エステル記をLXXセプトゥアギンタ(70人訳)から逐語訳してみました
LXXセプトゥアギンタ(70人訳)はヘブライ語原典をギリシャ語に初めて訳した聖書です LXXセプトゥアギンタ(70人訳)の中でヘブライ語原典が存在しない文書はアポクリファ(外典)と言われています LXXエステル記には六つのはアポクリファ(外典)の文書が付け加えられています
エステル記は美女エステルが主人公となる書です 王妃ワシュティが退けられエステルが王妃になる(1-2章)ハマンの昇進とユダヤ人絶滅計画(3-4章)エステルのユダヤ人救済(5-9章)モルデカイの栄誉(10章)から成っています
エステル記のヘブライ語原典には主も神も祈りの言葉も一切現れませんがLXXの4章でモルデカイとエステルは神なる主に一生懸命祈っています(この文書はアポクリファです)
各編各節に逐語訳の和訳を付けました逐語訳の言葉を並び替え言葉を付け加えたり削ったりしながら編集し直した私訳です
編別リンク先をクリックすると各編の先頭が、節別リンク先をクリックすると各節が開きます。
エステル記(ギリシャ語) 章別リンク先 節数 逐語訳数 節別リンク先 和訳(私訳) ΕΣΘΗΡ エステール エステル記
1章 21節 300語 ☞1a節 アルタクセルクセス大王の治世の第二年のニサンの月の一日にモルデカイは夢を見ました 彼はベニヤミン部族出身のキシュの息子シムイの息子ヤイルの息子でした
☞1b節 彼はスサの町に住むユダヤ人で王の宮廷に仕える偉大な人でした
☞1c節 そして彼はバビロンの王ネブカドネツァルがユダヤの王エコンヤと共にエルサレムから捕虜として連れて来た捕囚の出身者でした
☞1d節 そしてこれが彼の夢でした 見なさい声と騒ぎが 雷鳴と地震が 騒動が地の上に起きました
☞1e節 そして見なさい二頭の大きな竜が今にも双方戦おうと出て来ました そして彼等の声は大きなものでした
☞1f節 そして彼等の声によって全国民は正しい国民と戦う為の戦いに向けて準備しました
☞1g節 そして見なさい 暗闇と暗黒の日が 苦難と苦痛が 苦悩と大騒動が地の上に起きました
☞1h節 そして正しい国民は皆彼等自身の災いを恐れて苦悩しました そして彼等は死ぬことを覚悟して神に向かって叫びました
☞1i節 そして彼等の叫びからまるで小さな泉から多くの水の大きな川になるように大きな叫びなりました
☞1k節 光と太陽が昇り卑しい者たちは高められました そして彼等は名誉ある者たちを食べ尽くしました
☞1l節 そしてこの夢を見たモルデカイは目を覚して神が何をするつもりか?それを心の中に留め置きました そして彼は全て言葉によって夜までそれを知ることを望みました
☞1m節 そしてモルデカイは宮廷を警備する王の二人の宦官ガバタとタラと共に宮廷の中で休んでいました
☞1n節 そして彼は彼等の考えを聞き彼等の計画を探りました そして彼等がアルタクセルクセス王に手をかける準備をしていることに彼は気づきました そして王に彼等のことを警告しました
☞1o節 そして王が二人の宦官を調べました そして彼等は白状して絞殺されました
☞1p節 そして王はこれらの話を記録の中に書き記しました そしてモルデカイはこれらの話について書き記しました
☞1q節 そして王はモルデカイに宮廷に仕えるように命じこれらのことで彼に贈り物を与えました
☞1r節 そしてブカイ人ハメダタの息子ハマンは王の前に栄誉ある者でしたが王の宦官二人の故に彼はモルデカイと彼の民に害を為すことを求めました
521語 ☞1節 そしてアルタクセルクセス王の時代にこれらの話と共にそれは起きました このアルタクセルクセス王はインドから百二十七州を支配していました
☞2節 アルタクセルクセス王はスサの町で王位についていたそれらに日々に
☞3節 彼の治世の第三年に友とその他の諸国民とペルシャ人とメディア人の貴族と諸州の首長に宴を催しました
☞4節 そしてこれらの者たちと共に彼等に彼の王国の豊かさと彼の富の輝かしい栄光を示しながら百八十日に及びました
☞5節 そして婚礼の宴の日々が終えると王は町の中に見出された諸国民に王の宮殿の中庭で六日に渡って酒宴を催しました
☞6節 大理石と石の柱の上に 金と銀の鋲の上に 亜麻布と紫色の紐の上に留めた亜麻布と綿織物を飾ったものが エメラルドと真珠と大理石のモザイクの敷石の上に金と銀の寝椅子が そして回りに輪を散りばめた色とりどりに飾り立てた透明な寝椅子覆いが在りました
☞7節 杯は金と銀のもので前に置かれている柘榴石の小さな杯は三万タラントン以上のものでした 葡萄酒は沢山あり王自身が飲んでいた甘いものでした
☞8節 しかしこの宴は規定に定めていることに従わないものでした しかしそのように王は望み彼と人々の意思を実行するように執事たちに命じました
☞9節 そして王妃ワシュティはアルタクセルクセス王の王宮内で女たちに酒宴を催しました
☞10節 そして七日目に喜び一杯になった王はアルタクセルクセス王の僕である七人の宦官ハマンとバザンとタラとボラゼとザトルとアバタザとタラバに言いました
☞11節 王妃を彼の許に連れて来ること 彼女を王座につけて彼女に王冠を載せること そして首長と諸国民の全てに彼女の美しさを見せること 何故なら彼女は美しかったから
☞12節 しかし王妃ワシュティは彼の言うことを聞かず宦官たちと共に来ませんでした そして王はがっかりして怒りました
☞13節 そして彼は彼の友人たちに言いました ワシュティはこれらのことを言いました それでこのことについてあなたたちは法と裁きを示しなさい
☞14節 そして王に側近く座る最高位の者で王の間近に居るペルシャ人とメディア人の首長であるアルケサイとサルサタイとマレセアルは彼の許にやって来ました
☞15節 そして彼等は法律に従って王妃ワシュティを扱うことが必要であると彼に告げました 何故なら王の下に宦官たちによって命じられたことを彼女は実行しなかったから
