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詩編第130編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ |
テヒリーム 讃美 旧約聖書詩編第130編1節〜8節 |
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☞130;1-1 主ヤㇵウェㇵよ、深い所から私はあなたを呼びます |
☞130;3-3 主ヤㇵ、あなたが不正に注目するなら誰が立つことができるか |
☞130;4-4 主ヤㇵウェㇵを私は待ち望みます |
☞130;6-6 私の魂は私の主を待ち望みます |
☞130;7-7 イスラエルよ、主ヤㇵウェㇵに願い望みなさい |
詩編130:1(01) |
שיר |
シール |
歌 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編130:1(02) |
ה:מעלות |
ハ・ムマアロート |
その(都)上りの |
定冠詞+名詞(普通)・女性・複数 |
詩編130:1(03) |
מ:מעמקים |
ミ・ムマアマッキーム |
諸々の深い所から |
前置詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編130:1(04) |
קראתי:ך |
ケラティー・ㇰハ |
[私は]呼びます、あなたを |
動詞・クァル(基本)・完了・一人称・通性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数 |
詩編130:1(05) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=よ |
名詞(固有) |
詩編130:2(01) |
אדני |
アドナイ |
私の主 |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:2(02) |
שמעה |
シムアー |
[あなたは]聞いて下さい |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・単数 |
詩編130:2(03) |
ב:קול:י |
ヴェ・コリ・ィー |
私の声を |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:2(04) |
תהיינה |
ティフイェイナー |
[それらが]〜である(ように) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・複数 |
詩編130:2(05) |
אזני:ך |
アズネイ・ㇰハー |
あなたの両耳が |
名詞(普通)・女性・双数+接尾辞・二人称・男性・単数 |
詩編130:2(06) |
קשבות |
カシュヴォート |
注意深い[ものたち] |
形容詞・女性・複数 |
詩編130:2(07) |
ל:קול |
レ・コール |
声に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編130:2(08) |
תחנוני |
タㇰハヌナイ |
私の諸々の懇願の |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:3(01) |
אם |
イム・ |
もし〜なら |
接続詞 |
詩編130:3(02) |
עונות |
アヴォノート |
諸々の不正を |
名詞(普通)・両性・複数 |
詩編130:3(03) |
תשמר־ |
ティシュマール・ |
[あなたが]注目する |
動詞・クァル(基本)・未完了・二人称・男性・単数 |
詩編130:3(04) |
יה |
ヤ |
主ヤㇵ=在る者= |
名詞(固有) |
詩編130:3(05) |
אדני |
アドナイ |
私の主よ |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:3(06) |
מי |
ミー |
誰が〜か? |
代名詞・疑問 |
詩編130:3(07) |
יעמד |
ヤアモード |
[彼が]立つ(ことができる) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編130:4(01) |
כי |
キー・ |
本当に |
接続詞 |
詩編130:4(02) |
עמ:ך |
イムメ・ㇰハー |
あなたの許に |
前置詞+接尾辞・二人称・男性・単数 |
詩編130:4(03) |
ה:סליחה |
ハ・ッセリㇰハー |
許しが(あります) |
定冠詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編130:4(04) |
למען |
レマアン |
それは〜為に |
接続詞 |
詩編130:4(05) |
תורא |
ティッヴァレー |
[あなたが]畏れられる |
動詞・ニファル(受動)・未完了・二人称・男性・単数 |
詩編130:5(01) |
קויתי |
キッヴィーティ |
[私は]完全に待ち望みます |
動詞・ピエル(強調)・完了・一人称・通性・単数 |
詩編130:5(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=を |
名詞(固有) |
詩編130:5(03) |
קותה |
キッヴェター |
[それは]完全に待ち望みます |
動詞・ピエル(強調)・完了・三人称・女性・単数 |
詩編130:5(04) |
נפש:י |
ナフシ・ィー |
私の魂は |
名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:5(05) |
ו:ל:דבר:ו |
ヴェ・リ・ドヴァロ・ォー |
彼の言葉に |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編130:5(06) |
הוחלתי |
ホㇰハルティー |
[私は]望みを持たせます |
動詞・ヒフィル(使役)・完了・一人称・通性・単数 |
詩編130:6(01) |
נפש:י |
ナフシ・ィー |
私の魂は |
