使徒言行録(使徒行伝)をギリシャ語原典から逐語訳してみました
使徒言行録(使徒行伝)は四福音書の次に置かれている書でイエスの使徒たちの活動を報告しています。
聖霊の働きによって福音が広がりユダヤ人社会から非ユダヤ人社会に初期教会が発展していく様子を記述しています。
1-12章はペテロに、13-28章はパウロに焦点を当てています。
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ΠΡΑΞΕΙΣ ΤΩΝ ΑΠΟΣΤΟΛΩΝ 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先
使徒言行録(使徒行伝) 1章 26節 503語 1;1-5 エルサレムから離れず父の約束を待ちなさいと弟子たちにイエスは命じました
1;6-11 あなたたちは聖霊の力を受け取り地の果てまで私(イエス)の証人になります
1;12-14 十一使徒はイエスの母マリアと兄弟たちと心を合わせて祈っていました
1;15-26 裏切ったユダは悲惨な死を遂げマティヤが籤によって使徒に加えられました
2章 47節 832語 2;1-4 五旬節の日に突然全ての者たちは聖霊に満たされ他の言語を話し始めました
2;5-13 各国から来た群衆はガリラヤ人が各国の言葉を話すのを聞いて驚きました
2;14-21 酔っているのではなくこれらは預言者ヨエルによって言われていることです
2;22-36 甦らされたイエスはあなたたちが見聞きしている聖霊を注ぎ出しました
2;37-41 ペテロの言葉を受け入れてその日に三千人が洗礼を授けられました
2;42-47 信者たちは全てを共有し財産と所有物を売って必要に応じて分配しました
3章 26節 495語 3;1-10 母の胎内から足萎えの者にペテロは金を施す代わりに足を癒しました
3;11-16 イエスの名を通した信仰が足萎えを全快させたとペテロは民に説きます
3;17-26 あなたたちの罪が拭い去られる為に悔い改めて神に立ち返りなさい
4章 37節 683語 4;1-4 大祭司たちはペテロとヨハネを留置しますが話を聞いた五千人が信じました
4;5-12 あなたたちが十字架につけたイエス以外救いはないとペテロは議会で言います
4;13-22 議会はイエスの名において話すことを禁じて両名を解放しました
4;23-31 両名は仲間に報告し一同は神に祈って聖霊に満たされました
4;32-37 信仰者の集まりは全てを共有し必要に応じて分配されました
5章 42節 771語 5;1-6 財産売却金を隠したアナニアはペテロに嘘を暴かれ倒れて息絶えました
5;7-11 アナニアの妻もペテロに嘘をつき倒れて息絶えたので教会全てが恐れました
5;12-16 使徒たちの手によって徴と不思議な業が為され全ての病人が癒されました
5;17-21 大祭司やサドカイ派は使徒たちを留置所に入れますが天使が解放します
5;22-32 宮で教えていた者たちを議会に連れて来て大祭司が尋問します
5;33-42 ファリサイ派ガマリエルの警告に従って使徒たちを鞭打って解放しました 
6章 15節 279語 6;1-6 弟子たちの日々の食卓に仕える仕事にステファノなど七人を選びました
6;7-7 エルサレムにおいて弟子の数が増え広がり祭司の群れも従いました
6;8-15 議論に負けた者たちはステファノを捕えて議会に連れて行きました
7章 60節 1115語 7;1-8 私たちの父アブラハムに神が現れたとステファノは語り始めます
7;9-16 エジプトに売られたヨセフは父ヤコブと親族七十五人を招きました
7;17-22 私たちの民族がエジプト王に虐待された時モーセが生まれました
7;23-29 四十歳になったモーセはエジプト人を撃ち殺してミディアンに逃げました
7;30-34 四十年経た時モーセに神が私の民を救いにエジプトに行けと命じました
7;35-43 エジプトから導き出したモーセに私たちの父祖たちは不従順でした
7;44-53 あなたたちの父祖たちが迫害しなかった預言者はいるだろうか
7;54-60 聞く者たちは激しく怒りステファノを石打ちにして殺しました
8章 40節 694語 8;1-3 エルサレムの教会に大迫害が起こりサウロは教会を荒らしました
8;4-8 フィリポはサマリアの町でキリストを宣べ伝え多くの者を癒しました
