|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ゼンド・アヴェスタ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ゾロアスター教の聖典The Zend Avesta(英訳James Darmesteter, 1880年)から「犬」の章を和訳してみました |
聖典アヴェスタの中で善なる神アフラ・マズダは犬を最高の善なる生き物として讃え犬を害する者や殺す者に厳罰を科し死んだ後も呪っています |
人間以外の生き物をここまで尊重する教えは新旧約聖書の中には見られません 聖書はあくまで人間(男の人)が主であり他の生き物は従です |
☞創世記1:26-28 |
☞マタイ福音書7:6 |
(☞をクリックすると新旧約聖書の逐語訳が開きます) |
天下の悪政と言われた徳川綱吉の生類憐れみの令も善神アフラ・アズダから見れば讃えるべき善政になります 一方飽食の時代に人間が犬を喰うことにアフラ・アズダはどんな呪いを発するか |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
下のハイパーリンクをクリックするとその節に跳びます |
1節 |
善の生き物はどれか |
4節 |
犬殺しの罰は何か |
8節 |
犬を打つ者の霊魂は |
17節 |
牧羊犬とは |
20節 |
犬に悪い食べ物を与えたら |
29節 |
狂犬 |
39節 |
アフラ・アズダは犬を強く造った |
41節 |
犬と狼 |
44節 |
犬の性格 |
49節 |
犬を避けるな |
50節 |
水犬 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1節 |
どれが善の生き物ですか? |
善の霊の生き物の中で |
真夜中から太陽が昇るまで |
行って悪い霊の生き物数千を殺すものは |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2節 |
アフラ・マズダは答えました |
背に棘のある犬 |
長くて薄い鼻口の犬 |
ヴァンガーパラの犬 |
悪口を言う人々はそれをドゥザカと呼びます |
これは善い生き物です |
善の霊の生き物の中で |
真夜中から太陽が昇るまで |
行って悪い霊の生き物数千を殺します |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
3節 |
そして誰であれ |
ザラトゥストラよ |
殺す者は |
背に棘のある犬を |
長くて薄い鼻口の犬 |
ヴァンガーパラの犬を |
悪口を言う人々はそれをドゥザカと呼ぶものを |
彼自身の霊を九代に亘り殺します |
彼はキンヴァドの橋を渡る道を見出すことは出来ません |
彼が |
生きている間に |
彼の罪を償わない限り |
スラオシャに生贄を捧げることによって |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
4節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が犬を殺したなら |
背に棘があり |
長くて薄い鼻口のものを |
ヴァンガーパラの犬を |
悪口を言う人々はそれをドゥザカと呼ぶものを |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで千の鞭打ち |
スラオショー・カラナで千の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
5節 |
どれが悪い生き物ですか? |
悪い霊の生き物の中で |
真夜中から太陽が昇るまで |
行って善い霊の生き物を数千殺すものは |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
6節 |
アフラ・マズダは答えました |
ダエーヴァ・ザイリムヤングラ |
悪口を言う人々はそれをザイリムヤーカと呼びます |
これは悪い生き物です |
悪い霊の生き物の中で |
真夜中から太陽が昇るまで |
行って善い霊の生き物を数千殺します |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
7節 |
そして誰であれ |
ザラトゥストラよ |
殺す者は |
ダエーヴァ・ザイリムヤングラを |
悪口を言う人々はそれをザイリムヤーカと呼ぶものを |
彼の罪は |
思案において |
言葉において |
そして行動においても |
贖われます |
パテトによるように |
彼の罪は |
思案において |
言葉において |
そして行動において |
償われます |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
8節 |
誰であれ打つ者は |
牧羊犬を |
或いは家犬を |
或いはヴォフナズガの犬を |
或いは訓練された犬を |
彼の霊魂は |
他の世界に渡る時 |
飛ぶように逃げるでしょう |
大きな吠え声と獰猛な追跡に囲まれて |
狼に突進される時の羊より |
聳え立つ森の中で |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
9節 |
何の霊も来て |
彼の去り行く霊に会ってそれを助けることはありません |
吠え声と追跡を通して |
他の世界で |
キンヴァド橋を守る犬たちも |
彼の去り行く霊を助けません |
吠え声と追跡を通して |
他の世界で |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
10節 |
もし人が牧羊犬を打って |
その為にそれが働けなくなるなら |
もし彼がそれの耳か足を切り取るなら |
そしてそれ故に盗人か狼が押し入って |
囲いから羊を運び去るなら |
犬が何の警告を与えることなく |
人は失った羊を償わなければなりません |
そして彼は犬の傷を償わなければなりません |
故意の傷害として |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
11節 |
もし人が家犬を打って |
その為にそれが働けなくなるなら |
もし彼がそれの耳か足を切り取るなら |
そしてそれ故に盗人か狼が押し入って |
そして家から財産を運び去るなら |
犬が何の警告を与えることなく |
人は失った財産を償わなければなりません |
そして彼は犬の傷を償わなければなりません |
故意の傷害として |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
12節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が牧羊犬を打って |
