ユディト記をLXXセプトゥアギンタ(70人訳)から逐語訳してみました
LXXセプトゥアギンタ(70人訳)はヘブライ語原典をギリシャ語に初めて訳した聖書です
LXXセプトゥアギンタ(70人訳)の中でヘブライ語原典が存在しない文書はアプクリファ(外典)と言われユディト記はアプクリファ(外典)です
ユディト記はイスラエルの町ベトリアがアッシリアの司令官ホロフェルネスによって包囲され五日のうちに神の助けがなければ降伏を覚悟するが(1-7章)賢く美しい寡婦ユディトが神をひたすら信じることを訴え神に祈り一人立ち上がり敵陣に乗り込み司令官の寝首を掻き神に賛歌を捧げる(8-16章)物語です
各編各節に逐語訳の和訳を付けました逐語訳の言葉を並び替え言葉を付け加えたり削ったりしながら編集し直した私訳です
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ユディト記 章別リンク先 節数 逐語数 節別リンク先 和訳(私訳) ΙΟΥΔΙΘ ユディト ユディト記
ユディト記 1章 16節 487語 ☞1節 大きな町ニネベでアッシリア人の王になったネブカドネツァルの王政の第十二年の日々にアルファクサドはエクバタナでメディア人の王になりました
☞2節 そして彼はエクバタナにおいて周りに城壁を築きました 三ペキスの幅と六ペキスの長さに切った石から七十ペキスの高さと五十ペキスの幅の城壁にしました
☞3節 そして彼はそれの門の側に百ペキスの塔を立てました そして六十ペキスの幅にそれの基礎を据えました
☞4節 そして彼はそれの門を七十ペキスの高さと四十ペキスの幅に立つ門にしました 彼の強力な軍隊の出発と彼の歩兵の整列に対応して
☞5節 そしてそれらの日々にネブカドネツァル王はアルファクサド王に対して戦いをしかけました 大きな平野において これはラガウの領域の中の平野です
☞6節 そして山に住む全ての者とユーフラテスとティグリスとヒダスペスとエラム人の王アリオクの平野に住む全ての者は彼に対戦しました そして多くの国民はケレウド人の息子たちの軍隊と一緒に行きました
☞7節 そしてアッシリア人の王ネブカドネツァルはペルシアに住む全ての者と西方に住む全ての者に向けて使者を送りました キリキアとダマスコとレバノンとアンティ・レバノンと海岸の前に沿って住む全ての者に
☞8節 そしてカルメルとギレアドの諸国民と上ガリラヤとエスドレロンの大平野に
☞9節 そしてサマリアとその町々に住む全ての者に そしてとヨルダンの向こう側に エルサレムとバタネとケレスとカデシュとエジプトの川とタフネスとラメセスまで そしてゴシェムの全地に
☞10節 タニスとメンフィスの上に至るまで そしてエジプトに住む全ての者に エチオピアの国境に至るまで
☞11節 そして各地に住む全ての者はアッシリア人の王ネブカドネツァルの言葉を軽視して戦いに彼と共に行きませんでした 何故なら彼は一人の男として彼等の前にあるだけで彼等は彼に恐れを抱かなかったから そして彼等は彼の使者たちを彼等の不面目のまま空手で返しました
☞12節 そしてネブカドネツァルはこの全ての地に非常に激怒して 彼の王座と王国にかけて誓いました もし時が来るなら確かにキリキアとダマスコとシリアの国境の全ての所に報復し彼の剣で殺すと そしてモアブの地に住む全ての者とアンモンの息子たちと全ユダヤとエジプトの全ての者を 二つの海の境界に至るまで
☞13節 そして彼は第十七年にアルファクサド王に対して彼の軍隊を配置して 彼の戦いを支配して アルファクサドの全軍と彼の全馬と彼の全戦車を倒しました
☞14節 そして彼は彼の町々の支配者になりました そしてエクバタナまで来て 塔を奪い取りそれの大通りに侵入して それの装飾をそれの恥に置き換えました
☞15節 そして彼はラガウの山々の中でアルファクサドを捕らえて彼の槍で彼を撃ち その日までに彼を滅ぼしました
☞16節 そして彼と非常に多くの男の戦士の混成軍団は皆彼等と共に戻りました そして百二十日に渡って彼と彼の軍はそこで何もしないで祝宴を催しました
2章 28節 655語 ☞1節 そして第十八年の第一の月の第二十二日に アッシリア人の王ネブカドネツァルの宮殿において 彼が言った通りに全地に報復するという命令がありました
☞2節 そして彼は彼の全従者と彼の全貴族を召集して 彼の秘密の意見を彼等の間に伝えて 彼の口からその地の全悪を完全に告げました
☞3節 そして彼の口の命令に従わなかった者は全員滅ぼすと彼等は決めました
☞4節 そして彼の計画を完全に告げた時 アッシリア人の王ネブカドネツァルは彼に次いで第二の者である彼の軍総司令官ホロフェルネスを呼んで 彼に向かって言いました
☞5節 全地の主なる大王はこれらのことを言います 見なさい あなたは私の面前から出て行きなさい そして力の信頼できる男たち歩兵十二万人を そして騎兵一万二千人と共に多数の馬を あなた自身と共に連れて行きなさい
☞6節 そしてあなたは西方の全地に対戦しに出て行きなさい 何故なら彼等は私の口の命令に不従順であったから
☞7節 そしてあなたは彼等に土地と水を用意するように告げなさい 何故なら私は彼等に対する私の激怒によって出て行き その地の全面を私の軍隊の足で覆い 彼等を彼等の略奪に与えるつもりであるから
☞8節 そして彼等の負傷者たちは彼等の谷を満たし そして全ての溢れる急流と川は彼等の死体で満ちるでしょう
☞9節 そして私は彼等の捕囚を全地の果てに連れて行くつもりです
☞10節 そしてあなたは出て行って彼等の全地域を私に前もって占領しなさい そして彼等が彼等自身をあなたに与えるならあなたは彼等の叱責の日まで彼等を私の為に管理しなさい
☞11節 そして従わない者に対してあなたの目はあなたの全ての地で彼等を虐殺と強奪に渡すことを控えてはいけません
☞12節 生きている私と私の王国の権力の為に 私が話したこれらのことを私は私の手によって実行します
☞13節 そしてあなたはあなたの主の言葉を何一つ破ることなく 私があなたに命じた通りに成し遂げなさい そしてそれらの実行を延ばしてはいけません
☞14節 そしてホロフェルネスは彼の主の面前から出て行って 全ての高官と将軍とアッシリアの軍隊の上官を召集しました
☞15節 そして彼の主が彼に命じた通りに軍隊に選ばれた男たちは十二万 そして弓を射る騎兵たちは一万二千に達しました
☞16節 そして彼は軍団が戦法によって編成されるように彼等に命じました
☞17節 そして彼等の物資の為に駱駝と驢馬と騾馬の非常に多くの群れを そして彼等の備えの為に羊と牛と山羊の無数のものを彼は手に入れました
☞18節 そして軍団の男の各人に食料が そして王の宮殿から非常に多くの金と銀が
