強い母リベカ | ||||||||||||||||||||
リベカはイサクの妻です | ||||||||||||||||||||
イスラエルの民の父祖アブラハム イサク ヤコブの中で複数の妻と妾を持たなかったのはイサクだけです | ||||||||||||||||||||
イサクは生涯一人の妻リベカを守りました | ||||||||||||||||||||
イサクは結婚当初からリベカを大事にしました | ||||||||||||||||||||
しかしイサクは自分自身で結婚相手を見つけたわけではありません | ||||||||||||||||||||
イサクの父アブラハムはイサクを愛し身辺から手放しませんでした | ||||||||||||||||||||
イサクに適した結婚相手を親族から捜す為に僕を親族の住む故郷に遣わしました しかしイサクを連れて行くことを許しませんでした | ||||||||||||||||||||
僕はアブラハムの兄弟ナホルとその妻ミカルの息子ベトエルの娘レベカを見つけ彼女の親兄弟から結婚の許可を得ました | ||||||||||||||||||||
翌日名残を惜しむ親兄弟とは違ってリベカは直ちに僕と共にイサクの許に出発すると言います | ||||||||||||||||||||
☞24;58 | 「そして彼等はリベカを]呼び彼女に言いました あなたはこの人と共に行きますか?そして彼女は言いました 私は行きます」 | (☞をクリックすると創世記の各章節の逐語訳が開きます) | ||||||||||||||||||
女は一旦決めたら過去に拘りません | ||||||||||||||||||||
親兄弟はリベカを祝福します | ||||||||||||||||||||
☞24;60 | そして彼等はリベカを祝福して彼女に言いました 私たちの姉妹よ あなたは幾千万になりなさい そしてあなたの種(子孫)は彼を憎む者たちの門を所有するように | |||||||||||||||||||
この祝福は後に息子ヤコブによって実現します | ||||||||||||||||||||
イサクは野でレベカに初めて会い亡き母サラの天幕に迎え入れ妻にして愛し亡き母に代わる慰めを得ました | ||||||||||||||||||||
イサクがレベカと結婚したのは40歳の時です | ||||||||||||||||||||
☞24;1-9 アブラハムは僕に言いました「故郷に行ってイサクに嫁を連れて来なさい」 | ||||||||||||||||||||
☞24;10-21 僕はヤㇵウェㇵの慈しみによって水汲みの娘を見つけました | ||||||||||||||||||||
☞24;22-27 名はナホルとその妻ミルカの息子ベトエルの娘リベカです | ||||||||||||||||||||
☞24;28-53 兄ラバンと父ベトエルは僕に言いました「リベカを連れて行きなさい」 | ||||||||||||||||||||
☞24;54-61 リベカと女召使いたちは駱駝に乗って僕に従って行きました | ||||||||||||||||||||
☞24;62-67 イサクはリベカを迎えに出て妻としました | ||||||||||||||||||||
アブラハムの死後再び飢饉がありイサクとレベカはペリシテ人の王アビメレクの地ゲラルに行きました | ||||||||||||||||||||
リベカの美しさ故に土地の者に殺されることを恐れてイサクはリベカを妹と偽りました | ||||||||||||||||||||
リベカの名の由来は誘惑者です | ||||||||||||||||||||
☞26;7-11 妻リベカを妹と偽ったことでアビメレクに咎められました | ||||||||||||||||||||
これと同じ話がアグラハムの妻サラにもありました まだ二人がアブラムとサライという名の時代に飢饉がありエジプトに滞在した時のことです | ||||||||||||||||||||
☞12;10-13 エジプトに下る時妻サライに「私の姉妹」と言うように頼みました | ||||||||||||||||||||
☞12;14-16 パロはサライを取り、アブラムに多くのものを与えました | ||||||||||||||||||||
☞12;17-20 ヤㇵウェㇵはパロと宮廷を疫病で撃ちました | ||||||||||||||||||||
同じように寄留先で妻が夫を護りました | ||||||||||||||||||||
イサクとリベカは結婚後二十年子供が出来ませんでした | ||||||||||||||||||||
イサクは妻の為に主に祈りリベカは身籠りました | ||||||||||||||||||||
☞25;19-26 イサク六十歳のとき妻リベカが息子エソウとヤコブを産みました | ||||||||||||||||||||
