;21-21 ユダではソロモンの息子レハブアムが四十一歳で王になり十七年君臨しました母はアンモン人ナアマでした
14;22-24 ユダは高台と柱とアシュラ像を造り主の目に悪いことを実行し主を怒らせました
14;25-28 エジプト王シシャクがエルサレムに上って来て神殿と宮殿の宝庫を奪い取りソロモンの金の盾を全て奪いました
14;29-31 レハブアムは父祖と共に眠りダビデの町に葬られ息子アビヤムが代わって王になりました
15章 34節 523語 15;1-6 アビヤムはエルサレムで三年王でした(母はマアカ)彼の心は主に対して完全ではありませんでした
15;7-8 アビヤムは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子アサが代わりに王になりました
15;9-15 アサは四十一年王でした彼は偶像を取り去りアシュラ像を造った母マアカを太后から退けました
15;16-22 イスラエル王バシャがユダに攻めて来たのでアサはアラム王に金銀を送りイスラエルの町々を攻めてもらいました
15;23-24 アサは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子ヨシャファトが代わりに王になりました
15;25-32 バシャはイスラエルで二年王であったナダブを謀反で撃ち王になりヤロブアムの家の全員を滅ぼしました
15;33-34 バシャは二十四年王でした彼はヤロブアムの道を歩みイスラエルに罪を犯させました
16章 34節 545語 16;1-4 バシャに対する主の言葉がイエフに臨みました「私はバシャと彼の家を焼き尽くしヤロブアムの家と同様にします」
16;5-7 バシャは父祖たちと共に眠りティルツァに葬られ息子エラが代わって王になりました
16;8-10 エラは二年王であったが僕ジムリが謀反で彼を撃ち殺し代わって王になりました
16;11-14 ジムリは王になると主の言葉通りバシャの家を根絶しましたバシャとエラが罪を犯し主を怒らせた為です
16;15-20 ジムリは七日王でした彼の謀反を聞いたイスラエルは軍の頭オムリを王にして彼を包囲して自死させました
16;21-22 その後イスラエルの民はティブニとオムリの二派に分かれたがティブニが死んでオムリが王になりました
16;23-26 オムリは十二年イスラエルの王でしたサマリアの町を造り全てヤロブアムの悪の道を歩みました
16;27-28 オムリは父祖たちと共に眠りサマリアに葬られ息子アハブが代わって王になりました
16;29-33 アハブは二十二年王でした妻イゼベルを娶りバアルに仕えバアルの神殿と祭壇を築きアシェラ像を造りました
16;34-34 アハブの時代にヒエルがエリコを再建したがヨシュアによる主の言葉通り初子と末子を失いました
17章 24節 356語 17;1-1 エリヤがアハブに言いました「主は生きています私の言葉がないならこの数年露も雨もありません」
17;2-4 主の言葉がエリヤに臨みました「ケリト川の辺に身を隠し川から飲みなさい私は烏にあなたを養わせます」
17;5-6 エリヤがケリト川の辺に行くと烏たちが朝と夕にパンと肉を持って来ました
17;7-9 川が乾くと主の言葉がエリヤに臨みました「サレプタに行きなさいそこで私は寡婦にあなたを養わせます」
17;10-12 エリヤがサレプトに行き一人の寡婦にパンを求めると一握りの粉と少しの油しかないと言われました
17;13-14 エリヤは彼女にパンを作るように言い主の言葉を告げました「主が雨を与える時まで粉と油を減らすことはない」
17;15-16 彼女はエリヤの言葉通りにしました彼女もエリヤも彼女の家族も何日も食べ粉と油は空になりませんでした
17;17-18 彼女の息子が病気になり死に彼女はエリヤに言いました「私の息子を死なせる為にあなたは来たのか」
17;19-21 エリヤは息子を自分の寝台に寝かせその上に三回身を重ね主に叫びました「主よこの子の命を戻して下さい」
17;22-24 主はエリヤの声を聞きその子の命を戻しましたその子の母は「あなたは神の人であり主の言葉は真実です」
18章 46節 741語 18;1-2 三年目に主の言葉がエリヤに臨みました「アハブの前に行きなさい私は地の上に雨を与えます」
18;3-6 アハブと宮廷長オバドヤは手分けしてその地の泉と川を見回わり家畜の草を捜していました
18;7-15 エリヤは道でオバドヤに出会い主人に知らせるように言い姿を消すことを恐れた彼に必ずアハブに会うと誓いました
18;16-19 エリヤはアハブに「全イスラエルとバアルの預言者四百五十とアシェラの預言者四百人をカルメル山に集めなさい」
18;20-24 エリヤは民に「二頭の雄牛を切って薪の上に置きそれぞれ神の名と主の名を呼び火をもって応えるのが神です」
18;25-29 エリヤはバアルの預言者たちに「あなたたちの神の名を呼びなさい」朝から夕まで呼んだが何の答えもありません