☞19節 そして彼と彼の全軍は旅に出て行きました ネブカドネツァル王の前に行く為 そして西方の地の全面を戦車と騎兵と彼等の選り抜きの歩兵によって覆う為
☞20節 そして沢山で混成の部隊が蝗のように彼等と一緒に行きました そして地の砂のように 何故なら彼等の多さの故に無数であるから
☞21節 そしてニネベから三日の道をベクティレトの平野の前に向かって行きました そしてベクティレトから上キリキアの左の山の隣りに野営しました
☞22節 そして彼は彼の全軍を 歩兵と騎兵と彼の戦車を連れて行きました そしてそこから山に進んで行きました
☞23節 そして彼はプトとルドを破りました そして全てのラシス人の息子たちとイシュマエル人の息子たちを略奪しました ケレ人の南に向かって荒野の前を通って
☞24節 そして彼はユーフラテスを渡ってメソポタミアを進んで行き アブロナの急流に沿って海に至るまで全ての高い町々を滅ぼしました
☞25節 そして彼はキリキアの国境地方を占領して 彼に抵抗した全ての者を倒し アラビアの前を通って南に向かってヤフェトの国境まで来ました
☞26節 そして彼は全てのミディアンの息子たちを包囲して彼等の天幕を焼き払い彼等の囲い地を略奪しました
☞27節 そして彼は麦の刈り入れの日々にダマスコの野に下って行き 彼等の畑を全て焼き払い 羊の群れと牛の群れを絶滅させ 彼等の町々を略奪し 彼等の畑を荒らし 彼等の全ての若者を剣の刃で撃ちました
☞28節 そして彼への恐れと震えがシドンとティルスに居る海岸に住む者たちとスルとオキナに住む者たちとヤムニアに住む者たち全ての上に襲いかかりました そしてアゾトとアシュケロンに住む者たちは彼に非常な恐れを抱きました
3章 10節 215語 ☞1節 そして彼等は彼に使者を送りました 和平の言葉をこう言って
☞2節 見て下さい 私たちネブカドネツァル大王の僕はあなたの前に居ます あなたが見てお望み通りに私たちを扱って下さい
☞3節 見て下さい 私たちの住まいと私たちの全ての場所と全ての麦畑と羊の群れと牛の群れと全ての私たちの天幕の囲い地はあなたの面前に在ります 何であれあなたが好むように使って下さい
☞4節 見て下さい 私たちの町々もそれに住む者もあなたに従う者です あなたは来てあなたの目に良いようにそれらに対処して下さい
☞5節 そして男たちはホロフェルネスの許に来て これらの言葉をその通りに彼に告げました
☞6節 そして彼と彼の軍は海岸に下って行きました そして彼は高い町々に守備隊を置いて 彼等の中から選り抜きの男たちを攻撃兼守備軍に取りました
☞7節 そして彼等と彼等の周辺の者は皆彼を受け入れました 花冠と踊りと太鼓と共に
☞8節 そして彼は彼等の国境地方全てを滅ぼし 彼等の木立を切り倒しました そして土地の神々を全て絶滅するという彼に与えられた命令がありました ネブカドネツァ彼だけに彼等が仕える為に 全ての国民と全ての言語と彼等の部族が彼を神と呼ぶように
☞9節 そして彼はエスドレロンの前を通ってユダヤの大きな尾根の前に在るドタンの隣りに来ました
☞10節 そして彼等はガイバイとスキト・ポリスの中間に宿営しました そして彼は彼の軍の全物資を集める為に一カ月の日々そこに居ました
4章 15節 422語 ☞1節 そしてユダヤに住むイスラエルの息子たちは聞きました アッシリア人の王ネブカドネツァルの最高司令官ホロフェルネスが異邦人たちに実行した全てのことを そして彼等の聖なるものを全て略奪して彼等を絶滅に引き渡した方法を
☞2節 そして彼の存在の故に彼等は非常に非常に恐れました そしてエルサレムと彼等の神である主の神殿について心配しました
☞3節 何故なら彼等は最近捕囚から上って来てつい先ほどユダヤの民は皆集まって器と祭壇と神殿を汚れから聖別したから
☞4節 そして[彼等は使いを送りました サマリアの全域とコナとベトホロンとベルマインとエリコとコバとハイソラとサレムの谷に
☞5節 そして彼等は高い山々の頂を全て予め確保しました そしてそれらに在る村々の守備を強化しました そして戦いに備えて食料を用意しました 何故なら彼等の畑は最近収穫したばかりであったから
☞6節 そしてそれらの日々にエルサレムに居た大祭司ヨアキムは書きました ドタンの隣りの平野に面するエスドレロンの前ベトリアとベトメスタイムに住む者たちに
☞7節 山岳の上り坂を占領するように言って 何故なら彼等の側にユダヤに入る入口があり 全て二人の男によって占められる狭い通路であり 近づいて来る彼等を容易に妨げたから
☞8節 そしてイスラエルの息子たちは大祭司ヨアキムとエルサレムに住むイスラエルの全ての民の長老議会が彼等に命じた通りに実行しました
☞9節 そしてイスラエルの男は皆神に向かって非常に真面目に叫び 彼等の心を非常に真面目に低くしました
☞10節 彼等と彼等の妻と彼等の子供と彼等の家畜と全寄留者と雇われ人と彼等の金で買われた者は彼等の腰の上に粗布を着けました
☞11節 そしてエルサレムに住むイスラエルの男と妻と子供たちは皆神殿の前に伏し 彼等の頭に灰を被り 主の面前に彼等の粗布を広げました
☞12節 そして彼等は祭壇を粗布で覆い イスラエルの神に向かって心から一斉に叫びました 彼等の子供たちを略奪に 妻たちを餌食に 彼等の相続財産の町々を絶滅に 聖所を冒涜に 異邦人たちの非難と悪ふざけの的に与えないように
☞13節 そして主は彼等の声を聞き彼等の苦しみを見ました そしてユダヤの全地とエルサレムで全能の主の聖所の前に民はさらに多くの日々を断食しました
☞14節 そして大祭司ヨアキムと主の前に立つ全ての祭司と主に奉仕する者たちは彼等の腰に粗布を纏って 日常の生贄の焼き尽くす捧げ物と民の満願の捧げ物と任意の捧げ物を捧げました
☞15節 そして彼等の頭巾の上に灰がありました そして彼等は全力で主に向かって叫びました イスラエルの全家を思いやり顧みるように
5章 24節 622語 ☞1節 そしてアッシリア軍の司令官ホロフェルネスに報告されました イスラエルの息子たちは戦いに対して準備して 山岳の通路を封じ 高い山の頂の全てに守備を強化し 平野に躓きとなる障害物を置いたことを
☞2節 そして彼は非常に激怒してモアブの全ての指導者とアンモンの将軍たちと海岸地方の全ての太守を呼びました
☞3節 そして彼は彼等に言いました カナンの息子たちよ 今私に告げなさい 山地に住むこの民は誰か そして町々に住む者は誰か そして彼等の軍隊の数多さは そして彼等の力と彼等の強さは何に在るのか そして彼等の上に立って彼等の軍を率いる王は誰か?
☞4節 そして何故に西に住む全ての者たちと共に私を出迎えに来ないで彼等は拒むのか?