リベカが身籠った時胎内で押し合うので主に尋ねました | ||||||||||||||||||||
☞25;23 | そして主は彼女に言いました あなたの胎の中に二つの国民が居ます そして二つの民族があなたの内臓から分かれます そして一つの民族が一つの民族より強くなります そして大きい者が小さい者に仕えます | |||||||||||||||||||
弟が兄に勝ることをリベカは主に告げられました | ||||||||||||||||||||
☞25;27-28 イサクはエソウを愛し、リベカはヤコブを愛しました | ||||||||||||||||||||
☞25;29-34 エソウは食べ物と引き換えに長男の権利をヤコブに売りました | ||||||||||||||||||||
☞27;1-1 イサクは老いて目がわるくなったのでエサウを呼びました | ||||||||||||||||||||
☞27;2-4 「獲物を取って御馳走を作りなさい、あなたを祝福します」 | ||||||||||||||||||||
☞27;5-10 リベカはヤコブに言いました「あなたが御馳走を持って行きなさい」 | ||||||||||||||||||||
☞27;11-17 ヤコブにエサウの衣を着せ御馳走を作って渡しました | ||||||||||||||||||||
ヤコブは父を偽って呪いを受けることを恐れましたがリベカは責任を全部引き受けると強く言い指示通り行動するように息子に命じます | ||||||||||||||||||||
☞27;12 | 恐らく私の父が私に触れるなら私は彼の両目を完全に欺かせる者になります そして私は祝福ではなく呪いを私の上に来させます | |||||||||||||||||||
☞27;13 | そして彼の母は彼に言いました 私の息子よあなたの呪いは私の上にあれ あなたは確かに私の声に聞き従いなさい そして行って私の為に取って来なさい | |||||||||||||||||||
自分の行為が主の意志に適っており夫を欺いても後で説得できる自信がリベカにあったからです | ||||||||||||||||||||
女は強い 母は更に強い | ||||||||||||||||||||
☞27;18-25 イサクは疑ってヤコブに触れましたが騙されました | ||||||||||||||||||||
☞27;26-29 イサクは祝福しました「あなたは兄弟の支配者になる」 | ||||||||||||||||||||
☞27;30-33 エサウが狩りから帰って来てイサクは騙されたことを知りました | ||||||||||||||||||||
☞27;34-37 エサウが泣き叫びました「私にも祝福を」 | ||||||||||||||||||||
☞27;38-40 イサクは言いました「あなたは剣によって生きる」 | ||||||||||||||||||||
☞27;41-46 エサウはヤコブを憎んだのでリベカは逃げろと言いました | ||||||||||||||||||||
リベカはカインとアベルの話と同じように兄が弟を殺すことを恐れたからです | ||||||||||||||||||||
☞4;1-2 エバはカインとアベルを産みました | ||||||||||||||||||||
☞4;3-5 カインは怒りました、捧げ物を顧みられなかったので | ||||||||||||||||||||
☞4;6-7 ヤㇵウェㇵは言いました「なぜ怒る、善いことをするなら」 | ||||||||||||||||||||
☞4;8-8 カインは野においてアベルを殺しました | ||||||||||||||||||||
怒りと憎しみのエサウからヤコブを逃がす為リベカはヤコブを自分の兄ラバンの所に送ることにしました | ||||||||||||||||||||
リベカは夫イサクを説得してラバンの娘たちから妻を娶るように言ってヤコブを送り出しました | ||||||||||||||||||||
ヤコブはラバンの許で二十年働きラバンの二人の娘を妻にしその侍女二人を妾にしました | ||||||||||||||||||||
ヤコブの妻と妾の四人はイスラエル十二部族の祖となる息子たちを産みました | ||||||||||||||||||||
リベカがイサクを偽りヤコブに祝福を齎したことによってイスラエル十二部族が産み出されることになりました | ||||||||||||||||||||
リベカの親兄弟の祝福と主の意志がリベカの力によって実現されました | ||||||||||||||||||||
神は女によって歴史を創ります | ||||||||||||||||||||
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