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詩編第137編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ כתובים |
テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第137編1節〜9節 |
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☞137;4-4 主ヤㇵウェㇵの歌をどうして私たちは歌うことが出来るか異邦人の土地の上で |
☞137;7-7 主ヤㇵウェㇵよ思い出して下さいエドムの息子たちを |
詩編137:1(01) |
על |
アル・ |
〜の辺に |
前置詞 |
詩編137:1(02) |
נהרות |
ナハロート |
諸々の川 |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編137:1(03) |
בבל |
バヴェール |
バビロン=混乱=の |
名詞(固有) |
詩編137:1(04) |
שם |
シャム |
そこに |
副詞 |
詩編137:1(05) |
ישבנו |
ヤシャヴヌ |
[私たちは]座りました |
動詞・クァル(基本)・完了・一人称・通性・複数 |
詩編137:1(06) |
גם־ |
ガム・ |
また |
接続詞 |
詩編137:1(07) |
בכינו |
バㇰヒーヌー |
[私たちは]泣きました |
動詞・クァル(基本)・完了・一人称・通性・複数 |
詩編137:1(08) |
ב:זכר:נו |
ベ・ザㇰフレー・ヌー |
私たちは思い出すことによって |
前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:1(09) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編137:1(10) |
ציון |
ツィヨーン |
シオン=乾いた場所= |
名詞(固有) |
詩編137:2(01) |
על־ |
アル・ |
〜の上に |
前置詞 |
詩編137:2(02) |
ערבים |
アラヴィーム |
諸々の柳 |
名詞(普通)・女性・複数 |
詩編137:2(03) |
ב:תוכ:ה |
ヴェ・トㇰハ・ァ |
それの真ん中に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・女性・単数 |
詩編137:2(04) |
תלינו |
タッリーヌー |
[私たちは]掛けました |
動詞・クァル(基本)・完了・一人称・通性・複数 |
詩編137:2(05) |
כנרותי:נו |
キンノロテイ・ヌー |
私たちの竪琴を |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:3(01) |
כי |
キー |
なぜなら〜から |
接続詞 |
詩編137:3(02) |
שם |
シャム |
そこで |
副詞 |
詩編137:3(03) |
שאלו:נו |
シェエルー・ヌー |
[彼等が]求めた |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:3(04) |
שובי:נו |
ショヴェイ・ヌー |
私たちを捕虜にした[者たちが] |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:3(05) |
דברי־ |
ディヴレイ・ |
諸々の言葉を |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編137:3(06) |
שיר |
シㇶール |
歌の |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:3(07) |
ו:תוללי:נו |
ヴェ・トラレイ・ヌー |
そして私たちを苦しめる者たちが |
接続詞+名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:3(08) |
שמחה |
シムㇰハー |
喜びを |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編137:3(09) |
שירו |
シㇶール |
[あなたたちは]歌いなさい |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・複数 |
詩編137:3(10) |
ל:נו |
ラー・ヌー |
私たちに |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:3(11) |
מ:שיר |
ミシㇶール |
歌から |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:3(12) |
ציון |
ツィヨーン |
シオン=乾いた場所=の |
名詞(固有) |
詩編137:4(01) |
איך |
エーㇰフ |
どうして〜か |
間投詞 |
詩編137:4(02) |
נשיר |
ナシㇶール |
[私たちは]歌う(ことが出来る) |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・複数 |
詩編137:4(03) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編137:4(04) |
שיר־ |
シㇶール |
歌 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:4(05) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=の |
名詞(固有) |
詩編137:4(06) |
על |
アル |
〜の上で |
前置詞 |
詩編137:4(07) |
אדמת |
アドマト |
土地 |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編137:4(08) |
נכר |
ネㇰハール |
異邦人の |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:5(01) |
אם־ |
イム・ |
もし〜なら |
接続詞 |
詩編137:5(02) |
אשכח:ך |
エシュカㇰヘ・ㇰフ |
[私が]忘れる、あなたを |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数+接尾辞・二人称・女性・単数 |
詩編137:5(03) |
ירושלם |
イェルシャライム |
エルサレム=平和の教え=(よ) |
名詞(固有) |
詩編137:5(04) |
תשכח |
ティシュカㇰフ |
[それが]忘れる(衰える)(ように) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・単数 |
詩編137:5(05) |
ימינ:י |
イェミニ・ィ |
私の右手が |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編137:6(01) |
תדבק־ |
ティドバク・ |
[それは]くっつく(ように) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・単数 |
詩編137:6(02) |
לשונ:י |
レショニ・ィー |
私の舌は |
名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編137:6(03) |
ל:חכ:י |
レ・ㇰヒッキー |
私の上顎に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編137:6(04) |
אם־ |
イム・ |
もし〜なら |
接続詞 |
詩編137:6(05) |
לא |
ロー・ |
〜ことはない |
否定 |
詩編137:6(06) |
אזכר:כי |
エズケレー・ㇰヒー |
[私が]思い出す、あなたを |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数+接尾辞・二人称・女性・単数 |
詩編137:6(07) |
אם־ |
イム・ |
もし〜なら |
接続詞 |
詩編137:6(08) |
לא |
ロー・ |
〜ことはない |
否定 |
詩編137:6(09) |
אעלה |
アアレー |
[私が]上らさせる |
動詞・ヒフィル(使役)・未完了・一人称・通性・単数 |