☞5節 そしてアンモンの全ての息子たちを率いるアキオルは彼に言いました 私の主君はあなたの僕の口から言葉を今聞いて下さい そしてあなたの隣りに住みこの山に住むこの民について真実を私はあなたに告げます そしてあなたの僕の口から偽りは出て行くことはありません
☞6節 この民はカルデア人の子孫です
☞7節 そして彼等は以前にメソポタミアに寄留しました 何故ならカルデア人の地に居た彼等の父祖たちの神々に従うことを彼等は望まなかったから
☞8節 そして彼等は彼等の親たちの道から出て行きました そして彼等は天の神を 知った神を礼拝しました そして彼等は彼等の神々の面前から彼等を放り出しました そして彼等はメソポタミアに逃げ 多くの日々そこに寄留しました
☞9節 そして彼等の神は彼等の寄留の所から出て行きカナンの地に行くように言いました 彼等はそこに定住して 金と銀と非常に多くの家畜を増し加えられました
☞10節 そして彼等はエジプトに下って行きました 何故なら飢饉がカナンの地の面を覆ったから そして彼等は食べ物を与えられた間そこに寄留して そこで多数の群れにになりました そして彼等の民族の数は無数でした
☞11節 そしてエジプト王は彼等に争いを起こし 苦痛によって彼等を狡猾に扱いました そして彼等は煉瓦作りによって彼等を卑しめ 彼等を奴隷にしました
☞12節 そして彼等は彼等の神に向かって叫びました そして彼は癒しのない強打によってエジプトの全地を撃ちました そしてエジプト人たちは彼等の面前から彼等を追い出しました
☞13節 そして神は彼等の前に紅海を干上がらせました
☞14節 そして彼はシナイとカデシュ・バルネアの道に彼等を連れて行きました そして彼等は荒野に住む全ての者を追い出しました
☞15節 そして彼等はアムル人の地に住み 彼等の力によって全てのヘシュボン人を滅しました そしてヨルダン川を渡ってことごとくの山を受け継ぎました
☞16節 そして彼等の面前からカナン人とペリジ人とエブス人とシケム人と全てのギルガシ人を彼等は追い出し それに多くの日々定住しました
☞17節 そして彼等と共に居た彼等の神の前に彼等は罪を犯さなかった時まで幸せでした 何故なら不義を憎む神が彼等と共に居るから
☞18節 しかし彼等は彼が彼等に指定した道から離れた時非常に多くの多くの戦いによって完全に滅ぼされ 自分の所ではない地に捕囚にされました そして彼等の神の神殿は地面になりました そして彼等の町々は敵の下に奪われました
☞19節 そして今彼等の神の前に戻った彼等はそこに散らされた離散の所から上って来て 彼等の聖所が在るエルサレムを抑え 山地に定住しました 何故なら荒れ果てた地であったから
☞20節 そして今支配者なる君主よ もし真にこの民に誤りがあり 彼等が彼等の神に罪を犯し 彼等にこの躓きがあることを私たちは見ることが出来るなら そして私たちは上りましょう そして彼等と戦いましょう
☞21節 しかしもし彼等の民に不法がないなら今私の君主は通り過ぎて下さい 彼等の主であり彼等の神が彼等の為に防御して私たちが全地の前に非難の的にならないように
☞22節 そして話すアキオルがこれらを言葉を止めた時 天幕を囲み側に立っていた民は皆不平を言いました そしてホロフェルネスの有力者たちと海岸とモアブに住む者全ては彼を切るように言いました
☞23節 何故なら私たちはイスラエルの息子たちを恐れないから 見なさい 何故なら民は力強い組織(軍隊)に対して力も強さもない軍の中に居るから
☞24節 主君ホロフェルネスよ それ故今私たちは上りましょう そして彼等はあなたの全軍の餌食になるでしょう
6章 21節 569語 ☞1節 そして会議の周りに居た男たちの騒ぎが止んだ時 アッシリアの軍隊の最高司令官ホロフェルネスは全ての外国人の前でアキオルとモアブの息子たち全てに向かって言いました
☞2節 そしてアキオルとエフライムの雇い人たちよ あなたは誰ですか?何故ならあなたは今日のように私たちに預言してイスラエルの民族と戦わないように言ったから 何故なら彼等の神が彼等を守るから しかしネブカドネツァルを除くなら神は誰か?彼は彼の軍隊を送って地の面から彼等を全滅させるでしょう そして彼等の神は彼等を救い出すことは出来ません
☞3節 しかし彼の僕である私たちは一人の男を撃つように彼等を撃てます そして私たちの騎兵の軍隊を彼等は耐えることが出来ません
☞4節 何故なら私たちは彼等によって彼等を燃やし尽くせるから そして彼等の山々は彼等の血に酔い彼等の野は彼等の死体に満たされるでしょう そして私たちの面前に彼等の足跡は残されません それどころか彼等は破滅して滅びます 全地の主ネブカドネツァル王は言います 何故なら彼の言った言葉は空しくなることはないと彼は言ったから
☞5節 そしてアンモンの雇われ人アキオルよ あなたの邪まな日にこれらの言葉を言ったあなたは もう私の顔を見れません この日からエジプトから出た民族に私が報いる時まで
☞6節 そしてその時私の軍の鉄具と私の僕の民があなたの脇腹を突き刺します そして私が戻る時彼等の負傷者の中にあなたは倒れます
☞7節 そして私の僕たちはあなたを山に返し 上り坂の町の一つにあなたを置きます
☞8節 そしてあなたは彼等の中で共に滅ぼされる時まで死ぬことはありません
☞9節 そしてそれらは占領されないとあなたの心に本当に望むなら あなたの顔は頷いてはいけません 私は話しました そして私の言葉は何一つ消え去ることはありません
☞10節 そしてホロフェルネスは彼の天幕の中に待機していた彼の従者たちに命じました アキオルを捕えて彼をベトリアに返しイスラエルの息子たちの手に引き渡すことを
☞11節 そして彼の従者たちは彼を捕らえ彼を陣営の外の野に連れて行き 平地の真ん中から山に移動し ベトリアの下に在る泉の側に来ました
☞12節 そして山の頂の上で町の男たちは彼等を見ると彼等の武器を取って町の外に出て山の頂の上に行きました そして投石の男は皆彼等の上り坂を確保して彼等の上に石を投げました
☞13節 そして彼等は山の下に降りてアキオルを縛り 山の麓の下に投げ出して置いていき 彼等の主人の許に向かって行きました
☞14節 そしてイスラエルの息子たちは彼等の町から下って来て彼の近くに立ち 彼を解いてベトリアに連れて行き 彼等の町の指導者たちの前に彼を置きました
☞15節 指導者たちはその日々にシメオン部族出身のミカの息子オジアとゴトニエルの息子カブリスとメルキエルの息子カルミスでした
☞16節 そして彼等は町の全ての長老を召集しました そして彼等の若者と女は皆集会に駆けつけました そして彼等の全ての民の真ん中にアキオルを立たせました そしてオジアは彼に起きたことを尋ねました
☞17節 そして答えた彼はホロフェルネスの会議の言葉とアッシリアの息子たちの指導者たちの真ん中で彼が言った全ての言葉とホロフェルネスがイスラエルの家に対して大言壮語した全てのことを彼等に報告しました
☞18節 そして民はひれ伏して神を礼拝しました そして彼等は叫びました こう言って
☞19節 天の神なる主よ 彼等の傲慢をはっきり見て下さい そして私たちの国民の屈辱を憐れんで下さい そしてあなたに聖別された者の顔の上に目を留めて下さい この日に
☞20節 そして彼等はアキオルを元気付け 彼を大いに称賛しました
☞21節 そしてオジアは彼を集会から彼の家に連れて行き 長老たちに酒宴を催しました そして彼等はその夜全ての間イスラエルの神に助けを呼び求めました
7章 32節 924語 ☞1節 そして翌日ホロフェルネスは彼の全軍と彼の同盟の為に来た全ての民に命じました ベトリアに向かって陣営を動かして山岳の坂を奪いイスラエルの息子たちと戦うことを
☞2節 そしてその日に彼等の強力な男は皆陣営を移動しました そして彼等の戦士の軍は歩兵十七万と荷物の側に騎兵一万二千そして彼等の中で歩行する男たちと非常に多い群衆でした
☞3節 そして彼等は泉の側にあるベトリアの隣りの谷に入りました そしてドタンを超えてベルバイムまでの広さに そしてベトリアからエスドレロンの前であるキアモンまでの長さに広げました
☞4節 そしてイスラエルの息子たちは彼等の群れを見た時非常に動揺しました そして皆彼の隣りに言いました 今にこれらの者は全地の面を埋め尽くすでしょう そして高い山も谷も丘も彼等の重荷を支えられないでしょう
