ゼカリヤ書をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ゼカリヤ書はユダヤ教聖典ネヴィイム(預言者たち)のうち(後期)12小預言書の一つです
1-8章の第一部と9-14章の第二部に大きく分かれます
第一部では八つの幻を通して「主のエルサレム復帰と神殿再建」を預言しています。第二部の黙示的預言は新約聖書に多く引用されています
ゼカリヤ書1章から14章まで章別に幾つかの話(内容)に分け逐語訳を進めました
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ゼカリヤ書 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先 נביאים ネヴィイム זכריה ゼㇰハルヤー
1章 17節 273語 1;1-4 主はあなたたちの父祖たちが「私に聞き従わなかった」と激怒しました
1;5-6 彼等は立ち帰って言った「主は私たちの道と行為に応じて計画通り実行した」
1;7-11 ゼカリヤは幻を見ました「主に遣わされ馬に乗って地を行き巡る人を」
1;12-17 主は言う「私は憐れみをもってエルサレムに帰り私の家はそこに建てられる」
2章 17節 220語 2;1-4 ユダを散らした国々の「四つの角」とそれを倒す「四人の鍛冶」の幻を見ました
2;5-9 エルサレムを測りに行く「測り縄を手に持った人」の幻を見ました
2;10-13 主の宣言「北の国から逃げなさいシオンよバビロンの娘として住む者よ」
2;14-17 「私はあなたたちの真ん中に入って住むから娘シオンよ歓び叫びなさい」
3章 10節 164語 3;1-5 主がサタンを叱り大祭司ヨシュアに汚い衣を脱がせ礼服を着せる幻を見ました
3;6-7 主は言う「あなたが私の道を歩み私の言い付けを守るならあなたは私の家を司る」
3;8-10 「私は僕である枝を来させる私は七つの目がある石の上に刻銘を彫る」
4章 14節 187語 4;1-4 七つの管付きのともし火皿七つが上にある金の燭台の幻を見ました
4;5-7 「これは力と権力によらず私の霊によるゼルバベルに向けた主の言葉です」
4;8-10 「これらの七つはこの地のことごとくを行き巡る主の両目です」
4;11-14 「燭台の左右にある二本のオリーブの木は主の側に立つ塗油の二人です」
5章 11節 155語 5;1-2 私(ゼカリヤ)は飛んでいる巻物を見ました
5;3-4 「これはこの地の全面に出て行く呪いです盗人と偽り誓う者は取り除かれます」
5;5-8 エファ升とその真ん中に座る一人の女を見ました「女はまさに邪悪です」
5;9-11 翼を持つ二人の女がエファ升を天と地の間に持ち上げるのを見ました
6章 15節 203語 6;1-4 青銅の二つの山の間から四台の戦車が出てくるのを見ました
6;5-8 「これらは天の霊(風)です北に南に出て行きます」
6;9-11 「帰った捕囚の民から金銀を受け取り王冠を作り大祭司ホシュアの頭に置きなさい」
6;12-13 「彼の名は枝です彼は主の宮を建てます彼は王座に座ります」
6;14-15 「王冠は主の宮において記念となり遠くの者たちが来て主の宮を建てます」
7章 14節 187語 7;1-3 ベト・エルは尋ねました「私は第五の月に断食して聖別される為に嘆くべきか」
7;4-5 主の言葉「あなたたちは七十年断食して嘆いたが私の為に断食したか」
7;6-7 「あなたたちが飲み食いする時は自分の為に飲み食いしなかったか」
7;8-10 「慈悲と憐れみを実行し寡婦と孤児と異邦人と貧しい者を圧迫してはいけない」
7;11-12 主が送った律法と言葉に彼等は注意を払うことを拒み主の激怒が臨みました
7;13-14 「私は彼等が呼んでも聞かない私は彼等を散らした彼等の後に地は荒廃した」
