リグ・ヴェーダ
the Rig Veda(英訳Ralph T.H.Griffith, 1896)から第10巻第125章の賛歌を和訳してみました
シヴァ神の妃である女神を讃える歌です
10巻
賛歌125章
ヴァーク
1節
私は進みます
ルドラスとヴァススと共に
アーディティアスと全ての神々と共に
私は歩き回ります
私は高く掲げます
ヴァルナもミトラも
そして一対のアスヴィンスを
2節
私は世話して支えます
高く大きくなるソマを
プサンを
そしてバガを
私は富を積みます
生贄を捧げる熱心な信仰家に
果汁を注ぎ彼の奉納物を捧げる者に
3節
私は女王です
宝を集める者です
最も思慮深い者です
最高の崇拝に値する者です
そのように神々は私に多くの場所を設けました
入れて住まわせる多くの家と共に
4節
私を通してだけ
全ての者は
彼等に与えられる食べ物を食べます
見る者は(見ます)
自由に語られる言葉を聞く者は(聞きます)
彼等はそれを知りません
それでも彼等は私の側に住んでいます
聞きなさい
誰も彼も
真実を
私がそれを宣言する時
5節
真に
私自身がその言葉を告げて言います
神々と人々が同様に歓迎することを
私は人を造ります
私は秀でた力を愛します
私は人を賢人にします
ルシに(します)
そしてブラーマンに(します)
6節
私は弓を引きます
ルドラの為に
彼の矢が信仰を憎む者を打って殺すように
私は人々を奮い立たせて戦いを命じます
そして私は地と天を貫通しました
7節
世界の頂上に
私は父を産みました
私の家は在ります
水の中に
大洋の中に
そこから私は上に差し出します
全ての現存する生き物を
そして向こうの天に触れます
私の額で
8節
私は風と嵐のように強い息をします
同時に私は万物を一緒に集めます
この広い地を超えて
そして天を超えて
私はとても強力になりました
私が偉大な故に
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