☞5節 そして皆彼等の軍の武器を取って彼等の塔の上にかがり火を燃やしてその夜中守って留まりました
☞6節 そして第二の日にホロフェルネスは彼の全騎馬兵をベトリアに居たイスラエルの息子たちの面前に引き出しました
☞7節 そして彼は彼等の町の上り坂を検分して水源を巡りそれらを予め確保して戦士の陣営を引き入れ彼の民の中に戻りました
☞8節 そして彼に近寄って来たエサウの息子たちの全指導者とモアブの民の全指導者と海岸地方の指揮官たちは言いました
☞9節 私たちの君主は今言葉を聞いて下さい あなたの軍に破れが生じない為に
☞10節 何故ならイスラエルの子孫であるこの民は彼等の堰に頼らず彼等がその中に住む山の高さにに頼るから 何故なら彼等の山の頂に近づくことは容易なことではないから
☞11節 そして今君主よ 彼等に対して隊形の戦いが起きるような戦いをしないで下さい そしてあなたの民の中から一人の男も倒れないようにして下さい
☞12節 あなたはあなたの軍隊の男を皆保持してあなたの陣営の上に待機して下さい そしてあなたの僕たちに山の麓から出て行く水源を勝ち取らせて下さい
☞13節 何故ならベトリアに住む者は全てそこから水を飲むから そして渇きは彼等を殺すでしょう そして彼等は彼等の町を渡すでしょう そして私たちと私たちの民は隣りの山の頂の上に上りましょう そして町から一人の男も出て行かないように山の頂の間に前哨隊を置きましょう
☞14節 そして彼等と彼等の妻と彼等の子供は飢えによって弱るでしょう そして彼等の上に剣が来る前に彼等の住まいの通りで彼等はひっくり返るしょう
☞15節 そして彼等は立ち上がって平和の内にあなたの顔を受け入れなかった故にあなたは彼等に災いの報いを与えることが出来ます
☞16節 そして彼等の言葉はホロフェルネスと彼の侍従全てに気に入りました そして彼等が言った通りに実行するように彼は決めました
☞17節 そしてアンモンの息子たちの陣営と彼等と共にアッシリアの息子たちの五千人は移って行き谷の中に入ってイスラエルの息子たちの水と水源を予め確保しました
☞18節 そしてエサウの息子たちとアンモンの息子たちは上って行ってドタンの前の山地に入りました そして彼等の中から南と東に モクムル川の辺であるクスの隣りであるエグレベルの前に派遣しました そしてアッシリア人たちの他の軍は野に入って地の全面を覆いました そして天幕と彼等の荷(車)は非常な多数で溢れ返り彼等は非常な大群になりました
☞19節 そしてイスラエルの息子たちは彼等の神なる主に向かって叫びました 彼等の心が弱くなった故に 彼等の全ての敵が囲んで彼等の真ん中から逃げる道は無かった故に
☞20節 そしてアッシリアの陣営は皆 歩兵と戦車と彼等の騎兵は三十四日間彼等の周りに留まりました そしてベトリアに住む全ての者に彼等の水の全ての容器は尽きました
☞21節 そして井戸の穴は空になりました そして彼等には水を満足に飲むことが一日もなくなりました 量りによって飲むように彼等に与えた故に
☞22節 そして彼等の幼児はげっそりしました そして女と若者は渇きの故に弱り町の通りと門の通路で倒れました そして彼等の中にもう力はありませんでした
☞23節 そして民は皆 若者と女と子供はウジヤと町の指導者たちの許に集まり大声で叫び全ての長老の前で言いました
☞24節 神があなたたちと私たちの間を裁きますように あなたたちがアッシリアの息子たちと和平を話さず大きな不義を私たちに為した故に
☞25節 そして今や私たちの助け手は居ません それどころか神は私たちを彼等の手に売りました 渇きとすごい消耗によって彼等の前でひっくり返される為
☞26節 そして今や彼等を呼んで町の全てを略奪品としてホロフェルネスの民と彼の全軍に渡して下さい
☞27節 何故なら私たちが彼等に略奪されることは優るから 何故なら私たちは奴隷になって私たちの命は生きることが出来るし私たちの目で私たちの幼児の死や私たちの妻と子供の命が止まるのを見ないから
☞28節 天と地にかけて そして私たちの神と私たちの父祖の主で私たちの罪と私たちの父祖の罪に応じて復讐する者にかけて私たちはあなたたちに証言します 今日という日にこれらの言葉に従って彼が実行しないように
☞29節 そして集会の真ん中で一斉に全員の大きな泣き声が起きました そして彼等は大声で主なる神に叫びました
☞30節 そしてオジアは彼等に言いました 兄弟たちよ私たちはもう五日間耐えるようにあなたたちは元気を出しなさい その間に私たちの主なる神は彼の憐れみを私たちの上に戻すでしょう 何故なら彼は最後まで私たちを捨てないから
☞31節 そしてもしこれら(の日々)が通り過ぎて助けが私たちの上に来ないなら あなたたちの言葉に従って私は実行します
☞32節 そして彼は民を自分自身の陣営に散らしました そして彼等は彼等の町の城壁と塔の上に行き女と子供を彼等の家に行かせました そして彼等は町の中で非常に意気消沈の状態になりました
8章 36節 915語 ☞1節 そしてそうした日々にメラリの娘であるユディトは聞きました メラリはオクスーヨセフーオジエルーヘルキアーハナニアーギデオンーラファインーアキトブーエリウーケルキアーエリアブーナタナエルーシェルミエルーツリシャダイーイスラエルの息子です
☞2節 そして彼女の夫マナセは彼女の部族で彼女の氏族の者でした そして彼は大麦の刈り入れの日々に死にました
☞3節 何故なら彼は畑で麦束を束ねる者たちを監督する為立っていました そして猛暑が彼の頭の上に達し彼は寝床に伏し彼の町ベトリアで死にました そして彼等は彼をドタンとバラモンの間の畑に父祖と共に埋葬しました
☞4節 そしてユディトは三年と四カ月を彼女の家の中で寡婦として過ごしました
☞5節 そして彼女は家の屋根の上に天幕を彼女自身の為に作り腰の上に粗布を着け寡婦の衣服を上に纏いました
☞6節 そして彼女は寡婦暮らしの全ての日々を断食しました 安息日の前日と安息日と新月の前日と新月とイスラエルの家の祝日と祭日の外は
☞7節 そして彼女は姿形の良い見た目に非常に美しい女でした そして彼女の夫マナセは彼女に金と銀と男の僕と女の僕と家畜と畑をたっぷり残しました そして彼女はそれらの上に留まり続けました
☞8節 そして彼女を悪く言う者は居ませんでした何故なら彼女は神を非常に畏れたから
☞9節 そして彼女は指導者に対する民の悪口を聞きました何故なら彼等は水のほとんど無いことに弱ったから そしてオジアが五日の後に町をアッシリア人たちに引き渡すと彼等に誓った時彼等に告げた全ての言葉をユディトは聞きました
☞10節 そして彼女は彼女の持ち物全てを管理する女召使を遣わして彼女の町の長老カブリスとカルミスを招待しました
☞11節 そして彼女の許に彼等が来ると彼女は彼等に言いました「ベトリアの住民の支配者たちよ真に私の言葉を聞いて下さい何故なら今日民の前で話したあなたたちの言葉は正しくないから あなたたちは神とあなたたちの間で話したこの誓いを立てました もしそれらの日々に主があなたたちを助けに戻って来ないなら私たちの敵たちに町を引き渡すとあなたたちは言いました
☞12節 そして今やあなたたちは何者ですか?あなたたちは今日神を試みて人の息子たちの真ん中に神の代わりに立ち上がるとは
☞13節 そして今あなたたちは全能の主を試みていますが永遠に何一つ分からないでしょう
☞14節 何故ならあなたたちは人の心の奥を見出せず彼の思いの言葉を理解出来ないのに全てこれらを造った神をどうして調べることが出来るのか?彼の心を知り彼の意図を理解出来るのか?決してそうではありりせん兄弟たちよ私たちの神なる主を怒らせないで下さい
☞15節 何故なら例え彼は五日の中で私たちを助けること望まないとしても日々望む時に守ることも私たちの敵の面前で私たちを滅ぼすことも出来る力を持っています
☞16節 そしてあなたたちは私たちの神なる主の計画を決して縛らないで下さい何故なら神は人と同じように脅かされれず人の息子と同じように要請に揺り動かされないから
☞17節 それ故私たちは彼からの救いを待ちながら私たちの助けを彼に懇願しましょう もし彼が望むなら私たちの声を聞くでしょう
☞18節 何故なら以前の日々に存在したような手造りの神々を礼拝する者は私たちの世代に生じることなく又今日私たちの中から部族も氏族も民も町も存在しないから
☞19節 この理由によって私たちの父祖は剣と略奪に渡され私たちの敵の前に大量の死体になって倒れました
