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詩編第124編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ כתובים |
テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第124編1節〜8節 |
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☞124;1-1 主ヤㇵウェㇵが私たちの為に居てくれなかったら |
☞124;2-2 主ヤㇵウェㇵが私たちの為に居てくれなかったら |
☞124;6-6 主ヤㇵウェㇵは讃美されますように |
☞124;8-8 主ヤㇵウェㇵの名に私たちの助けは在ります |
詩編124:1(01) |
שיר |
シㇶール |
歌 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編124:1(02) |
ה:מעלות |
ハ・ムマァアロート |
その諸々の上りの |
定冠詞+名詞(普通)・女性・複数 |
詩編124:1(03) |
ל:דוד |
レ・ダヴィード |
ダビデ=最愛の=に(属する) |
前置詞+名詞(固有) |
詩編124:1(04) |
לולי |
ルレイ |
もし〜ことはないなら |
接続詞 |
詩編124:1(05) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=が |
名詞(固有) |
詩編124:1(06) |
ש:היה |
シェ・ハヤー |
[彼が]居た |
関係詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編124:1(07) |
ל:נו |
ラー・ヌー |
私たちの為に |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:1(08) |
יאמר־ |
ヨマール・ |
[彼は]言う(ようにしなさい) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編124:1(09) |
נא |
ナー |
さあ |
間投詞 |
詩編124:1(10) |
ישראל |
イィスラエール |
イスラエル=神が支配する=(よ) |
名詞(固有) |
詩編124:2(01) |
לולי |
ルレイ |
もし〜ことはないなら |
接続詞 |
詩編124:2(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=が |
名詞(固有) |
詩編124:2(03) |
ש:היה |
シェ・ハヤー |
[彼が]居た |
関係詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編124:2(04) |
ל:נו |
ラー・ヌー |
私たちの為に |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:2(05) |
ב:קום |
ベ・クーム |
立つ時 |
前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞 |
詩編124:2(06) |
עלי:נו |
アレイ・ヌー |
私たちに向かって |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:2(07) |
אדם |
アダム |
[男の]人が |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編124:3(01) |
אזי |
アザイ |
その時 |
副詞 |
詩編124:3(02) |
חיים |
ㇰハイィム |
生きている者たちを |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編124:3(03) |
בלעו:נו |
べラウー・ヌー |
[彼等は]飲み込みます、私たちを |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:3(04) |
ב:חרות |
バ・ㇰハロート |
燃え上がる時 |
前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞 |
詩編124:3(05) |
אפ:ם |
アッパー・ム |
彼等の鼻の穴(怒り)が |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数 |
詩編124:3(06) |
ב:נו |
バー・ヌー |
私たちに |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:4(01) |
אזי |
アザイ |
その時 |
副詞 |
詩編124:4(02) |
ה:מים |
ハ・ムマーイィム |
その諸々の水が |
定冠詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編124:4(03) |
שטפו:נו |
シェタフー・ヌー |
[それらが]押し流します、私たちを |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:4(04) |
נחלה |
ナㇰフラー |
急流が |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向 |
詩編124:4(05) |
עבר |
アヴァール |
[それが]越えて行きます |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編124:4(06) |
על־ |
アル・ |
〜の上を |
前置詞 |
詩編124:4(07) |
נפש:נו |
ナフシェー・ヌー |
私たちの体 |
名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:5(01) |
אזי |
アザイ |
その時 |
副詞 |
詩編124:5(02) |
עבר |
アヴァール |
[それが]越えて行きます |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編124:5(03) |
על־ |
アル・ |
〜の上を |
前置詞 |
詩編124:5(04) |
נפש:נו |
ナフシェー・ヌー |
私たちの体 |
名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:5(05) |
