トビト記をLXXセプトゥアギンタ(70人訳)から逐語訳してみました
LXXセプトゥアギンタ(70人訳)はヘブライ語原典をギリシャ語に初めて訳した聖書です
LXXセプトゥアギンタ(70人訳)の中でヘブライ語原典が存在しない文書はアプクリファ(外典)と言われトビト記はアプクリファ(外典)です
トビト記はニネベで失明したトビトとメディアで七人の新婚の夫を悪魔に殺されたサラが神に死を願って祈り(1-3章)神に遣わされた天使ラファエルと共にトビトの息子トビアが大魚を捕らえ内臓を取り出し燻して悪魔を追い出しサラと結婚し父トビトの目を癒し(4-11章)ラファエルが本来の姿を現しトビトが神を讃美する(12-14章)物語です
各編各節に逐語訳の和訳を付けました逐語訳の言葉を並び替え言葉を付け加えたり削ったりしながら編集し直した私訳です
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トビト記 章別リンク先 節数 逐語数 節別リンク先 和訳(私訳) ΤΩΒΙΤ トビト トビト記
1章 22節 542語 ☞1節 ナフタリ部族出身のアシエィルの子孫から出たガバエルの息子アドエルの息子ハナニエルの息子トビエルの息子トビトの話の書
☞2節 アッシリア人の王エネメッサロスの時代にアシェルの上のガリラヤの中キディオスの右に在るティスベから彼は捕囚として連れて行かれました
☞3節 私トビトは私の生涯全ての日々に真実と公正の道を歩きました そしてアッシリア人の地方ニネベに私と共に行かされた私の兄弟たちと民に多くの援助を私は実行しました
☞4節 そして私が若くて私自身の国イスラエルの地に居た時私の父祖ナフタリの全部族はエルサレムの家から離れました (エルサレムは)全ての部族に生贄を捧げる為にイスラエルの全部族から選んだ所です そしていと高き者の住まいである神殿が聖別され永遠に全ての世代に向けて建てられました
☞5節 そして一緒に反乱した全部族と私の父祖のナフタリ一族は若い雌牛のバアルに生贄を捧げました
☞6節 しかし私は唯一人祝祭日にエルサレムに頻繁に行きました 永遠の定めとしてイスラエルの全員に書き記されている通りに初物と実りの十分の一と(羊の)初刈りを持って
☞7節 そして私は祭壇に近づき祭司であるアロンの息子たちに与えました 全ての実りの十分の一をエルサレムで奉仕するレビの息子たちに与えました そして第二の十分の一を売りました そして私は行って毎年エルサレムでそれを使いました
☞8節 そして私は第三のもの(十分の一)を私の父の母デボラが命じた通りに相応しい者たちに与えました 何故なら私は私の父によって孤児として残されたから
☞9節 そして私は男になった時私たちの氏族の子孫の中から妻ハンナを娶り彼女からトビアを生みました
☞10節 そして私がニネベに捕囚として連れて行かれた時私の兄弟と私の民は皆異教徒のパンを食べました
☞11節 しかし私は食べずに私の生き方を守りました
☞12節 私は神のことを全て心に留めていたので
☞13節 そしていと高き者はエネメッサロス王の前で恩恵と形を与えました そして私自身には彼の仕入れ係を与えました
☞14節 そして私はメディアに行ってメディアのラゲスでガブリの兄弟ガバエルに銀十タラントを預けました
☞15節 そしてエネメッサロスが死んで彼の代わりに彼の息子センナケリブが王になりました そして彼の道は不安定で私はメディアに行けなくなりました
☞16節 そしてエネメッサロスの日々に私の兄弟たちに多くの援助を実行しました
☞17節 私のパンを飢えている者たちに私の衣服を裸の者たちに私は与えました そしてもし私の民の出身者が死んでニネベの城壁の後ろに投げ出されているのを私は見れば彼を埋葬しました
☞18節 そしてセンナケリブ王がユダヤから逃げて来た時もし彼が殺したなら私は盗んで彼等を埋葬しました 何故なら彼は激怒して多くの者たちを殺したから そして王の下に死体を捜しますが見出しません
☞19節 しかしニネベの住民の一人が行って私が彼等を埋葬していると私のことを王に警告しました そして私は身を隠し殺す為に捜されていることを知り恐れて去って行きました
☞20節 そして私の持っている全てのものは略奪され私の妻ハンナと私の息子トビアの他に何一つ私に残されたものはありません
☞21節 そして五十日過ぎることなく彼の息子たち二人が彼を殺してアララトの山々に逃げました そして彼の代わりに彼の息子サケルドノスが王になりました そして彼は彼の王国の財政全ての上と行政全ての上に私の兄弟アナエルの息子アヒカルを任命しました
☞22節 そしてアヒカルは私について嘆願し私はニネベに帰りました そしてアヒカルは酌取りであり指輪印章の管理者であり執事であり財務担当者でした そしてサケルドノスは彼を二番目の所に置きました そして彼は私の甥でした
2章 14節 315語 ☞1節 そして私は私の家に帰って来た時私の妻ハンナと私の息子トビアは私に戻されました 七週の聖なる祭りである五旬祭に私の為においしい食事が作られました そして私は食事をする為(身を楽にして)横になりました
☞2節 そして私は多くの料理を見て私の息子に言いました あなたは行って誰であれ私たちの兄弟で主を心に留めて困窮している者を見出したらその者を連れて来なさい そして見なさい私はあなたを待ちます
☞3節 そして帰って来て彼は言いました 父よ私たちの民の一人が絞殺されて市場に投げ込まれています
☞4節 そして私は食べるより前に飛び出し彼を取り去り太陽が沈む時まで或る住まいに置きました
☞5節 そして戻って来た私は身を洗い清め悲しみながら私のパンを食べました
