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イザヤ書4章をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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イザヤ書全66章 |
ישעיה |
イェシャヤー ネヴィイム預言者たち 旧約聖書イザヤ書 4章1節〜6節の逐語訳です |
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☞4;1-1 その日に七人の女が一人の男を捕えて「私たちの上にあなたの名が呼ばれるようにして下さい」 |
☞4;2-6 主は裁きの霊と焼く尽くす霊によってシオンの娘たちの汚物を洗いエルサレムの血を濯ぎます |
イザヤ書4:1(01) |
ו:החזיקו |
ヴェ・ヘㇰヘズィーク |
そして[彼女たちは]確り捕らえさせます |
接続詞+動詞・ヒフィル(使役)・完了・三人称・通性・複数 |
イザヤ書4:1(02) |
שבע |
シェーヴァー |
七人の |
数詞(基数)・女性・単数 |
イザヤ書4:1(03) |
נשים |
ナシㇶーム |
女たちは |
名詞(普通)・女性・複数 |
イザヤ書4:1(04) |
ב:איש |
ベ・イシュ |
男を |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:1(05) |
אחד |
エㇰハード |
一人の |
数詞(基数)・男性・単数 |
イザヤ書4:1(06) |
ב:יום |
バ・ヨーム |
日に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:1(07) |
ה:הוא |
ハ・フー |
まさにその[時] |
定冠詞+代名詞・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:1(08) |
ל:אמר |
レ・モール |
こう言うこと |
前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞 |
イザヤ書4:1(09) |
לחמ:נו |
ラㇰフメー・ヌー |
私たちのパンを |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
イザヤ書4:1(10) |
נאכל |
ノㇰヘル |
[私たちは]食べます |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・複数 |
イザヤ書4:1(11) |
ו:שמלת:נו |
ヴェ・シムラテ・ヌー |
そして私たちの衣を |
接続詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
イザヤ書4:1(12) |
נלבש |
ニルバーシュ |
[私たちは]着ます |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・複数 |
イザヤ書4:1(13) |
רק |
ラク |
しかし |
副詞 |
イザヤ書4:1(14) |
יקרא |
イィッカレー |
[それが]呼ばれる(ようにして下さい) |
動詞・ニファル(受動)・未完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:1(15) |
שמ:ך |
シㇶム・ㇰハー |
あなたの名前が |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数 |
イザヤ書4:1(16) |
עלי:נו |
アレイ・ヌー |
私たちの上に |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
イザヤ書4:1(17) |
אסף |
エソフ |
[あなたは]取り除いて下さい |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・単数 |
イザヤ書4:1(18) |
חרפת:נו |
ㇰヘルパテー・ヌー |
私たちの恥を |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
イザヤ書4:2(01) |
ב:יום |
バ・ヨーム |
日に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:2(02) |
ה:הוא |
ハ・フー |
まさにその[時] |
定冠詞+代名詞・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:2(03) |
יהיה |
イフイェ |
[それは]〜[に]なります |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:2(04) |
צמח |
ツェーマㇰフ |
枝は |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:2(05) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=の |
名詞(固有) |
イザヤ書4:2(06) |
ל:צבי |
リ・ツヴィ |
美しいものに |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:2(07) |
ו:ל:כבוד |
ウ・レ・ㇰハヴォード |
そして栄光に |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:2(08) |
ו:פרי |
ウ・フェリー |
そして実は |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:2(09) |
ה:ארץ |
ハ・アーレツ |
その地の |
定冠詞+名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:2(10) |
ל:גאון |
レ・ガオーン |
誇りに |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:2(11) |
ו:ל:תפארת |
ウ・レ・ティフエーレト |