8;9-13 魔法使いのシモンはフィリポを信じて洗礼を受けました
8;14-25 シモンは聖霊を授ける力を金で買おうとしてペテロに叱られました
8;26-40 フィリポは主の天使の指示に従ってエチオピア人の宦官に洗礼を授けました
9章 43節 784語 9;1-9 主の弟子たちを縛りに行ったサウロは天からの光で目がみえなくなりました
9;10-19 サウロはイエスに遣わされたアナニアの手で見えるようになり洗礼を受けました
9;20-22 サウロは直ちにダマスコの諸会堂でイエスは神の息子であると宣べ伝 えました
9;23-25 ユダヤ人に命を狙われたサウロを弟子たちは壁から籠で下して逃がしました
9;26-30 サウロはエルサレムに出入りして主の名によって大胆に宣べ伝えました
9;31-31 教会はユダヤとガリラヤとサマリアの隅々まで平和を得て信者を増しました
9;32-35 ペテロは中風患者を癒しルダとシャロンの全住民を主に転向させました
9;36-43 ペテロは死んだ女弟子タビタを甦らせヤッファの住民の大勢が主を信じました
10章 48節 836語 10;1-8 イタリアの百人隊長コルネリウスに天使がペテロを迎えに行くように言いました
10;9-16 ペテロは天から生き物たちが吊り下げられる幻を見て食べろという声を聞きました
10;17-23 幻を思案するペテロに霊がコルネリウスの使いと共に行くように言いました
10;24-33 不浄な人はいないことを神は示したとペテロは出迎えたコルネリウスに言いました
10;34-43 ユダヤ人たちが殺したイエスを神は三日目に甦らせたとペテロは証ししました
10;44-48 ペテロは聖霊を受けた異邦人にイエス・キリストの名によって洗礼を授けました
11章 30節 528語 11;1-18 異邦人との交わりを咎めた使徒たちもペテロの説明を聞いて神を讃美しました
11;19-21 キプロス人とキレネ人の信者がアンティオキアでギリシャ人に福音を宣べ伝えました
11;22-26 バルナバとサウロがアンティオキアで教え弟子たちをクリスチャンと呼びました
11;27-30 飢饉の時バルナバとサウロに託してアンティオキアからユダヤに援助を送りました
12章 25節 491語 12;1-5 ヘロデ王はヨハネの兄弟ヤコブを殺しペテロを監獄に入れました
12;6-11 看守が見張る監獄から天使がペテロを救い出しました
12;12-17 ヨハネの母マリアの家で祈っていた者たちはペテロを見て驚きました
12;18-19 ペテロを見出せなかったヘロデは看守たちを処刑しました
12;20-25 神に擬されたヘロデは天使に打たれ蛆に喰われて息絶えました
13章 52節 930語 13;1-3 アンティオキアの教会は聖霊の指令でバルナバとサウロを送り出しました
13;4-5 二人はヨハネを伴ってキプロスの諸会堂で神の言葉を宣べ伝えました
13;6-12 サウロ(パウロ)は敵対する魔術師を盲目にして地方総督を信者にしました
13;13-15 ピシディアのアンティアオキアの会堂で求められてパウロが説教をしました
13;16-25 「神は民をエジプトから導き出しダビデを王に立てイエスを齎しました」
13;26-41 「神はイエスを死から蘇らせ信じる者は彼によって義とされます」
13;42-43 会堂の解散後に多くのユダヤ人と改宗者が二人について行きました
13;44-52 次の安息日に異邦人は信者になりましたがユダヤ人は二人に反対して追い出しました
14章 28節 473語 14;1-7 イコニオンでも多くの信者を得ましたがユダヤ人の攻撃を受けて逃げました
14;8-18 リストラで足萎えを癒し神扱いされたので福音を伝える人間であると説きました
14;19-20 ユダヤ人たちがパウロを石打ちにして死んだと思って町の外に引きずり出しました
14;21-23 二人はテルベで大勢を弟子にしてから戻る町々で弟子の心を信仰で強めました
14;24-28 アンティオキアに戻って異邦人に信仰の門を開いたことを教会に報告しました
15章 41節 692語 15;1-2 割礼を施すべきかどうか意見の衝突が起きパウロとバルナバはエルサレムに行きました
15;3-5 エルサレムでファリサイ派から信者になった者たちが割礼を施すべきだと言いました
15;6-11 ペトロは言いました「父祖も私たちも負えなかった頚木を弟子に置いて何故神を試すのか」