詩編137:6(10) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編137:6(11) |
ירושלם |
イェルシャライム |
エルサレム=平和の教え= |
名詞(固有) |
詩編137:6(12) |
על |
アル |
〜の上に |
前置詞 |
詩編137:6(13) |
ראש |
ローシュ |
頂点 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:6(14) |
שמחת:י |
シムㇰハテ・ィ |
私の喜びの |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編137:7(01) |
זכר |
ゼㇰホール |
[あなたは]思い出して下さい |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・単数 |
詩編137:7(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=(よ) |
名詞(固有) |
詩編137:7(03) |
ל:בני |
リ・ヴネイ |
息子たちを |
前置詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編137:7(04) |
אדום |
エドーム |
エドム=赤い=の |
名詞(固有) |
詩編137:7(05) |
את |
エト |
〜に |
目的 |
詩編137:7(06) |
יום |
ヨム |
日 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:7(07) |
ירושלם |
イェルシャライム |
エルサレム=平和の教え=の |
名詞(固有) |
詩編137:7(08) |
ה:אמרים |
ハ・オメリーム |
その言った[者たちを] |
定冠詞+動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数 |
詩編137:7(09) |
ערו |
アールー |
[あなたたちは]完全に破壊しなさい |
動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数 |
詩編137:7(10) |
ערו |
アールー |
[あなたたちは]完全に破壊しなさい |
動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数 |
詩編137:7(11) |
עד |
アド |
〜まで |
前置詞 |
詩編137:7(12) |
ה:יסוד |
ハイェソード |
礎 |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編137:7(13) |
ב:ה |
バ・ァ |
それを |
前置詞+接尾辞・三人称・女性・単数 |
詩編137:8(01) |
בת־ |
バト・ |
娘(よ) |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編137:8(02) |
בבל |
バヴェール |
バビロン=混乱=の |
名詞(固有) |
詩編137:8(03) |
ה:שדודה |
ハ・シェドゥダー |
その略奪される[女](よ) |
定冠詞+動詞・クァル(基本)・受動分詞・女性・単数 |
詩編137:8(04) |
אשרי |
アシュレイ |
幸せだ |
間投詞 |
詩編137:8(05) |
ש:ישלם־ |
シェ・イシャッレム・ |
それは[彼は]完全に返す者は |
関係詞+動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編137:8(06) |
ל:ך |
ラ・ㇰフ |
あなたに |
前置詞+接尾辞・二人称・女性・単数 |
詩編137:8(07) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編137:8(08) |
גמול:ך |
ゲムレ・ㇰフ |
あなたの報い |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・二人称・女性・単数 |
詩編137:8(09) |
ש:גמלת |
シェ・ッガマルテ |
それはあなたが報いたもの |
関係詞+動詞・クァル(基本)・完了・二人称・女性・単数 |
詩編137:8(10) |
ל:נו |
ラー・ヌー |
私たちに |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編137:9(01) |
אשרי |
アシュレイ |
幸せだ |
間投詞 |
詩編137:9(02) |
ש:יאחז |
シェ・ヨㇰヘズ |
それは[彼は]奪い取る者は |
関係詞+動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編137:9(03) |
ו:נפץ |
ヴェ・ニッペツ |
そして[彼は]完全に打ちつける者は |
接続詞+動詞・ピエル(強調)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編137:9(04) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編137:9(05) |
עללי:ך |
オラライィ・ㇰフ |
あなたの子供たち |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・二人称・女性・単数 |
詩編137:9(06) |
אל־ |
エル・ |
〜に |
前置詞 |
詩編137:9(07) |
ה:סלע |
ハ・ッサーラ |
その岩 |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
日本語訳 |
詩編第137編 |
☞1節 |
(文語訳) |
一 われらバビロンの河のほとりにすわり シオンをおもひいでて淚をながしぬ |
(口語訳) |
一 【】われらは/バビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した。 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 われらそのあたりの柳にわが琴をかけたり |
(口語訳) |
二 われらはその中のやなぎにわれらの琴をかけた。 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 そはわれらを虜にせしものわれらに歌をもとめたり 我儕をくるしむる者われらにおのれを歡ばせんとてシオンのうた一つうたへといへり |
(口語訳) |
三 われらをとりこにした者が、われらに歌を求めたからである。われらを苦しめる者が楽しみにしようと、「われらにシオンの歌を一つうたえ」と言った。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 われら外邦にありていかでヱホバの歌をうたはんや |
(口語訳) |
四 われらは外国にあって、どうして主の歌をうたえようか。 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 ヱルサレムよもし我なんぢをわすれなば わが右の手にその巧をわすれしめたまへ |
(口語訳) |
五 エルサレムよ、もしわたしがあなたを忘れるならば、わが右の手を衰えさせてください。 |
☞6節 |
(文語訳) |
六 もしわれ汝を思ひいでず もしわれヱルサレムをわがすべての歡喜の極となさずばわが舌をわが腭につかしめたまへ |
(口語訳) |
六 もしわたしがあなたを思い出さないならば、もしわたしがエルサレムを/わが最高の喜びとしないならば、わが舌をあごにつかせてください。 |
☞7節 |
(文語訳) |
七 ヱホバよねがはくはヱルサレムの日にエドムの子輩がこれを掃除け その基までもはらひのぞけといへるを 聖意にとめたまへ |
(口語訳) |
七 主よ、エドムの人々がエルサレムの日に、「これを破壊せよ、これを破壊せよ、その基までも破壊せよ」と/言ったことを覚えてください。 |
☞8節 |
(文語訳) |
八 ほろぼさるべきバビロンの女よ なんぢがわれらに作しごとく汝にむくゆる人はさいはひなるべし |
(口語訳) |
八 破壊者であるバビロンの娘よ、あなたがわれらにしたことを、あなたに仕返しする人はさいわいである。 |
☞9節 |
(文語訳) |
九 なんぢの嬰兒をとりて岩のうへになげうつものはbミなるべし |
(口語訳) |
九 あなたのみどりごを取って/岩になげうつ者はさいわいである。 |
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Office Murakami |