レビ記をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ユダヤ教トーラ(律法)54部のうち24-33部が旧約聖書のレビ記1-27章になりました
1章-7章の捧げ物に関する規定から始まり27章までレビ記は祭司と全ての民に対する規定集(律法)になっています
各章の規定を幾つかの話(内容)に分けながら逐語訳を進めました
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レビ記 章別リンク先 節数 逐語数 話(内容)別リンク先 תורה トーラ 律法(教え)
1章 17節 252語 1;1-9 燔祭(焼き尽くす捧げ物)が牛なら欠けた所のない雄を供えなさい 24部 ו:יקרא ヴァ・イクラー そして[彼は]呼びました
1;10-13 燔祭が子羊・子山羊なら欠けた所のない雄を供えなさい
1;14-17 燔祭が鳥なら山鳩か家鳩の雛を供えなさい
2章 16節 200語 2;1-3 素祭の捧げ物は小麦粉を供え油を注ぎ乳香を加えなさい
2;4-10 小麦粉を炉で焼いた素祭はパン種無しの菓子と煎餅にしなさい
2;11-13 素祭にパン種と蜂蜜を使ってはいけません
2;14-16 初物の素祭は穀物の穂のひき割りを火で焼きなさい
3章 17節 249語 3;1-5 酬恩祭(和解の捧げ物)が牛なら雄か雌の欠けた所のないものを供えなさい
3;6-11 酬恩祭が子羊なら主ヤㇵウェㇵの面前に近づかせなさい
3;12-17 酬恩祭が山羊なら主ヤㇵウェㇵの面前で供えなさい
4章 35節 542語 4;1-12 祭司が誤って罪を犯した時は欠けた所のない若い雄牛を供えなさい
4;13-21 イスラエルの全集会が誤って罪を犯した時は若い雄牛を供えなさい
4;22-26 首長が誤って罪を犯した時は欠けた所のない毛深い雄山羊を供えなさい
4;27-31 一人の人が誤って罪を犯した時は欠けた所のない毛深い雌山羊を供えなさい
4;32-35 罪祭の捧げ物が羊の場合欠けた所のない雌を供えなさい
5章 26節 430語 5;1-5 証人として知っていることを告げない時知らずに汚れに触れた時罪を得ます
5;6-10 愆祭(過ちの捧げ物)として雌羊か雌山羊それが不可能なら鳩二羽を持って来なさい
5;11-13 鳩二羽にも手が届かない時は小麦粉十分の一エファを持って来なさい
5;14-16 誤りの中で不正を犯す時は数シェケル相当の雄羊を持って来なさい
5;17-19 知らずに主ヤㇵウェㇵの命令を犯す時はあなたの評価によって雄羊を持って来なさい
5;20-26 仲間から騙し取る時は全額に五分の一を加えて償い愆祭として雄羊を持って来なさい
6章 23節 303語 6;1-6 燔祭の律法として捧げ物は朝まで祭壇の上に火と共にあるようにしなさい 25部 צו ツァヴ [あなたは]完全に命じなさい
6;7-11 素祭の律法として小麦粉と油と乳香を一掴み取って祭壇で焼いて煙にしなさい
6;12-16 祭司が油注がれる日に捧げる捧げ物は小麦粉十分の一エファ朝夕半分づつ
6;17-23 罪祭の律法として燔祭の屠られる場所で罪祭は屠られる(ようにしなさい)
7章 38節 480語 7;1-6 愆祭の律法として燔祭を屠る場所で愆祭を屠るようにしなさい
7;7-10 罪祭も愆祭も律法は一つで捧げ物は贖いをする祭司のものになります
7;11-18 酬恩祭の生贄の律法として菓子や煎餅やパンを合わせて供えなさい
7;19-21 汚れたものに触れた肉は食べられることなく火で焼かれなさい
7;22-27 家畜の脂肪と鳥や動物の血を食べてはいけません
7;28-38 神は酬恩祭の生贄から揺祭の胸と挙祭の腿を祭司に与えました
8章 36節 570語 8;1-9 モーセはアロンと彼の息子たちを水で洗い清めました
8;10-13 モーセはアロンの頭の上に油を注ぎ聖なるものにしました
8;14-17 モーセは罪祭の雄牛を屠り血を取り祭壇を浄め脂肪を焼いて煙にしました
8;18-21 モーセは燔祭の雄牛を屠り血を祭壇に撒きことごとくを焼いて煙にしました
8;22-30 モーセはの聖職授職の雄牛を屠り血をアロンの耳たぶと親指に付けました
8;31-36 天幕の入口でアロンと彼の息子たちは肉を煮てパンと共に食べなさい
