コリントの信徒への手紙一13章をギリシャ語原典から逐語訳してみました 参照 下記の節の☞をクリックすると参照先(新約聖書内の類似の言葉及び旧約聖書から引用した言葉)の逐語訳が開きます
コリントの信徒への手紙一13:1
ギリシャ語原典はウェスコット&ホートによるギリシャ語聖書(1881年)にしました コリントの信徒への手紙一13:2
ギリシャ語の音読みはウェブ上で公開されているギリシャ語聖書の朗読によりました コリントの信徒への手紙一13:3
ギリシャ語の文法はウェブ上で公開されている逐語訳文法を日本語に纏め直したものです コリントの信徒への手紙一13:4
ギリシャ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞も文法に沿って日本語に訳すように努めました コリントの信徒への手紙一13:6
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました コリントの信徒への手紙一13:12
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました ☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた直訳的書き下し文(私訳) 公開のA文語訳(1917年)B口語訳(1954年) コリントの信徒への手紙一13:13
コリントの信徒への手紙一全16章
ΠΡΟΣ ΚΟΡΙΝΘΙΟΥΣ Α' プロス コリンシウース アルファ コリントの信徒への手紙一 13章1節〜13節の逐語訳です
☞13;1-2 全ての奥義と知識と完全な信仰を持っていても愛がなければ無です
☞13;3-3 全所有物を与えても体を引き渡しても愛がなければ利益はありません
☞13;4-7 愛は全てを我慢し全てを信じ全てを望み全てを耐えます
☞13;8-9 預言と知識は廃れ言語は止んでも愛は決して絶えません
☞13;10-12 完全なものが来たら一部分のものは廃れます
☞13;13-13 信仰と希望と愛の三つは残りますがこの中で大なるものは愛です
コリントの信徒への手紙一13:1(01) εαν エアン たとえ〜としても 条件接続詞 コリントの信徒への手紙一13:1
コリントの信徒への手紙一13:1(02) ταις タイス それらに 定冠詞・与格・複数・女性 ☞詩編150:5
コリントの信徒への手紙一13:1(03) γλωσσαις グロゥッサイス 諸々の言語に 名詞・与格・複数・女性
コリントの信徒への手紙一13:1(04) των トォゥン それらの 定冠詞・属格・複数・男性
コリントの信徒への手紙一13:1(05) ανθρωπων アントロゥポゥン [男の]人々の 名詞・属格・複数・男性
コリントの信徒への手紙一13:1(06) λαλω ラロゥ [私は]語る(なら) 動詞・現在・能動・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:1(07) και カイ そして 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:1(08) των トォゥン それらの 定冠詞・属格・複数・男性
コリントの信徒への手紙一13:1(09) αγγελων アンゲロゥン 天使たちの 名詞・属格・複数・男性
コリントの信徒への手紙一13:1(10) αγαπην アガペィン 愛を 名詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:1(11) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:1(12) μη メィ 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:1(13) εχω エコゥ [私は]〜がある 動詞・現在・能動・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:1(14) γεγονα ゲゴナ [私は]〜になります 動詞・第二完了・能動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:1(15) χαλκος カルコス 金管楽器 名詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:1(16) ηχων エィコゥン 喧しい[もの] 動詞・現在・能動・分詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:1(17) η エィ 或いは 離接助詞
コリントの信徒への手紙一13:1(18) κυμβαλον クムバロン 打楽器 名詞・主格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:1(19) αλαλαζον アララゾン 大きな音を出す[もの] 動詞・現在・能動・分詞・主格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:2(01) καν カン そしてたとえ〜としても 修飾形 コリントの信徒への手紙一13:2
コリントの信徒への手紙一13:2(02) εχω エコゥ [私は]〜がある(なら) 動詞・現在・能動・仮定・一人称・単数 ☞マタイ福音書7:22
コリントの信徒への手紙一13:2(03) προφητειαν プロフェィテイアン 預言を 名詞・対格・単数・女性 ☞マタイ福音書17:20
コリントの信徒への手紙一13:2(04) και カイ そして 接続詞 ☞マタイ福音書21:21
コリントの信徒への手紙一13:2(05) ειδω エイドォゥ [私は]知る(なら) 動詞・完了・能動・仮定・一人称・単数 ☞マルコ福音書11:23
コリントの信徒への手紙一13:2(06) τα それらを 定冠詞・対格・複数・中性 ☞ローマ15:14
コリントの信徒への手紙一13:2(07) μυστηρια ムステェリア 諸々の神秘を 名詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:2(08) παντα パンタ 全ての[諸々のものを] 形容詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:2(09) και カイ そして 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:2(10) πασαν パサン ことごとくの[ものを] 形容詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(11) την テェィン それを 定冠詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(12) γνωσιν グノゥシン 知識を 名詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(13) καν カン そしてたとえ〜としても 修飾形
コリントの信徒への手紙一13:2(14) εχω エコゥ [私は]〜がある(なら) 動詞・現在・能動・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:2(15) πασαν パサン 完全な[ものを] 形容詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(16) την テェィン それを 定冠詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(17) πιστιν ピスティン 信仰を 名詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(18) ωστε オゥステ 〜だけの 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:2(19) ορη オレィ 山々を 名詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:2(20) μεθιστανειν メスィスタネイン 移すこと 動詞・現在・能動・不定詞