15;12-21 ヤコブが答えました「異邦人から転じる者を困らせないようにしなさい」
15;22-29 使徒と長老は異邦人の兄弟たちに「重荷を負わせない」という手紙を書きました
15;30-35 アンティオキアの集会は下って来た者たちに渡された手紙を読んで喜びました
15;36-38 パウロとバルナバは再度の宣教にパルコを連れて行くかどうかで論争して離れました
15;39-41 バルナバはマルコと共にキプロスにパウロはシラスと共にシリアとキリキアに向いました
16章 40節 715語 16;1-3 パウロはリストラで弟子テモテに出会い彼を連れて行きたいと思い割礼を施しました
16;4-5 町々で使徒と長老が決めた定めを伝えました諸教会は信仰を強められ数を増しました
16;6-10 夜パウロは「マケドニアに来て私たちを助けて下さい」と願う男の幻を見ました
16;11-15 フィリポに行き安息日に女たちに話をしましたリディアと家族が洗礼を受けました
16;16-18 占いの霊を持つ女召使につき纏われたパウロは霊に出て行くように命じました
16;19-24 パウロとシラスは女召使の主人たちに捉えられ笞打たれて監獄に入れられました
16;25-29 夜中に讃美歌を歌っていると大地震が起き全ての戸が開かれ枷が解かれました
16;30-34 「どうすれば救われるか」聞く看守に彼等は言いました「主イエスを信じなさい」
16;35-40 長官たちは彼等がローマ人であると聞いて恐れ町から去るように求めました
17章 34節 675語 17;1-4 テサロニケに来たパウロはユダヤ人の会堂に入りイエスはキリストであると説きました
17;5-9 ユダヤ人は「これらは世界を騒がせカイザル以外を王とする」と煽って町を不安にさせました
17;10-15 パウロとシラスはベレアに送り出され会堂で熱心に調べる人々に神の言葉を伝えました
17;16-21 偶像の町アテネに連れて行かれたパウロは異国の神の伝道者と思われました
17;22-31 パウロはアレオパゴスでアテネ人の信心深さを認め詩人の言葉を引用して説教します
17;32-34 死者の甦りを聞くと人々は嘲ったり又聞きましょうと言うのでパウロは出て行きました
18章 28節 510語 18;1-4 コリントに行ったパウロは同じ天幕造りのユダヤ人の家で働きながら会堂で説得します
18;5-8 イエスはキリストであるという証しに反対するユダヤ人に「私は異邦人に向う」と言います
18;9-11 幻を通して主は言いました「恐れるな黙るな私が共に居る私の民がこの町に大勢いるから」
18;12-17 ユダヤ人はこぞってパウロを裁判席に連行しましたが総督は彼等を追い出しました
18;18-21 プリスキラとアキラと共にエフェソに行ったパウロは会堂でユダヤ人と論じました
18;22-23 アンティオキアに下った後ガラテヤやフリギア地方に出て行き全ての弟子たちを強めました
18;24-28 エフェソに来てイエスを大胆に語るアポロにプリスキラとアキラは神の道を説明しました
19章 41節 754語 19;1-3 パウロはエフェスに入った時に聖霊を受けずに信仰した弟子たちを見出しました
19;4-7 主イエスの名によって彼等に洗礼を授けると聖霊が下り諸々の言葉を言い預言しました
19;8-10 二年間ティラノの学校で論じた為アジアに住む者たちは主の言葉を聞くことになりました
19;11-12 彼の手拭いや前掛けを病人の上に置くと病が離れ悪霊が出て行きました
19;13-16 ユダヤ人の祈祷師たちがイエスとパウロの名を使うと悪霊憑きは彼等を傷つけました
19;17-20 信仰した大勢が来て彼等の行為を告白し魔術を使っていた者は書物を焼きました
19;21-22 パウロはマケドニアとアカイアを通ってエルサレムに行き更にローマを見ようと思いました
19;23-27 「手で造ったものは神ではない」というパウロにアルテミス神殿の銀細工師が敵対します
19;28-32 扇動された人々は激怒して「アルテミスは偉大だ」と叫び町は混乱に陥りました
19;33-41 町の書記官が「敵対することがあるなら告発しなさい」と言って集会を解散させました
20章 38節 676語 20;1-6 パウロはマケドニアとギリシャに行きトロアスに来ました
20;7-8 私たちがパンを裂く為に集まっていた時パウロは夜中まで説教しました