☞16節 そしてムカイは王と首長たちに言いました 王妃ワシュティは王だけにではなくまた首長と王の指導者たち全てに悪いことをしました
☞17節 何故なら彼は王妃の言葉と彼女が王に逆らったことについて彼等に語ったから それで彼女がアルタクセルクセス王に逆らったように
☞18節 そのように今日ペルシャ人とメディア人の他の婦人たちは彼女が王に言ったことを聞いて同じように彼女たちの夫に恥を掻かせようと挑戦するでしょう
☞19節 それでもし王にとって良いと思うなら王の命令を命じて下さい そしてメディア人とペルシャ人の法律に従って書き記し他に添えないで下さい もはや王妃は彼の許に出てはいけない そして王は彼女の王妃の位を彼女より優れた妻に与えて下さい
☞20節 そして何であれ王が彼の王国で作る法律は王の下に布告して下さい そしてそういうことで貧乏人から金持まで全ての妻は自分の夫に尊敬を示すでしょう
☞21節 そしてこの言葉は王と首長たちを喜ばせました そして王はムカイが言った通りに実行しました
☞22節 そして彼は王国の全てに州毎に彼等の言語毎に命令を送りました それで彼等の家庭の中で彼等に畏れを生じるように
2章 23節 556語 ☞1節 そしてこれらの話の後に王の激怒は止みました しかしワシュティが言ったことと彼が彼女を有罪としたことについて記憶していたのでもはや彼女は呼ぼ戻されたことはありません
☞2節 そして王の僕たちは言いました 王の為に姿形の優れた処女の若い女たちを探さなければいけません
☞3節 そして王は彼の王国の全ての州に監督官を任命して下さい そして彼等に姿形の優れた処女の若い女たちをスサの町の後宮に選りすぐらして下さい そして彼女たちを女たちの管理者である王の宦官に引き渡して下さい そして化粧品と他に必要な物を与えて下さい
☞4節 そして誰であれ王を喜ばせる女がいたなら彼女がワシュティの代わりに王妃になります そしてその事は王を喜ばせそのように彼は実行しました
☞5節 そしてスサの町にユダヤ人の男が居ました そして彼の名はモルデカイでベニヤミン部族出身のキシュの息子シムイの息子ヤイルの息子でした
☞6節 彼はバビロン王ネブカドネツァルが捕虜にしたエルサレムから連れてきた捕囚の民でした
☞7節 そしてこの者に養育の子が居ました 彼の父の兄弟アミナダブの娘で彼女の名はエステルでした そして彼は彼女の両親に変わった時に彼女を彼の妻にする為教育しました そして小さい娘は姿形に優れていました
☞8節 そして王の命令が公布された時多くの若い女たちがスサの町のガイの手の下に一緒に集められました そしてエステルは女たちの管理者であるガイの許に連れて来られました
☞9節 そして娘は彼を喜ばせ彼の前に好意を見出しました そして彼は急いで化粧品と食料と王室から彼女に選んだ七人の娘たちを彼女に与えました そして後宮の中で彼女と彼女の侍女たちに手厚く与えました
☞10節 しかしエステルは彼女の民族も祖国も明らかにしませんでした 何故ならモルデカイが彼女に知らせてはいけないと命じたから
☞11節 そして毎日モルデカイは後宮に沿って歩きエステルに何が起きるか見張りました 
☞12節 そして娘が十二カ月を終える時これが王の許に入る娘の時でした 何故ならそのように美容の日々は終えるから 没薬油によって油を塗る六カ月を そして香料と女の美容品によって六カ月を
☞13節 そしてそれから彼女は王の許に入ります そして彼(王)が命じた者が後宮から王室まで共に行って彼女を渡します
☞14節 彼女は夕方に入り日中に王の宦官ガイが女たちを管理している第二の後宮に出て行きます そしてもし名を呼ばれないならもはや王の許に入ることはありません
☞15節 モルデカイの父の兄弟アミナダブの娘エステルが王の許に入る時になりました 彼女は女たちの管理者である宦官が彼女に命じたことを何一つ拒絶しませんでした 何故ならエステルは彼女を見る全ての者から好意を見出したから
☞16節 そしてエステルはアルタクセルクセス王の王位第七年のアダルである第十二の月に王の許に入りました
☞17節 そして王はエステルを好みました そして彼女は全ての乙女たちに優って好意を見出しました そして彼は彼女に王妃の冠を載せました
☞18節 そして王は彼の友と有力者の全てに酒宴を七日に渡って催しました そしてエステルとの婚礼の宴を称え祝いました そして彼の王国に居る者たちに恩赦を実行しました
☞19節 そしてモルデカイは宮殿に仕えました
☞20節 そしてエステルは彼女の祖国を明らかにしませんでした 何故ならそのようにモルデカイが彼女に命じ彼と共に居た時のように神を畏れて彼の掟を実行するように命じたから そしてエステルは彼女の生き方を変えませんでした
☞21節 そして王の護衛隊長である宦官二人は怒りました 何故ならモルデカイが優遇されたから そして彼等はアルタクセルクセス王を殺す機会を探し求めました
☞22節 そしてその話はモルデカイに告げられました そして彼はエステルに知らせました そして彼女は王に陰謀のことを告げました
☞23節 そして王は二人の宦官を調べて彼等を絞首台に吊るしました そして王はモルデカイの好意について称賛の言葉によって王室の図書館に記録するように命じました
3章 15節 342語 ☞1節 そしてこれらのことの後にアルタクセルクセス王はブガイ人ハメダタの息子ハマンに栄誉を与え彼を高く上げ彼の好みの全ての者の最高位に着かせました
☞2節 そして宮殿の中に居る者は皆彼を拝しました 何故なら王がそのようにすることを命じたから しかしモルデカイは彼を拝しませんでした
☞3節 そして王の宮殿の中に居る者たちはモルデカイに言いました モルデカイよ何故に王の下に告げられたことに従わないのか?