8章 23節 356語 8;1-3 主は言います「私はシオンに帰りエルサレムの真ん中に住む」
8;4-5 「エルサレムの広場は老いた男女が座り遊ぶ少年少女で満たされる」
8;6-8 「私の民を東から西から救い出し彼等はエルサレムに住み私は彼等の神になる」
8;9-11 主の宣言「この民の残りの者に対して私は以前のようではない」
8;12-15 「あなたたちは諸国民の間で呪いとなったが私が救助して祝福になる」
8;16-17 「各々隣人に真実を語りなさい門で平和の裁きをしなさい偽り誓うな」
8;18-19 「第四第五第七第十の月の断食はユダの家に喜びと楽しみと祝いの時となる」
8;20-23 多くの民と力強い諸国民が主ヤㇵウェㇵを求めてエルサレムに来るでしょう
9章 17節 222語 9;1-6 ティルスは焼き尽くされガザから王は消滅する「私はペリシテ人の高ぶりを断つ」
9;7-8 「私はそれの口から血をそれの歯の間から嫌悪すべきものを取り除く」
9;9-10 「あなたの王が義なる者が救いを齎す者が謙虚な者が驢馬に乗る者が来る」
9;11-13 「ユダを弓エフライムを矢としてシオンを剣のようにヤワン(ギリシャ)に向かわせる」
9;14-17 「その日に彼等の神なる主は彼の羊の群れのように彼等を救うでしょう」
10章 12節 166語 10;1-3 彼等は羊の群れのように移って行く飼う者がいない故に彼等は苦しみました
10;4-5 主が共にいるから彼等は戦い馬に乗る者たちを混乱させるでしょう
10;6-9 「私は彼等を贖った故に口笛を吹いて集める彼等はかつてのように増える」
10;10-12 「私は彼等をエジプトとアッシリアの地からギレアドとレバノンの地に集める」
11章 17節 254語 11;1-3 飼う者たちの泣き叫ぶ声がする彼等の栄光が破壊されたから
11;4-6 「屠殺の羊の群れを飼う者はそれを憐れまない私はこの地に住む者を憐れまない」
11;7-9 「一月の間に飼う者三人を切り離して私はあなたたちを飼わないと言いました」
11;10-14 「私は彼等に価値付けられた銀三十を取って私の家の貨幣作りに投げました」
11;15-17 「災いだ群れを見捨てる無価値な飼う者は彼の腕と右目に剣が臨む」
12章 14節 227語 12;1-2 主の宣言「私はエルサレムを周囲の民全てに対して慄きの盃にする」
12;3-6 「その日ユダは松明のように周りの民を焼きエルサレムは再びエルサレムに留まる」
12;7-9 「主は最初にユダの天幕を助ける主はその日にエルサレムに住む者の為に守る」
12;10-14 「彼等は刺し貫いた私に目を注ぎ独り息子(の死)を嘆くように嘆くでしょう」
13章 9節 152語 13;1-3 主の宣言「その日にこの地から偶像の名を断ち切り預言者と汚れた霊を消し去る」
13;4-6 「その日に預言者は預言による彼の幻を恥じ欺く為の毛衣を着ない」
13;7-9 「飼う者を撃ちなさい群れを散らしなさい(三分の)二が滅び三つ目(三分の一)が残る」
14章 21節 362語 14;1-2 「エルサレムは取られ町の半分は捕囚となるが残りの者は断ち切られない」
14;3-5 「戦いの日に主は出て行く彼の両足はその日にオリーブ山の上に立つ」
14;6-7 「その日に明るい光が凍り一つの日になり昼も夜もない」
14;8-11 「主は全地の上に王となりその日に主は一人に主の名は一つになる」
14;12-15 「エルサレムに敵対して戦う民の全てを主は撃って肉を腐らせる」
14;16-19 「残った者は全て主にひれ伏し仮庵祭を祝う為に毎年エルサレムに上って来る」
14;20-21 「その日に主の家の鍋は祭壇の前の鉢のようになり主の家に商人はいなくなる」
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