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詩編第127編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ |
テヒリーム 讃美 旧約聖書詩編第127編1節〜5節 |
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☞127;1-1 主ヤㇵウェㇵが家を建てないなら空虚に労働します |
☞127;3-3 息子たちは主ヤㇵウェㇵの分け前です |
詩編127:1(01) |
שיר |
シール |
歌 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:1(02) |
ה:מעלות |
ハ・ムマアロート |
その(都)上りの |
定冠詞+名詞(普通)・女性・複数 |
詩編127:1(03) |
ל:שלמה |
リ・シュロモー |
ソロモン=平和=の |
前置詞+名詞(固有) |
詩編127:1(04) |
אם־ |
イム・ |
もし〜なら |
接続詞 |
詩編127:1(05) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=が |
名詞(固有) |
詩編127:1(06) |
לא־ |
ロー・ |
〜ことはない |
否定 |
詩編127:1(07) |
יבנה |
イィヴネー |
[彼が]建てる |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編127:1(08) |
בית |
バイィト |
家を |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:1(09) |
שוא |
シャーヴ |
空虚に |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:1(10) |
עמלו |
アメルー |
[彼等は]労働します |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数 |
詩編127:1(11) |
בוני:ו |
ヴォナ・ヴ |
それを建てる[者たちは] |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編127:1(12) |
ב:ו |
ボー |
それの中で |
前置詞+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編127:1(13) |
אם־ |
イム・ |
もし〜なら |
接続詞 |
詩編127:1(14) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=が |
名詞(固有) |
詩編127:1(15) |
לא־ |
ロー・ |
〜ことはない |
否定 |
詩編127:1(16) |
ישמר־ |
イィシュマル・ |
[彼は]守る |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編127:1(17) |
עיר |
イール |
町を |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編127:1(18) |
שוא |
シャーヴ |
空虚に |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:1(19) |
שקד |
シャカード |
[彼は]見張ります |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編127:1(20) |
שומר |
ショメール |
守る[者は] |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数 |
詩編127:2(01) |
שוא |
シャーヴ |
空虚(です) |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:2(02) |
ל:כם |
ラ・ㇰヘム |
あなたたちにとって |
前置詞+接尾辞・二人称・男性・複数 |
詩編127:2(03) |
משכימי |
マシュキメイ |
早くさせる[者たち] |
動詞・ヒフィル(使役)・分詞・男性・複数 |
詩編127:2(04) |
קום |
クーム |
起きること |
動詞・クァル(基本)・不定詞 |
詩編127:2(05) |
מאחרי־ |
メアㇰハレイ・ |
完全に遅らせる[者たち] |
動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・複数 |
詩編127:2(06) |
שבת |
シェーヴェト |
座ること |
動詞・クァル(基本)・不定詞 |
詩編127:2(07) |
אכלי |
オㇰフレイ |
食べる[者たち] |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数 |
詩編127:2(08) |
לחם |
レーㇰヘム |
パンを |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:2(09) |
ה:עצבים |
ハ・アツァヴィーム |
その苦労の |
定冠詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編127:2(10) |
כן |
ケン |
そのように |
副詞 |
詩編127:2(11) |
יתן |
イィッテン |
[彼は]与えます |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編127:2(12) |
ל:ידיד:ו |
リ・ディド・ォー |
彼の最愛の[者]に |
前置詞+形容詞・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編127:2(13) |
שנא |
シェナー |
眠りを |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編127:3(01) |
הנה |
ヒンネ |
見なさい |
間投詞 |
詩編127:3(02) |
נחלת |
ナㇰハラート |
分け前(です) |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編127:3(03) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=の |
名詞(固有) |
詩編127:3(04) |
בנים |
バニーム |
息子たちは |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編127:3(05) |
שכר |
サㇰハール |
報酬(です) |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:3(06) |
פרי |
ペリー |
実は |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:3(07) |
ה:בטן |
ハ・ッバーテン |
その胎の |
定冠詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編127:4(01) |
כ:חצים |
ケ・ㇰヒツィーム |
諸々の矢のよう(です) |
前置詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編127:4(02) |
ב:יד־ |
ベ・ヤド・ |
手の中の |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編127:4(03) |
גבור |
ギッボール |
力強い[者の] |
形容詞・男性・単数 |
詩編127:4(04) |
כן |
ケン |
確かに |
副詞 |
詩編127:4(05) |
בני |
ベネイ |
息子たちは |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編127:4(06) |
ה:נעורים |
ハ・ンネウリーム |
その青年たちの |
定冠詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編127:5(01) |
אשרי |
アシュレイ |
幸せ者よ |
間投詞 |
詩編127:5(02) |
ה:גבר |
ハ・ッゲーヴェル |
その男は |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編127:5(03) |
אשר |
アシェル |
それは〜者 |
関係詞 |
詩編127:5(04) |
מלא |
ミッレー |
[彼は]完全に満たした |
動詞・ピエル(強調)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編127:5(05) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編127:5(06) |
אשפת:ו |
アシュパト・ォー |
彼の箙 |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編127:5(07) |
מ:הם |
メ・ヘム |
それら(矢)によって |
前置詞+接尾辞・三人称・男性・複数 |
詩編127:5(08) |
לא־ |
ロー・ |
〜ことはありません |
否定 |
詩編127:5(09) |
יבשו |
イェヴォーシュ |
[彼等は]恥じる |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数 |
詩編127:5(10) |
כי־ |
キー・ |
〜時 |
接続詞 |
詩編127:5(11) |
ידברו |
イェダッベルー |
[彼等は]完全に物言う |
動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・複数 |
詩編127:5(12) |
את־ |
エト・ |
〜に |
前置詞 |
詩編127:5(13) |
אויבים |
オイェヴィーム |
敵たち |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編127:5(14) |
ב:שער |
バ・シャーアル |
門において |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
日本語訳 |
詩編第127編 |
☞1節 |
(文語訳) |
ソロモンがよめる京まうでのうた 一 ヱホバ家をたてたまふにあらずば 建るものの勤勞はむなしく ヱホバ城をまもりたまふにあらずば衞士のさめをるは徒勞なり |
(口語訳) |
一 【ソロモンがよんだ都もうでの歌】主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。主が町を守られるのでなければ、守る者のさめているのはむなしい。 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 なんぢら早くおき遲くいねて辛苦の糧をくらふはむなしきなり 斯てヱホバその愛しみたまふものに寢をあたへたまふ |
(口語訳) |
二 あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 みよ子輩はヱホバのあたへたまふ嗣業にして胎の實はその報のたまものなり |
(口語訳) |
三 見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 年壯きころほひの子はますらをの手にある矢のごとし |
(口語訳) |
四 壮年の時の子供は勇士の手にある矢のようだ。 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 矢のみちたる箙をもつ人はさいはひなり かれら門にありて仇とものいふとき恥ることあらじ |
(口語訳) |
五 矢の満ちた矢筒を持つ人はさいわいである。彼は門で敵と物言うとき恥じることはない。 |
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Office Murakami |