☞6節 そして私はアモスの預言を思い出しました 彼はこのように言いました あなたたちの祝祭は嘆き悲しみに あなたたちの歓声全ては哀歌に変わります そして私は泣きました
☞7節 そして太陽が沈むと私は出て行き穴を掘り彼を埋葬しました
☞8節 しかし隣人たちはこう言って笑いました 彼はこの事で殺されることをもう恐れていません しかし彼は逃げ去りました そして見なさい彼は再び死者を埋葬します
☞9節 そしてまさにその夜に私は埋葬して戻って来ました そして汚れた私は中庭の壁に沿って寝ました そして私の顔は覆いませんでした
☞10節 そして壁に雀たちが居ることを私は知りませんでした そして私の目は開いていました 雀たちが温かいもの(糞)を私の目の中に排出しました そして私の目の中に膜が作られました そして私は医者たちに行きましたが彼等は私に役立ちませんでした しかしアヒカルがエラムに行くまで私を養いました
☞11節 そして私の妻ハンナは女に属する仕事をしていました
☞12節 そして彼女は所有者たちに送り届ました そして彼等は彼女に報酬を払った上に子山羊も加えました
☞13節 しかし彼女が私の許に帰って来た時それが鳴き始めました そして私は彼女に言いました 子山羊はどこから得たのか?盗んだものではないか あなたはそれを所有者に返しなさい 何故なら盗んだものを食べることは合法ではないから
☞14節 しかし彼女は言いました それは報酬の上に私に与えられた贈り物です しかし彼女を信じませんでした そしてそれを所有者に返すように言いました そして彼女に向かって私は顔を赤くしました しかし彼女は答えて言いました あなたの施しとあなたの正義はどこに在るのか?見なさいあなたと共に全ては知られています
3章 17節 472語 ☞1節 そして私は悲しんで泣きました そして私は悲しみながら祈りました こう言って
☞2節 主よあなたは正しい者です そしてあなたの業の全てとあなたの道の全ては憐れみと真実です そして真の正しい裁きによってあなたは永遠に裁きます
☞3節 私を心に留めて下さい そして私の上に目を留めて下さい 私の罪と私の過ちによって私を罰しないで下さい そして私の父祖たちがあなたの前で罪を犯したことによって
☞4節 何故ならあなたの命令に彼等が聞き従わなかったから あなたは私たちを略奪と捕囚と死に渡しました そして私たちが散った諸国の民全てにとって非難の譬えにしました
☞5節 そして今私と私の父祖の罪の故に私についてあなたの裁きは多く真実です  私たちがあなたの命令を実行しなかった故 何故ならあなたの前で私たちは真実の中を歩まなかったから
☞6節 そして今あなたの前で満足のいくように私を扱って下さい 私が解放され私が土になれるように私の魂を取り上げるように命令して下さい 何故なら私は偽りの非難を聞き私の中に悲しみが多いから 生きるより死ぬ方が私にとって良い故に今すぐ苦痛の私を永遠の所に解放するように命令して下さい 私からあなたの顔を背けないで下さい
☞7節 まさにその日にメディアのエクバタナに住むラグエルの娘サラに彼女の父の女奴隷たちの下にまたこの非難されることが起きました
☞8節 彼女は七人の夫に嫁いだが悪霊アスモダイが彼女と一緒になる前に彼等を殺した故 女たちの中に居た時彼女たちは彼女に言いました あなたの夫たちを窒息させたのはあなたではないですか あなたはすでに七人(夫を)持ちましたが彼等の誰一人からも利益も得たことはありません
☞9節 何故にあなたは私たちを鞭で打つのか?もし彼等が死んだのならあなたは彼等の後を追って行きなさい あなたの息子や娘を永遠に見ないことを私たちは願っています
☞10節 これらのことを聞いて彼女は非常に悲しみました それで彼女は首を吊ることを考えて言いました 真に私は父の一人娘です もしこのことを私が実行するなら彼に非難が生じます そして老年の彼を悲しみと共に黄泉の中に落とすことになります
☞11節 そして窓に向かって彼女は懇い願って言いました 私の神なる主よ あなたは褒め称えるべき者です そして聖なる貴いあなたの名は永遠に褒め称えるべきものです あなたの造ったものは皆あなたを永遠に褒め称えますように
☞12節 そして今主よ 私は私の目と私の顔をあなたに示します
☞13節 私を地から解放し私はもはや非難の言葉を聞くことはないと言って下さい
☞14節 主よあなたは知っています 私が男との全ての罪から清いことを
☞15節 そして私の捕囚の地で私の名も私の父の名も私は汚したことはありません 私の父にとって私はたった一人の娘です そして彼を相続する子供は彼に居ません また間近に兄弟は居ません また私がその妻になることが出来る息子は彼(兄弟)に居ません すでに私の七人は死にました 何の為に私は生きるのか?しかしもし私を殺すことをあなたは良しとしないなら私の上に目を注ぎ私を憐れみ私が非難の言葉をもはや聞かないように命令して下さい
☞16節 そして両者の祈りは偉大なラファエルの栄光の前に聞き入れられました
☞17節 そして二人を癒やす為 トビトの膜を剥がす為 そしてラグエルの娘サラをトビトの息子トビアに妻として与える為 そして悪霊アスモダイを縛る為 彼(ラファエル)が送られました なぜならトビアにとって彼女を受け入れることは義務であるから その時にトビトは戻って来て彼の家に入りました そしてラグエルの娘サラは彼女の上の階から降りて来ました
4章 21節 561語 ☞1節 まさにその日にトビトはメディアのラゲスに住むガバエルに委託した銀のことを思い出しました
☞2節 そして彼は彼自身の中で言いました 私は死を求めました 何故に私の息子トビアを呼んで私が死ぬ前に彼に示さないのか?