コリントの信徒への手紙一13:2(21) αγαπην アガペィン 愛を 名詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:2(22) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:2(23) μη メィ 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:2(24) εχω エコゥ [私は]〜がある(なら) 動詞・現在・能動・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:2(25) ουθεν ウーセン 何一つない[もの] 形容詞・主格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:2(26) ειμι エイミ [私は]〜です 動詞・現在・無態・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:3(01) καν カン そしてたとえ〜としても 修飾形 コリントの信徒への手紙一13:3
コリントの信徒への手紙一13:3(02) ψωμισω プソゥミソゥ [私が]施す(なら) 動詞・アオリスト・能動・仮定・一人称・単数 ☞ダニエル書3:28
コリントの信徒への手紙一13:3(03) παντα パンタ 全ての[諸々のものを] 形容詞・対格・複数・中性 ☞マタイ福音書6:2
コリントの信徒への手紙一13:3(04) τα それらを 定冠詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:3(05) υπαρχοντα ウパルコンタ 所有する[諸々のものを] 動詞・現在・能動・分詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:3(06) μου ムー 私の 人称代名詞・一人称・属格・単数
コリントの信徒への手紙一13:3(07) καν カン そしてたとえ〜としても 修飾形
コリントの信徒への手紙一13:3(08) παραδω パラドォゥ [私が]引き渡そうとする 動詞・第二アオリスト・能動・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:3(09) το それを 定冠詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:3(10) σωμα ソゥマ 体を 名詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:3(11) μου ムー 私の 人称代名詞・一人称・属格・単数
コリントの信徒への手紙一13:3(12) ινα イナ 〜する為 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:3(13) καυχησωμαι カウケィソゥマイ [私が]誇る(ようにする) 動詞・アオリスト・中間デポネント・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:3(14) αγαπην アガペィン 愛を 名詞・対格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:3(15) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:3(16) μη メィ 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:3(17) εχω エコゥ [私は]〜がある 動詞・現在・能動・仮定・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:3(18) ουδεν ウデーン 何一つない[ものを] 形容詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:3(19) ωφελουμαι オゥフェルーマイ [私は]利益を得られます 動詞・現在・受動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:4(01) η エィ それは 定冠詞・主格・単数・女性 コリントの信徒への手紙一13:4
コリントの信徒への手紙一13:4(02) αγαπη アガペィ 愛は 名詞・主格・単数・女性 ☞箴言10:12
コリントの信徒への手紙一13:4(03) μακροθυμει マクロスメイ [それは]よく忍耐します 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数 ☞箴言17:9
コリントの信徒への手紙一13:4(04) χρηστευεται クレィステューエタイ [それは]親切です 動詞・現在・中間受動デポネント・叙実・三人称・単数 ☞ガラテヤ5:22
コリントの信徒への手紙一13:4(05) η エィ それは 定冠詞・主格・単数・女性 ☞エフェソ4:32
コリントの信徒への手紙一13:4(06) αγαπη アガペィ 愛は 名詞・主格・単数・女性 ☞コロサイ3:12
コリントの信徒への手紙一13:4(07) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:4(08) ζηλοι ゼィロイ [それは]妬みます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:4(09) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:4(10) περπερευεται ペルペリューエタイ [それは]自慢します 動詞・現在・中間受動デポネント・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:4(11) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:4(12) φυσιουται フシウータイ [それは]偉ぶられます 動詞・現在・受動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:5(01) ουκ ウーク 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:5(02) ασχημονει アスケィモネイ [それは]不作法に振る舞います 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:5(03) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:5(04) ζητει ゼィテイ [それは]求めます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:5(05) τα それらを 定冠詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:5(06) εαυτης エアウテェィス それ自身の(諸々のものを) 再帰代名詞・三人称・属格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:5(07) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:5(08) παροξυνεται パロクスネタイ [それは]いらいらされます 動詞・現在・受動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:5(09) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定
