フィレモンへの手紙をギリシャ語原典から逐語訳してみました
キリスト・イエスの故に囚人になっているパウロが拘束されている間に信仰に導いた奴隷オネシモのことで主人フィレモンに書いた手紙です
オネシモ=有益な=が名前の通り役立つ者になったと伝えて奴隷としてではなく主を信じる最愛の兄弟として受け入れるようにお願いしています
パウロの手紙の中で一章だけの最も短い手紙ですが愛情に溢れています
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ΠΡΟΣ ΦΙΛΗΜΟΝΑ 章別リンク先 節数 逐語訳数 話(内容)別リンク先
1章 25節 334語 1;1-3 キリストの囚人パウロと兄弟テモテは最愛の協働者フィレモンとあなたの家にある教会に
1;4-7 主イエスと聖なる者全てに対するあなたの信仰と愛を聞いて私は神に感謝しています
1;8-11 拘束中に生んだ私の子オネシモのことでお願いします今や彼は役立つ者になりました
1;12-14 彼を私の手元に留めるつもりでしたがあなたの判断なしに行いたくないので送り返します
1;15-16 彼が一時離れたのはあなたが彼を奴隷としてではなく最愛の兄弟として受け入れる為
1;17-20 彼を私同様に受け入れて下さい彼が損害を与えたり借金を負うなら私が返済します
1;21-22 あなたが聞き入れることを確信して書きました私が言う以上のことを実行するでしょう
1;23-25 囚人仲間エパフラスと協働者のマルコとアリスタルコとデマスとルカが挨拶しています
Office Murakami