☞3節 そして彼は彼(トビア)を呼んで言いました 子供よ もし私が死ぬなら私を埋葬しなさい そしてあなたの母を見下してはいけません あなたの生涯の全ての日々に彼女を敬いなさい そして彼女の満足のいくことをしなさい そして彼女を悲しませてはいけません
☞4節 子供よ あなたが胎の中に居た時に彼女が多くの危険を見たことを心に留めなさい 彼女が死ぬ時私の側に一つの墓の中に埋葬しなさい
☞5節 子供よ 全ての日々に私たちの神 主を心に留めなさい そして罪を犯したり彼の命令に違反してはいけません あなたの生涯の全ての日々に正しい行いをしなさい そして不正の道を歩んではいけません
☞6節 何故なら真実をあなたが実行すればあなたの行為によって良い旅になり得るから
☞7節 そして正しい行いをする全ての者にあなたの所有している物から施しをしなさい そしてあなたの目はあなたが施しをする時に妬んではいけません 全ての貧乏人からあなたの顔を背けてはいけません そうすれば神はあなたから顔を背けません
☞8節 あなたが持つその多さに従ってそれらの中から施しをしなさい もしあなたが少なく持つなら少なさに従って施しをすることを恐れてはいけません
☞9節 何故ならあなたは困窮の日に向けてあなた自身の為に善い宝を蓄えているから
☞10節 何故なら施しは死から引き出し暗闇の中に入ることを許さないから
☞11節 何故なら施しはそれを実行する全ての者にとっていと高き者の前で善い捧げ物になるから
☞12節 子供よ あなた自身全ての姦淫から注意しなさい そしてまず初めにあなたの父祖の子孫の中から妻を娶りなさい あなたの父の部族ではない他所の女を妻に娶ってはいけません 何故なら私たちは預言者の息子たちであるから ノア アブラハム イサク ヤコブ 昔から私たちの父祖は 子供よ 心に留めなさい これら全ての者は彼等の兄弟の中から妻を娶り彼等の子供に祝福され彼等の子孫に地を相続したことを
☞13節 そして今子供よ あなたの兄弟たちを愛しなさい そしてあなたの兄弟たちとあなたの民の息子たち娘たちよりあなたの心を傲り高ぶらせて彼等の中からあなた自身に妻を娶らないことはいけません 何故なら破滅と多くの混乱は高慢の中に在り損失と大きな欠乏は淫行の中に在るから 何故なら淫行は飢えの母であるから
☞14節 もし人があなたの為に働くなら誰の賃金も一日遅らすことなく彼に直ぐ払いなさい そしてもしあなたが神に仕えるならあなたに払われます 子供よ あなたの行為全てにあなた自身注意しなさい そしてあなたの行動全てにおいて教育のある者でありなさい
☞15節 そしてあなたは嫌うことを誰にもしてはいけません 葡萄酒を酔うまで飲んではいけません そして酔いがあなたと共にあなたの道を行ってはいけません
☞16節 あなたのパンの中から飢えている者に あなたの衣服の中から裸の者たちに与えなさい もしあなたに溢れるものがあるならその全てを施しなさい そしてあなたが施しをする時にあなたの目は妬んではいけません
☞17節 正しい者たちの墓の上にあなたのパンを沢山与えなさい しかし罪ある者たちに与えてはいけません
☞18節 分別のある全ての者の忠告を求めなさい そして役立つ忠告の全てを軽んじてはいけません
☞19節 そして常に神なる主を讃美しなさい そしてあなたの道が真っ直ぐになるように そして全ての進路と計画が栄えるように彼から求めなさい 何故なら全ての国民が計らいを得るわではなく主は全ての善いものを与えるかわりに望み通りに卑しめるから そして今子供よ 私の命令を心に留めなさい そしてあなたの心の中からそれを拭い去ってはいけません
☞20節 そしてメディアのラゲスに住むガブリの息子ガバエルに私が預けた銀十タラントを今あなたに教えます
☞21節 そして子供よ 私たちが貧乏になったことを恐れてはいけません もしあなたが神を恐れ全ての罪から離れ彼の前で喜ぶことをするなら多くのものはあなたのものになります
5章 23節 455語 ☞1節 そしてトビアは答えて彼に言いました 父よあなたが私に命じたことを全て私は実行します
☞2節 しかしどのように私は銀を受け取ることが出来るでしょうか?私は彼を知りません
☞3節 そして彼(トビト)は彼(トビア)に手書き証書を渡して彼に言いました あなたと一緒に旅する人をあなた自身の為に捜し求めなさい そして私は生きている限り報酬を彼に与えます そしてあなたは行って銀を受け取りなさい
☞4節 そして彼は人を捜し求める為行きました そして彼は天使であったラファエルを見出しました しかし彼は知りませんでした
☞5節 そして彼(トビア)は彼(ラファエル)に言いました 私はあなたと共にメディアのラゲスに行くことが出来るかどうか そしてあなたはその場所の経験があるかどうか
☞6節 そして天使は彼に言いました 私はあなたと共に行きます そして私はその道の経験があり私たちの兄弟ガバエルの許に宿泊しました
☞7節 そしてトビアは彼に言いました あなたは私を待っていて下さい そして私は私の父に告げます
☞8節 そして彼(ラファエル)は彼に言いました あなたは行って遅れないようにしなさい
☞9節 そして彼は帰って来て父に言いました 見て下さい私と一緒に旅する者を私は見つけました しかし彼(トビト)は言いました 彼を私の許に呼びなさい 彼が何部族であるか あなたと共に行って信頼できる者かどうか知る為
☞10節 そして彼(トビト)は彼(ラファエル)を呼びました そして彼は入りました そして彼等は互いに挨拶しました