コリントの信徒への手紙一13:5(10) λογιζεται ロギゼタイ [それは]考えます 動詞・現在・中間受動デポネント・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:5(11) το それを 定冠詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:5(12) κακον カコン 悪い[ことを] 形容詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:6(01) ου ウー 〜ことはない 離接助詞・否定 コリントの信徒への手紙一13:6
コリントの信徒への手紙一13:6(02) χαιρει カイレイ [それは]喜びます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数 ☞2テサロニケ2:12
コリントの信徒への手紙一13:6(03) επι エピ 〜[を] 前置詞 ☞3ヨハネ1:3
コリントの信徒への手紙一13:6(04) τη テェィ それを 定冠詞・与格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:6(05) αδικια アディキア 不義を 名詞・与格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:6(06) συγχαιρει スンカイレイ [それは]喜びます 動詞・現在・能動・叙実・二人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:6(07) δε そうではなく 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:6(08) τη テェィ それを 定冠詞・与格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:6(09) αληθεια アレィセイア 真理を 名詞・与格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:7(01) παντα パンタ 全ての[諸々のものを] 形容詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:7(02) στεγει ステゲイ [それは]支えます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:7(03) παντα パンタ 全ての[諸々のものを] 形容詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:7(04) πιστευει ピステューエイ [それは]信じます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:7(05) παντα パンタ 全ての[諸々のものを] 形容詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:7(06) ελπιζει エルピゼイ [それは]望みます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:7(07) παντα パンタ 全ての[諸々のものを] 形容詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:7(08) υπομενει ウポメネイ [それは]耐え忍びます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:8(01) η エィ それは 定冠詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:8(02) αγαπη アガペィ 愛は 名詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:8(03) ουδεποτε ウデポテ 決して〜ことはない 副詞
コリントの信徒への手紙一13:8(04) πιπτει ピプテイ [それは]絶えます 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:8(05) ειτε エイテ たとえ〜としても 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:8(06) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:8(07) προφητειαι プロフェィテイアイ 諸々の預言は 名詞・主格・複数・女性
コリントの信徒への手紙一13:8(08) καταργηθησονται カタルゲィセィソンタイ [それは]廃されるだろう 動詞・未来・受動・叙実・三人称・複数
コリントの信徒への手紙一13:8(09) ειτε エイテ たとえ〜としても 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:8(10) γλωσσαι グロゥッサイ 諸々の言語は 名詞・主格・複数・女性
コリントの信徒への手紙一13:8(11) παυσονται パウソンタイ [それは]止むだろう 動詞・未来・中間デポネント・叙実・三人称・複数
コリントの信徒への手紙一13:8(12) ειτε エイテ たとえ〜としても 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:8(13) γνωσις グノゥシス 知識は 名詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:8(14) καταργηθησεται カタルゲィセィセタイ [それは]廃されるだろう 動詞・未来・受動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:9(01) εκ エク 〜の所を 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:9(02) μερους メルース 一部分の 名詞・属格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:9(03) γαρ ガル 何故なら〜から 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:9(04) γινωσκομεν ギノゥスコメン [私たちは]知っている 動詞・現在・能動・叙実・一人称・複数
コリントの信徒への手紙一13:9(05) και カイ そして 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:9(06) εκ エク 〜の所を 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:9(07) μερους メルース 一部分の 名詞・属格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:9(08) προφητευομεν プロフェィテューオメン [私たちは]預言している 動詞・現在・能動・叙実・一人称・複数