9章 24節 318語 9;1-7 第八の日にモーセはアロンと彼の息子たちと長老たちを呼びました 26部 שמיני シェミニ 第八の
9;8-14 アロンは祭壇に近づき燔祭の子牛を屠りました
9;15-21 アロンは民の捧げ物を近づかせ民の為に罪祭の毛深い山羊を屠りました
9;22-24 主ヤㇵウェㇵの前から火が出て祭壇の上で燔祭と脂肪を食い尽くしました
10章 20節 327語 10;1-7 ナダブとアビフは異火を近づかせたので主ヤㇵウェㇵの火に焼かれて死にました
10;8-11 アロンと息子たちは会見の天幕に入る時酒を飲むことを禁じられました
10;12-15 アロンと息子たちは祭壇の側で分配物の素祭を食べるように命じられました
10;16-20 罪祭の山羊が焼かれていたのでモーセはエルアザルとイタマルに激怒しました 
11章 47節 593語 11;1-8 動物の中で蹄が分かれていて反芻するものは食べることができます
11;9-12 水の中にいるもので鰭と鱗のあるものは食べることができます
11;13-19 鳥の中で忌むべきものとして食べてはいけないのは鷲・禿鷹・・・(20種)
11;20-23 四足で歩き羽があって群れるもので蝗・羽なし蝗・蟋蟀・飛蝗は食べることができます
11;24-28 汚れた動物の死体に触れる者は夕方まで汚れます
11;29-38 地を這い回る汚れたものの死体に触れる者は夕方まで汚れます
11;39-40 食用の家畜の死体に触れる者は夕方まで汚れます
11;41-47 地を這い回るものは忌むべきものとして食べてはいけません
12章 8節 117語 12;1-5 女が男性を産む時は七日間女性を産む時は二週間汚れます 27部 תזריע タズリアー [彼女が]子[種]を孕む
12;6-8 女は清めの日々を満たす時燔祭に子羊を罪祭に鳩を持って来なさい
13章 59節 893語 13;1-8 患部の毛が白く変わり患部が皮膚より深いなら癩病の患部です
13;9-17 白い腫物の中で白い毛に変わり生きた新肉があるなら長引いた癩病です
13;18-23 癒された腫物の場所に白い腫れが生じ皮膚より深くて白い毛に変わるなら腫物の癩病です
13;24-28 火傷の傷が白い光る所になり白い毛に変わり皮膚より深いなら火傷の癩病です
13;29-37 頭・顎鬚の患部が皮膚より深く毛が細い黄色なら疥癬であり頭・顎鬚の癩病です
13;38-39 皮膚に生じた光る斑点が鈍い白なら皮膚に吹き出た発疹であり清いものです
13;40-44 頭・額の禿に赤味がかった白い患部が生じるなら頭・額の禿の癩病です
13;45-46 癩病患者は汚れていると叫び一人離れて野営地の外に住むようにしなさい
13;47-52 衣服の中に緑色がかったあるいは赤味がかった患部が生じるなら癩病(黴)の患部です
13;53-59 患部のある衣服を洗って七日後に患部が変わっていないなら火で焼きなさい
14章 57節 818語 14;1-9 清いと宣言された者は毛を剃り水浴し野営に入り天幕の外に七日間留まりなさい 28部 מצרע メツォラ 完全に癩病とされる
14;10-20 第八の日に雄の子羊二匹と当歳の雌羊と小麦粉一エファと油一ログを取りなさい
14;21-32 貧しい者は雄の子羊一匹と小麦粉一エファと油一ログと鳩二羽を取ります
14;33-42 家の壁に癩病の患部のように窪みがあり緑色か赤味があるなら家を隔離させなさい
14;43-47 家の患部が拡散しているなら家を壊し家の石と木と漆喰を町の外に持ち出しなさい
14;48-57 患部が拡散していないなら家を浄める為に鳥二羽と杉の木と緋色の糸とヒソプを取りなさい
15章 33節 456語 15;1-12 彼の肉体から流失する時流出物を閉じ込めても彼の汚れになります
15;13-15 流出から清くなる時七日を数え衣を洗い水浴し八日目に鳩二羽を捧げなさい
15;16-18 彼から精液が出て行くなら彼は全身を水浴しなさい夕方まで汚れます
15;19-24 女の流出が血である時七日間月経になり彼女に触れる者は夕方まで汚れます
15;25-30 月経期間以外に血の流出がある時彼女の汚れは月経期間と同様になります
15;31-33 幕屋を汚して死なない為イスラエルの息子たちを汚れから離れさせなさい
16章 34節 552語 16;1-5 アロンは死なない為に水浴し亜麻布を身に着け生贄と共に聖所に入りなさい 29部 אחרי מות アㇰハレイ モォト 死の後