18;30-35 エリヤは石で祭壇を築き周りに溝を掘り雄牛を切り薪の上に置き水を三度注ぐと水は溝に満ちました
18;36-39 エリヤが祈ると主の火が下り燔祭も薪も石も溝の水も焼き尽くしました民は平伏し「主が神です」
18;40-40 エリヤは民に「バアルの預言者たちを一人残らず捕えなさい」キション川で彼等を殺しました
18;41-46 エリヤはアハブに「上って行きなさい雨の音がするから」天は雲で暗くなり風が出て大雨になりました
19章 21節 371語 19;1-2 エリヤが預言者たちを殺したことをアハブから告げられたイゼベルはエリヤに使いを送り「あなたを殺す」と言いました
19;3-8 恐れたエリヤは荒野に逃げ眠っていると主の天使に元気づけられ四十日四十夜歩いて神の山ホレブに来ました
19;9-14 洞穴に宿ったエリヤに激しい風が起き地震が起き火が起きその後に囁き声がありエリヤは入口に立ちました
19;15-18 主はエリヤに「油を塗ってハザエルをアラム王にイエフをイスラエル王にエリシャをあなたに代わる預言者にしなさい」
19;19-21 エリヤは牛で畑を耕しているエリシャを見い出すと外套を放り投げましたエリシャはエリヤに従い仕えました
20章 43節 746語 20;1-6 アラム王ベン・ハダドが全軍を率いてサマリアを包囲しイスラエル王アハブに金銀妻子全てのものを要求しました
20;7-12 アハブは長老たちに相談し要求を断りましたベン・ハダドは僕たちに戦闘準備を命じました
20;13-15 預言者がアハブに主の言葉を告げました「この大軍をあなたの手に与えあなたは私が主であることを知ります」
20;16-21 サマリアから若者たちが出て来て軍隊が続きアラム人を撃ち敗走させ酒を飲んでいたベン・ハダドは馬で逃げました
20;22-25 預言者がアハブに「年が改まったらアラム王は来ます」アラム王の僕が王に進言「平地で戦えば私たちの方が強い」
20;26-28 ベン・ハダドのアラム軍とイスラエル軍はアフェクで対峙しました神の人がアハブに「大軍をあなたの手に与えます」
20;29-30 アラムの大軍はイスラエル軍に撃たれ残った者はアフェクの町に逃げましたベン・ハダドも町の奥に逃げ込みました
20;31-34 ベン・ハダドの僕がアハブに許に行きベン・ハダドの命乞いを願うとアハブは承知し契約を結び彼を送り出しました
20;35-37 預言者が主の言葉に従って仲間に私を打てと言いました拒んだ仲間は主に従わなかったので獅子に殺されました
20;38-43 預言者がアハブに「絶滅すべき人を送り出した故にあなたの命が彼に代わりあなたの民が彼の民に代わります」
21章 29節 480語 21;1-4 アハブはイズレエルに在るナボトの葡萄畑を買いたいと彼に告げたが断られ不機嫌になり食事もしませんでした
21;5-7 事情を聞いた妻のイゼベルはアハブに「イスラエルの王として行動しなさい私がナボトの葡萄畑をあなたに与えます」
21;8-14 イゼベルは王の名で町の長老たちに手紙を送りナボトに神と王を呪ったという罪をきせ彼を石で撃ち殺させました
21;15-16 イゼベルはアハブに「ナボトは死んだから彼の葡萄畑を所有しなさい」アハブは葡萄畑に下って行きました
21;17-22 エリヤに「下って来るアハブに会って告げよ」という主の言葉「私はあなたに災いを下しあなたの後を断ち切ります」
21;23-24 イゼベルについて主のお告げ「イズレエルの陣営の中で犬たちがイゼベルを食べます」
21;25-26 アハブのように主の目に悪い事を実行した者はいません妻イゼベルが彼を唆せたのです
21;27-29 主の言葉を聞いたアハブは粗布を着て断食しました遜った彼を見て主はエリヤに「彼の日々に災いを下しません」
22章 54節 808語 22;1-4 アハブはアラムからラモト・ギレアドを奪い返す為ユダ王ヨシャファトに一緒に戦いに行くかどうか尋ねました
22;5-6 ヨシャファトはまず主の言葉を求めアハブが預言者四百人を集めて尋ねると彼等は「上って行きなさい」と答えました
22;7-9 ヨシャファトは他に預言者はいないのか尋ねアハブから「悪いことを預言する」ミカヤが居ると聞き呼びに行かせました
22;10-12 二人の王の前で預言者ツィドキヤは「鉄の角でアラムを突き全滅させなさい」他の預言者たちも勝利を預言しました
22;13-17 ミカヤも最初勝利を預言したが真実の預言を求められらると「イスラエルの皆が山々に散らされているのを見ました」
22;18-23 「主はあなたの預言者全員の口に偽りを言う霊を置きました主はあなたに災いを告げています」
22;24-28 自分が無事に帰るまで監獄に置けと命じるアハブにミカヤは「あなたが無事に帰るなら主は私に告げなかった」
22;29-36 アハブとヨシャファトはラモト・ギレアドに攻め上り変装して戦に出たアハブはアラム兵の射た矢に当たり死にました
22;37-38 アハブはサマリヤで葬られ彼の戦車を池で洗うと主の預言通り犬たちが彼の血を舐め娼婦たちが水浴びしました
