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| タルムードTalmud |
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タルムードはユダヤ教ラビ(教師)たちの口伝(ミシュナ)と解説(ゲマラ)から成っています |
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寓話2(イスラエルの都市が破壊され多くの血が流された話を選びました) |
下記の☞をクリックすると聖書の該当する節の逐語訳が開きます |
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| タルムード選書(H.ポラノ、1876年)から |
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ビタルの破壊 |
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エルサレムの破壊 |
エルサレムの二回目の破壊
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| ビタルの破壊 |
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| それはビタルの慣習でした |
| 子供が生まれた時杉の幼木を植えることは |
| 幼子と共に育てる為に |
| 或る出来事が起きました |
| 皇帝の娘がその町を馬で通った時 |
| 彼女の二輪戦車が壊れました |
| そして彼女の従者たちは杉の幼木を引き抜きました |
| それ(戦車)の修理に使う為に |
| その木を植えた男は |
| これを見て |
| 従者たちを襲って彼等を激しく打ちました |
| この行為は皇帝をひどく怒らせました |
| 彼は直ちに八万人の軍をその町に派遣しました |
| この者たちはそこを占領してその住民を殺しました |
| 男たちを |
| 女子供たちを |
| その川は血で真っ赤になりました |
| そしてこう言われました |
| その土地は七年間農夫にとって豊かで実を沢山実らせました |
| 殺された者たちの死体から |
| 四十万人のイスラエル人であると言われたものから |
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| エルサレムの破壊 |
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| イスラエル人たちの罪が余りにも大きくなった時 |
| いと高き方の忍耐に対して |
| そして彼等がエレミヤの言葉と警告に耳を貸すことを拒んだ時 |
| 預言者はエルサレムを去ってベニヤミンの土地に旅立ちました |
| 彼が聖都に居て |
| それに対する憐れみを祈っていた間 |
| それには害が及びませんでした |
| しかし彼がベニヤミンの土地に滞在していた間に |
| ネブカドネザルがイスラエルの地を蹂躙しました |
| 聖なる神殿を略奪しました |
| それの装飾品を奪って |
| 舐め尽くす炎に餌食としてそれを与えました |
| ネブザラダンの手によって |
| その者をネブカドネザルがエルサレムを滅ぼす為に派遣しました |
| (一方彼自身はリブラに留まりました) |
| 彼は遠征を命じる前に |
| 彼は徴によって試みました |
| 彼の時代の迷信に従って |
| 試みの結果を確かめる為に |
| 彼は彼の弓から一本の矢を放ちました |
| 西に向けて |
| するとその矢はエルサムの方に向かいました |
| それから彼は再び矢を放ちました |
| 東の方に向けて |
| するとその矢はエルサレムの方に飛んで行きました |
| それから彼は更にもう一度矢を放ちました |
| 知りたいと思って |
| 罪深い都がどの方向にあるのか |
| 世界から消されるべき所が |
| そして三度目の彼の矢はエルサレムに向かいました |
| その都が占領された時 |
| 彼は彼の王子たちと高官たちと共に神殿に行進しました |
| そしてイスラエルの神に向かって嘲り呼びかけました |
| あなたは世界がその前に震える偉大な神ですか |
| 私たちはあなたの都とあなたの神殿の中のここに居ます |
| その壁の一つに彼は矢じりの印を見つけました |
| 誰かが近くで殺されたか打たれたかのような |
| そして彼は尋ねました |
| 誰がここで殺されたのか? |
| ザカリヤです |
| 大祭司ヨヤダの息子です |
| 民が答えました |
| 彼は私たちの罪の故に絶えず私たちを叱責ました |
| そして私たちは彼の言葉にうんざりしました |
| そして彼を殺しました |
| ネブカドネザルの従者たちはエルサレムの住民を虐殺しました |
| 祭司たちと民を |
| 老いも若きも |
| 女たちを |