そして麗しいものに |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:2(12) |
ל:פליטת |
リ・フレイタト |
逃れた者にとって |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:2(13) |
ישראל |
イィスラエール |
イスラエル=神が支配する=の |
名詞(固有) |
イザヤ書4:3(01) |
ו:היה |
ヴェ・ハヤー |
そして[それは](こう)なります |
接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:3(02) |
ה:נשאר |
ハ・ンニシュアール |
その残された[者は] |
定冠詞+動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・単数 |
イザヤ書4:3(03) |
ב:ציון |
ベ・ツィヨーン |
シオン=乾いた場所=においてその中に |
前置詞+名詞(固有) |
イザヤ書4:3(04) |
ו:ה:נותר |
ヴェ・ハ・ンノタール |
そしてその残された[者は] |
接続詞+定冠詞+動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・単数 |
イザヤ書4:3(05) |
ב:ירושלם |
ビ・ィルシャライム |
エルサレム=平和の教え=においてその中に |
前置詞+名詞(固有) |
イザヤ書4:3(06) |
קדוש |
カドーシュ |
聖なる[者] |
形容詞・男性・単数 |
イザヤ書4:3(07) |
יאמר |
イェアメール |
[彼は]〜と言われます |
動詞・ニファル(受動)・未完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:3(08) |
ל:ו |
ロ・ォ |
彼に対して |
前置詞+接尾辞・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:3(09) |
כל־ |
コール・ |
ことごとく(です) |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:3(10) |
ה:כתוב |
ハ・ッカトゥーヴ |
その書き記されている[者の] |
定冠詞+動詞・クァル(基本)・受動分詞・男性・単数 |
イザヤ書4:3(11) |
ל:חיים |
ラ・ㇰハイィム |
命ある者たちとして |
前置詞+名詞(普通)・男性・複数 |
イザヤ書4:3(12) |
ב:ירושלם |
ビ・ィルシャライム |
エルサレム=平和の教え=において |
前置詞+名詞(固有) |
イザヤ書4:4(01) |
אם |
イム |
〜時 |
接続詞 |
イザヤ書4:4(02) |
רחץ |
ラㇰハツ |
[彼が]洗う |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:4(03) |
אדני |
アドナイ |
私の主[たち]が |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
イザヤ書4:4(04) |
את |
エト |
〜を |
目的 |
イザヤ書4:4(05) |
צאת |
ツォアト |
汚物 |
名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:4(06) |
בנות־ |
ヴェノート・ |
娘たちの |
名詞(普通)・女性・複数 |
イザヤ書4:4(07) |
ציון |
ツィヨーン |
シオン=乾いた場所=の |
名詞(固有) |
イザヤ書4:4(08) |
ו:את־ |
ヴェ・エト・ |
そして〜を |
接続詞+目的 |
イザヤ書4:4(09) |
דמי |
デメイ |
諸々の血 |
名詞(普通)・男性・複数 |
イザヤ書4:4(10) |
ירושלם |
イェルシャライム |
エルサレム=平和の教え=の |
名詞(固有) |
イザヤ書4:4(11) |
ידיח |
ヤディアㇰフ |
[彼が]濯ぎ出させる |
動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:4(12) |
מ:קרב:ה |
ミ・ッキルバ・ァ |
それの中から |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・女性・単数 |
イザヤ書4:4(13) |
ב:רוח |
ベ・ルーアㇰフ |
霊によって |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:4(14) |
משפט |
ミシューパト |
裁きの |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:4(15) |
ו:ב:רוח |
ウ・ヴェ・ルーアㇰフ |
そして霊によって |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:4(16) |
בער |
バエール |
完全に焼き尽くすこと |
動詞・ピエル(強調)・不定詞 |
イザヤ書4:5(01) |
ו:ברא |
ウ・ヴァラー |
[彼は]創ります |
接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
イザヤ書4:5(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=は |
名詞(固有) |
イザヤ書4:5(03) |
על |
アル |
〜の上に |
前置詞 |
イザヤ書4:5(04) |
כל־ |
コル・ |
ことごとく |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(05) |
מכון |
メㇰホーン |
場所の |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(06) |
הר־ |
ハル・ |
山の |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(07) |
ציון |
ツィヨーン |
シオン=乾いた場所=の |
名詞(固有) |
イザヤ書4:5(08) |
ו:על־ |