22;39-40 アハブは父祖たちと共に眠り息子アハズヤが代わって王になりました
22;41-42 ヨシャファトは三十五歳でユダの王になり二十五年君臨しました母の名はアズバでした
22;43-47 ヨシャファトは父アサの道を歩み主の目に正しいことを実行し神殿男娼の残りを滅ぼし尽くしました
22;48-51  ヨシャファトは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子ヨラムが代わって王になりました
22;52-54 アハズヤはサマリヤでイスラエルの王になり二年間君臨しました主の目に悪いことを実行しバアルに仕えました
列王記 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先 נביאים ネヴィイム מלכים メラキム
列王記下 1章 18節 359語 1;1-4 アハズヤが負傷して回復するか伺う為に他の神に使者を遣わすと主はエリヤに「必ず死ぬ」と告げるように命じました מלכים-ב メラキム・B
1;5-8 告げられた使者は王の許に戻り報告しました王は告げた男の風体を聞いて「彼はエリヤです」
1;9-12 アハズヤはエリヤの許に五十人隊長と部下五十人を遣わしました天から火が下って彼等を焼き尽くしました
1;13-14 二度目も同じでした三度目の隊長はエリヤの前に跪き「どうか私の命を重んじるように」懇願しました
1;15-16 主の天使が「彼と共に行きなさい」エリヤは王の許に行き「イスラエルに神が居ないのかあなたは必ず死にます」
1;17-18 主の言葉通りにアハズヤは死にヨラムが代わって王になりました
2章 25節 427語 2;1-3 エリヤがエリシャを伴ってベテルに行くと預言者たちがエリシャに「今日主があなたの主人を取ることをご存じですか」
2;4-5 エリヤがエリシャを伴ってエリコに行くと預言者たちがエリシャに「今日主があなたの主人を取ることをご存じですか」
2;6-8 エリヤがエリシャを伴ってヨルダン川に行き預言者五十人の前で外套で水を打ち水を分け二人は乾いた土を渡りました
2;9-10 エリヤがエリシャに「私が取られる前に何を求めるか」聞くとエリシャは「あなたの霊の二倍の分け前を」求めました
2;11-14 エリヤは火の戦車で旋風の中を天に上って行きエリシャはエリヤの外套を拾い上げ川を打って水を分け渡りました
2;15-18 エリコの預言者たちがエリシャに平伏しエリヤを捜すように求め三日捜したが見つかりませんでした
2;19-22 エリシャは町の水が悪く流産が多いと訴えられ水源に行き塩を投げ入れ「主は水を癒やし死と流産をなくしました」
2;23-25 エリシャが道を上って行くと少年たちから「禿頭」と嘲られ主の名で呪うと熊二頭が出て来て彼等を引き裂きました
3章 27節 435語 3;1-3 アハブの息子ヨラムはサマリアでイスラエルの王になり十二年君臨しました彼はバアルの記念碑を取り除きました
3;4-8 モアブ王メシャはイスラエル王に背きましたヨラムはイスラエル全員を召集しユダ王ヨシャファトに助勢を求めました
3;9-10 イスラエル王はユダ王とエドム王と共に出発し七日の道を行ったが水に欠乏し「主は三人の王をモアブに与えるのか」
3;11-12 ヨシャファトは「主に尋ねる預言者はここにいないのか」僕「エリシャが居ます」三人の王は彼の許に行きました
3;13-15 エリシャはイスラエル王の為ではなくユダの王の為に答えました楽器を演奏させると主の手が彼に臨みました
3;16-19 主の言葉「その谷は水に満たされあなたたちと家畜は飲みます」主はモアブをあなたたちの手に与えます
3;20-20 翌朝エドムの方から水が流れて来てその地は水に満たされました
3;21-25 モアブはイスラエルの陣営を攻撃したが反撃され敗走しましたイスラエルはモアブの町と畑を泉と木を全て破壊しました
3;26-27 モアブ王は長男を城壁の上で燔祭として捧げましたイスラエルに対して激怒が起こりイスラエルは引き上げました
4章 44節 671語 4;1-1 預言者の妻がエリシャに叫びました「夫が死に金貸しが私の子供二人を奴隷にしようとしています」
4;2-4 エリシャ「あなたの家に何があるか」彼女「油の瓶だけです」エリシャ「隣近所から空の器を借りて来て油を注ぎなさい」
4;5-7 彼女は器がなくなるまで次々器に油を注ぎ満たしましたエリシャは「油を売って借金を払い残りで生活しなさい」
4;8-12 シェネムの高貴な婦人がエリシャの為に屋根部屋を造り寝椅子を置き横になれるようにしました
4;13-13 エリシャは彼女に「あなたの為に何かすることはありますか」彼女「私は民の真ん中で(不自由なく)住んでいます」
4;14-16 若者ゲハジから彼女に息子が無く夫は老年だと聞いたエリシャは彼女に「来年の今頃あなたは息子を抱いています」
4;17-23 息子が生まれ成長しました或る日頭痛で倒れ母の膝の上で死にました彼女はエリシャの許に急いで行きました