☞4節 毎日彼等は彼に言いましたが彼は彼等に聞き従いませんでした そして彼等はハマンに王の言葉に抵抗するモルデカイを明らかにしました そしてモルデカイは彼がユダヤ人であることを彼等に明らかにしました
☞5節 そしてハマンはモルデカイが彼に拝しないことを知って非常に激怒しました
☞6節 そして彼はアルタクセルクセス王国の下に居る全てのユダヤ人を滅ぼそうと決心しました
☞7節 そして彼はアルタクセルクセスの王位の第十二年に布告を発しました そして彼は籤を投げて日の中から日を決め月の中から月を決めました それでモルデカイの民族を一日で滅ぼすことにしました そして籤はアダルの月の第十四日に落ちました
☞8節 そして彼はアルタクセルクセス王にこう言いました あなたの王国の全ての所に諸民族の中に広く散らされた民族が在ります そして全ての民族と異なる彼等の法律が在り彼等は王の法律に従いません そして彼等を許すことは王に益がありません
☞9節 もし王が良いと思うなら彼等を滅ぼすことを布告して下さい そして私は王の宝庫に銀一万タラントを送ります
☞10節 そして王は指輪を取り外しユダヤ人のことについて書き記されている書の上に印を押す為ハマンの手に渡しました
☞11節 そして王はハマンに言いました 真にあなたは銀を持っていなさい そして異邦の民をあなたの望む通りに扱いなさい
☞12節 そして第一の月の十三日に王の書記たちが召集されました そして彼等はハマンが命じた通りにインドからエチオピアまで百二十七州全ての州の長官と首長に そして彼等の言語に従って異邦の民の首長にアルタクセルクセス王の名によって書きました
☞13節 そして急使によってアルタクセルクセスの王国に アダルである第十二の月の或る一日にユダヤ民族を滅ぼして彼等の所有物を奪うという書が送られました
245語 ☞13a節 そしてこれは手紙の写しです アルタクセルクセス大王はインドからエチオピアまで百二十七州の首長と下位の総督にこれらのことを書き記します
☞13b節 私は多くの国々を統治し全世界を支配しているが権力に驕り高ぶらないように自覚しています そしていつも温厚で寛大に振る舞い従順な者たちを平穏無事にします 全ての者の生活を確立し王国を日常的に国境線の所まで歩行可能にし全ての人たちに望む平安を取り戻す務めが与えられています
☞13c節 そしてこのことは限界を超えて一体どのように導いていけばよいのか?私が顧問たちに尋ねると私たちの中から思慮深さに優れ心の不変と調和と忠実と確かさを明らかに示し王室の第二の栄誉を得ている者ハマンは
☞13d節 彼は人が住む世界の下に居る全ての部族の中に好意的でない民を含むことを私たちに示しました それは自分の法律に従って民族全てと王たちの命令する法令に常に反対し私たちの下に非難されることなく誘導する共同を認めない者です
☞13e節 それでこの民族を全ての人の全てのことに反対する唯一の民族 奇妙な法律に依存した生活を送り私たちの生活に変化と悪影響を与え最悪の害悪を提供し王国を安定させることはないものと受け取っています
☞13f節 それでその出来事について任命され私たちの第二の父であるハマンの許に書かれたものの中であなたたちに知らせる者たちを 女も子供も共に全ての者を敵の剣によって全く情け容赦無く 差し迫る年のアダルである第十二の月の第十四日に完全に滅ぼすことを私たちは命じます
☞13g節 昔も今も悪意のある者たちが一日にして激しく黄泉の中に下って行き その事を達成した後の時に人々が安定と平穏を私たちに提供するようになる為です
☞14節 そして手紙の写しは州中に布告されました そして全民族にこの日に起きることに備えるように命令されました
☞15節 そして事は急でした そしてスサに伝わりました そして王とハマンは飲んでいました しかし町は騒然としていました
4章 17節 406語 ☞1節 そしてモルデカイは起こったことを知って彼の衣を引き裂き粗布を着て灰をばら撒き町の大通りを突進して大声で叫びました「何一つ不正行為をしない民族が取り除かれる」
☞2節 そして彼は王の門まで来て立ち止まりました 何故なら彼が粗布と灰を身に付けて宮廷に入ることは法に適っていないから
☞3節 そして手紙が布告された全ての地方でユダヤ人たちに叫び声と悲嘆の声と大きな嘆き悲しみが起きました そして彼等は粗布と灰を身に付けました
☞4節 そして王妃の侍女と宦官たちは入って彼女に告げました そして彼女は起きたことを聞いて悩みモルデカイに礼服を着せ彼の粗布を取り去る為に服を送りました しかし彼は説得されませんでした
☞5節 そしてエステルは彼女の側に立つ彼女の宦官アクラタイを呼び寄せモルデカイから正確なことを知る為遣わしました
☞7節 そしてモルデカイは起きたこととハマンがユダヤ人を滅ぼす為一万タラントンを宝庫に入れると王に約束したことを彼に明らかにしました
☞8節 そして彼はスサで彼等を滅ぼすことを詳述した写しをエステル見せる為彼に渡しました そして彼女にこう命令するように彼に言いました 王に懇願する為行ってその民について彼に価値を考えさせるようにしなさい 私の手であなたが養われていた時のあなたの卑しい日々を思い出すようにしなさい なぜなら王の第二位であるハマンが私たちの敵として死に滅ぼすと言ったから あなたは主を呼び求め私たちについて王に話しなさい そして死から私たちを救い出しなさい
☞9節 そしてアクラタイは帰って来てこれらの言葉全てを彼女に言いました
☞10節 そしてエステルはアクラタイに言いました モルデカイの許に行ってこう言いなさい
☞11節 王国の全ての民族が知っていることですが王の宮廷の内部に招かれないのに入る男あるいは女は皆救いがありません 但し王が金の杖を伸ばす者は救われます そして私は王の許に入るお召しがなくなってこれで三十日です
☞12節 そしてアクラタイはモルデカイにエステルの全ての言葉を告げ知らせました
☞13節 そしてモルデカイはアクラタイに言いました 行って彼女に言いなさい エステルよ全てのユダヤ人から離れて王国でただ一人だけあなたは救われるとあなた自身に言ってはいけません
☞14節 あなたがこの時に無視するならその時はユダヤ人の助けと避難場所は他になるでしょう しかしあなたとあなたの父の家は滅ぼされます そしてこの時の為にあなたが王妃になったのならそれを誰が分かるだろうか?