16;6-10 アロンは二匹の雄山羊を取り一匹を主に供え一匹をアザゼルの為に送り出しなさい
16;11-14 アロンは罪祭の若い雄牛を供え彼と彼の家族について完全に贖います
16;15-19 アロンは民の為の罪祭の雄山羊を屠りその血を蓋の上と前に撒きます 
16;20-22 アロンは贖い終えたら生きている雄山羊の頭に咎を置き荒野に送り出しなさい
16;23-28 アロンは亜麻布を脱いで水浴し聖所を出て彼と民の為の燔祭を捧げます
16;29-34 七月十日にあなたたちを完全に贖うから永久の法として休みの安息にしなさい
17章 16節 274語 17;1-7 雄牛か子羊か山羊を屠りながら主に捧げない者は血を流した罪で民から断ち切られます
17;8-9 燔祭(焼き尽くす捧げ物)あるいは生贄を主に捧げない者は民から断ち切られます
17;10-13 血は肉の命だから血を食べる者がいれば私はその人を民から断ち切らせます
17;14-16 死んだものと裂かれたものを食べる者は衣を洗い水浴しなさい夕方まで汚れます
18章 30節 344語 18;1-5 エジプトとカナンの地の行為と法に従わず神の定めと法を守りなさい
18;6-18 あなたの肉親(母や姉妹など)に近づき彼女の裸を曝してはいけません
18;19-23 月経中の妻に近づき彼女の裸を曝してはいけません
18;24-30 忌み嫌うことを実行した者を民の中から断ち切りなさい
19章 37節 440語 19;1-4 母と父お畏れなさい安息日を守りなさい鋳造の神々を作ってはいけません 30部 קדשים ケドシム 清い
19;5-8 酬恩祭の生贄を捧げる時食べられるのは二日間だけで三日目の残りは焼却しなさい
19;9-10 畑の落穂や葡萄園の落ちた実を拾い集めてはいけません
19;11-12 盗むこと欺くこと偽り誓うことはいけません
19;13-14 隣人を虐げること聾を呪うこと盲を躓かせることはいけません
19;15-16 裁判で不正をすること人々に中傷して回ることはいけません
19;17-18 兄弟を憎むこと復讐することはいけません隣人をあなた同様に愛しなさい
19;19-19 二種の家畜を交尾させること畑に二種の種を蒔くことはいけません
19;20-22 婚約者のある女奴隷と寝た時は愆祭(過ちの捧げ物)の雄羊で罪を贖いなさい
19;23-25 その地に入って植えた木の実は三年間無割礼とみなして食べられません
19;26-28 血の付いたものを食べること占いと魔法を使うことはいけません
19;29-30 あなたの娘を淫行させて身を汚してはいけません
19;31-31 霊媒と口寄せに顔を近づかせてはいけmせん
19;32-32 白髪の人の前に立ち上がり年老いた者の顔に敬意を表しなさい
19;33-34 あなたたちと共にいる異邦の滞在者を己の様に愛しなさい
19;35-37 裁きと物差しと秤と升目において不正をしてはいけません
20章 27節 428語 20;1-5 モレクに子を与える者は石打ちにして殺しなさい
20;6-9 霊媒と口寄せに従って姦淫した者は民の中から断ち切りなさい
20;10-16 仲間の妻と姦通した者は男女とも死刑にしなさい
20;17-21 月経の女と寝る者は彼女の源泉を曝した故に二人とも民から断ち切りなさい
20;22-25 私(主ヤㇵウェㇵ)が追放した民族の風習にあなたたちは従ってはいけません 
20;27-27 死者霊や精霊を持つ男女は石打ちによって死刑にしなさい 
21章 24節 305語 21;1-9 神は聖なるものであるから祭司は神に対して聖なる者でありなさい 31部 אמר エモール [あなたは]告げなさい
21;10-15 最高の祭司は頭の覆いを取ったり衣服を裂いてはいけません
21;16-24 アロンの子孫の中で欠陥がある者は神のパンを捧げる為に近づいてはいけません
22章 33節 439語 22;1-9 アロンの子孫の中で癩病の者や流出のある者は聖なるものを食べてはいけません
22;10-16 祭司の滞在者や雇い人など外の者は全て聖なるものを食べてはいけません
22;17-25 主ヤㇵウェㇵへの奉納物は欠陥のない全きものを捧げなさい
22;26-30 牛か羊か山羊が産まれた時は八日目以降火祭の奉納物として受け入れられます