☞11節 そしてトビトは彼に言いました 兄弟よあなたはどの部族の出身でどこの故郷の出であるか私に示して下さい
☞12節 そして彼(ラファエル)は彼(トビト)に言いました あなたは部族や氏族を求めているのか それともあなたの息子と一緒に旅する雇い人を求めているのか そしてトビトは彼に言いました 兄弟よ私はあなたの親族と名を知りたいのです
☞13節 そして彼は言いました 私はあなたの兄弟たちの一人である偉大なハナニアの息子アザリアです
☞14節 そして彼(トビト)は彼(ラファエル)に言いました 兄弟よ良くいらっしゃいました そしてあなたの部族と氏族を知ることを求めた私に立腹しないで下さい そしてあなたは優れて良い家柄出身の私の兄弟です 何故なら私は偉大なシムイの息子たちハナニヤとヨサンを知っていたから 私たちは初子と実りの十分の一を捧げて礼拝する為エルサレムに一緒に出発したので そして彼等は私たちの兄弟の惑わしに迷わされたことはありません 兄弟よあなたは良い根の出身です
☞15節 しかしどの位あなたに報酬を与えるべきか?私に言って下さい 一日に一ドラクメの銀貨と私の息子同様にあなたにすることか
☞16節 そしてもし無傷であなたたちが戻って来るなら私はあなたの報酬の上に更に加えます
☞17節 そして彼等はそのように満足しました そして彼(トビト)はトビアに言いました 旅に向かって準備を整えなさい そしてあなたたちは成功して欲しい そして彼の息子は旅に向かって準備しました そして彼の父は彼に言いました その人と共に行きなさい そして天の家に居る神があなたたちの旅を成功させて下さい そして彼の天使があなたたちと一緒に旅して下さい そして両者は去って出て行きました そして若者の犬は彼等と一緒でした
☞18節 しかし彼の母ハンナは泣いてトビトに向かって言いました 何故あなたは私たちの子供を送り出すのか?それとも彼は私たちの手の杖ではないのか 私たちの前で彼を旅に入れて出て行かせるなんて
☞19節 銀を銀に前に来させないでそれは私たちの子供の塵になって欲しい
☞20節 何故なら主から生きる為私たちに与えらているのでこれで私たちには十分です
☞21節 そしてトビトは彼女に言いました 姉妹よ何も言うな 健やかに彼は戻って来てあなたの両目は彼を見ます
☞22節 何故なら善い天使が彼と一緒に旅して彼の旅は成功し彼は健やかに戻って来るから
☞23節 そして彼女は泣き止みました
6章 18節 460語 ☞1節 そして彼等は旅を進んで行って夕方ティグリス川の辺に来ました そしてそこで彼等は夜を明かしました
☞2節 そして若者は水浴びする為降りて行きました そして川の中から魚が跳び出し若者を飲み込もうとしました
☞3節 そして天使が彼に言いました その魚を捕らえなさい そして若者は魚を掴まえてそれを地の上に投げ上げました
☞4節 そして天使は彼に言いました 魚を切り開いて心臓と肝臓と胆汁(胆嚢)を取り安全にとって置きなさい
☞5節 そして若者は天使が彼に言った通りにしました そして彼等は魚を料理して食べました
☞6節 そして両者はエクバタナ近くまで旅をしました
☞7節 そして若者は天使に言いました 兄弟アザリアよ 魚の肝臓と心臓と胆汁(胆嚢)は何の為にあるのか?
☞8節 そして彼(天使)は彼(若者)に言いました 心臓と肝臓はもし悪魔あるいは悪霊が誰かを悩ますなら男あるいは女の前でこれらのものを煙らなければなりません そして彼はもう決して悩まされることはありません
☞9節 そして胆汁(胆嚢)は目の中に膜を持つ人に塗る為です そして彼は癒されます
☞10節 そして彼等がラゲスに近づいた時
☞11節 天使は若者に言いました 兄弟よ今日私たちはラグエルの許に泊まります そしてその者はあなたの親戚です そして彼に名をサラというたった一人の娘が居ます
☞12節 私は彼女のことについて告げます 彼女はあなたの妻に与えられること 何故なら彼女の相続財産はあなたに属しあなたは彼女の親族の中で最適であるから そしてその乙女は美しく賢い者です
☞13節 そして今私の言葉を聞きなさい そして私は彼女の父に話します そして私たちはラゲスから戻る時婚礼をします 何故ならモーセの律法に従ってラグエルが彼女を他の男に与えないことを私は知っているから さもなければ彼は死罪になるべきです 何故ならあなたは全ての男より相続財産を受け取るのに相応しいから
☞14節 それから若者は天使に言いました アザリアよ私は聞きました その乙女は七人の夫に与えられその全ての者が婚礼部屋の中で死んだことを
☞15節 そして今私は父にとって唯一の息子です そして私は恐れます また前の者たちのように私が入って死ぬことはないか 何故なら彼女を愛している悪霊が彼女に近づく者だけを傷つけるから そして今私は恐れます 私が死ぬなら私に対する悲しみの中で私の父と私の母の命を彼等の墓に落とすことにならないか そして彼等を埋葬する他の息子は彼等に居ません
☞16節 そして天使は彼に言いました あなたの親族の中から妻をあなたに娶る為にあなたの父があなたに命じた言葉をあなたは憶えていないのか そして今兄弟よ私の言葉を聞きなさい 何故なら彼女はあなたの妻になるから そして悪霊を一切考慮するな 何故ならこの夜に彼女はあなたの妻に与えられるから
☞17節 そしてもしあなたが婚礼部屋に入るなら香の灰を取って魚の心臓と肝臓の一部の上に置いて煙りなさい そして悪霊は匂いを嗅いで逃げ去り永遠に戻って来ません