☞15節 そしてエステルは彼女の許に戻って来た者をモルデカイに遣わしてこう言いました
☞16節 あなたは行ってスサでユダヤ人を集会に集めて下さい そしてあなたたちは私の為に断食して下さい そしてあなたたちは昼夜三日決して食べたり飲んだりしないで下さい そして私と私の侍女たちも食を断ちます そしてそれから私は法を破って王の許に入りましょう たとえ私を滅ぼすことになるとしても
☞17節 そしてモルデカイは行ってエステルが彼に命じたことをそのまま実行しました
597語 ☞17a節 そして彼は主の全ての業を思い起こし主に懇願して言いました 
☞17b節 主よ主よ全てを支配す王よ 何故ならことごとくのものはあなたの権限の中に在りイスラエルを救うことがあなたの意図ならあなたに反対出来る者は居ないから
☞17c節 何故ならあなたは天と地を造り天の下に驚嘆すべきもの全てを造ったから そしてあなたは万物の主です そして主なるあなたに反対出来る者は居ません
☞17d節 あなたは全てのことを知っています 私がハマンの高慢に拝しないこのことをしたは侮辱や高慢や大望によってではないことを主よあなたは知っています 何故なら私はイスラエルの安全の為に彼の足の裏に喜んで口づけするから
☞17e節 そうではなく私は神の栄光の上に人の栄光を置かない為このことを行いました そして私は私の主であるあなたの他に誰も礼拝せず高慢によってそれを行うのではありません
☞17f節 そして今神なる主よ 王よ アブラハムの神よ あなたの民の危害を免れさせて下さい 何故なら彼等は滅びの中に私たちを見て初めの時からのあなたの相続財産である民を滅ぼすこと望んでいるから
☞17g節 あなたがエジプトの地からあなた自身の為に贖ったあなたの分け前を見過ごさないで下さい
☞17h節 私の祈りを聞いて下さい そしてあなたの取り出したものを憐れんで下さい そして私たちの嘆き悲しみを酒宴に変えて下さい 主よそれは私たちが生きてあなたの名を讃美する為 そしてあなたを称賛する者の口を滅ぼさないで下さい
☞17i節 そして全イスラエルは力の限り叫びました 何故なら彼等の死が彼等の目の前に在ったから
☞17k節 そして王妃エステルは死の苦しみに捕らえられて主に逃れました そして彼女の栄華の衣服を脱いで苦悩と嘆き悲しみの衣服を着ました そして自慢の香水の代わりに灰と糞で彼女の頭を満たしました そして彼女の身を非常に低くしました そして彼女の喜んで飾る全ての場所を彼女の乱れた髪の毛で満たしました そしてイスラエルの神である主に懇願して言いました 
☞17l節 私の主よ私たちの王 あなたはただ一人だけです 私を助けて下さいただ一人だけであなた以外に救助者を持たない女を 何故なら私の危険が私の手近に迫っているから
☞17m節 私は誕生の時から私の一族の部族の中で聞きました 主よあなたは全ての国の中からイスラエルを取り全ての父祖の中から私たちの父祖を永遠の相続財産に取り彼等に言ったこと全てを実行したことを
☞17n節 そして私たちは今あなたの前に罪を犯しました 彼等の神々を私たちが讃えた故にあなたは敵の手に私たちを手渡しました 主よあなたは正しい方です
☞17o節 そして今彼等は私たちの奴隷の苦しさに満足しないで彼等の偶像の手の上に彼等の手を置きます あなたの口の定めを廃止する為 あなたの相続財産を全滅させる為 あなたを称賛する者の口を止める為 あなたの家(神殿)の栄光とあなたの祭壇を失わせる為
☞17p節 そして空しいものの讃美に異国の民たちの口を開ける為 そして肉の王を永遠に賞讃する為
☞17q節 主よあなたの笏を無である者に手渡さないで下さい 私たちの滅亡を彼等が笑わないようにして下さい 彼等の企みを彼等の上に向けて下さい 私たちを傷付け始めた者を見せしめにして下さい
☞17r節 主よ 思い起こして下さい 私たちの苦しみの時に現れて私を勇気づけて下さい 神々と支配者の全てを支配する王よ
☞17s節 あなたは獅子の前で私の口に快い響きの言葉を与えそれの心を私たちと戦う者への嫌悪に変えて下さい 彼と彼に同意する者を破滅に導いて下さい
☞17t節 そしてあなたの手によって私たちを救い出して下さい 主よあなた以外頼りを持たないただ一人だけの私を助けて下さい
☞17u節 あなたは全ての知識を持っており私が不法の者の栄光を憎み割礼を受けていない者や全ての異邦人の寝床を忌み嫌うことを知っています
☞17w節 あなたは私の困窮を知っています 何故なら私は栄誉の日に私の頭の上に在る私の誇りの徴を忌み嫌うから 私は月経の布の切れ端と同じようにそれを忌み嫌い私の休息の日にそれを着けません
☞17x節 そしてあなたの婢はハマンの食卓で食事せず王の宴会を讃えず又献酒の葡萄酒を飲んだこともありません
☞17y節 そして主よアブラハムの神 あなたの婢は変化の日から今まであなたの他に喜びはありません