| 学校に通っていた子供たちを |
| 揺り籠の中の赤ん坊でさえ |
| 血の宴は最後に敵の異教徒の指導者にさえ衝撃を与えました |
| 彼はこの無差別大量殺人の停止を命じました |
| 彼はそれから全ての金と銀の器を神殿から移しました |
| そして彼の船によって送りました |
| バベルに |
| その後彼は神殿に火をつけました |
| 大祭司は彼の礼服とエフォドを身に着けて |
| こう言います |
| 「今や神殿が滅びたので |
| 務める祭司は必要ありません」 |
| 彼自身を炎の中に投じて焼き尽くされました |
| 未だ生きていた他の祭司たちはこの行為を目撃すると |
| 彼等は彼等のハープと楽器を手に取って |
| 大祭司を模範として後を追いました |
| 兵士たちが殺さなかった人々は鉄の鎖に縛られて |
| 勝利者たちの略奪品を負わされて |
| 捕虜になって連れて行かれました |
| 預言者エレミヤはエルサレムに戻って彼の不幸な兄弟たちに同行しました |
| 彼等はほとんど裸で出て行きました |
| 彼等がベト・クロと呼ばれる場所に到着すると |
| エレミヤは彼等の為により良い服を手に入れました |
| そして彼はネブカドネザルとカルデア人に話しかけて |
| 言いました |
| 考えなさい |
| あなた自身の力によって主の選民に打ち勝ることが出来たのではなく |
| 彼等の不正行為が彼等をこの悲しみに追いやったことを |
| こうして民は叫びながら嘆きながら旅を続けました |
| 彼等がバビロンの川に到着するまで |
| そこでネブカドネザルは彼等に言いました |
| 歌いなさい |
| あなたたち民よ |
| 私の為に演奏しなさい |
| あなたたちがエルサレムであなたたちの偉大な主の前で歌っていた歌を歌いなさい |
| この命令に答えて |
| レビ人たちは彼等の竪琴を川の土手の近くの柳の木の上に掛けました |
| こう書き記されているように(詩編137:2) |
| 「それの真ん中にある柳の上に私たちは私たちの竪琴を掛けました」 |
☞詩編137:2 |
| それから彼等は言いました |
| もし私たちが神の意志だけを実行し心から彼の讃美を歌っていたら |
| 私たちはあなたの手に引き渡されなかったでしょう |
| 今 |
| どうして私たちはあなたの前で歌うことが出来るでしょうか |
| 一人のとこしえなる神にだけ属する祈りと讃美歌を |
| こう書き記されているように(詩編137:4) |
| 「どうして私たちは異教徒の地で主の歌を歌えるでしょうか」 |
☞詩編137:4 |
| そこで捕虜たちを司る役人たちは言いました |
| この男たちは死ぬ(つもりです) |
| 彼等は王の命令に従うことを拒否しています |
| 彼等を死なせましょう |
| しかしペラティヤが前に進み出ました |
| エホヤダの息子が |
| そしてこのように彼はネブカドネザルに話しました |
| 見なさい |
| もし羊の群れが羊飼いの手に渡されて |
| 狼がその群れから子羊を盗んだら |
| 私に告げなさい |
| 失った動物の所有者に誰が責任を負いますか? |
| 確かにその羊飼いです |
| ネブカドネザルは答えました |
| それではあなた自身の言葉を聞きなさい |
| ペラティヤは答えました |
| 神はイスラエルをあなたの手に渡しました |
| 彼にあなたは責任があります |
| 殺される者たちに対して |
| 王は捕虜たちから鎖を外すように命じました |
| そして彼等は殺されませんでした |
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エルサレムの二回目の破壊
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| カムザとバル・カムザによってエルサレムは破壊されました |
| そしてこのようにそれは起きました |
| 或る人が宴を催しました |
| 彼はカムザの友でした |
| しかしバル・カムザを彼は憎みました |
| 彼は彼の宴会への招待状を持たせてカムザに使者を送りました |
| しかしこの使者は間違えて |
| 招待状を彼の主人の敵に配達しました |
| バル・カムザに |
| バル・カムザはこの招待状を受け取って |
| 指定の時間に出席しました |
| しかし主催者は彼の敵が彼の家に入るのを見て |
| 直ちに去るように彼に命じました |
| 否 |
| バル・カムザは言いました |
| 私はここに居るのだから |
| 私を追い出して私を侮辱しないで下さい |
| 私はあなたに払いましょう |
| 私が食べたり飲んだりする全てを |
| 私はあなたの金を欲しいと思いません |
| もう一人が返答しました |
| 私はあなたの存在を望みません |
| 直ちに出て行って下さい |
| しかしバル・カムザは食い下がりました |
| あなたの宴の全費用を私が払いましょう |
| 彼は言いました |
| あなたの客の目の前で私に恥を掻かせないで下さい |