22;31-33 主ヤㇵウェㇵの聖なる名をあなたたちは冒瀆してはいけません
23章 44節 593語 23;1-3 六日間仕事をしなさい七日目は完全な休みの安息日で聖会の日です
23;4-8 一月十四日の夕は主ヤㇵウェㇵの過越しで十五日は種なしパン(除酵)の祭りです
23;9-14 収穫の初めの束を持って来て祭司は主の前で揺祭(揺らす捧げ物)として捧げなさい
23;15-21 揺祭から五十日を数えて新しい素祭(穀物の捧げ物)を主に捧げなさい
23;22-22 畑の隅まで完全に刈り入れてはいけません落穂を完全に拾い集めてはいけません
23;23-25 七月一日を喇叭の吹奏で記念する聖会がある安息日としなさい
23;26-32 七月十日は贖罪の日です仕事のことごとくをする者を私(神)が滅ぼします
23;33-36 七月十五日に仮庵の祭りが始まります七日間主に火祭(火による捧げ物を)を捧げなさい
23;37-38 その他に安息日があり主に提供する誓願と任意の捧げ物があります
23;39-44 仮庵の祭りの間イスラエルで生まれた者は仮庵の中に住みなさい
24章 23節 277語 24;1-4 アロンは夕から朝まで会見の天幕の中にある証言の幕の外に灯火を置きなさい
24;5-9 安息日ごとに麦粉で十二個の菓子を焼き主ヤㇵウェㇵの前に純金の机の上に二列に並べなさい
24;10-23 主ヤㇵウェㇵは神を呪う者に石打ち刑を命じると共に目には目を歯には歯の掟を告げました
25章 55節 710語 25;1-7 六年間畑に種を蒔き葡萄園の枝を切り実を集めなさい七年目は休みの安息にしなさい 32部 ב:הר ベ・ハール 山の中で
25;8-12 安息を七回数え五十年目を聖別してヨベルの年として全住民に自由を布告しなさい
25;13-17 ヨベルの年に所有地に戻りなさいヨベルの後の年数によって売買価格を増減させなさい
25;18-24 土地を永代に売ってはいけません全所有地に買い戻し権を与えなさい
25;25-28 兄弟が困窮して所有地を売るなら近親者が買い戻しなさい
25;29-34 城壁のある町の中の家を売るなら買い戻し権はその年限りでヨベルの年に戻されません
25;35-38 兄弟が困窮する時に利息や増額を付けて銀や食糧を与えてはいけません
25;39-46 兄弟を奴隷として働かせてはいけません奴隷は他国者から買いなさい
25;47-55 兄弟が滞在(他国)者に売られるなら血縁者が買い戻しなさい
26章 46節 582語 26;1-2 偶像と彫像と石柱を作ってはいけません平伏す為に石像を立ててはいけません
26;3-13 私の法によって歩み私の戒めを守るなら季節の雨と地の産物と木の実を与えます 33部 ב:חקת:י ベ・ㇰフコタ・イ 私の掟によって
26;14-20 私に聞き従わず私の契約を破るなら恐怖と肺病と熱病を舞い込ませます
26;21-22 私に敵対して聞き従わないなら七倍の打撃を加え野獣を送ります
26;23-26 更に私に敵対して歩むなら更に七倍打たせ復讐の剣を来させます
26;27-33 更に私に敵対して歩むなら更に七倍懲らしめ息子や娘の肉を食べさせます
26;34-39 あなたたちは諸国民の中で滅びます残された者は敵の中で痩せ衰えます
26;40-46 彼等の心が謙虚になるならヤコブとイサクとアブラハムとの契約を私は想い出します
27章 34節 458語 27;1-8 献身の誓いの評価額は二十から六十歳までの男は五十シェケル女は三十シェケルです
27;9-13 主ヤㇵウェㇵに捧げる家畜は聖なるものになるので取り替えてはいけません
27;14-15 家を聖別する時は祭司が家を評価しなさい
27;16-25 畑を聖別する時は畑の種に応じた評価額になりヨベルの年までの年数で減しなさい
27;26-27 家畜の初子は主ヤㇵウェㇵのものだから牛でも羊でも聖別できません
27;28-29 人であれ家畜であれ畑であれ奉納物は主ヤㇵウェㇵのものだから売買できません
27;30-33 地の種と木の実の十分の一と牛と羊の十分の一は主ヤㇵウェㇵのものです
27;34-34 これらは主ヤㇵウェㇵがシナイ山でモーセに命じたことです 
全27章 全859節 全11950語
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