その為にそれが霊と魂を肉体から断つなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで八百の鞭打ち |
スラオショー・カラナで八百の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
13節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が家犬を打って |
その為にそれが霊と魂を肉体から断つなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで七百の鞭打ち |
スラオショー・カラナで七百の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
14節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人がヴォフナズガ犬を打って |
その為にそれが霊と魂を肉体から断つなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで六百の鞭打ち |
スラオショー・カラナで六百の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
15節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が若犬を打って |
その為にそれが霊と魂を肉体から断つなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで五百の鞭打ち |
スラオショー・カラナで五百の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
16節 |
これは殺しに対する罰です |
ガズ犬の |
ヴィーズ犬の |
スクルナ犬の |
鋭い歯のウルピ犬の |
早く走るラオピ犬の |
これは犬の全ての種類の殺しに対する罰です |
しかし水犬は除きます |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
17節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
牧羊犬と呼ぶべき犬はどれですか? |
アフラ・マズダは答えました |
それは囲いの周り一ユジェスティを回る犬です |
盗人と狼を監視する為に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
18節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
家犬と呼ぶべき犬はどれですか |
アフラ・マズダは答えました |
それは家の周り一ハースラを回る犬です |
盗人と狼を監視する為に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
19節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
ヴォフナズガ犬と呼ぶべき犬はどれですか? |
アフラ・マズダは答えました |
それはこれらの才能を何も求めない犬です |
ただそれの生存だけを求めます |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
20節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物を牧羊犬に与えるなら |
どんな罪を彼は犯していますか? |
アフラ・マズダは答えました |
それは同じ罪を犯しています |
ちょうど上流階級の家の主人に彼が悪い食べ物を出したのと |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
21節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物を家犬に与えるなら |
どんな罪を彼は犯していますか? |
アフラ・マズダは答えました |
それは同じ罪を犯しています |
ちょうど中流階級の家の主人に彼が悪い食べ物を出したのと |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
22節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物をヴォフナズガ犬に与えるなら |
どんな罪を彼は犯していますか? |
アフラ・マズダは答えました |
それは同じ罪を犯しています |
ちょうど彼が悪い食べ物を出したのと |
聖なる人に |
祭司の身分で |
彼の家に来た者に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
23節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物を若犬に与えるなら |
どんな罪を彼は犯していますか? |
アフラ・マズダは答えました |
それは同じ罪を犯しています |
ちょうど彼が悪い食べ物を出したのと |
若者に |
敬虔な両親から生まれて |
彼自身に責任を負うことが出来る者に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
24節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物を牧羊犬に与えるなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
彼はペショータヌです |
アスパヘー・アストラで二百の鞭打ち |
スラオショー・カラナで二百の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
25節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物を家犬に与えるなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで九十の鞭打ち |
スラオショー・カラナで九十の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
26節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物をヴォフナズガ犬に与えるなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで七十の鞭打ち |
スラオショー・カラナで七十の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
27節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし人が悪い食べ物を若犬に与えるなら |