コリントの信徒への手紙一13:10(01) οταν オタン 〜時 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:10(02) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:10(03) ελθη エルセィ [それが]来る(時) 動詞・第二アオリスト・能動・仮定・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:10(04) το それを 定冠詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:10(05) τελειον テレイオン 完全な[ものを] 形容詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:10(06) το それは 定冠詞・主格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:10(07) εκ エク 〜[の]所 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:10(08) μερους メルース 一部分の 名詞・属格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:10(09) καταργηθησεται カタルゲィセィセタイ [それは]廃されるでしょう 動詞・未来・受動・叙実・三人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(01) οτε オテ 〜時 副詞
コリントの信徒への手紙一13:11(02) ημην エィメィン [私は]〜であった 動詞・未完了・無態・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(03) νηπιος ネィピオス 幼児の[者] 形容詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:11(04) ελαλουν エラルーン [私は]話しました 動詞・未完了・能動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(05) ως オゥス 〜のように 副詞
コリントの信徒への手紙一13:11(06) νηπιος ネィピオス 幼児の[者] 形容詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:11(07) εφρονουν エフロヌーン [私は]思いました 動詞・未完了・能動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(08) ως オゥス 〜のように 副詞
コリントの信徒への手紙一13:11(09) νηπιος ネィピオス 幼児の[者] 形容詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:11(10) ελογιζομην エロギゾメィン [私は]判断しました 動詞・未完了・中間受動デポネント・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(11) ως オゥス 〜のように 副詞
コリントの信徒への手紙一13:11(12) νηπιος ネィピオス 幼児の[者] 形容詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:11(13) οτε オテ 〜時 副詞
コリントの信徒への手紙一13:11(14) γεγονα ゲゴナ [私は]〜になった 動詞・第二完了・能動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(15) ανηρ アネィル 成人の男 名詞・主格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:11(16) κατηργηκα カテェィルゲィカ [私は]捨てました 動詞・完了・能動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:11(17) τα それらを 定冠詞・対格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:11(18) του トゥー その  定冠詞・属格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:11(19) νηπιου ネィピウー 幼児の[者の] 形容詞・属格・単数・男性
コリントの信徒への手紙一13:12(01) βλεπομεν ブレポメン [私たちは]見ている 動詞・現在・能動・叙実・一人称・複数 コリントの信徒への手紙一13:12
コリントの信徒への手紙一13:12(02) γαρ ガル 何故なら〜から 接続詞 ☞民数記12:8
コリントの信徒への手紙一13:12(03) αρτι アルティ 副詞 ☞ヨブ記36:26
コリントの信徒への手紙一13:12(04) δι ディ 〜を通して 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:12(05) εσοπτρου エソプトルー 鏡の 名詞・属格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:12(06) εν エン 〜[に]おいて 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:12(07) αινιγματι アイニグマティ 不明瞭に 名詞・与格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:12(08) τοτε トテ その時は 副詞
コリントの信徒への手紙一13:12(09) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:12(10) προσωπον プロソゥポン 面を 名詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:12(11) προς プロス 〜[に]向かって 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:12(12) προσωπον プロソゥポン 面に 名詞・対格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:12(13) αρτι アルティ 副詞
コリントの信徒への手紙一13:12(14) γινωσκω ギノゥスコゥ [私は]知っています 動詞・現在・能動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:12(15) εκ エク 〜の所を 前置詞
コリントの信徒への手紙一13:12(16) μερους メルース 一部分の 名詞・属格・単数・中性
コリントの信徒への手紙一13:12(17) τοτε トテ その時は 副詞
コリントの信徒への手紙一13:12(18) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:12(19) επιγνωσομαι エピグノゥソマイ [私は]知るだろう 動詞・未来・中間デポネント・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:12(20) καθως カソゥス 〜ように 副詞