☞18節 しかし悪霊が彼女に近づくならその時あなたたち両方は立ち上がり慈悲深い神に向かって叫びなさい そして彼はあなたたちを救って憐れみます あなたは恐れてはいけません 何故なら永遠の昔から彼女はあなたに用意されていたから そしてあなたは彼女を救い彼女はあなたのと共に歩みます そして彼女からあなたに子供たちが生れると私は思います
7章 17節 360語 ☞1節 そして彼等はエクバタナに来てラグエルの家に来ました そしてサラは彼等に会い彼等に挨拶し彼等は彼女に挨拶しました そして彼女は彼等を家の中に連れて入りました
☞2節 そしてラグエルは彼の妻エドナに言いました  この若者は私の従弟トビトに似ています
☞3節 そしてラグエルは彼等に尋ねました 兄弟たちよ あなたたちはどこの出身ですか?そして彼等は彼に言いました ニネベで捕囚のナフタリの息子たちの出身です
☞4節 そして彼は彼等に言いました あなたたちは私たちの兄弟トビトを知っていますか そして彼等は言いました 私たちは知っています
☞5節 そして彼は彼等に言いました 彼は健やかですか そして彼等は言いました 彼は元気で健やかです そしてトビアは言いました 彼は私の父です
☞6節 そしてラグエルは跳び上がり彼に何回も口づけして泣き彼を祝福しました そして彼を正直で立派な男の息子と言いました  しかしトビトが彼の目を失明したと聞いて彼は悲しんで泣きました
☞7節 そして彼の妻エドナも彼の娘サラも泣きました そして彼女たちは心を込めて彼等を歓迎しました
☞8節 そして彼等は羊の群れの中から雄羊を屠り多くの料理を出しました
☞9節 そしてトビアはラファエルに言いました 兄弟アザリアよ あなたは旅の中であなたが告げたことを話して事を終わらせて下さい
☞10節 そして彼はラグエルに言葉を伝えました そしてラグエルはトビアに言いました あなたは食べて飲んで喜びなさい 何故なら私の子供を娶ることはあなたに相応しいから それにも拘わらず私は真実をあなたに示します
☞11節 私は私の子供を七人の男に与えました そして彼等は誰であれ彼女の許に入ると夜に死にました しかしながら今をあなたは喜びなさい
☞12節 しかしトビアは言いました あなたたちが私に確証し確証される時までここで何も私は食べません そしてラグエルは言いました あなたは判断に従って今から彼女を受け取りなさい あなたは彼女の兄弟であり彼女はあなたの兄弟です そして憐れみ深い神があなたたちを最良の成功者にさせますように
☞13節 そして彼は彼の娘サラを呼び彼女の手を取って彼女をトビアに妻として渡しました そして彼は言いました 見なさい モーセの律法に従ってあなたは彼女を受け取りあなたの父の許に連れて行きなさい そして彼は彼等を祝福しました
☞14節 そして彼は彼の妻エドナを呼び巻物を受け取って(結婚契約書を)書き記しました そして書き記した者は印を押しました そして彼等は食べ始めました
☞15節 そしてラグエルは彼の妻エドナを呼び彼女に言いました 姉妹よ 他の部屋を用意して彼女を連れて行きなさい
☞16節 そして彼が言ったように彼女は行動してそこに彼女を連れて入りました そして彼女は泣き彼女の娘の涙を受け入れ彼女に言いました 
☞17節 子よ 元気を出しなさい 天と地の主があなたのこの悲しみの代わりに恩恵をあなたに与えますように 娘よ 元気を出しなさい
8章 21節 367語 ☞1節 そして彼等は夕食を食べ終えるとトビアを彼女の許に導き入れました
☞2節 そして彼は行きながらラファエルの言葉を思い出し香の灰を取り魚の心臓と肝臓を置き燻らせました
☞3節 そして悪霊はその匂いを嗅ぐと上エジプトに逃げました そして天使が彼を縛りました
☞4節 そして両者は戸を閉められるとトビアは寝床から起きて言いました 姉妹よ起き上がりなさい そして主が私たちを憐れむように私たちは祈りましょう
☞5節 そしてトビアはこう言い始めました 私たちの父祖たちの神よ あなたは称賛に値する者です そしてあなたの聖にして栄光ある名は永遠に称賛に値するものです 天とあなたの創造物は全てあなたを讃美するように
☞6節 あなたはアダムを造り 彼に助け手であり支え手である彼の妻エバを与えました これらの者たちから人の子孫が生じました あなたは言いました 男一人だけで居るのは良くない 彼に助け手を 彼に似た者を私たちは造りましょう
☞7節 そして主よ 今私は情欲の故にこの私の姉妹を娶るのではなく真の上に娶ります あなたは私とこの女を憐んで共に老いるように命じて下さい
☞8節 そして彼と共に彼女は言いました アーメン(真に)
☞9節 そしてその夜両者は眠りました
☞10節 そしてラグエルは立ち上がり行って墓を掘りました こう言って 彼もまた死なないだろうか
☞11節 そしてラグエルは彼自身の家に帰って来ました
☞12節 そして彼は彼の妻エドナに言いました 婢たちの一人を遣わして彼が生きているかどうか生きていないかどうか見させなさい 私が彼を葬り誰も知らないようにする為に
☞13節 そして婢は戸を開けて入り二人が眠っているのを見出しました
☞14節 そして出て行った彼女は彼が生きていると彼等に報告しました
☞15節 そしてラグエルは神を讃美しました こう言って 神よ あなたは全ての清い聖なる讃美によって讃美すべき者です そしてあなたの聖なる者と全てのあなたの創造物はあなたを讃美すべきです そして全てのあなたの天使とあなたの選ばれた者は全く永遠にあなたを讃美すべきです