名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:6(02) |
ל:אדני |
ラ・ドナイ |
私の主を(待ち望む) |
前置詞+名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編130:6(03) |
מ:שמרים |
ミ・ショメリーム |
見張る者たちより |
前置詞+動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数 |
詩編130:6(04) |
ל:בקר |
ラ・ッボーケル |
朝を(待ち望む) |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編130:6(05) |
שמרים |
シッメリーム |
見張る者たちが |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数 |
詩編130:6(06) |
ל:בקר |
ラ・ッボーケル |
朝を(待ち望む) |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編130:7(01) |
יחל |
ヤㇰヘール |
[あなたは]完全に望み願いなさい |
動詞・ピエル(強調)・命令・男性・単数 |
詩編130:7(02) |
ישראל |
イィスラエール |
イスラエル=神が支配する=よ |
名詞(固有) |
詩編130:7(03) |
אל־ |
エル・ |
〜に |
前置詞 |
詩編130:7(04) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者= |
名詞(固有) |
詩編130:7(05) |
כי־ |
キー・ |
なぜなら〜から |
接続詞 |
詩編130:7(06) |
עם־ |
イム・ |
〜の許に(ある) |
前置詞 |
詩編130:7(07) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者= |
名詞(固有) |
詩編130:7(08) |
ה:חסד |
ハ・ㇰヘーセド |
その慈しみは |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編130:7(09) |
ו:הרבה |
ヴェ・ハルベー |
そして豊富に |
接続詞+副詞 |
詩編130:7(10) |
עמ:ו |
イムモ・ォー |
彼の許に(ある) |
前置詞+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編130:7(11) |
פדות |
フェドゥート |
贖いは |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編130:8(01) |
ו:הוא |
ヴェ・フー |
そして彼は |
接続詞+代名詞・三人称・男性・単数 |
詩編130:8(02) |
יפדה |
イィフデー |
[彼は]贖います |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編130:8(03) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編130:8(04) |
ישראל |
イィスラエール |
イスラエル=神が支配する= |
名詞(固有) |
詩編130:8(05) |
מ:כל |
ミ・ッコール |
ことごとくから |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編130:8(06) |
עונתי:ו |
アヴォノター・ヴ |
それの諸々の不正の |
名詞(普通)・両性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
日本語訳 |
詩編第130編 |
☞1節 |
(文語訳) |
京まうでの歌 一 あゝヱホバよ われふかき淵より汝をよべり |
(口語訳) |
一 【都もうでの歌】主よ、わたしは深い淵からあなたに呼ばわる。 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 主よねがはくはわが聲をきゝ 汝のみゝをわが懇求のこゑにかたぶけたまへ |
(口語訳) |
二 主よ、どうか、わが声を聞き、あなたの耳をわが願いの声に傾けてください。 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 ヤハよ主よなんぢ若もろもろの不義に目をとめたまはゞ 誰かよく立ことをえんや |
(口語訳) |
三 主よ、あなたがもし、もろもろの不義に/目をとめられるならば、主よ、だれが立つことができましょうか。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 されどなんぢに赦あれば 人におそれかしこまれ給ふべし |
(口語訳) |
四 しかしあなたには、ゆるしがあるので、人に恐れかしこまれるでしょう。 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 我ヱホバを俟望む わが靈魂はまちのぞむ われはその聖言によりて望をいだく |
(口語訳) |
五 わたしは主を待ち望みます、わが魂は待ち望みます。そのみ言葉によって、わたしは望みをいだきます。 |
☞6節 |
(文語訳) |
六 わがたましひは衛士があしたを待にまさり 誠にゑじが旦をまつにまさりて主をまてり |
(口語訳) |
六 わが魂は夜回りが暁を待つにまさり、夜回りが暁を待つにまさって主を待ち望みます。 |
☞7節 |
(文語訳) |
七 イスラエルよヱホバによりて望をいだけ そはヱホバにあはれみあり またゆたかなる救贖あり |
(口語訳) |
七 イスラエルよ、主によって望みをいだけ。主には、いつくしみがあり、また豊かなあがないがあるからです。 |
☞8節 |
(文語訳) |
八 ヱホバはイスラエルをそのもろもろの邪曲よりあがなひたまはん |
(口語訳) |
八 主はイスラエルを/そのもろもろの不義からあがなわれます。 |
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Office Murakami |