20;9-12 居眠りして三階から落ちて死んだ若者を抱いたパウロは言いました「命はあるから騒ぐな」
20;13-16 私たちは出帆し徒歩のパウロとアソスで出会いミレトスに来ました
20;17-24 パウロはエフェソの長老たちを呼んで言う「私は霊に縛られてエルサレムに行きます」
20;25-28 「聖霊が神の教会を牧する為にあなたたちを監督に決めました」
20;29-31 「狼や踏み外す者が現れる故にあなたたちは目を覚ましていなさい」
20;32-35 「あなたたちを主と恵みの言葉に委ねます」「与えることは受けるより幸いである」
20;36-38 もはや顔を見ることはないという言葉に全員悲しんで泣け叫びパウロに口づけしました
21章 40節 798語 21;1-6 ティルスで弟子たちを見い出した時彼等はパウロにエルサレムに行かないように言いました
21;7-12 カイサリアで福音伝道者フィリポの家に留まった時アガポがパウロ捕縛を預言しました
21;13-14 パウロは答えました「私は縛られるだけではなく死ぬことも覚悟しています」
21;15-16 カイサリアの弟子たちに伴われれて私たちはエルサレムに上って行きました
21;17-19 パウロはヤコブの許に行き神が異邦人に為した業をヤコブと長老たちに詳しく告げました
21;20-25 彼等はパウロに言いました「あなたは律法を守る者として知られる為に清めを受けなさい」
21;26-26 パウロは誓願者たちを連れて清めの七日間神殿に入りました
21;27-30 アジアのユダヤ人たちに扇動されて民衆はパウロを捉え神殿の外に引き出しました
21;31-36 民衆がパウロを殺そうとした時歩兵隊の千人隊長が駆けつけ彼を捕えました
21;37-40 千人隊長にギリシャ語で許しを得てパウロは民にヘブライ語で呼びかけました
22章 30節 569語 22;1-5 「私は律法の厳格な教育を受けこの道を迫害し男女を縛り看守に渡していました」
22;6-9 「突然天から光が輝きイエスの何故に私を迫害するのかという声を聞きました」
22;10-15 「主よ私は何をしたらよいのでしょうか」「ダマスコに行きなさい」
22;11-13 見えなくなり手を引かれて行った私にアナニアが言いました「見えるようになりなさい」
22;14-16 「私たちの父祖の神があなたを選びました」「罪を洗い清める為に洗礼を受けなさい」
22;17-20 私が神殿で祈っていると主は「あなたを受け入れないエルサレムから出て行きなさい」
22;21-21 「私はあなたを遠く異邦人たちに遣わす」
22;22-24 この言葉を聞くと彼等は声を張り上げました「このような者は片づけてしまえ」
22;25-29 千人隊長は鞭を打って調べるように命じたパウロがローマ市民であると知って恐れました
22;30-30 なぜパウロがユダヤ人に非難されるのか知る為に大祭司たちと議会を召集します
23章 35節 657語 23;1-1 パウロは議会に言いました「私は今日まで良心に従って神に生かされてきました」
23:2-5 大祭司アナニアはパウロの口を打てと命じパウロは彼を白壁と言って非難します
23;6-10 復活についてファリサイ派とサドカイ派の意見が衝突してパウロは兵営に戻されました
23;11-11 夜に主が彼に言いました「エルサレムで私を証ししたようにローマでもする必要がある」
23;12-15 ユダヤ人四十人以上がパウロを待ち伏せして殺す陰謀を企てました
23;16-22 姉妹の息子に知らされたパウロは千人隊長に陰謀を報告させました
23;23-24 千人隊長はカイサリアに向けて多数の兵隊とパウロが乗る動物を準備させました
23;25-30 フェリクス総督に手紙で「ローマ人である彼にユダヤ人たちが殺しの陰謀を企てました」
23;31-35 手紙を読んだ総督はパウロをヘロデの官邸内に監視するように命じました
24章 27節 458語 24;1-9 雄弁家テルティロがパウロを訴える「この男はユダヤ人を扇動し神殿を冒涜しようとした」
24;10-13 パウロは弁明しました「私が論争したり群衆を扇動するのを見た者はいません」
24;14-16 「私は父祖の神に仕え律法に従い預言者の書を信じ蘇りの希望を持っています」
24;17-21 「死者の復活について裁かれていると議会で叫んだ以外私に何かあるなら言いなさい」
24;22-23 フェリクスは千人隊長が下って来るまで尋問を延ばしました