4;24-30 彼女はカルメル山のエリシャの許に来ると足に縋り付き「私が息子を求めたでしょうか」「私はあなたを離れません」
4;31-35 ゲハジが先に行き子供の顔の上に杖を置いたが効果なくエリシャが来て子供の上に伏すと体が温まり目を開けました
4;36-37 エリシャは彼女に「あなたの息子を抱え上げなさい」彼女は彼の足に平伏し息子を抱え上げ出て行きました
4;38-39 飢饉のギルガルで預言者たちの為にエリシャは若者に野の草を摘ませ鍋の煮物を作らせました
4;40-41 食べた人は叫びました「神の人よ鍋の中に死(毒)が入っています」エリシャが小麦粉を投げ入れると害が無くなりました
4;42-44 エリシャが従者に命じ大麦パン二十個を百人の人々に分けて食べさせると主の言葉通り彼等は食べきれず残しました
5章 27節 489語 5;1-3 アラムの軍司令官ナアマンは癩病でした彼の妻に仕えるイスラエルの少女がサマリアの預言者は癩病を癒すと告げました
5;4-7 ナアマンがアラム王の手紙「彼の癩病を癒して下さい」を持って訪れるとイスラエル王は難癖を付けに来たと誤解しました
5;8-12 エリシャはナアマンを自分の家に来させたが彼は使いの者から「ヨルダン川で七回洗え」と言われ激怒して去りました
5;13-14 僕たちの勧め従ってナアマンはエリシャの言葉通りヨルダン川に七回浸ると小児のように清くなりました
5;15-19 ナアマンはエリシャの許に引き返しイスラエルの神が唯一の神であると言い贈り物を出したが断られました
5;20-24 若者ゲハジはナアマンの後を追い偽って贈り物を受け取り家の中に置きました
5;25-27 エリシャはゲハジに「ナアマンの癩病があなたと子孫に永遠にくっつく」彼は癩病で雪のようになり出て行きました
6章 33節 528語 6;1-7 木を切っていた預言者の一人が鉄斧を川に落としましたエリシャが木を切って投げ入れると鉄斧が浮かんで来ました
6;8-10 アラムとイスラエルが戦っていた時アラム王が陣営を敷こうとする場所をエリシャはイスラエル王に何度も知らせました
6;11-14 アラム王はエリシャの仕業であることを知り彼を捕らえる為大軍を派遣してドタンの町を包囲しました
6;15-17 若者が恐れるとエリシャは彼の目を開くように主に祈り火の馬と戦車がエリシャを取り巻き山に満ちているのを見せました
6;18-20 アラム軍が攻めて来るとエリシャは主に祈り彼等の目を光で眩ませサマリアに連れて行きそこで目を開かせました
6;21-23 エリシャはイスラエル王に彼等を撃たずに飲み食いさせて彼等の主人の許に帰すように言いました
6;24-25 アラム王ベン・ハダドが全軍を率いてサマリアを包囲し続けたのでサマリアは大飢饉になりました
6;26-31 イスラエル王は女から息子を食べた話を聞き衣を裂き「今日エリシャの首が付いているなら神が私を罰して下さい」
6;32-33 王の使者が来る前にエリシャは「私の首を取る為使者が来ます」使者「災いは主から起きた故主に何を期待できようか」
7章 20節 408語 7;1-2 エリシャによる主の言葉「明日サマリアの門で小麦粉と大麦が安価で売られる」信じない王の副官に「あなたは食べない」
7;3-7 癩病の男四人が飢死を逃れてアラムの陣営に降って行くと無人でした主が大軍の音を響かせてアラム軍を逃走させました
7;8-9 癩病の男たちはアラムの天幕に入り飲み食いし金銀衣を運び出し隠して言いました「良い知らせを黙っていては罰が下る」
7;10-12 町の門番にアラム陣営が無人であることを告げました聞いた王はイスラエル人を誘き出す計略だと僕たちに言いました
7;13-15 僕の提案によって偵察を送りアラム軍の後を追わせると道に彼等の衣と武具が満ちていました
7;16-16 民は出て行きアラムの陣営を略奪しました主の言葉通り小麦粉と大麦が安価で売られました
7;17-20 王は副官に門を管理させたが彼は民に踏みつけられて死にました主の言葉「食べない」が彼に実現しました
8章 29節 516語 8;1-2 エリシャはシェネムの婦人に飢饉が七年続くから他の地に身を寄せるように勧め彼女は彼の言葉通り実行しました
8;3-6 七年後に戻った彼女は家と畑について王に訴え王はゲハジからエリシャの大いなる業を聞き彼女に全財産を戻させました
8;7-9 アラム王ベン・ハダドはダマスコに来たエリシャにハザエルを遣わし「私は病気から回復するか」尋ねました
8;10-13 エリシャはハザエルに「主は彼が必ず死ぬことを私に見せました」「主はアラムの王になるあなたを私に見せました」
8;14-15 ハザエルは王にエリシャが必ず回復すると言ったと報告し翌日水に浸した布で王の顔を覆い殺し代わって王になりました
8;16-22 ヨラムは三十二歳でユダの王になり八年エルサレムで君臨しました彼の治世にエドムとリブナが背きました
8;23-24 ヨラムは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子アハズヤが代わって王になりました