☞17z節 全ての上に力ある神 あなたは絶望する者の声を聞き悪を企てる者の手から私たちを救い私の恐れから私を救い出して下さい
5章 14節 255語 ☞1節 そして三日目になりました 彼女は祈りを終えて粗服を脱ぎ彼女の華やかな服で着飾りました
☞1a節 そして彼女は輝かしく着飾って全ての監督者であり救い主である神に救いを求めました 彼女は侍女の二人を召し一人に優美な女のように凭れました 他の侍女は彼女の長い裾を運んで従いました
☞1b節 そして彼女は完璧な美の花を咲かせていました そして彼女の顔は可愛いらしく楽しげでした しかし彼女の心は恐れの故にすくんでいました
☞1c節 そして彼女は全ての扉を入り王の前に姿を見せました そして彼は彼の王国の王座の上に座り正装の衣を全て着け全身を金と宝石で覆っていました そして彼は非常に恐ろしげでした
☞1d節 そして彼は栄光に輝く顔を上げ強烈な激怒で見ました そして王妃は倒れ彼女の顔色を失神の時のように変えました そして彼女は前を歩む侍女の首の上に倒れました
☞1e節 しかし神は王の心を柔和に変えました そして彼は心配して彼の王座から跳び出し彼女が回復するまで彼の腕に彼女を抱きました そして彼は穏やかな言葉で彼女を元気付けて彼女に言いました 
☞1f節 エステルよ何事ですか?私はあなたの兄弟です元気を出しなさい あなたは死ぬことはない何故なら私たちの決まりは公衆向けであるから あなたは近づきなさい
☞2節 そして彼は金の杖を上げ彼女の首の上に置き彼女を抱いて言いました 私に話しなさい
☞2a節 そして彼女は彼に言いました 主よ私は神の使いのようにあなたを見ました そしてあなたの栄光への恐れの故に私の心はかき乱されています 何故なら主よあなたは驚くべき者でありあなたの顔は慈悲に満ちているから
☞2b節 そして彼女は話しているうちに失神して倒れました そして王は心配し彼の侍女は皆彼女を元気付けました
259語 ☞3節 そして王は言いました エステルよ何を望むのか?そしてあなたの要請は何か?私の王国の半分まであなたのものになるでしょう
☞4節 そしてエステルは言いました 今日は私の注目すべき日です それでもし王が良いと思うなら御自身とハマンは今日私の催す宴の為に来て下さい
☞5節 そして王は言いました エステルが言ったことを実行する為あなたたちはハマンを急いで来させなさい そしてエステルが言った宴の為に両者は来ました
☞6節 酒を飲みながら王はエステルに言いました エステル王妃よ何ですか?あなたがいかなるものを望んでもあなたのものになるでしょう
☞7節 そして彼女は言いました 私の嘆願と私の要請は
☞8節 もし私が王の前に好意を見い出したなら王とハマンは私が明日彼等に同じものを催す宴の為に来て下さい
☞9節 そしてハマンは王の許から楽しみ浮かれ大喜びで出て行きました しかしハマンは宮殿でユダヤ人モルデカイを見た時に非常に怒りました
☞10節 そして彼は自分自身の所に帰って来て友たちと彼の妻ゾサラを呼びました
☞11節 そして彼の豊かさと王が彼に授けた栄誉といかに彼を最高位と王国の統治者にしたかを彼等に示しました
☞12節 そしてハマンは言いました 王妃は私を除いて王と共に宴に誰一人呼んでいません そして明日私は呼ばれました
☞13節 しかし私が宮殿でユダヤ人モルデカイを見る時これらのことは私を喜ばせません
☞14節 そして彼の妻ゾサラと友たちは彼に言いました あなたの為に五十キュビトの木を切り夜明けに王に言ってモルデカイを木の上に架けなさい そしてあなたは王と共に宴に入り心一杯楽しみなさい そしてその言葉はハマンを喜ばせ木が準備されました
6章 14節 361語 ☞1節 そしてその夜に主は王から眠りを取り去りました そして彼(王)は彼の教師に日々の記録の文書を持って来て彼に読むように言いました
☞2節 そして彼はモルデカイについて書き記された文書を見出しました 王の宦官たちの二人についてアルタクセルクセスに手に出す機会を彼等が見張って捜していた時に彼が王にいかに告げ知らせたか
☞3節 そして王は言いました 私たちはどんな栄誉あるいは引き立てをモルデカイに与えたのか?そして王の僕たちは言いました あなたは彼に何一つ与えていません
☞4節 そしてモルデカイの好意について王が尋ねている時見なさいハマンが中庭の中に来ました そして王は言いました 中庭の中に誰か居るのか?そしてハマンは彼の準備した木の上にモルデカイを架けることを王に言う為入りました
☞5節 そして王の僕たちは言いました 見て下さいハマンが中庭の中に立っています そして王は言いました 彼を呼びなさい
☞6節 王はハマンに言いました 私が栄誉を与えたいと思う男に何をするべきだろうか? そしてハマンは彼自身の中で言いました 私を除いて王が誰に栄誉を与えたいと思うだろうか?