☞16節 あなたは讃美すべき者です 何故ならあなたは私を喜ばせたから そして私が想像していた通りの事は私に生じることなく あなたの多大の憐れみによってあなたは私たちに対応しました
☞17節 あなたは讃美すべき者です 何故ならあなたは二人の独り子を憐れんだから 主よ彼等に憐れみを示して下さい 彼等の生涯を喜びと憐れみと共に健康の内に終わらせて下さい
☞18節 そして彼は僕たちに墓を埋めるように命じました
☞19節 そして彼は彼等の為に十四日間の婚礼の祝宴を催しました
☞20節 そしてラグエルは婚礼の宴の日々が終わる前に彼に誓うように言いました 婚礼の宴の十四日が完了しないなら彼は出て行かないと
☞21節 そしてそれから彼(ラグエル)の所有している物の半分を受け取り 父の許に健やかに行きなさい そして私と私の妻が死ぬ時その他の物を受け取りなさい
9章 6節 92語 ☞1節 そしてトビアはラファエルを呼んで彼に言いました 
☞2節 兄弟アザリアよ あなた自身と僕と二頭の駱駝を連れてメディアのラゲスのガバエルの許に行って下さい そして私の為に銀を受け取って下さい そして彼を婚礼の祝宴に連れて来て下さい
☞3節 何故ならラグエルが私に出て行かないように誓わせたから
☞4節 しかし私の父は日を数えています そしてもし私が大きく遅れるなら彼はとても苦しみます
☞5節 そしてラファエルは行ってガバエルの許に泊まり彼に手書き証書を渡しました そして彼(ガバエル)は封印してある小袋を持って来て彼に渡しました
☞6節 そして彼等は一緒に朝早く置き婚礼の祝宴に来ました そしてトビアは彼の妻を祝福しました
10章 14節 290語 ☞1節 そして彼の父トビトは毎日数えました そして旅の日数が完了しても彼等は帰って来ませんでした
☞2節 彼は言いました 彼等は恥を掻いていないだろうか あるいはガバエルが死んで彼に銀を渡すのは誰一人いないのだろうか
☞3節 そして彼はとても悲しみました
☞4節 そして妻は彼に言いました 子供は死にました 何故なら彼は遅れているから そして彼女は彼を嘆き悲しみ始めて言いました 
☞5節 子よ 彼は私を労わることはありません 私の目の光よ 何故なら私があなたを行かせたから
☞6節 そしてトビトは彼女に言います 黙りなさい 言うのを止めなさい 彼は大丈夫です
☞7節 しかし彼女は彼に言いました 黙っていて下さい 私を欺かないで下さい 私の子供は死にました そして毎日彼が出て行ったように外の道に彼女は出て行き 昼はパンを食べず 夜は彼女の息子トビアを嘆き悲しむことを止めませんでした ラグエルが彼(トビア)をそこに保つと誓った婚礼の宴の十四日間が終了する時まで
☞8節 そしてトビアはラグエルに言いました 私を送り出して下さい 何故なら私の父と私の母はもはや私を見る望みを持っていないから
☞9節 そして彼の舅は彼に言いました 私の許に留まって下さい そして私はあなたの父に使いを遣わしあなたのことを彼に知らせます しかしトビアは言います いいえそうではなく私の父の許に私を送り出して下さい
☞10節 そしてラグエルは立ち上がって彼に彼の妻サラと所有物の半分を 奴隷と家畜と銀を与えました
☞11節 そして彼は彼等を祝福して送り出しました こう言って 子供たちよ 私が死ぬ前に神があなたたちを繁栄させますように
☞12節 そして彼は彼の娘に言いました あなたの舅たちを敬いなさい 彼等は今あなたの両親です あなたの良い知らせを聞きたいものです そして彼は彼女に口づけしました
☞13節 そしてエドナはトビアに言いました 最愛の兄弟よ 天の主があなたを戻し 私の娘のサラからあなたの子供たちを見る機会を私に与え 主の前に私が喜ぶことが出来ますように そして見なさい 彼女をあなたは悲しませないという信頼によって私はあなたに私の娘を委ねます
☞14節 これらのことの後にトビアは神を讃美して出て行きました 何故なら彼(神)が彼の旅を成功させたから そして彼はラグエルと彼の妻エドナを祝福しました
11章 18節 316語 ☞1節 そして彼は行って彼等はニネベに近づきました そしてラファエルはトビアに言いました 
☞2節 兄弟よ あなたの父をどのように残したか?あなたは憶えていないか
☞3節 私たちはあなたの妻の前に走って行き 家を準備しましょう
☞4節 そして魚の胆嚢を手に取りなさい そして彼等は行って 彼等の後ろから犬が一緒に来ました
☞5節 そしてハンナは彼女の子供の道を按じて座って見ていました
☞6節 そして彼女はやって来る彼を認め彼の父に言いました 見なさい あなたの息子が帰って来ます そして彼と共に行った男の人が居ます
☞7節 そしてラファエルは言いました あなたの父は目を開くことを私は知っています
☞8節 それであなたは胆嚢を彼の目に塗りなさい そして目に刺されたものは留まり 彼は膜を脱ぎ去りあなたを見ます
☞9節 そしてハンナは走って行って彼女の息子の首の上にぶら下がり彼に言いました 子供よ 私はあなたを見ました 今から死んでも構いません そして両者は泣きました
☞10節 そしてトビトは戸に出て来て躓きました しかし息子が彼に走って行きました
☞11節 そして彼は彼の父を抱いて彼の父の目の上に胆汁を垂らしました こう言って 父よ安心して下さい
☞12節 そしてそれ(胆汁)が彼の目に刺され留まると 膜が彼の目の縁から剥がされました
☞13節 そして彼は彼の息子を見て彼の首の上にぶら下がり泣いて言いました 