8;25-27 アハズヤは二十二歳で王になり一年エルサレムで君臨しました母はイスラエル王の娘アタルヤでした
8;28-29 アハズヤはイスラエル王ヨラムと共にアラム王ハザエルと戦い傷を負ったヨラムを見舞う為イズレエルに下って行きました
9章 37節 611語 9;1-3 エリシャは預言者の一人をラモト・ギレアドに遣わしイエフに油を塗りイスラエル王にするように命じました
9;4-10 預言者はイエフに油を塗り主の言葉を告げました「あなたはアハブの家を撃ち男を根絶しなさいイゼベルは犬が食べます」
9;11-13 イエフが同僚に主の言葉「私はあなたに油を塗りイスラエルの王にする」を伝えると彼等は「イエフは王だ」と言いました
9;14-16 イエフは戦車でイズレエルに向かいましたヨラム王が負傷してそこに横になっておりアハズヤが見舞いに来ていました
9;17-20 軍勢が近づいて来ると聞いたヨラムは騎兵を送ったが一人目も二人目も戻って来ません見張りは「イエフのようです」
9;21-24 ヨラムとアハズヤは戦車で出て行きましたイエフに会い裏切りと気づいて逃げるヨラムをイエフは弓で射て殺しました
9;25-26 イエフは副官に「主の言葉通り彼を持ち上げてナボトの畑に投げ捨てなさい」
9;27-29 アハズヤも逃げたがイエフに後を追われ戦車の中で死にました彼の僕たちが彼をエルサレムに運び葬りました
9;30-33 イズレエルに来たイエフをイゼベルは化粧して見下ろし「主殺し」と呼びイエフは「その女を投げ落とせ」と言いました
9;34-37 イゼベルの死体は頭蓋骨と両足と両掌しか残らずイエフは言いました「エリヤによって主が告げた言葉通りです」
10章 36節 621語 10;1-8 イエフはサマリアの有力者に手紙を送りアハブの息子たち七十人全員を殺させ頭を籠に入れて送らせました
10;9-11 イエフは民に「エリヤによる主の言葉が実現した」と告げイズレエルに残っていたアハズの家の者全てを撃ちました
10;12-14 イエフはサマリアに向かい道中で出会ったアハズヤの兄弟たち四十二人を殺しました
10;15-17 イエフは出迎えに来たヨナダブを戦車に乗せサマリアに行きその町に残っていたアハブの家の者を根絶しました
10;18-27 イエフはバアルに仕える者を全員集めバアルの神殿に入れ護衛兵たちに撃ち殺させ神殿を打ち壊させました
10;28-31 イエフはイスラエルからバアルを根絶させたが金の子牛に従い主の律法を守らずイスラエルに罪を犯させました
10;32-33 主はイスラエルを削減することを始めましたハザエルがイスラエルの全領土で彼等を撃ちました
10;34-36 イエフは父祖たちと共に眠りサマリアに葬られ息子ヨアハズが代わって王になりましたイエフの王位は二十八年でした
11章 20節 358語 11;1-3 アハズヤの母アタルヤは息子の死後王の息子たちを殺し君臨しました但しヨアシュは叔母の手で主の神殿に隠されました
11;4-8 七年目に祭司ヨヤダは百人隊長たちを神殿に呼び契約を結び誓わせてから王の息子を見せ神殿の警護を命じました
11;9-12 護衛兵が周りを固めるとヨヤダは王の息子を連れ出し冠と証しを与え油を塗り王にしました彼等は王様万歳と叫びました
11;13-16 アタルヤは叫び声を聞き神殿に来て王が立っているのを見て反逆と叫びヨヤダの命令で外に出され宮殿で殺されました
11;17-18 ヨヤダは王と民に主の民になるという契約を結ばせました民はバアルの神殿を破壊しバアルの祭司を殺しました
11;19-20 ヨヤダは民全員を率いて王を主の神殿から宮殿に連れて行きました王は王座に座り民は喜び町は平穏でした
12章 22節 362語 12;1-4 ヨアシュは七歳で王になり四十年君臨しました母の名はツィブヤでした彼はヨヤダの教えた正しいことを実行しました
12;5-9 ヨアシュは祭司たちに神殿に齎される献金で神殿の修理を命じたが一向に実行しないので献金の受け取りを禁じました
12;10-16 ヨヤダは祭壇の右脇に箱を置き全ての献金をそこに入れさせました集まった献金は神殿修理の出費に使われました
12;17-17 罪の捧げ物の献金と過ちの捧げ物の献金は神殿に齎されず祭司たちのものになりました
12;18-19 アラム王ハザエルが上って来てガトを占領したがヨアシュから神殿と宮殿の全ての金を送られたので引き返しました
12;20-22 ヨアシュは僕たちの陰謀によって撃ち殺されダビデの町に葬られ息子アマツヤが代わって王になりました
13章 25節 416語 13;1-7 ヨアハズは十七年王位にあって悪を実行しました主はイスラエルをアラム王の手に与え踏みつけさせ塵のようにしました
13;8-9 ヨアハズは父祖たちと共に眠りサマリアに葬られ息子ヨアシュが代わって王になりました
13;10-13 ヨアシュは十六年王位にあり悪を実行し父祖たちと共に眠りサマリアに葬られヤロブアムが王座に座りました