彼が払わなければならない罰は何ですか? |
アフラ・マズダは答えました |
アスパヘー・アストラで五十の鞭打ち |
スラオショー・カラナで五十の鞭打ち |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
28節 |
何故ならそれは犬だから |
善の靈の生き物全てのうち |
最も早く年をとって衰えるのは |
食べる人々の近くで食べずに |
それが何も受け取らない財産を監視している間に |
あなたは乳と肉の脂をそれに齎しなさい |
これは犬の正当な食べ物です |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
29節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もしマズラの崇拝者の家に居るなら |
狂犬が |
或いは吠えずに咬む犬が |
マズラの崇拝者はどうすべきですか? |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
30節 |
アフラ・マズダは答えました |
彼等(人々)はそれ(犬)の首の回りに木製の首輪を付けなさい |
そして彼等はそれを柱に繋ぎなさい |
その木が堅ければ一アンティの厚さに |
それ(木)が柔らかければ二アンティの厚さに(して) |
その柱に彼等はそれを繋ぎなさい |
首輪の両側で彼等はそれを繋ぎなさい |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
31節 |
もし彼等がそうすることなく |
その狂犬が |
或いは吠えずに咬むその犬が |
羊を殺すか人を傷つけるなら |
その犬はその罰を受けなければなりません |
故意の殺しとして |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
32節 |
もし犬が羊を殺すか人を傷つけるなら |
彼等はそれの右の耳を切り取らなければなりません |
もしそれが別の羊を殺すか別の人を傷つけるなら |
彼等はそれの左の耳を切り取らなければなりません |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
33節 |
もしそれが三番目の羊を殺すか三番目の人を傷つけるなら |
彼等はそれの右足を切り取らなければなりません |
もしそれが四番目の羊を殺すか四番目の人を傷つけるなら |
彼等はそれの左足を切り取らなければなりません |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
34節 |
もしそれが五回羊を殺すか人を傷つけるなら |
彼等はそれの尾を切り取らなければなりません |
それ故に彼等はそれを柱に繋がなければなりません |
首輪の両側で彼等はそれを繋がなければなりません |
もし彼等がそうすることなく |
その狂犬が |
或いは吠えずに咬むその犬が |
羊を殺すか人を傷つけるなら |
それ(犬)はその罰を受けなければなりません |
故意の殺しとして |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
35節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もしマズラの崇拝者の家に居るなら |
嗅覚のない犬が |
或いは狂犬が |
マズラの崇拝者はどうすべきですか? |
アフラ・マズダは答えました |
彼等はそれを癒やす為にそれを世話しなければなりません |
信者の人に対して彼等が扱う同じやり方で |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
36節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
もし彼等がそれを癒やそうとして失敗するなら |
マズラの崇拝者はどうすべきですか? |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
37節 |
アフラ・マズダは答えました |
彼等(人々)はそれ(犬)の首の回りに木製の首輪を付けなさい |
そして彼等はそれを柱に繋ぎなさい |
その木が堅ければ一アンティの厚さに |
それ(木)が柔らかければ二アンティの厚さに(して) |
その柱に彼等はそれを繋ぎなさい |
首輪の両側で彼等はそれを繋ぎなさい |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
38節 |
もし彼等がそうせずに |
嗅覚のない犬が落ちるなら |
穴に |
或いは井戸に |
或いは崖に |
或いは川に |
或いは運河に |
そしてそれが傷ついてそれ故に死ぬなら |
彼等はペショータヌスでなければなりません |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
39節 |
犬を |
スピタマ・ザラトゥスラよ |
私 |
アフラ・マズダは |
自分で着させて自分で履かせて |
用心深く |
目覚めていて |
そして鋭い歯で |
人からそれの食べ物を得て人の財産を監視するようにしました |
私 |
アフラ・マズダは |
犬を造りました |
強い体に |
犯罪者に対して |
そしてあなたたちの財産をよく監視するように |
それが健全な精神でいる時 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
40節 |
そして誰であれそれ(犬)の声で目覚める者は |
盗人或いは狼に彼の家から何も盗ませることはありません |
それの警戒なしに |
狼は咬まれてずたずたに引き裂かれるでしょう |
彼(盗人)は追い払われます |
彼は逃げ去ります |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
41節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
どちらですか? |
二つの狼のうち殺されるのに一層相応しいものは |
牡犬と牝狼から生まれるものか |
牝犬と牡狼から生まれるものか |
アフラ・マズダは答えました |
これらの二つの狼のうち |
牡犬と牝狼から生まれるものが殺されるのに一層相応しいものです |
牝犬と牡狼から生まれるものよりも |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
42節 |
何故なら牡犬と牝狼から生まれるものは襲う犬であるから |
牧羊犬を |
家犬を |
ヴォフナズガ犬を |
訓練された犬を |
そして囲いを壊します |
そうした犬は生まれつき |
一層殺意があり |
一層有害であり |
囲いに対して一層破壊的です |