24;24-26 フェリクスは妻と共にパウロからイエス・キリストの信仰の話を聞きました
24;27-27 後任が来るまで二年間フェリクスはユダヤ人に好意を示そうとパウロを監禁しました
25章 27節 530語 25;1-5 後任のフェストゥスにユダヤ人たちはパウロをエルサレムに呼ぶように請願しました
25;6-8 フェストゥスはカイサリアに行って裁判席に座りパウロを連れて来るように命じました
25;9-12 エルサレムでの裁判を望むかと聞かれたパウロはカイサルに訴えると答えました
25;13-16 フェストゥスは挨拶に来たアグリッパ王にパウロの裁判について伝えました
25;17-19 「訴訟理由は死んだイエスをパウロが生きていると主張する宗教の問題です」
25;20-22 アグリッパ王はパウロの話を聞きたいとフェストゥスに言いました
25;23-27 フェストゥスはアグリッパ王臨席の下にパウロの聴聞会を開きました
26章 32節 590語 26;1-3 パウロはユダヤ人に告発されてる件についてアグリッパ王に弁明しました
26;4-8 「私は最も厳格なファリサイ派として生活しました」
26;9-11 「私はナザレのイエスの名に反対しエルサレムで多くの聖なる者を迫害しました」
26;12-14 ダマスコに行く途中で天からの光を見て倒れた私に声が「なぜ私を迫害するのか」
26;15-16 「私はイエスです」「あなたを奉仕者として証人として選ぶために現れました」
26;17-18 「民と異邦人の目を開き暗闇から光にサタンから神に戻す為にあなたを遣わします」
26;19-23 パウロは証しします「キリストは受難者であり死者の中から復活した最初の者です」
26;24-26 フェストゥスは言います「パウロは気が狂っている」
26;27-29 アグリッパはパウロに向って「あなたは私をキリスト教徒にしようと説得しています」
26;30-32 アグリッパはフェストゥスに「この者はカイサルに訴えていなければ釈放できたのに」
27章 44節 751語 27;1-3 パウロと囚人たちは百人隊長と兵士たちに引き渡されイタリアに向って出帆しました
27;4-8 船は風に阻まれクレタ島の陰を航行して良い港と呼ばれる所に来ました
27;9-12 パウロは航海の危険を忠告しましたが百人隊長と大多数は出帆を決めました
27;13-15 船はエウラキロンと呼ばれる激しい風に捉えられ流されました
27;16-20 小舟を引き上げ船を綱で縛り船荷と船具を捨てても嵐は続き人々の望みが消えました
27;21-26 パウロは言います「男たちよ元気を出しなさい命を失う者は誰一人いないから」
27;27-29 十四日目の真夜中に船乗りたちは陸地に近づいているのを感じました
27;30-32 船乗りたちが小舟を降ろして逃げようとしている所をパウロに見破られました
27;33-38 日が出るとパウロは人々に食事を摂るように勧め自ら神に感謝を捧げて食べました
27;39-41 彼等は入り江を見つけて帆を上げて海岸に向かったが船を浅瀬に乗り上げました
27;42-44 兵士たちは囚人たちを殺そうとしたが百人隊長の計らいで全員が陸地に救われました
28章 31節 597語 28;1-2 マルタ島の人たちは私たちを受け入れて雨と寒さの為に火を燃やす親切を示しました
28;3-6 毒蛇に噛まれたパウロに何一つ障害が起きないのを見た彼等は彼を神であると言いました
28;7-10 熱病と赤痢に苦しむ島の首長の父をパウロは祈って癒し他の島民の病気も癒しました
28;11-15 三カ月後に出帆しローマに来て兄弟たちの出迎えを受けパウロは勇気づけられました
28;16-16 パウロは彼を監視する兵士と共に彼だけで住むことを許されました
28;17-20 パウロはユダヤ人の首長たちを呼び集めてカイサルに訴えた経緯を説明しました
28;21-22 ユダヤ人たちは言いました「至る所で反対されている分派についてあなたから聞きたい」
28;23-24 大勢が来てパウロから神の王国とイエスについて聞いても信じる者と信じない者がいます
28;25-28 パウロは彼等に言いました「神の救いは異邦人に送られました」
28;30-31 パウロは二年間留まり公然と神の王国を宣べ伝え主イエス・キリストについて教えました
全28章 全1007節 全18386語
Office Murakami