☞14節 神よ あなたは称賛すべき者であり あなたの名は永遠に称賛すべきものです そしてあなたの聖なる天使たちは皆称賛に値する者です 何故ならあなたは私を鞭で打って憐れんだから 見て下さい 私は私の息子トビアが見えます
☞15節 そして彼の息子は喜びながら入り メディアで彼に起こった素晴らしいことを彼の父に報告しました
☞16節 そしてトビトは彼の嫁を出迎えに喜んで神を讃美しながらニネベの門に出て行きました そして歩む彼を見る者たちは驚きました 何故なら彼は見ることが出来たから そしてトビトは彼等の前で神に感謝を捧げました 何故なら神が彼を憐んだから
☞17節 そしてトビトは彼の嫁サラに近づくと彼女を祝福しました こう言って 娘よ 元気でよく来てくれました あなたを私たちの許に連れて来た神を讃美します そしてあなたの父とあなたの母は祝福されますように
☞18節 そしてニネベに居る彼の兄弟たち全てに喜びが生じました
12章 22節 392語 ☞1節 そしてトビトは彼の息子トビアを呼んで彼に言いました 子よ あなたと一緒に行った男の人に報酬を配慮しなさい そして彼に加えることが必要です
☞2節 そして彼(トビア)は彼(トビト)に言いました 父よ 私が持って来たものの半分を彼に与えても私は痛くありません
☞3節 何故なら彼は私を無傷なままあなたに導き 私の妻を癒し 私の銀を持って来て あなたを同様に癒したから
☞4節 そして老人は言いました それは彼に正当です
☞5節 そして彼は天使を呼んで彼に言いました あなたが持って来た全てのものの半分を受け取って下さい
☞6節 それから彼(ラファエル)は秘かに二人を呼んで彼等に言いました 神を讃美して彼に感謝を捧げ至上権を彼に与えなさい そしてあなたたちの中で彼が実行したことついて生きている全てのものの前で感謝を捧げなさい 神を讃美して神の業の話を誇り高く示し彼の名を褒め称えることは善いことです そして彼に感謝するのに躊躇していけません
☞7節 王の秘密を隠しても良いが 神の業を明らかにすることは素晴らしいことです あなたたちは善いことをしなさい そうすれば害悪に逢うことはありません
☞8節 断食と施しと正義と共に祈ることは善いことです 正義と共に少ないことは不正と共に多いことより善いことです 施しをすることは金を蓄えることより良いことです
☞9節 何故なら施しは死から救い出し全ての罪を清めるから 施しと正義を実行する者は生涯満たされます
☞10節 しかし罪を犯す者たちは彼等自身の命の敵対者です
☞11節 私はあなたたちから言葉を一切隠すつもりはありません 今私は言いました 王の秘密を隠しても良いが神の業を明らかにすることは素晴らしい
☞12節 そして今 あなたとあなたの嫁サラが祈った時私があなたたちの祈りの記録を聖なる者の前に持って行きました そして死者たちをあなたが埋葬した時同じように私があなたと一緒に居ました
☞13節 そしてあなたは躊躇せず立ち上がりあなたの食事を残して出て行って死者を覆う時 善を行うあなたは私に隠されることなく 私はあなたと共に居ました
☞14節 そして今 神はあなたとあなたの嫁サラを癒やす為に私を遣わしました
☞15節 私は聖なる者たちの祈りを報告し聖なる者の栄光の前に入る聖なる七人の天使の中の一人ラファエルです
☞16節 そして二人は動揺して平伏しました 何故なら彼等は恐ろしかったから
☞17節 しかし彼は彼等に言いました 恐れてはいけません あなたたちは平穏無事です そして神を永遠に讃美しなさい
☞18節 何故なら私自身の好意に依ってではなく私たちの神の望みに依って私は来たから それ故にあなたたちは永遠に彼を讃美しなさい
☞19節 全ての日々私はあなたたちに現れて食べることも飲むこともしませんでした しかし見た目にあなたたちはそう見えました
☞20節 そして今あなたたちは神に感謝を捧げなさい 何故なら私を遣わした者の許に私は上って行くから そしてあなたたちは完了した全てのことを書に書き記しなさい
☞21節 そして彼等は立ち上がりましたが もはや彼は見えませんでした
☞22節 そして神の大いなる驚くべき業と いかに主の天使が彼等に現れたか 彼等は感謝を捧げました
13章 18節 414語 ☞1節 そしてトビトは喜びの祈りを書いて言いました
☞2節 永遠に生きている神と彼の王国は讃美すべきです 何故なら彼は鞭打って憐れみ 黄泉に落として引き上げ 彼の手を逃れることが出来る者は居ないから
☞3節 イスラエルの息子たちよ 諸国民の前で彼に感謝を捧げなさい 何故なら彼は彼等の中に私たちを広く散らしたから
☞4節 そこに彼の威厳を示しなさい 生きている全ての者の前で彼を褒め称えなさい 何故なら彼は私たちの主であり 彼は全く永遠に私たちの父なる神であるから
☞5節 そして彼は私たちの不正の故に私たちを鞭打ち再び憐れみ もし彼等の中に散らされるなら諸国民全ての中から私たちを集めます
☞6節 もしあなたたちが全心全霊で彼に立ち返り彼の前で真実を実行するなら そこで彼はあなたたちに戻り あなたたちから彼の顔を隠すことは決してありません
☞7節 そして彼があなたたちの中で為す業を見なさい そしてあなたたちの口の全てで彼に感謝を捧げなさい そして正義の主を讃美しなさい そして永遠の王を褒め称えなさい
☞8節 私の捕囚の地で私は彼を褒め称え彼の力と威厳を罪ある民に示します 罪ある者たちよ 神に立ち帰り彼の前で正義を実行しなさい 彼があなたたちを望むかどうか あなたたちに憐れみを施すかどうか誰が分かるか?