他のどの犬よりも |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
43節 |
そして牡犬と牝狼から生まれるものは襲う狼であるから |
牧羊犬を |
家犬を |
ヴォフナズガ犬を |
訓練された犬を |
そして囲いを壊します |
そうした狼は生まれつき |
一層殺意があり |
一層有害であり |
囲いに対して一層破壊的です |
他のどの狼よりも |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
44節 |
犬は人々の異なる種類の八つの性格を持っています |
それは祭司の性格を持っています |
それは戦士の性格を持っています |
それは農夫の性格を持っています |
それは放浪歌手(流し)の性格を持っています |
それは盗人の性格を持っています |
それは野獣の性格を持っています |
それは遊女の性格を持っています? |
それは子供の性格を持っています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
45節 |
それは食べ物の端を食べます |
祭司のように |
それは感謝します |
祭司のように |
それは容易に満足します |
祭司のように |
それはパンの小片だけを求めます |
祭司のように |
これらの事でそれは祭司に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
それは前に進んで行きます |
戦士のように |
それは恵み深い牝牛の為に戦います |
戦士のように |
それは最初に家から出て行きます |
戦士のように |
これらの事でそれは戦士に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
46節 |
それは用心深くて少し眠ります |
農夫のように |
それは最初に家から出て行きます |
農夫のように |
それは最後に家に戻ります |
農夫のように |
これらの事でそれは農夫に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
それは歌います |
放浪歌手(流し)のように |
それは侵入します |
放浪歌手(流し)のように |
それは乏しいです |
放浪歌手(流し)のように |
それは貧しいです |
放浪歌手(流し)のように |
これらの事でそれは放浪歌手(流し)に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
47節 |
それは暗闇を好みます |
盗人のように |
それは暗闇の中で徘徊します |
盗人のように |
それは恥知らずに食べます |
盗人のように |
それは忠実でない番人です |
盗人のように |
これらの事でそれは盗人に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
それは暗闇を好みます |
野獣のように |
それは暗闇の中で徘徊します |
野獣のように |
それは恥知らずに食べます |
野獣のように |
それは忠実でない番人です |
野獣のように |
これらの事でそれは野獣に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
48節 |
それは歌います |
遊女のように |
それは侵入します? |
遊女のように |
それは道を歩き回ります |
遊女のように |
それは乏しいです |
遊女のように |
それは貧しいです |
遊女のように |
これらの事でそれは遊女に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
それは眠ることを好みます |
子供のように |
それは逃げ去ることをしがちです |
子供のように |
それはお喋りです |
子供のように |
それは四つ足で進みます |
子供のように |
これらの事でそれは子供に似ています |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
49節 |
もしそれらの私の二つの犬が |
牧羊犬と家犬が |
私に忠実な人々の誰かの家の側を通るなら |
彼等はそれを避けてはいけません |
何故なら家は存続出来ないから |
アフラによって造られた地の上に |
それらの私の二つの犬なしに |
牧羊犬と家犬の |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
50節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
犬が死ぬ時 |
髄と種が乾き切って |
何処にそれの靈は行きますか? |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
51節 |
アフラ・マズダは答えました |
それは水の源に進みます |
スピタマ・ザラトゥストラよ |
そしてそこで各千の(牡)犬と各千の牝犬から |
二つの水犬が形造られます |
一匹の水(牡)犬と一匹の水牝犬が |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
52節 |
一匹の水犬を殺す者は |
牧草地を干上げる干ばつを齎します |
その時の前に |
スピタマ・ザラトゥストラよ |
美しさと肥沃は流れ出るでしょう |
その土地とそれらの畑から |
健康と癒しと共に |
充実と増加と成長と共に |
そして穀物と草の成長と共に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
53節 |
物質世界の造り主よ |
聖なる貴方 |
美しさと肥沃が再び戻って来るのは何時ですか? |
その土地とそれらの畑に |
健康と癒しと共に |
充実と増加と成長と共に |
そして穀物と草の成長と共に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
54-55節 |
アフラ・マズダは答えました |
美しさと肥沃は決して再び戻ることはありません |
その土地とそれらの畑に |
健康と癒しと共に |
充実と増加と成長と共に |
そして穀物と草の成長と共に |
水犬を殺した者が打ち殺されるまで |
そして犬の聖霊に生贄を捧げるまで |
三日 |
そして三晩に渡って |
火の炎と共に |
結ばれたバレスマと共に |
差し上げられたハマオと共に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
56節 |
その時美しさと肥沃は再び戻るでしょう |
その土地とそれらの畑に |
健康と癒しと共に |
充実と増加と成長と共に |
そして穀物と草の成長と共に |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Office Murakami |