☞20節 しかし私たちは彼の他に他の神を知りませんこれ故に彼が私たちを軽蔑せず私たちの国民の一人も軽蔑しないことを私たちは望んでいます
☞21節 何故なら私たちの所がそのように占領されることで全ユダヤが占領され私たちの聖所が略奪され彼(神)は彼等の冒涜行為の責任を私たちの血から求めることになるから
☞22節 そして彼は私たちの兄弟の虐殺と土地の束縛と私たちの相続財産の荒廃を異邦人たちの中で私たちの頭に振り向けます私たちはどこであれ奴隷になりそこで私たちを所有する者の前で攻撃と恥の的になります
☞23節 何故なら私たちの奴隷状態は利益を導かず私たちの神なる主はそれに恥辱を下すから
☞24節 そして今兄弟たちよ私たちは兄弟たちに示しましょう何故なら彼等の心は私たちを頼り聖所と神殿と祭壇は私たちの上に寄りかかっているから
☞25節 私たちはこれら全てのことによって私たちの神なる主に感謝しましょう彼は私たちの父祖たち同様に私たちを試みる者です
☞26節 あなたたちは思い起こして下さい彼がアブラハムにしたことを そしてイサクを試みたことを そしてヤコブが彼の母の兄弟ラバンの羊たちをシリアのメソポタミアで飼っている時に起きたことを
☞27節 何故なら主は心の試練の為にそれらの者たちのように火で試さず私たちに復讐するのではなく彼に近づく者を戒めの為に鞭打つから
☞28節 そしてオジアは彼女に言いました あなたが言ったことは何であれ全て善良な心で言いました そしてあなたの言葉に抵抗する者は誰も居ません
☞29節 何故ならあなたの知恵は今日明らかになったのではなくあなたの生涯の初めから民は皆あなたの賢さを知っていたから 何故ならあなたの心根が良いから
☞30節 しかし民は非常に渇いています そして彼等は私たちに無理強いしました 彼等に私たちが話したように実行することと私たちが破ることが出来ない誓いを私たちの上に齎すことを
☞31節 そして今あなたは私たちについて祈って下さい何故ならあなたは敬虔な女であるから そして主は私たちの貯水池を満杯にする為雨を送るでしょう そしてこれ上私たちは弱ることはないでしょう
☞32節 そしてユディトは彼等に言いました 私の言葉を聞いて下さい そして私たちの民の息子たちに何世代に渡って達する行為を私はします
☞33節 あなたたちはこの夜に門の上に立って下さい そして私は侍女と共に出て行きます そして町を私たちの敵たちに引き渡すとあなたたちが話した日々の中で私の手によって主がイスラエルを顧みるでしょう
☞34節 しかしあなたたちは私の行為を探らないで下さい何故なら私が実行することを成し遂げる時まであなたたちに私は告げないから
☞35節 そしてオジアと指導者たちは彼女に言いました 心安らかに行きなさい そして神なる主が私たちの敵の復讐にあなたの前に立つように
☞36節 そして天幕から戻って彼等は彼等の行政区に去って行きました
9章 14節 434語 ☞1節 そしてユディトは平伏し頭の上に灰を被り着ていた粗布を露わにしました今エルサレムで夕方の香が神殿に捧げられる時でしたユディトは主に向かって大きな声を叫んで言いました 
☞2節 私の父祖シメオンの神なる主よ その者にあなたは異邦人たちへの復讐の為に剣を手に与えました その者たちは汚す為に乙女の胎を解き恥辱の為に腿を裸にし不名誉の為に胎を汚しました そのようにしてはいけないとあなたは言ったが彼等はしました
☞3節 それらのこと故にあなたは彼等の指導者たちを虐殺に渡し彼等の寝椅子は彼等の不正行為の故に騙された者の血に染まりあなたは王座に座る権力者たちに加えて僕たちを撃ちました
☞4節 そしてあなたは彼等の妻たちを略奪に彼等の娘たちを虜に彼等の全略奪品をあなたの愛する息子たちに分配して与えました その者たちはあなたへの熱情に熱く燃え彼等の血の汚れを忌み嫌いあなたを救助者に呼びます 私の神なる神 寡婦である私の声を聞いて下さい
☞5節 何故ならあなたはそれより前のこともそのことも後に起こることも実行します あなたは今あることもこれから来ことも心に抱きあなたが判断したことを実現します
☞6節 そしてあなたが決定したことは現れて言います 見て下さい私たちは全て居ます あなたの道は整っておりあなたの裁きは予知にによって為されます
☞7節 見て下さいアッシリア人たちは彼等の力を増し馬と騎兵に有頂天になり歩兵の武力を誇り盾と槍と弓と投石器に望みを置いています しかしあなたが戦を打ち壊す主であることを彼等は知りません
☞8節 あなたの名は主 あなたの力によって彼等の力を倒しあなたの激怒によって彼等の力を打ち落として下さい 何故なら彼等はあなたの聖所を冒涜しあなたの栄光の名の憩いの幕屋を汚しあなたの祭壇の角を剣で投げ捨てることを企てているから
☞9節 あなたは彼等の高慢を見て彼等の頭にあなたの怒りを送って下さい寡婦の私の手に私が心に抱いている力を与えて下さい
☞10節 あなたは私の偽りの唇によって君主に加えて僕を従者に加えて君主を撃って下さい女の手によって彼等の威厳を打ち砕いて下さい
☞11節 何故ならあなたの力は数の多さに依らずあなたの権力は強者に依りません そうではなくあなたは卑しい者の神であり虐げられた者の助け手です弱っている者の防御者で見捨てられた者の保護者で絶望する者の救い主です
☞12節 そうですそうです私の父祖の神 イスラエルの相続財産の神 天と地の主よ 水の造り主よ あなたの全創造物の王よ あなたは私の祈りを聞いて下さい
☞13節 そしてあなたは私の言葉と偽りによって彼等に傷と打撲傷を与えて下さい その者たちはあなたの契約とあなたの神聖な神殿とシオンの頂とあなたの息子たちの所有の家に敵対して酷いことを企てました
☞14節 そしてあなたの民と部族の全てに認めさせて下さい あなたが神 全能と力の神でありあなた以外イスラエルの民を守る者は他に存在しないことを知らせて下さい
10章 23節 635語 ☞1節 そして彼女はイスラエルの神に向かって叫ぶのを止めこれらの言葉を全て終えました
☞2節 そして彼女は平伏していた所から立ち上がり彼女の女召使(侍女)を呼びました そして彼女は安息日と彼女の祝祭日に留まった家の中に降りて行きました
☞3節 そして彼女は着ていた粗布を脱ぎ寡婦の衣服を脱ぎました そして水で体を洗いたっぷり香油を塗り彼女の頭の髪を編みその上に被り物を被りました そして彼女の夫マナセの生存の日々に身に着けた喜び祝いの衣服を着ました
☞4節 そして彼女は足に履物を履き腕輪と首飾りと指輪と耳輪と彼女のこの世を全てのものを付け誰でも彼女を見る男たちの目を惑わす為に非常に着飾りました
☞5節 そして彼女は侍女に葡萄酒の瓶と油の壷を渡し袋に炒り麦と無花果菓子と上質のパンを満たしました そして彼女の全ての器を包み彼女(侍女)に負わせました
☞6節 そして彼女たちはベトリアの町の門に出て行きそこに立っているウジヤと町の長老カブリスとカルミスを見出しました
☞7節 そして彼等が彼女を見ると彼女は顔つきを変え衣を替えていました そして彼等は非常に素晴らしい彼女の美しさにびっくりして彼女に言いました
☞8節 私たちの父祖たちの神があなたに恩恵を与えますように そしてイスラエルの息子たちの栄光とエルサレムの名誉を高める為にあなたの業を成し遂げさせますように
☞9節 そして彼女は神に礼拝して彼等に言いました 私に町の門を開けるように命じて下さい そしてあなたたちが私と共に話した言葉の成就の為に私は出て行きます そして彼等は彼女が言ったように彼女に門を開けるように若者たちに命じました
☞10節 そして彼等はそのようにしました そしてユディトは彼女の女召使いと共に出て行きました そして町の男たちは彼女が山を下って行き谷を通り過ぎ見ることが出来なくなるまで彼女を見送りました
☞11節 そして彼女たちは谷の中を真っ直ぐに通って行きました そしてアッシリア人の前哨部隊が彼女に出会いました
☞12節 そして彼等は彼女を捕らえて尋ねました あなたは何人であるのか?そしてどこから来たのか?そしてどこに行くのか?そして彼女は言いました 私はヘブライ人の娘で彼等の前から逃げています 何故なら彼等はあなたたちに食い物にされようとしているから
☞13節 そして私はあなたたちの軍隊の司令官ホロフェルネスの面前に真実の言葉を知らせる為に来ています そして私は彼の面前に道を示しましょう 彼はその道を通って行って山岳のことごとくを支配し彼の男たちの一人の肉体も命も失わないで済むでしょう
