詩編第117編をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています)
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました ☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年)
詩編全150編
תהרימ  כתובים テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第117編1節〜2節
☞117;1-1 主ヤㇵウェㇵを讃えなさい諸国民の全てよ
☞117;2-2 主ヤㇵウェㇵの真実は永遠ですハレルヤㇵ(あなたたちは褒め讃えなさい主を)
詩編117:1(01) הללו ハレルー [あなたたちは]完全に讃えなさい 動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数
詩編117:1(02) את־ エト・ 〜を 目的
詩編117:1(03) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者= 名詞(固有)
詩編117:1(04) כל־ コール・ ことごとく(よ) 名詞(普通)・男性・単数
詩編117:1(05) גוים ゴイーム 諸々の国民の 名詞(普通)・男性・複数
詩編117:1(06) שבחו:הו シャベㇰフー・フー [あなたたちは]完全に褒め称えなさい、彼を 動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編117:1(07) כל־ コール・ ことごとく(よ) 名詞(普通)・男性・単数
詩編117:1(08) ה:אמים ハ・ウムミム その諸々の部族の 定冠詞+名詞(普通)・女性・複数
詩編117:2(01) כי キー なぜなら〜から 接続詞
詩編117:2(02) גבר ガヴァール [それは]強力である 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
詩編117:2(03) עלי:נו アレイ・ヌー 私たちの上に 前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編117:2(04) חסד:ו ㇰハスド・ォ 彼の慈しみは 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編117:2(05) ו:אמת־ ヴェ・エメト・ 真実は 接続詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編117:2(06) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=の 名詞(固有)
詩編117:2(07) ל:עולם レ・オラム とこしえに(在る) 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編117:2(08) הללו־ ハレルー・ ハレル(あなたたちは完全に褒め讃えなさい) 動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数
詩編117:2(09) יה ヤー ヤㇵ=在る者=を 名詞(固有)
日本語訳 詩編第117編
☞1節
(文語訳) 一 もろもろの國よなんぢらヱホバを讃まつれ もろもろの民よなんぢらヱホバを稱へまつれ
(口語訳) 一 【】もろもろの国よ、主をほめたたえよ。もろもろの民よ、主をたたえまつれ。
☞2節
(文語訳) 二 そはわれらに賜ふその憐憫はおほいなり ヱホバの眞實はとこしへに絶ることなし ヱホバをほめまつれ
(口語訳) 二 われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。主のまことはとこしえに絶えることがない。主をほめたたえよ。
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