ה:מים |
ハ・ムマーイィム |
その諸々の水が |
定冠詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編124:5(06) |
ה:זידונים |
ハ・ッゼイドニーム |
その諸々の高慢の |
定冠詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編124:6(01) |
ברוך |
バルーㇰフ |
讃美される[者](であるように) |
動詞・クァル(基本)・受動分詞・男性・単数 |
詩編124:6(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=は |
名詞(固有) |
詩編124:6(03) |
ש:לא |
シェ・ッロー |
その者は〜ことはありません |
関係詞+否定 |
詩編124:6(04) |
נתנ:נו |
ネタナー・ヌー |
[彼は]与えた、私たちを |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:6(05) |
טרף |
テーレフ |
餌食(として) |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編124:6(06) |
ל:שני:הם |
レシㇶンネイ・ヘム |
彼等の両歯に |
前置詞+名詞(普通)・両性・双数+接尾辞・三人称・男性・複数 |
詩編124:7(01) |
נפש:נו |
ナフシェー・ヌー |
私たちの体は |
名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:7(02) |
כ:צפור |
ケ・ツィッポール |
鳥のように |
前置詞+名詞(普通)・両性・単数 |
詩編124:7(03) |
נמלטה |
ニムレター |
[それは]逃れられました |
動詞・ニファル(受動)・完了・三人称・女性・単数 |
詩編124:7(04) |
מ:פח |
ミ・ッパㇰフ |
罠から |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編124:7(05) |
יוקשים |
ヨクシㇶム |
罠をかける[者たちの] |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数 |
詩編124:7(06) |
ה:פח |
ハ・ッパㇰフ |
その罠は |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編124:7(07) |
נשבר |
ニシュバール |
砕かれた[もの](でした) |
動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・単数 |
詩編124:7(08) |
ו:אנחנו |
ヴァ・アナㇰフヌー |
そして私たちは |
接続詞+代名詞・一人称・通性・複数 |
詩編124:7(09) |
נמלטנו |
ニムラトヌー |
[私たちは]逃れられました |
動詞・ニファル(受動)・完了・一人称・通性・複数 |
詩編124:8(01) |
עזר:נו |
エズレー・ヌー |
私たちの助けは |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編124:8(02) |
ב:שם |
ベ・シェム |
名に(在ります) |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編124:8(03) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=の |
名詞(固有) |
詩編124:8(04) |
עשה |
オーセー |
造った[者](である) |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数 |
詩編124:8(05) |
שמים |
シャマイィム |
諸々の天を |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編124:8(06) |
ו:ארץ |
バ・アーレツ |
そして地を |
接続詞+名詞(普通)・女性・単数 |
日本語訳 |
詩編第124編 |
☞1節 |
(文語訳) |
一 ダビデのよめる京まうでの歌 今イスラエルはいふべし ヱホバもしわれらの方にいまさず |
(口語訳) |
一 【ダビデがよんだ都もうでの歌】今、イスラエルは言え、主がもしわれらの方におられなかったならば、 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 人々われらにさからひて起りたつとき ヱホバもし我儕のかたに在さゞりしならんには |
(口語訳) |
二 人々がわれらに逆らって立ちあがったとき、主がもしわれらの方におられなかったならば、 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 かれらの怒のわれらにむかひておこりし時 われらを生るまゝにて呑しならん |
(口語訳) |
三 彼らの怒りがわれらにむかって燃えたったとき、彼らはわれらを生きているままで、のんだであろう。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 また水はわれらをおほひ 流はわれらの靈魂をうちこえ |
(口語訳) |
四 また大水はわれらを押し流し、激流はわれらの上を越え、 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 高ぶる水はわれらの靈魂をうちこえしならん |
(口語訳) |
五 さか巻く水はわれらの上を越えたであろう。 |
☞6節 |
(文語訳) |
六 ヱホバはほむべきかな 我儕をかれらの齒にわたして嚙くらはせたまはざりき |
(口語訳) |
六 主はほむべきかな。主はわれらをえじきとして/彼らの歯にわたされなかった。 |
☞7節 |
(文語訳) |
七 我儕のたましひは捕鳥者のわなをのがるゝ鳥のごとくにのがれたり 羅はやぶれてわれらはのがれたり |
(口語訳) |
七 われらは野鳥を捕えるわなをのがれる/鳥のようにのがれた。わなは破れてわれらはのがれた。 |
☞8節 |
(文語訳) |
八 われらの助は天地をつくりたまへるヱホバの名にあり |
(口語訳) |
八 われらの助けは天地を造られた主のみ名にある。 |
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Office Murakami |