☞14節 そして男たちは彼女の言葉を聞いて彼女の顔を見ました そして彼等は美しさに非常に驚きました そして彼等は彼女に言いました
☞15節 あなたは私たちの主人の前に急いで下って来てあなたの命を救いました そして今彼の天幕に近づきなさい そして私たちの中から彼等があなたを導き彼の手に引き渡します
☞16節 そしてあなたが彼の前に立つ時あなたの心に恐れを抱かずあなたの言葉を告げなさい そして彼はあなたを良くするでしょう
☞17節 そして彼等は彼等の中から百人の男たちを選びました そして彼等は彼女と侍女に同行し彼女たちをホロフェルネスの天幕に連れて行きました
☞18節 そして陣営のことごとくの所に集まりが生じました 何故なら彼女の来たことが諸々の天幕に言い触らされたから そして彼等が彼女のことについてホロフェルネスに告げるまで彼女はホロフェルネスの天幕の外に立っていた時彼等(人々)はやって来て彼女の周りに集まりました
☞19節 そして彼等は彼女の美しさに驚き彼女の故にイスラエルの息子たちに驚きました そして皆彼の隣に言いました 彼の中にこのような女たちを持っているこの民を誰が見くびることが出来ようか?確かに彼等の中から一人も残すのは良くない 残された者たちは地のことごとくを騙すことが出来るだろう
☞20節 そしてホロフェルネスの近くに仕える者たちと彼の侍従たち全てが出て来て彼女を天幕の中に導き入れました
☞21節 そしてホロフェルネスは紫布と金とエメラルドと宝石の織り込まれた天蓋の中で彼の寝床の上に休んでいました
☞22節 そして彼等は彼女のことを彼に報告しました そして彼は(天幕の)前部に出て行きました そして銀の燭台が彼の前に行きました
☞23節 そしてユディトが彼と彼の侍従たちの面前に来た時全ての者は彼女の顔の美しさにびっくりしました そして彼女は平伏して彼を礼拝しました そして彼の僕たちは彼女を起こしました
11章 23節 688語 ☞1節 そしてホロフェルネスは彼女に言いました 女よ安心しなさい あなたの心に恐れを抱かないようにしなさい 何故なら私は全地の王ブカドネツァルに喜んで仕える人を傷つけたことはないから
☞2節 そして今山に住むあなたの民がもし私を軽視しなかったら何であれ私は私の槍を彼等に向けて高く上げなかった しかし彼等は彼等自身にこれらのことをしました
☞3節 そしてさあ私に言いなさい 何故にあなたは彼等の所から逃げて私たちの所にやって来たのか?あなたは安全であるから元気を出しなさい 今夜以降あなたは助かります
☞4節 何故ならあなたを害する者は居ないから そうではなく私の主人ネブカドネツァル王の僕たちにするようにあなたを良く扱うでしょう
☞5節 そしてユディトは彼に言いました あなたの女召使いの言葉を受け入れあなたの婢があなたの面前で話すのを許して下さい そして私はこの夜に私の主に偽りを告げません
☞6節 そしてもしあなたの婢の言葉にあなたが従うなら神があなたと共に事を完全に為すでしょう そして私の主人がその目的を失敗することはありません
☞7節 何故なら全地の王ネブカドネツァルは生きており彼の権力は生きているから 彼は全ての命の支えにあなたを遣わしました 何故ならあなたによって彼に仕えるのは人だけではなくまた野獣と家畜と天の鳥もあなたの力によってネブカドネツァルと彼の全家の為に生きるから
☞8節 何故なら私たちはあなたの知恵と思慮分別を聞いていたから そしてあなたが王国の全ての中で優れた唯一のものであり知識がたいしたものであり戦いの功績で驚くべき者であることは全地に告げ知らされていたから
☞9節 ところでアキオルがあなたの会議で言った言葉を私たちは聞きました 何故ならベトリアの男たちが彼を助けた時彼はあなたに話した全てのことを彼等に告げたから
☞10節 それ故主人よ主よ彼の言葉を拒絶しないであなたの心の中にそれを置いて下さい 何故ならそれは真であるから 何故ならもし彼等が彼等の神に罪を犯さないなら私たちの国民は裁かれることなく彼等に対して剣が勝つことはないから
☞11節 しかし今私の主人は敗北したり挫折したりすることはありません そして彼等の前に死が降りて行きます そして彼等は無意味なことをする毎に彼等の神を非常に怒らせそれによって罪が彼等を覆っています
☞12節 彼等に食べ物が欠乏し全ての水が乏しくなったから彼等は家畜に手をかけようと決めました そして神が律法によって彼等に食べてはいけないと命じた全てのものを食べ尽くそうと決意しました
☞13節 そして穀物の初物と葡萄酒と油の十分の一の捧げ物を エルサレムで私たちの神の前に仕える祭司たちに聖別して蓄えたものを 民の誰一人手に触れてはいけないものを 彼等は使い果たそうと決意しました
☞14節 そしてまたエルサレムに住む者たちもこれらのことを実行したことがあるので彼等は長老会議から許しを彼等に齎す者たちをエルサレムに遣わしました
☞15節 そして彼が彼等に許しを告げる時にこうなうでしょう 彼等は直ぐに実行しその日にあなたに渡され滅びるでしょう
☞16節 これ故にこれら全てのことを知ってあなたの婢である私は彼等の前から逃げました そして全地が聞くなら誰でも驚く事をあなたと共に実行する為神は私を遣わしました
☞17節 何故ならあなたの婢は神を崇め夜も昼も天の神に仕えているから 私の主人よ私は今あなたの許に留まりあなたの婢は夜峡谷に出て行き神に祈ります そして彼は彼等が罪を犯したその時に私に言うでしょう
☞18節 そして私は来てあなたに示します そしてあなたは全軍と共に出て行って下さい そして彼等の中にあなたに抵抗する者は居ません
☞19節 そして私はユダヤの真ん中を通ってエルサレムの前まであなたを導きそれの真ん中にあなたの王座を置きます そしてあなたは羊飼いが居ない羊たちのように彼等を追い立てます あなたの前で犬は唸ることもありません 何故ならこれらのことは私の先見で私に知らされ告げられたから そして私はあなたに話す為に遣わされました
☞20節 そしてホロフェルネスと彼の侍従たち全ての前で彼女の言葉は喜ばせました そして彼等は彼女の知恵にびっくりして言いました
☞21節 顔の良さと言葉の分別で地の果てから果てまでこのような女は居ません
☞22節 そしてホロフェルネスは彼女に言いました 私たちの手に力を齎し私の主人を軽視した者たちに滅びを齎す為民の前にあなたを遣わした神は良いことをしました
☞23節 そして今あなたは姿形も美しく言葉も優れています 確かにあなたが言ったように実行するならあなたの神は私の神になりあなたはネブカドネツァル王の宮殿に住み全地で有名になるでしょう
12章 20節 505語 ☞1節 そして彼の銀食器を置いた所に彼女を連れて行くように命じました そして彼の食事の中から彼女に用意し彼の葡萄酒を飲むように命じました
☞2節 そしてユディトは言いました 私はそれらの中から食べることは出来ません 何故なら罪になるといけないから そうではなく私の為に持って来たものの中から食べ物は与えられます
☞3節 そしてホロフェルネスは彼女に言いました しかしあなたの許に在るものがなくなったらそれと同様のものをどこからあなたに与えられるだろうか?何故ならあなたの民の者は私たちの中に居ないから
☞4節 そしてユディトは彼に言いました 私の主人よあなたの命は生きています 確かに主が決定したことを私の手によって実行する時まで私の許に在るものをあなたの婢は使い果たすことはありません
☞5節 そしてホロフェルネスの侍従たちは彼女を天幕に連れて行きました そして彼女は夜半まで眠り朝の見回り近くに起きました
☞6節 そして彼女はホロフェルネスに使いを遣わしこう言いました 私の主人はあなたの召使女に祈りに出て行くことを許すように今すぐ命じて下さい
☞7節 そしてホロフェルネスは護衛兵たちに彼女を妨げてはいけないと命じました そして彼女は陣営の中に三日留まり夜にベトリアの峡谷に出て行き陣営の中の泉の上で身を洗い浄めました
☞8節 そして彼女は上がって行った時イスラエルの神である主に彼の民の息子たちを高く上げる為彼女の道を真っ直ぐにするように懇願しました
☞9節 そして彼女は清くなり帰って来て夕方に彼女の食べ物を食べる時まで天幕の中に留まりました