コリントの信徒への手紙一13:12(21) και カイ 正に 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:12(22) επεγνωσθην エペグノゥッセィン [私が]知られている 動詞・アオリスト・受動・叙実・一人称・単数
コリントの信徒への手紙一13:13(01) νυνι ヌニ 副詞 コリントの信徒への手紙一13:13
コリントの信徒への手紙一13:13(02) δε それで 接続詞 ☞ガラテヤ5:6
コリントの信徒への手紙一13:13(03) μενει メネイ [それは]残ります 動詞・現在・能動・叙実・三人称・単数 ☞1テサロニケ1:3
コリントの信徒への手紙一13:13(04) πιστις ピスティス 信仰は 名詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:13(05) ελπις エルピス 希望は 名詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:13(06) αγαπη アガペィ 愛は 名詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:13(07) τα それらは 定冠詞・主格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:13(08) τρια トゥリア 三つの[諸々のものは] 形容詞・主格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:13(09) ταυτα タウタ これらの[諸々のものは] 指示代名詞・主格・複数・中性
コリントの信徒への手紙一13:13(10) μειζων メイゾゥン より大いなる[ものは] 形容詞・主格・単数・女性・比較級
コリントの信徒への手紙一13:13(11) δε しかし 接続詞
コリントの信徒への手紙一13:13(12) τουτων トゥートォゥン これらの[諸々のものの] 指示代名詞・属格・複数・女性
コリントの信徒への手紙一13:13(13) η エィ それは 定冠詞・主格・単数・女性
コリントの信徒への手紙一13:13(14) αγαπη アガペィ 名詞・主格・単数・女性
日本語訳 コリントの信徒への手紙一13章
☞1節 一  たとえ人々や天使たちの(異なる)言語に(よって)語っても しかし愛がない(なら)私は喧しい金管楽器か大きな音を出す打楽器になります
(文語訳) 一 たとひ我もろもろの國人の言および御使の言を語るとも、愛なくば鳴る鐘や響く鐃鈸の如し。 
(口語訳) 一 たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。
☞2節 二  そしてたとえ預言(の賜物)があり全ての神秘とあらゆる知識を知るとしても そして山々を移すだけの完全な信仰があるとしても しかし愛がないなら私には何もありません
(文語訳) 二 假令われ預言する能力あり、又すべての奧義と凡ての知識とに達し、また山を移すほどの大なる信仰ありとも、愛なくば數ふるに足らず。 
(口語訳) 二 たといまた、わたしに預言をする力があり、あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移すほどの強い信仰があっても、もし愛がなければ、わたしは無に等しい。
☞3節 三  そしてたとえ私の所有するものを全て施しても そして誇る為に私の体を引き渡しても しかし愛がない(なら)私には何も利益がありません
(文語訳) 三 たとひ我わが財產をことごとく施し、又わが體を燒かるる爲に付すとも、愛なくば我にuなし。 
(口語訳) 三 たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、いっさいは無益である。
☞4節 四  愛はよく忍耐します 親切です 愛は妬みません 自慢しません 偉ぶりません
(文語訳) 四 愛は寛容にして慈悲あり。愛は妬まず、愛は誇らず、驕らず、 
(口語訳) 四 愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。
☞5節 五  それ(愛)は不作法に振る舞いません それ自身のもの(利益)を求めません いらいらしません 悪いことを考えません
(文語訳) 五 非禮を行はず、己の利を求めず、憤ほらず、人の惡を念はず、 
(口語訳) 五 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
☞6節 六  それ(愛)は不義を喜ぶことなく真理を喜びます
(文語訳) 六 不義を喜ばずして、眞理の喜ぶところを喜び、 
(口語訳) 六 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
☞7節 七  それ(愛)は全てを支えます 全てを信じます 全てを望みます 全てを耐え忍びます
(文語訳) 七 凡そ事忍び、おほよそ事信じ、おほよそ事望み、おほよそ事耐ふるなり。 
(口語訳) 七 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
☞8節 八  愛は決して絶えません しかし預言は廃れるとしても (異なる)言語は止むとしても 知識は廃れるとしても
(文語訳) 八 愛は長久までも絕ゆることなし。然れど預言は廢れ、異言は止み、知識もまた廢らん。 
(口語訳) 八 愛はいつまでも絶えることがない。しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。
☞9節 九  何故なら私たちは一部分の所を知っていて一部分の所を預言しているから
(文語訳) 九 それ我らの知るところ全からず、我らの預言も全からず。 
(口語訳) 九 なぜなら、わたしたちの知るところは一部分であり、預言するところも一部分にすぎない。
☞10節 一〇  しかし完全なものが来る時一部分の所は廃れるでしょう
(文語訳) 一〇 全き者の來らん時は全からぬもの廢らん。 
(口語訳) 一〇 全きものが来る時には、部分的なものはすたれる。
☞11節 一一  私は幼児であった時幼児のように話しました 幼児のように思いました 幼児のように判断しました 成人の男になった時幼児のそれらを捨てました
(文語訳) 一一 われ童子の時は語ることも童子のごとく、思ふことも童子の如く、論ずる事も童子の如くなりしが、人と成りては童子のことを棄てたり。 
(口語訳) 一一 わたしたちが幼な子であった時には、幼な子らしく語り、幼な子らしく感じ、また、幼な子らしく考えていた。しかし、おとなとなった今は、幼な子らしいことを捨ててしまった。
☞12節 一二  何故なら私たちは今鏡を通して不明瞭に見ているがその時は面と向かって(直接見るから) 私は今一部分の所を知っているがその時は正に私が(完全に)知られているように(完全に)知るから
(文語訳) 一二 今われらは鏡をもて見るごとく見るところ朧なり。然れど、かの時には顏を對せて相見ん。今わが知るところ全からず、然れど、かの時には我が知られたる如く全く知るべし。 
(口語訳) 一二 わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。しかしその時には、わたしが完全に知られているように、完全に知るであろう。
☞13節 一三  それで今信仰 希望 愛 この三つは残ります しかしこれらの(うち)より大いなるものは愛(です)
(文語訳) 一三 げに信仰と希望と愛と此の三つの者は限りなく存らん、而して其のうち最も大なるは愛なり。
(口語訳) 一三 このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。
Office Murakami