☞7節 そして彼は王に言いました 王が栄誉を与えたいと思う男に
☞8節 王の僕たちに王が着る亜麻布の衣と王がその上に乗る馬を持って来させて下さい
☞9節 そして王の友の貴族の一人に与えて下さい そして王が好む男を着飾らせて彼を馬の上に上らせて下さい そして町の大通りを通ってこう宣言させて下さい 王が栄誉を与える男は皆このようになる
☞10節 そして王はハマンに言いました あなたが言った通りに中庭で仕えるユダヤ人モルデカイにそのようにしなさい そしてあなたが言ったあなたの言葉は一つも抜け落ちてはいけません
☞11節 そしてハマンは衣と馬を受け取りモルデカイを着飾り彼を馬の上に上らせました そして町の大通りを通って行き巡りこう宣べ伝えました 王が栄誉を与えたいと思う男は皆このようになる
☞12節 そしてモルデカイは宮廷に戻りました そしてハマンは頭を下げて悲しみながら自宅に戻りました
☞13節 そしてハマンは彼に起きたことを彼の妻ゾサラと友の者たちに語りました そして友の者たちと妻は彼に言いました もしモルデカイがユダヤ民族の出身であるならあなたは彼の前に卑しめられ始めて必ず倒れるでしょう 彼に復讐することは決して出来ません 何故なら彼と共に生きている神が居るから
☞14節 まだ彼等が話している時に宦官たちが来てエステルの準備した酒宴にハマンを急がせました
7章 10節 238語 ☞1節 そして王とハマンは王妃と酒を飲む為入りました
☞2節 そして二日目に酒を飲みながら王はエステルに言いました エステル王妃よ何ですか? そしてあなたの嘆願は何か?そしてあなたの要請は何か?そして私の王国の半分まであなたのものにしましょう
☞3節 そして彼女は答えて言いました もし私が王の前に好意を見い出したなら私の嘆願によって私の命を 私の要請によって私の民を与えて下さい
☞4節 何故なら私と私の民は滅びと略奪と奴隷に売られ私たちと私たちの子供たちは男召使と女召使に売られるから そして私は(それを)聞きました 何故なら王の館に中傷者は相応しくないから
☞5節 そして王は言いました この事を恐れずにするこの者は誰か?
☞6節 そしてエステルは言いました 敵の男はこの悪者ハマンです そしてハマンは王と王妃の前で動揺しました
☞7節 そして王は酒宴から庭に向かって立ち上がりました そしてハマンは王妃に懇願しました 何故なら彼自身厄介事の中に居ることが分かったから
☞8節 そして王は庭から戻りました そしてハマンは王妃に相応しい寝椅子の上に(嘆願して)伏していました そして王は言いました そのように更にあなたは私の家の中で妻に暴力を使っている そしてハマンは聞いて顔を歪めました
☞9節 そして宦官の一人ブガタンは王に言いました 見て下さい王について告げたモルデカイにハマンが木を準備しました そして五十キュビトの木がハマンの家の中に真っ直ぐ立てられています そして王は言いました それの上に彼を磔にしなさい
☞10節 そしてハマンはモルデカイに準備した木の上に吊るされました そしてそれで王の激怒は止みました
8章 17節 401語 ☞1節 そしてまさにその日にアルタクセルクセス王はエステルに中傷者ハマンのものを全て与えました そしてモルデカイは王の下に加えられました 何故ならエステルが彼は彼女に関係していると明らかにしたから
☞2節 そして王はハマンから取り去った指輪を受け取りそれをモルデカイに渡しました そしてエステルはハマンの家の全てのものの上にモルデカイを置きました
☞3節 そして彼女は王に再び言って彼の足許にひれ伏しました そしてハマンの悪意と彼がユダヤ人にした全てのことを取り除くように懇願しました
☞4節 そして王はエステルに金の杖を差し伸ばしました そしてエステルは身を起こし王の側に立ちました
☞5節 そしてエステルは言いました もしあなたが良いと思い私が好意を見い出したなら あなたの王国の中に居るユダヤ人を滅ぼす為書き記されハマンの下に送られた文書を取り除く(命令を)送って下さい
☞6節 何故なら私の民の苦悩をどうして私は見ることが出来るでしょうか?そして私の祖国の破滅の中でどうして私は救われることが出来るでしょうか?
☞7節 そして王はエステルに言いました 私はハマンの持っている全てのものを与えあなたに許可し彼が手をユダヤ人たちに掛けた故彼を木の上に吊るしたが まだ何をあなたは望むのか?