ヴェ・アル |
そして〜の上に |
接続詞+前置詞 |
イザヤ書4:5(09) |
מקרא:ה |
ミクラエー・ハ |
それの諸々の集会 |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・三人称・女性・単数 |
イザヤ書4:5(10) |
ענן |
アナーン |
雲を |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(11) |
יומם |
ヨマーム |
昼に |
副詞 |
イザヤ書4:5(12) |
ו:עשן |
ヴェ・アシャン |
そして煙を |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(13) |
ו:נגה |
ヴェ・ノーガ |
そして輝きを |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(14) |
אש |
エシュ |
火の |
名詞(普通)・両性・単数 |
イザヤ書4:5(15) |
להבה |
レハヴァー |
炎の |
名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:5(16) |
לילה |
ライラー |
夜は |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(17) |
כי |
キー |
なぜなら〜から |
接続詞 |
イザヤ書4:5(18) |
על־ |
アル・ |
〜の上に |
前置詞 |
イザヤ書4:5(19) |
כל־ |
コル・ |
ことごとく |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(20) |
כבוד |
カヴォード |
栄光の |
名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:5(21) |
חפה |
ㇰフッパー |
天蓋(になる) |
名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:6(01) |
ו:סכה |
ヴェ・スッカー |
そして覆い隠すもの(になるから) |
接続詞+名詞(普通)・女性・単数 |
イザヤ書4:6(02) |
תהיה |
ティフイェー |
[それは]〜[に]なります |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・単数 |
イザヤ書4:6(03) |
ל:צל־ |
レ・ツェル・ |
陰に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:6(04) |
יומם |
ヨマーム |
昼に |
副詞 |
イザヤ書4:6(05) |
מ:חרב |
メ・ㇰホーレヴ |
熱さから |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:6(06) |
ו:ל:מחסה |
ウ・レ・マㇰフセー |
そして避け所に |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:6(07) |
ו:ל:מסתור |
ウ・レ・ミストール |
そして隠れ場所に |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:6(08) |
מ:זרם |
ミ・ッゼーレム |
嵐から |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
イザヤ書4:6(09) |
ו:מ:מטר |
ウ・ミ・ムマタール |
そして雨から |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
日本語訳 |
イザヤ書4章 |
☞1節 |
(文語訳) |
一 その日七人のをんな一人の男にすがりていはん 我儕おのれの糧をくらひ己のころもを着るべし ただ我儕になんぢの名をとなふることを許してわれらの恥をとりのぞけと |
(口語訳) |
一 その日、七人の女がひとりの男にすがって、「わたしたちは自分のパンをたべ、自分の着物を着ます。ただ、あなたの名によって呼ばれることを許して、わたしたちの恥を取り除いてください」と言う。 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 その日ヱホバの枝はさかえて輝かん 地よりなりいづるものの實はすぐれ並うるはしくして逃れのこれるイスラエルのuとなるべし |
(口語訳) |
二 その日、主の枝は麗しく栄え、地の産物はイスラエルの生き残った者の誇、また光栄となる。 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 而してシオンに遣れるもの ヱルサレムにとどまれる者 すべて此等のヱルサレムに存ふる者のなかに錄されたるものは聖ととなへられん |
(口語訳) |
三 そして主が審判の霊と滅亡の霊とをもって、シオンの娘らの汚れを洗い、エルサレムの血をその中から除き去られるとき、シオンに残る者、エルサレムにとどまる者、すべてエルサレムにあって、生命の書にしるされた者は聖なる者ととなえられる。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 そは主さばきするみたまと燒つくす靈とをもてシオンのむすめらの汚をあらひ ヱルサレムの血をその中よりのぞきたまふ期きたるべければなり |
(口語訳) |
四 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 爰にヱホバはシオンの山のすべての住所と もろもろの聚會とのうへに 晝は雲と煙とをつくり夜はほのほの光をつくり給はん あまねく榮のうへに覆庇あるべし |
(口語訳) |
五 その時、主はシオンの山のすべての場所と、そのもろもろの集会との上に、昼は雲をつくり、夜は煙と燃える火の輝きとをつくられる。これはすべての栄光の上にある天蓋であり、あずまやであって、 |
☞6節 |
(文語訳) |
六 また一つの假廬ありて 晝はあつさをふせぐ陰となり 暴風と雨とをさけてかくるる所となるべし |
(口語訳) |
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Office Murakami |