13;14-17 エリシャは死の病になり会いに来たヨアシュに弓を取り矢を射るように命じ「アラムに対する勝利の矢」と言いました
13;18-19 エリシャは王に矢を取り地を撃つように言ったが王は三回で止めたので怒って「あなたは滅ぼし尽くさず三回だけ撃つ」
13;20-21 エリシャは死んで葬られました人々が彼の墓の中に死人を投げ入れると死人はエリシャの骨に触れて生き返りました
13;22-25 アラム王ハザエルが死んで息子ベン・ハダドが王になると ヨアシュは三回彼を撃ちイスラエルの町々を取り返しました
14章 29節 479語 14;1-4 アマツヤは二十五歳で王になり二十九年エルサレムで君臨しました母の名はヨアダンでした彼は正しいことを実行しました
14;5-6 アマツヤは父を殺した僕たちを撃ち殺したがモーセの律法「息子を父の故に殺すな」に従って息子たちを殺しませんでした
14;7-8 アマツヤは塩の谷でエドム人を撃った後ヨアシュに使者を送り戦いを挑みました
14;9-11 ヨアシュはアマツヤの慢心を諫める返事を送ったがアマツヤが耳を貸さないので攻め上って来てアマツヤと戦いました
14;12-14 ユダはイスラエルに撃たれ逃げヨアシュはアマツヤを捕らえエルサレムの城壁を壊し金銀と器の全てと人質を取りました
14;15-16 ヨアシュは父祖たちと共に眠りサマリアに葬られ息子ヤロブアムが代わって王になりました
14;17-22 アマツヤは陰謀の為にラキシュに逃れそこで殺され遺体はエルサレムに運ばれ葬られ息子アザルヤが王になりました
14;23-27 ヤロブアムはサマリアで四十一年君臨しました彼はイスラエルの領域をレボ・ハマトからアラバの海まで取り戻しました
14;28-29 ヤロブアムはユダからダマスコとハマトを取り戻し父祖たちと共に眠り息子ゼカルヤが代わって王になりました
15章 38節 587語 15;1-5 アザルヤは十六歳で王になり五十二年エルサレムで君臨しました母の名はエコルヤでした彼は死ぬ日まで癩病でした
15;6-7 アザルヤは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子ヨタムが代わって王になりました
15;8-12 ゼカルヤは六カ月イスラエルの王位にあったがシャルムが陰謀で彼を撃ち殺し代わって王になりました
15;13-16 シャルムは一カ月王位にあったがメナヘムが攻めティフサの民を撃ち妊婦を裂き彼を撃ち殺し代わって王になりました
15;17-20 メナヘムは十年イスラエルの王位にありました彼は侵入して来たアッシリア王プルに大量の銀を貢ぎ戻ってもらいました
15;21-22 メナヘムは父祖たちと共に眠り息子ペカフヤが代わって王になりました
15;23-26 ペカフヤは二年イスラエルの王位にありました彼の副官ペカが謀反によって彼を撃ち殺し代わって王になりました
15;27-29 ペカは二十年イスラエルの王位にありましたアッシリア王ティグラト・ピレセルが侵入し各地を占領し民を捕囚にしました
15;30-31 ペカに対してホシェアが謀反を起こし彼を撃ち殺し代わって王になりました
15;32-35 ヨタムは二十五歳でユダの王になり十六年君臨しました母の名はエルシャでした彼は主の神殿の上の門を建てました
15;36-38 ヨタムは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子アハズが代わって王になりました
16章 20節 363語 16;1-4 アハズは二十歳でユダの王になり十六年君臨しました彼は息子に火の中を通らせ高台で生贄を捧げ香を焚きました
16;5-6 アラム王レツィンとイスラエル王ペガがユダに攻めて来てアラム王はエイラトを取り戻しそこからユダ人を追い出しました
16;7-9 アハズはアッシリア王に救援を求め宝庫の金銀を贈りましたアッシリア王はダマスコを攻め占領しレツィンを殺しました
16;10-11 アハズはアッシリア王に会う為ダマスコに行き祭壇を見て祭司ウリヤに指示して同じ祭壇を造らせました
16;12-16 アハズは自ら新しい祭壇で捧げ物を捧げ祭司ウリヤに全ての捧げ物を新しい祭壇で捧げるように命じました
16;17-18 アハズはアッシリア王ティグラト・ピレセルの為に神殿内の台枠や洗盤や海や覆いや入口を取り外しました
16;19-20 アハズは父祖たちと共に眠りダビデの町に葬られ息子ヒゼキヤが代わって王になりました
17章 41節 689語 17;1-3 ホシェアは九年イスラエルの王位にありアッシリア王シャルマナサルに服従し貢ぎ物を納めました
17;4-6 アッシリア王は貢ぎ物を納めなくなったホシェアを捕えサマリアを占領しイスラエル人を捕囚としてアッシリアに移しました
17;7-12 イスラエルの民が高台を築きアシェラ像を立て偶像に仕え主に悪いことを実行し主を怒らせた結果こうなりました
17;13-18 イスラエルの民は預言者による主の戒めに聞き従わず諸国民の異教を礼拝し子供を火の中に通すこともしました