| 主催者は断固とした意志を示しました |
| そこでバル・カムザは宴会場から怒って引き揚げました |
| 多くのラビたちが居ました |
| 彼は心の中で言いました |
| 彼等の一人も私の為に仲裁しなかった |
| それ故に私に浴びせたこの侮辱を彼等は見て喜んだに違いありません |
| そこでバル・カムザはユダヤ人の裏切りについて王に告げました |
| こう言って |
| ユダヤ人はあなたに反乱を起こしました |
| どのように私はこれを知ることが出来ますか? |
| 王が尋ねました |
| 生贄を彼等の神殿に送って下さい |
| しかしそれは拒否されるでしょう |
| バル・カムザは答えました |
| 支配者はそこで良い状態の子牛を送りました |
| 神殿で彼の為の生贄として |
| しかしバル・カムザの陰謀によって |
| 使者がその上に傷つけました |
| そこで |
| 当然 |
| 生贄に相応しくなく |
| (レビ記22:21) |
☞レビ記22:21 |
| それは受け入れられませんでした |
| これ故にエルサレムを占領する為にカエサルが派遣されました |
| そして二年間彼はこの都を包囲しました |
| エルサレムの四人の裕福な市民が十分な食糧を蓄えていました |
| 住民がこれよりずっと長い期間もちこたえる為 |
| しかしローマ人と戦うことを切望する人々が |
| 倉庫を破壊してその都に極度の飢饉を齎しました |
| 或る貴婦人 |
| ミリアムが |
| バイテュスの娘が |
| 家族用に小麦粉を買う為に彼女の使用人を遣わしました |
| その使用人は小麦粉が全て売れ切れていることを知りました |
| しかし未だ彼が買える粗挽き粉が残っていました |
| 家に急ぎました |
| しかしながら |
| 彼の女主人がこれを望むか知る為に |
| 彼が戻るとこれも又売れてしまったことを知りました |
| そこで彼には大麦の粗挽き粉以外何も買うものがなくなりました |
| 依頼なしにこれを買うことを望まず彼は再び家に戻りました |
| しかし彼が大麦の粗挽き粉を確保する為に倉庫に戻った時 |
| それも又なくなっていました |
| そこで彼の女主人が彼女自身で食べ物を買いに出て行きました |
| しかし彼女は何も見つけることが出来ませんでした |
| 飢えの苦しみに見舞われて |
| 彼女は無花果の皮を通りで拾ってそれを食べました |
| これで彼女は病気になって死にました |
| しかし彼女の死の前に彼女は彼女の全ての金と銀を通りに投げ捨てました |
| こう言って |
| この富が私の何の役に立つのか? |
| 私がそれで食べ物を得られない時 |
| こうしてエゼキエルの言葉が成就しました |
| 彼等の銀を彼等は通りに投げ捨てるでしょう |
☞エゼキエル書7:19 |
| 倉庫の破壊の後 |
| ラビ・ヨチャナンは都を歩いている時に見ました |
| 民衆が藁を水で煮てまさにそれを食べ物として飲んでいるのを |
| ああ |
| 悲しいかな |
| この大災害は |
| 彼は絶叫しました |
| このような人々がどうして強力な軍隊に敵対して戦えるでしょうか |
| 彼はベン・バティアフに願い出ました |
| 彼の甥に |
| 都の指導者たちの一人に |
| エルサレムを去る許可を |
| しかしベン・バティアフは答えました |
| それは許されません |
| 生きた体で都を去ることは出来ません |
| それでは死体として私を持ち出して下さい |
| ヨチャナンは嘆願しました |
| ベン・バティアフはこれに同意しました |
| そしてヨチャナンは棺の中に置かれて |
| 都の門を通って運ばれました |
| ラビ・エレアゼル |
| ラビ・ヨシュア |
| そしてベン・バティアフが棺の付添人として行動しました |
| 棺は洞穴に置かれました |
| そして彼等が全て彼等の家に戻った後 |
| ヨチャナンは棺から立ち上がって敵の陣営に行きました |
| 彼は司令官から許可を得ました |
| ヤブナに学園を設立する為に |
| 学長としてラボン・ガムリエルと共に |
| ティトゥスは直ぐ都を占領して |
| 多くの人々を殺しました |
| そして他の人々を追放しました |
| 彼は神殿に入って |
| 至聖所の中にさえ入って |
| 垂れ幕を切り落としました |
| あまり神聖でない所からそれ(至聖所)を分けていたもの(幕)を |
| 彼は諸々の聖なる器を奪って |
| それらをローマに送りました |
| カムザとバル・カムザのこの歴史から私たちは学ばなければなりません |
| 私たちの隣人を怒らせることに注意することを |
| 些細な原因がそのような大きな結果を生み出す可能性がある時 |
| 私たちのラビ言いました |
| 彼の隣人を侮辱によって赤面させる者は |
| 血を流す者に相当すると |
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LongLife MuraKami |