☞10節 そして四日目になりました ホロフェルネスは彼の僕たちだけに酒宴を催しました そして将校の誰一人も宴に呼びませんでした
☞11節 そして彼は彼の全てのものを管理する宦官バゴアスに言いました 今すぐ行ってあなたの許に居るヘブライ人の女を私たちの所に来て私たちと共に食べて飲むように説得しなさい
☞12節 見なさいもし私たちがそのような女を抱かずに行かせるなら私たちに恥辱であるから もし私たちがこの女を引き寄せないなら彼女は私たちの不満を言うから
☞13節 そしてバゴアスはホロフェルネスの前から出て行き彼女の許に来て言いました 恐れずに今すぐ美しい婢は私の主人の許に来て彼の前で賞讃され楽しく葡萄酒を私たちと共に飲みなさい そしてこの日にネブカドネツァルの宮殿の中で仕えるアッシリアの息子たちの一人の娘のようになりなさい
☞14節 そしてユディトは彼に言いました 私の主人に抵抗する私は何者でしょうか?確かに私は彼の目に望ましい全てのことを急いでします そしてこのことは私の死の日まで私にとって喜びになります
☞15節 そして彼女は立ち上がり衣と全ての女の飾りで着飾りました そして彼女の婢はやって来て彼女の為にホロフェルネスの向かいの地面に毛皮を敷きました それは彼女の毎日の食事をその上に横になって食べる為パゴアスから彼女が受け取ったものです
☞16節 そしてユディトは入って来て身を楽にして食卓に着きました そしてホロフェルネスの心は彼女に夢中になり彼の魂は揺さぶられました そして彼女と関係を持ちたいと激しい欲望を抱きました そして彼は彼女を見た日のその時から彼女に不貞を働く時を待ちました
☞17節 そしてホロフェルネスは彼女に言いました さあ飲んで私たちと共に陽気に楽しみなさい
☞18節 そしてユディトは言いました 主人よ私は今すぐ飲みます 何故なら私の誕生からの全ての日より今日私の中で私の心は高まったから
☞19節 そして彼女の婢が用意したものを彼女は手に取り彼の向かいで食べて飲みました
☞20節 そしてホロフェルネスは彼女の故に喜びました そして彼が産まれてから一日でいまだかつて飲んだことのない非常に多量の葡萄酒を飲みました
13章 20節 609語 ☞1節 そして夕方になった時彼の僕たちは急いで立ち去りました バゴアスは天幕を外から閉めました彼は主人の面前から付添う者たちを去らせました 彼等は彼等の寝床に行きました 何故なら酒宴がより以上長くなったので全ての者は疲れていたから
☞2節 そしてユディトはただ一人だけ天幕の中に残されました ホロフェルネスは彼の寝床の上に横たわっていました 何故なら彼は葡萄酒を腹一杯飲んだから
☞3節 そしてユディトは彼女の婢に日常のように彼女の寝室の外に立って彼女が出て行くのを待つように言いました 何故なら彼女は祈りの為に出て行くと言いバゴアスにこれらの言葉を告げたから
☞4節 そして全ての人は出て行き地位の低い者から高い者まで誰一人寝室に残った者はいませんでした 彼の寝床の側に立ったユディトは心の中で言いました 全能の神である主よまさにこの時にエルサレムの名誉を高める為に実行する私の手の業を見て下さい
☞5節 何故なら今こそあなたの相続財産を救う時であり私たちに向かって立ち上がる敵の粉砕を目指して私の偉業を為す時であるから
☞6節 そして彼女はホロフェルネスの頭の所に在る寝床の柱に近寄ってきて彼から広刃の剣を抜き取りました
☞7節 そして彼女は寝床に近づき彼の頭の髪の掴んで言いました イスラエルの神なる主よまさにこの日に私を強くして下さい
☞8節 そして彼女は全力で彼の首を二回打ち彼の頭(首)を切り落としました
☞9節 そして彼女は彼の体を寝床から転がし天蓋の覆いを柱から引き抜き短時間で出て行きホロフェルネスの頭(首)を彼女の侍女に引き渡しました
☞10節 そして彼女は食べ物のずだ袋に頭(首)を入れました 彼女たちは二人一緒に常の習慣に従って祈りの為に出て行き陣営を通り過ぎ峡谷を周りベトリアの山を上って行き町の門に来ました
☞11節 そしてユディトは遠くから門の上の守衛たちに言いました 開けて下さい開けて下さい今すぐ門を 神は私たちと共に居ます 私たちの神は今でもイスラエルの中で又敵に対して力を示す為 そして今日彼が実行したように
☞12節 そして彼女の町の男たちは彼女の声を聞くと彼等の町の門に向かって急いで下って来ました そして彼等は町の長老たちを召集しました
☞13節 そして彼等の地位の低い者から高い者まで全て駆けつけました 何故なら彼女が帰って来ることは彼等にとって驚きであったから そして彼等は門を開き彼女たちを歓迎しました そして彼等は明かりを求めて火を燃やし彼女たちを囲みました
☞14節 そして彼女は彼等に向かって大声を上げて言いました あなたたちは讃えなさい神を讃えなさい神を讃えなさい 神はイスラエルの家から彼の慈しみを取り去ることなくまさにこの夜に私の手を通して私たちの敵を砕きました
☞15節 そして彼女は袋の中から頭(首)を取り出して彼等に見せて言いました 見て下さいアッシリアの軍司令官ホロフェルネスの頭(首)です 見て下さい天蓋の覆いです その中に彼は酒に酔って横たわっていました そして主は女の手によって彼を撃ちました
☞16節 そして私が歩んだ道に私を守った主は生きています 何故なら私の顔は彼を騙して彼を滅ぼしたが私を汚し辱める罪を彼は犯さなかったから
☞17節 そして民は皆非常に驚き身を屈め神に礼拝し心を合わせて言いました 私たちの神よ今日この日にあなたの民の敵を無にしたあなたを褒め称えます
☞18節 そしてオジアは彼女に言いました 娘よあなたは地上の女たち全てを越えていと高き神に祝福されています 天と地を創った神なる主を讃美しましょう 彼は私たちの敵の司令官の頭(首)を切断するようにあなたを導きました
☞19節 何故ならあなたの(神への)信頼は神の力を思い出す人たちの心の中から永遠の時まで離れることはないから
☞20節 そして神はそれらをあなたの為に永遠の高い誉れにし恵みによってあなたを顧みるでしょう 何故ならあなたは私たちの国民の屈辱に対してあなたの命を惜しまず私たちの神の前に真っ直ぐ歩み私たちの破滅を止めたから そして民は皆言いました その通りですその通りです
14章 19節 512語 ☞1節 そしてユディトは彼等に言いました 私の兄弟たちよ さあ聞いて下さい そしてこの首を受け取ってそれをあなたたちの城壁の上に掛けて下さい
☞2節 そして夜明けが現れ太陽が地上に出て行く時全員あなたたちの武器を取り上げて全ての勇士は町の外に出て下さい そして彼等に指揮官を置きアッシリアの息子たちの前哨隊に向かって平野に下って行くように振る舞って下さい しかし下って行ってはいけません
☞3節 そしてこれらの者たちは彼等の鎧を取り上げて彼等の陣営に行きアッシリアの軍隊の隊長たちを起こします そして彼等はホロフェルネスの天幕に走りますが彼を見出すことは出来ません そして彼等の上に恐れが下りあなたたちの前から彼等は逃げます
☞4節 そしてあなたたちとイスラエルの全域に住む全ての者は追って道の中で彼等を打ち倒しなさい
☞5節 しかしこれらのことを実行する前にアンモン人アキオルを私の許に呼んで下さい 何故ならイスラエルの家を軽蔑して彼を死なせる為に私たちの所に送った者を彼は見て知っているから
☞6節 そして彼等はオジアの家からアキオルを呼びました そして彼は来て民の集会の中で一人の男の手に在るホロフェルネスの首を見るとうつ伏せに倒れ気を失いました
☞7節 そして彼等が彼を正気に返らせると彼はユディトの足許にひれ伏し彼女の顔を拝して言いました あなたはユダの全ての幕屋と異邦の全ての民に讃美されますように それらの者たちはあなたの名を聞くと不安になるでしょう
☞8節 そして今これらの日々にあなたが実行したことを何でも私に告げて下さい そしてユディトは民の真ん中で彼女が出て行った日から彼等に彼女が話した時まで実行したことを全て彼に告げ知らせました
☞9節 そして彼女が話を止めると民は大声で叫び彼等の町の中に喜びの声を齎しました
☞10節 そしてアキオルはイスラエルの神が実行したことを全て見て神を熱烈に信じました そして彼は無割礼の肉に割礼を施し今日までイスラエルの家に加えられました
☞11節 そして夜が明けてホロフェルネスの首を城壁に掛けると男は皆武器を取り部隊毎に山の坂の上に出て行きました