17;19-20 ユダも主の命令を守らずイスラエルの習慣に従って歩みました
17;21-23 ヤロブアム王がイスラエルを主の後ろから離し民に大きな罪を犯させました
17;24-33 アッシリア王は諸国の民をサマリアの住民にしました主が送った獅子を恐れ祭司を戻し主の畏れ方を民に教えました
17;34-41 サマリアの住民は主を畏れると共に自分たちの習慣に従って偶像に仕えました
18章 37節 668語 18;1-4 ヒゼキヤは二十五歳でユダの王になり二十九年君臨しました母の名はアビでした彼は主の目に正しいことを実行しました
18;5-8 ヒゼキヤは主を信頼し主は彼と共に居て彼を成功させました彼はアッシリア王に仕えずペリシテ人を撃ちました
18;9-12 ヒゼキヤの治世第六年にアッシリア王がサマリヤを占領しイスラエル人を捕囚にしたのは彼等が主に聞き従わなかったから
18;13-16 ヒゼキヤの治世第十四年にアッシリア王センナケリブがユダの町々を占領しヒゼキヤに金銀の貢ぎを課し納めさせました
18;17-18 アッシリア王は大軍と共にラブ・シャケなど使節三人をエルサレムに送りヒゼキヤ王の許から僕三人が出て来て対応ました
18;19-25 ラブ・シャケは「ヒゼキヤに伝えなさいあなたは誰に頼っているのかエジプトか主か主がこの地を滅ぼせと言いました」
18;26-27 三人の僕は「アラム語で話して下さい城壁の上に民が居るのでユダの言葉で話さないで下さい」
18;28-35 ラブ・シャケはユダの言葉で大声で「主が救い出すと言うヒゼキヤに騙されるなアッシリア王から救い出した神はあったか」
18;36-37 民は黙っていました三人の僕は衣を裂きヒゼキヤにラブ・シャケの言葉を伝えました
19章 37節 569語 19;1-4 ヒゼキヤ王は聞いて衣を裂き粗布を纏い神殿に入り三人の僕を預言者イザヤの許に遣わし主に祈ることを求めました
19;5-7 イザヤは主の言葉「彼は噂を聞いて彼の国に戻る私は彼を剣で倒す」をヒゼキヤに伝えるように彼等に言いました
19;8-13 アッシリア王はクシュ王が戦いに出て来たと聞いて再度ヒゼキヤに使者を送り手紙で神々に優るアッシリアに降伏を勧めました
19;14-19 ヒゼキヤは手紙を主の前に広げ祈りました「主よ私たちを彼の手から救いあなただけが神であることを知らせて下さい」
19;20-31 イザヤはヒゼキヤにアッシリア王に対する主の言葉を伝えました「あなたの傲慢を聞いたので鼻に鉤をかけ来た道に戻します」
19;32-34 「彼はこの町に入ることはありません私はこの町を守り救います私の為に私の僕ダビデの為に」
19;35-36 その夜主の天使がアッシリア陣営を撃ち多数を殺しましたセンナケリブ王は戻って行きニネベに留まりました
19;37-37 神ニスロクの神殿で礼拝中のセンナケリブを息子二人が撃ち殺して逃げ代わって息子エサル・ハドンが王になりました
20章 21節 363語 20;1-3 病になったヒゼキヤはイザヤから主の言葉「あなたは死ぬ」を聞き主に「私は真を尽くし正しいことを実行しました」と祈り泣きました
20;4-6 ヒゼキヤに伝えよと言う主の言葉がイザヤに臨みました「私はあなたを癒し寿命を十五年加えアッシリア王の手から救い町を守る」
20;7-7 イザヤが干し無花果を持って来させ腫物の上に置かせるとヒゼキヤは回復しました
20;8-11 ヒゼキヤがイザヤに「主が私を癒す徴」を求めイザヤが祈ると主はアハズの階段を下って来た影を十段戻しました
20;12-13 バビロン王はヒゼキヤに病気見舞いの使者と贈り物を送りましたヒゼキヤは使者に宝庫と武器庫の全てを見せました
20;14-19 全てを見せたことを知ったイザヤはヒゼキヤに主の言葉「あなたの宮殿の中にある全てのものがバビロンに運び去られます」
20;20-21 ヒゼキヤは父祖たちと共に眠り息子マナセが代わって王になりました
21章 26節 397語 21;1-2 マナセは十二歳でユダの王になり五十五年君臨しました母の名はヘフツィ・バでした彼は悪を実行しました
21;3-9 マナセは高台を再建しバアルの祭壇を築きアシェラ像を造り天の万象に仕え息子を火に通らせ予言占い霊媒口寄せを用いました
21;10-16 主は預言者たちによって告げました「私はエルサレムを拭い去る私の財産である民の残りの者を捨て敵の手に与えます」
21;17-18 マナセは父祖たちと共に眠りウザの庭に葬られ息子アモンが代わってユダの王になりました
21;19-22 アモンは二十二歳でユダの王になり二年君臨しました母の名はメシュレメトでした彼は悪を実行し偶像に仕えました
21;23-26 アモンは僕たちの謀反で殺されウザの庭に葬られました民が謀反人たちを撃ち息子ヨシヤを代わりに王にしました
22章 20節 371語 22;1-2 ヨシヤは八歳でユダの王になり三十一年君臨しました母の名はエディダでした彼は正しいことを実行しました
22;3-7 ヨシヤは書記を大祭司ヒルキヤに遣わし主の神殿に集められた銀を集計し神殿修復の為に作業者たちに支払うように命じました