☞8節 そしてあなたたちは私の名の許にあなたたちにとって良いと思う通りに書き記して私の指輪を押しなさい 何故なら王が命令して私の指輪が押されたものは何であれ彼等(人々)にとって反対することが出来ないから
☞9節 そしてまさにその年のニサンの月である第一の月の第二十三日に書記たちが召集されました そして彼(王)がインドからエチオピアまで百二十七州の長官と首長に命じた全てのことが州毎に彼等自身の言語に従ってユダヤ人の為に書き記されました
☞10節 そしてそれ(文書)は王の名によって書き記され彼の指輪が押されました 彼等は急使によって文書を送りました
☞11節 彼が彼等に命じた通りに全ての町で彼等の律法を使用すること そして彼等を助けること そして彼等の敵と反対者を彼等が望む通りに扱うことを許しました
☞12節 アダルである第十二の月の第十三日にアルタクセルクセスの王国の全てにおいて一日の中で
471語 ☞12a節 それは(王の)署名(押印)入りの手紙の写しです
☞12b節 アルタクセルクセス大王はインドからエチオピアまで百二十七州の諸管区の首長と私たちと一体と考える者たちに挨拶します
☞12c節 最高の厚意を得て頻繁に栄誉を受けた多くの者たちは(己を)偉大な者と考えます そして彼等は私たちに従属している者に害を為すことを求めるだけではなく(己の)地位を続けることに(我慢)出来なくなり彼等自身の恩人たちに(企みを)準備しようと試みます
☞12d節 そして彼等は人々から感謝を取り去るだけではなく愚かな言い触らしに担ぎ上げられ常に万物を監督する神の悪党を憎む正しい裁きを避け得ると思っています
☞12e節 しかしまた(悪の)誘導は友たちの事を管理するように委託任命された権威の上に居る多くの者たちをしばしば罪なき者の血の共犯者にさせ救いがたい出来事に嵌めます
☞12f節 悪意の偽り誤魔化しによって汚れない思いやりを捻じ伏せ惑わす者たちです
☞12g節 しかし私たちが伝えた昔のことから多くを調べなくても 足許に在るだけのことを調査することで 権力を持つ価値のない者たちが致命的な行動を通して罪深く実行したことを観察することは可能です
☞12h節 そして私たちはこれらのことに注意して全ての人たちの為に王国に平和と平穏を与えます
☞12i節 変更を必要としますが視野に入って来ることを公正な対応で常に判断する必要があります
☞12k節 何故ならハメダタの息子ハマンはマケドニア人で事実ペルシャ人の血とは異なる者で私たちの慈しみから大きく外れた者でしたが私たちに厚遇された故
☞12l節 万民に対して私たちが持っている思いやりの多くを彼は得ました その結果私たちの父と告げられるようになり全ての者に拝され王の王座に続く第二の人になりました
☞12m節 しかし彼は高慢を我慢せず私たちの王国と魂を取ることを企てました
☞12n節 そして私たちの救い手で全てを通して恩人であるモルデカイと非難しようのない王国の配偶者エステルをこれらの民族の全員と共に不合理で入り組んだ手段によって破滅させることを求めました
☞12o節 何故なら彼はこれらの方法を通して私たちを孤独にさせペルシャ人の勝利をマケドニア人に移そうと考えたから
☞12p節 しかし私たちは三重の罪の下に絶滅に渡す罪人ではなく最も正しい律法に従って暮らすユダヤ人たちを見出だします
☞12q節 そして私たちと私たちの先祖を導き王国を最も優れた仕組みに導く いと高き最も偉大な生きている神の息子たちに該当します
☞12r節 それであなたたちはハメダタの息子ハマンの下に送った書を実行しないように適切に行動しなさい 何故ならこれらのことを為した彼を全家族と共にスサの門に架けたから 全てのものに勝る神が迅速に報いることを通して彼に裁きを下しました
☞12s節 そしてこの手紙の写しを全ての場所に公示しなさい 何であれユダヤ人たちに彼等自身の法に従うことを自由に許しなさい そしてアダルの第十二の月の第十三のその日に 苦しみの時に彼等に負わせたものを彼等が守ることが出来るように彼等を支援しなさい
☞12t節 何故なら全能の神はこの日を選ばれた民の破滅の代わりに彼等の為に喜びにしたから
☞12u節 そしてあなたたちはあなたたちが名を付けた祝祭日の中で有名な日を全ての祝宴と共に過ごしなさい 今もこれからも私たちとペルシャ人に同意する者に救いの日であるが私たちを害する者に滅びの記念になる為
☞12x節 そしてこれらのことに従って行動しない全ての町あるいは国は怒りの中で木と炎によって焼き尽くされ人だけ通れない所にされるのではなく野の獣にも鳥にも常時最も憎むべき所にされます
☞13節 そして写しを王国の全ての所に明らかに公示しなさい そして全てのユダヤ人は彼等の敵と戦うこの日に備えなさい
☞14節 それから王の下に告げられたことを果たす為馬に乗った者たちが急いで出て行きました そしてスサでも命令が公示されました
☞15節 そしてモルデカイは王の衣を着て金の冠と紫色の亜麻布の王冠型髪飾りを身につけて出て行きました そしてスサで見た者たちは喜びました
☞16節 そしてユダヤ人に光と喜びが生じました
☞17節 何処であれ命令が公示され宣言が公示された町と州ではユダヤ人に喜びと歓声が 杯と歓声がありました そして異邦の民の多くの者はユダヤ人への恐れによって割礼を受けユダヤ人と同じように暮らしました
9章 31節 593語 ☞1節 何故なら王の下に書き記された文書がアダルである第十二の月の第十三の日に現実になったから
☞2節 まさにその日にユダヤ人に敵対している者たちは滅ぼされました 何故なら彼等(ユダヤ人)を恐れて誰一人抵抗しなかったから
☞3節 何故なら諸州の首長と君主と王の書記たちはユダヤ人に敬意を表したから 何故ならモルデカイへの恐れが彼等に存ったから
☞4節 何故なら王国の全ての所で(彼の)名が呼ばれるように王の命令が下ったから
☞6節 そしてスサの町でユダヤ人たちは五百人の男を殺しました