☞9節 私は私の神を褒め称え私の魂は天の王と彼の威厳を喜びます
☞10節 エルサレムよ 聖なる町よ エルサレムに居る全ての者は語り伝えなさい そして彼に感謝を捧げなさい 彼はあなたの息子たちの業の故に鞭で打ちますが正しい者の息子たちを再び憐れみます
☞11節 主に十分感謝を捧げなさい そして永遠の王を讃美しなさい 彼の幕屋が喜びのうちにあなたに再び建てられる為に
☞12節 そして彼があなたの中で捕囚の者を喜ばせるように そしてあなたの中で永遠の全世代に渡って惨めな者を愛するように
☞13節 多くの諸国民は遠くから神なる主の名に向かって来ます 手に贈り物を持って そして天の王に贈り物を持って 全世代はあなたに喜びを現します
☞14節 あなたを憎む者は全て呪われます あなたを愛する者は全て永遠に祝福されます
☞15節 正しい者の息子たちの故に喜び大喜びしなさい 何故なら彼等は集められ正しい者の主を讃美するから おお あなたを愛する者は幸せです あなたの平和の故に彼等は喜びます
☞16節 あなたの全ての鞭打ちの故に悲しんだ全ての者は幸せです 何故ならあなたの故にあなたの栄光を全て見た者は喜び永遠に楽しむから 私の魂は大いなる王である神を讃美しなさい
☞17節 何故ならエルサレムは城壁をサファイアとエメラルドと貴重な石によって そして塔と塁壁は純金によって建てられ エルサレムの通りは緑柱石と柘榴石とスフィルの石によって舗装されるから
☞18節 そしてそれの全ての通りは言います ハレルヤ そしてそれらはこう言って褒め称えます 全く永遠に褒め称える神は讃美すべきです
14章 15節 436語 ☞1節 そしてトビトは感謝を捧げることを止めました
☞2節 そして彼は視力を失った時五十八歳でした そして彼は八年後に視力を回復しました そして彼は施しを実行し益々神なる主を畏れ彼に感謝を捧げました
☞3節 そして彼は非常に年を取りました そして彼は彼の息子と彼の息子たちを呼んで彼に言いました 子よ あなたの息子たちを連れて行きなさい 見なさい 私は年を取り生きる所から去ろうとしています
☞4節 子よ メディアに行きなさい 何故なら預言者ヨナがニネベについて言った全てのことを私は確信しているから それはひっくり返されて一定の時までむしろメディアに平和があること そして私たちの兄弟は良い土地から地の中に散らされること そしてエルサレムは荒れ果てた所になってその中の神殿は焼き尽くされ一定の時まで荒れ果てた所になること
☞5節 そして神は再び彼等を憐れんで彼等を土地に戻します そして彼等は神殿を建てます 一定の時が完了するまで前と同様のものではありません そしてこれらの後に彼等は捕囚から戻ってエルサレムを立派に建てます そしてその中の神殿は永遠の全世代に渡って立派な建物が建てられます それについて預言者たちが言ったように
☞6節 そして諸国民の全ては真に神なる主を畏れることに立ち返り彼等の偶像を地面に埋めます そして諸国民の全ては主を讃美します
☞7節 そして彼の民は神に感謝を捧げます そして主は彼の民を高めます そして真実と正しさで神なる主を愛し私たちの兄弟に慈悲を示す全ての者は喜びます
☞8節 そして今 子よ ニネベから出て行きなさい 何故なら預言者ヨナが言ったことは確かに起こるから
☞9節 そしてあなたは律法と命令を守り慈悲深くて正しい者になりなさい それはあなたが幸せになる為 そして私を懇ろに埋葬しなさい そしてあなたの母を私の傍らに埋葬したらあなたたちはもはやニネベに留まってはいけません
☞10節 子よ 見なさい ハマンが彼を養い育てたアキアカロスに何をしたか?いかに彼を光から暗闇に連れて行ったか そして彼に報いた全てことを そしてアキアカロスは真にその時救われました そして彼(ハマン)は報復されて暗闇に降りて行きました マナセは施しを実行して彼に張られた死の罠から救われました そしてハマンは罠に落ちて死にました
☞11節 そして今子供たちよ見なさい 施しは何を齎すか そして正しい行いは何を引き出すか そして彼はこれらのことを言うと寝床の上で彼の魂は尽きました そして彼は百五十八歳でした そして彼(トビア)は彼を壮麗に埋葬しました
☞12節 そしてハンナが死んだ時彼は彼女を彼の父の傍らに埋葬しました そしてトビアは彼の妻と彼の息子たちと共にエクバタナに彼の義父ラグエルの許に出て行きました
☞13節 そして彼は高潔のうちに年を取り彼の舅たちを壮麗に埋葬し彼等と彼の父トビトの財産を相続しました
☞14節 そして彼はメディアのエクバタナで百二十七歳の時死にました
☞15節 そして彼は死ぬ前にニネベの破滅を聞きました そこはネブカドネツァルとアッシリアが虜として連れて行った所です 彼は死ぬ前にニネベについて喜びました
トビト記 全14章 全246節 全5472語
Office Murakami