☞12節 そしてアッシリアの息子たちは彼等を見ると彼等の指揮者たちの許に使いを送りました そして彼等は将軍たちや千人隊長たちの許に来て彼等の全指導者の許に来ました
☞13節 そして彼等はホロフェルネスの天幕に来て彼の全てを管理している者に言いました 今私たちの主人を起こして下さい 何故なら奴隷たちたが完全に滅ぼされることを恐れずに私たちに戦いに下って来るから
☞14節 そしてバゴアスは入って天幕の垂れ幕を叩きました 何故なら彼はユディトと共に彼(ホロフェルネス)が眠っていると考えたから
☞15節 しかし彼は何の返事も聞けなかったので垂れ幕を開けて寝室に入り床の上に投げ出されて死んでいる彼(ホロフェルネス)を見出しました そして彼の首は彼から取り去られていました
☞16節 そして彼は泣き悲しみとうめき声と激しい絶叫と共に大声で叫び衣を引き裂きました
☞17節 そして彼はユディトが泊まっている天幕に来ましたが彼女を見出せず民の所に急いで行って叫びました
☞18節 奴隷たちが裏切りヘブライ人の一人の女がネブカドネツァル王の家を辱めました 何故なら見なさいホロフェルネスは地面に倒れ首は彼の上に無いから
☞19節 そしてアッシリアの軍隊の指導者たちはこれらの言葉を聞いて彼等の衣を引き裂き彼等の心は激しくかき乱されました そして彼等の叫び声は陣営の真ん中に激しく大きく轟きました
15章 14節 429語 ☞1節 そして天幕の中に居る者たちはその起きたことを聞いて呆然としました
☞2節 そして彼等の上に震えと恐れが降りかかりました 彼等はもはや隣に居る者も眼中になく一斉に突進して野や山の全ての道を逃げました
☞3節 そしてベトリアの回りの山地に駐屯していた者たちは逃亡者に変わりました そしてその時イスラエルの息子たちは彼等の全戦士が彼等に向かって突進しました
☞4節 そしてオジアはベトメスタイムとベバイとコバイとコラとイスラエルの全域に使者を遣わし起きたことを告げ全ての者は敵を滅びす為に突進するように告げました
☞5節 そしてイスラエルの息子たちは皆聞いて彼等に向かって一斉に襲いかかりコバまで彼等を切り倒しました そしてエルサレム生まれの者も全ての山岳生まれの者も同じように行動しました 何故なら彼等の敵の陣営に起きたことを彼等に報告したから そしてギレアドの住民とガリラヤの住民は彼等に打ち勝ちダマスコとそれの境界を彼等が通り過ぎるまで大きな損傷を与えました
☞6節 そしてベトリアに残った住民はアッシリアの陣営を襲い彼等を略奪して非常に裕福になりました
☞7節 そして虐殺から戻って来たイスラエルの息子たちは残りのものを取りました そして山地と低地の村と里は多くの戦利品を力づくで奪いました 何故なら数の多さは非常に大きいものであったから
☞8節 そしてエルサレムに住む大祭司ヨアキムとイスラエルの息子たちの長老議員は主がイスラエルに実行した喜ばしいことを見る為そしてユディトに会う為そして彼女と共に平安を語る為やって来ました
☞9節 そして彼等は彼女の許に入ると皆一斉に彼女を祝福して彼女に言いました あなたはエルサレムの高い誉れです あなたはイスラエルの大いなる誇りです あなたは私たちの民の大いなる自慢です
☞10節 あなたの手によって全てこれらのことをあなたは実行しました イスラエルにとって喜ばしいことをあなたは実行し神はそれを喜びました あなたは全能である主によって永遠に祝福されますように そして民は皆言いました その通りです
☞11節 そして民は皆三十日に渡って陣営を略奪しました そして彼等はユディトにホロフェルネスの天幕と全ての銀食器と寝台と器と彼の所有物全てを与えました そして彼女は受け取って彼女の騾馬の上に置き彼女の荷車を用意してその上にそれらを積みました
☞12節 そしてイスラエルの女は皆彼女を見る為駆け集まって来て彼女を祝福し彼女の為に彼女たちの中から踊り出しました そして彼女は手に枝を取り彼女の許に居る女たちに渡しました
☞13節 そして彼女と彼女と共に居る女たちはオリーブの枝を冠にしました そして彼女は全ての女を先導して踊りながら全ての民の先頭に立ちました そしてイスラエルの男は皆武装して冠をして従って行き彼等の口で讃美歌を歌いました
☞14節 そしてユディトはイスラエル全員の中でこの感謝の歌を始めました そして民は皆この賛歌を叫びました
16章 25節 553語 ☞1節 そしてユディトは言いました小太鼓に合わせて私の神に始めなさいシンバルに合わせて主に歌いなさい彼に詩と讃美をはっきりした節回しで捧げなさい褒め称えて彼の名を呼びなさい
☞2節 何故なら主は戦を打ち壊す神であり私を迫害する者の手から彼の陣営に入れ民の真ん中に私を救い出したから
☞3節 アッシリア人は北の山々からやって来ましたその軍事力の幾万でやって来ました彼等の群衆は急流を止め彼等の馬は山々を覆いました
☞4節 [彼は]言いました 私の領土を焼き私の若者を剣で殺し私の乳児を地に打ちつけ私の幼児を獲物に与え私の乙女を略奪すると
☞5節 全能なる主は女の手によって彼等を挫きました
☞6節 何故なら彼等の力ある者が若者によって倒れたのではなくタイタン(巨人族)の息子たちが彼を打ち負かしたのでもなく背の高い巨人たちが彼を襲ったのでもなくメラリの娘ユディトが顏の美しさによって彼を弱くしました
☞7節 何故ならイスラエルで下に潰される者たちを高く上げる為に彼女は寡婦暮らしの衣を脱ぎ彼女の顔に香油を塗りました
☞8節 そして彼女は頭飾りで彼女の髪を結び彼を騙す為に亜麻布の衣を取りました
☞9節 彼女の履物は彼の目を捕らえ彼女の美しさは彼の魂を虜にしました広刃の剣は彼の首を貫きました
☞10節 ペルシャ人は彼女の大胆さに震えメディア人は彼女の勇敢さに心をかき乱されました
☞11節 その時私の苦悩の民は叫び私の弱い民は大声を上げました すると彼等は驚いて声を上げひっくり返りました
☞12節 若い女性の息子たちが彼等を突き刺し逃亡奴隷と同じように彼等を傷つけました私の主の軍隊の故に彼等は滅びました
☞13節 私は私の神に新しい賛歌を歌いましょう 主よあなたは偉大で栄光に輝き力において驚くべき者であり乗り越えられない者です
☞14節 あなたの創造した物は皆あなたに仕えるべきです何故ならそれらはあなたが言うと造られるから あなたが霊を送って造るから あなたの声に抵抗する者は居ません
☞15節 何故なら山は水と共に礎から揺れ動き岩はあなたの面前から蝋のように溶けます しかしあなたを畏れる者にあなたは慈しみを施します
☞16節 何故なら甘い香りによる生贄は全てあなたにとって小さいことであり焼き尽くす捧げ物による脂肪は全て最小のことであるから主を畏れる者が全ての時に偉大です
☞17節 私の同族に逆らい立つ諸国民に禍いあれ 全能なる主は裁きの日に彼等の肉に火と蛆虫を与え彼等に復讐します彼等は永遠に知覚して泣きます
☞18節 そして彼等はエルサレムに入ると神を礼拝しました そして民が清められると彼等は焼き尽くす捧げ物と任意の捧げ物と奉納物を捧げました
☞19節 そしてユディトは民が彼女に与えたホロフェルネスの道具を全て奉納しました そして彼の寝室から彼女自身に取った天蓋の覆いを神に奉納品として寄贈しました
☞20節 そして民はエルサレムの中で聖所の前で三カ月に渡って楽しみ喜びました そしてユディトは彼等と共に留まりました
☞21節 そしてこれらの日々の後に皆はその相続地に戻りました そしてユディトはベトリアに去って行き彼女の所有地に留まりました そして彼女の時に全地に名声が生じました
☞22節 そして多くの者が彼女を欲したが彼女の夫マナセが死んで彼の民に加えられた日から彼女の一生の全ての日々に男が彼女を知ったことはありません
☞23節 そして彼女は非常に大きく名声を高めました そして彼女は夫の家の中で年を取り百五歳になりました そして彼女は女召使を解放してベトリアで死にました そして彼等は彼女を夫マナセの墓の穴に埋葬しました
☞24節 そしてイスラエルの家は彼女の為に七日間喪に服しました そして彼女は死ぬ前に彼女の持っているものを彼女の夫マナセの近親者全てと彼女の親族の近親者に分けました
☞25節 そしてユディトの日々も彼女が死んだ後多くの日々においてもイスラエルの息子たちを脅かす者はもはや居ませんでした
ユディト記 全16章 全340節 全9174語
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