☞7節 そしてファルサネスタインとダルフォンとファスガを
☞8節 そしてファルダタとバレアとサルバカを
☞9節 そしてマルマシムとアルファイとアリサイとザブタイを
☞10節 彼等はユダヤ人の敵のブガイ人ハメダタの息子ハマンの息子たち十人を(殺し)略奪しました
☞11節 まさにその日にスサで滅ぼした者の数が王に渡されました
☞12節 そして王はエステルに言いました ユダヤ人はスサの町で五百人の男を滅ぼしたが周りの所でどれほど加えたと思いますか?それからあなたはまだ何を望みますか?それはあなたのものになるでしょう
☞13節 そしてエステルは王に言いました 明日同じように行いそれでハマンの息子たち十人を吊るすことをユダヤ人に許可して下さい
☞14節 そして彼はそのようにすることを許しハマンの息子たちの体を吊るすように町のユダヤ人に告げました
☞15節 そしてスサに居るユダヤ人はアダルの第十四の日に一緒に集まり三百人の男たちを殺し何も略奪しませんでした
☞16節 そして王国に居る他のユダヤ人は一緒に集まり彼等自身を救助し戦いの敵から安らぎました 何故なら彼等はアダルの第十三の日に一万五千人を滅ぼしたから しかし何も略奪しませんでした
☞17節 そして彼等はその月の第十四の日に休みその休みの日を喜び楽しみながら過ごしました
☞18節 そしてスサの町に居るユダヤ人はまた第十四の日に一緒に集まり休みませんでした しかし第十五の日を喜び楽しみながら過ごしました
☞19節 このことを通してその時から外部の地方全てに散ったユダヤ人はアダルの第十四の日を楽しみながら幸せの日として皆隣人に分け前を送って過ごしました そして首都に住む者たちはまたアダルの第十五の日を幸せ喜びの日として隣人に分け前を送って過ごしました
☞20節 そしてモルデカイはこれらの言葉を文書に書いてアルタクセルクセスの王国の近くと遠くに居る全部のユダヤ人に送りました
☞21節 これらの日々を喜びの日として制定しアダルの第十四の日と第十五の日を祝うことにしました
☞22節 何故ならこれらの日々にユダヤ人は彼等の敵から安息したから そしてアダルの月に彼等は嘆き悲しみから喜びに 苦痛から全てを祝う幸せの日に 結婚の宴の喜びと楽しみの日々に換えられたから 友と貧しい者たちに分け前を送ります
☞23節 そしてユダヤ人はモルデカイが彼等に書いた通りに受け入れました
☞24節 マケドニア人ハメダタの息子ハマンは布告を作成し彼等を滅ぼす為賽を投げたことによってどのように彼等に戦いを仕掛けたか?
☞25節 そしてどのように彼は王の許に入ってモルデカイを吊るすように言ったか?しかしユダヤ人に害悪を齎す為に彼が企てた全てのことは彼の上に臨みました そして彼自身と彼の子供たちは吊るされました
☞26節 このことを通してこれらの日々は籤の故にフルーライと呼ばれました 何故なら彼等の言葉でそれ(籤)はフルーライと呼ばれるから この手紙の言葉を通して そしてこれらのことを通して彼等が苦しんだ全てのこと故に そして彼等に起きた全てのこと故に
☞27節 そして彼(モルデカイ)が制定し(それ)をユダヤ人は彼等自身と彼等の種(子孫)と彼等に加わる者たちの上に受け入れました そして他に使われることは全くなくこれらの日々は代々に渡って町と家族と州において実行される記念です
☞28節 そしてフルーライのこれらの日々を全時代に渡って実施しなさい そして彼等の記念は代々決して切れないようにしなさい
☞29節 そしてアミナダブの娘である王妃エステルとユダヤ人モルデカイは彼等がした全てのことを書きました そしてフルーライの書簡の確認をしました
☞31節 そしてモルデカイとエステル王妃は彼等自身の断食を彼等自身に定めました それで彼等の健康の代償に彼等の目的を確立しました
☞32節 そしてエステルは命令を永遠に渡って制定しました そしてそれは記念の為に書き記されました
10章 3節 64語 ☞1節 そして王は陸地と海の王国に対して関税を指示しました
☞2節 そして見なさい彼の力と勇敢さと彼の王国の豊かさと栄光はペルシャ人とメディア人の王たちの書の中に年代記に書き記されています
☞3節 そしてモルデカイはアルタクセルクセス王に続いて王国で大いなる者でした そして彼はユダヤ人たちの下に称えられ好まれ彼の民族の全てに生き方を語りました
234語 ☞3a節 そしてモルデカイは言いました これらのことは神の許から来ました
☞3b節 何故ならこれらの事について私は見た夢について思い出すから 何故ならそれらの中から一つも無かったことはないから
☞3c節 小さな泉は川になり光と太陽と多くの水が在りました その川は王が娶って王妃にしたエステルです
☞3d節 そして私とハマンは二頭の竜です
☞3e節 そして諸国民はユダヤ人の名を滅ぼす為集まった者たちです
☞3f節 そしてこの私自身の国民はイスラエルで神に叫んで救われました そして主が彼の民を救いこれらの全ての害悪から私たちを救い出しました そして神は諸国民の中で起きたことはない徴と大いなる不思議な業を実行しました
☞3g節 このことを通して彼(神)は二つの籤を用意しました 一つのものを神の民に そして一つのものを諸国民全てに
☞3h節 そしてこれらの二つの籤は裁きの時と時期と日に 神の前で諸国民全てに臨みます
☞3i節 そして神は彼の民を心に留め彼の相続財産の民を義としました
☞3k節 そしてアダルの月のこれらは日々は その月の第十四の日と第十五の日に 彼の民イスラエルの中で世代に従って永遠に 彼等にとって集会と共に神の前で喜び祝うことになります
☞3l節 プトレマイオスとクレオパトラの統治の第四年に祭司でレビ人であると言うドシテオスと彼の息子プトレマイオスがフルーライを提示する書簡を齎しました それはそうであると彼等が言いエルサレムの住民プトレマイオスの息子リシマコスが訳したものです
エステル記(ギリシャ語) 全10章 全165節 全5843語
Office Murakami