22;8-10 ヒルキヤは書記に「私は神殿で律法の書を見つけました」書記は銀を支払ったことを王に告げ王の前で律法の書を読みました
22;11-13 律法の書の言葉を聞いたヨシヤは衣を裂きヒルキヤと僕たちに命じました「この書の言葉について主に尋ねなさい」
22;14-17 ヒルキヤと僕たちが女預言者フルダの許に行くと彼女は王に対する主の言葉を告げました「私は書の言葉通りに災いを齎す」
22;18-22 「あなたはその言葉を聞いて私の前で遜り衣を裂き涙を流した故に災いを見ることなく平穏に墓に集められます」
23章 37節 773語 23;1-3 ヨシヤ王は全ての民を集め主の神殿に上り契約の書の言葉を民に読み聞かせそれを実行することを主に誓い契約を結びました
23;4-7 王は主の神殿からバアルやアシュラや天の万象の祭具を取り出して焼き高台で香を焚く偶像の祭司たちを除きました
23;8-11 王はユダの町々から全ての祭司を連れて来て彼等が香を焚いていた聖なる高台を汚しました
23;12-14 彼はユダの王たちが築いた祭壇を壊しソロモンが造った聖なる高台を汚し石柱を砕きアシュラ像を切り倒しました
23;15-18 彼はヤロブアムがベテルに造った聖なる高台を焼き神の人が告げた主の言葉通り墓の骨を祭壇で焼いて祭壇を汚しました
23;19-20 彼はサマリアの町々にある聖なる高台を全て取り除き高台の祭司全員を祭壇の上で屠り人骨を焼きました
23;21-23 ヨシヤ王は治世十八年に民に命じました「契約の書に記されている通りに過越しの祭りを実行しなさい」
23;24-25 ヨシヤはユダとエルサレムから霊媒口寄せテラフィム偶像など嫌悪すべきもの全てを一掃しました
23;26-27 しかし主はユダに対する激怒を戻さず「私はイスラエルのようにユダを取り除きエルサレムも神殿も除きます」
23;28-30 ヨシヤ王はエジプト王ファラオ・ネコと戦い殺されエルサレムに葬られました民は息子ヨアハズを選び油を塗り王にしました
23;31-32 ヨアハズは二十三歳で王になり三カ月王位にありました母の名はハムタルでした
23;33-35 ファラオ・ネコはヨアハズを束縛しエジプトに連行しヨシヤの息子エルヤキム(ヨヤキムと改名)を王にして金銀を貢がせました
23;36-37 ヨヤキムは二十五歳でユダの王になり十一年君臨しました母の名はゼブダでした彼は悪を実行しました
24章 20節 312語 24;1-4 ヨヤキムは上って来たバビロン王ネブカドネツァルに三年服従した後反逆しました主はユダを滅ぼす為に各国の軍団を送りました
24;5-6 ヨヤキムは父祖たちと共に眠り息子ヨヤキンが代わって王になりました
24;7-7 バビロン王がエジプトの川からユーフラテス川まで占領したのでエジプト王は再び出て来ませんでした
24;8-9 ヨヤキンは十八歳で王になり三カ月王位にありました母の名はネフシェタでした
24;10-13 バビロン王がエルサレムに来てヨヤキンを捕え神殿と宮殿の宝物を全て運び出しソロモンの造った金の器全てを取りました
24;14-16 ネブカドネツァルはヨヤキンをはじめエルサレムの主要な人たちを捕囚としてバビロンに連行し貧しい者たちだけ残しました
24;17-17 バビロン王はヨヤキンの代わりに彼の叔父マタンヤ(ゼデキヤに改名)を王にしました
24;18-20 ゼデキヤは二十一歳で王になり十一年王位にありました母の名はハムタルでした彼は悪を実行しバビロン王に反逆しました
25章 30節 508語 25;1-4 ネブカドネツァル王は全軍を率いてエルサレムを包囲しました町は食糧が尽き破られ全戦士とゼデキヤは逃げました
25;5-7 カルデア軍がゼデキヤを捕えバビロン王の許に連れて行き彼の息子たちを殺し彼の両目を潰し足枷を掛けバビロンに連行しました
25;8-12 バビロン王の護衛隊長ネブザルアダンはエルサレムの家を焼き城壁を破壊し町に残った者で貧民以外を捕囚として連行しました
25;13-17 護衛隊長は主の神殿に在った青銅と金と銀の器具を全て奪いバビロンに運びました
25;18-21 護衛隊長は祭司長セラヤをはじめ主要な人々と一般の人々を町で捕えバビロン王の許に連行し王は彼等を撃ち殺させました
25;22-24 バビロン王はユダの総督にゲダルヤを任命しました彼はユダの軍の隊長たちに「バビロン王に仕えて幸せになりなさい」
25;25-26 イシュマエルがゲダルヤと彼と共に居たカルデア人を殺しました民は皆カルデア人を恐れエジプトに行きました
25;27-30 バビロン王エビル・メロダクはヨヤキンを監獄から出し親切に扱いバビロンに居る他の王たちに優る座を与えました
列王記上 全22章 全817節 全13140語
列王記下 全25章 全719節 全12280語
列王記上下 全47章 全1536節 全25420語
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