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詩編第98編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ כתובים |
テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第98編1節〜9節 |
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☞98;1-1 主ヤㇵウェㇵに新しい歌を歌いなさい |
☞98;2-2 主ヤㇵウェㇵは彼の救いを知らせました |
☞98;3-3 地の果ての全ては私たちの神(エロヘイ)の救いを見ました |
☞98;4-4 全地よ主ヤㇵウェㇵに喜びの叫び声を上げなさい |
☞98;5-5 主ヤㇵウェㇵに褒め歌いなさい |
☞98;6-6 王である主ヤㇵウェㇵの前に喜びの叫び声を上げなさい |
☞98;9-9 主ヤㇵウェㇵの前で何故なら彼は地を裁く為に来るから |
詩編98:1(01) |
מזמור |
ミズモール |
讃美歌 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:1(02) |
שירו |
シㇶール |
[あなたたちは]歌いなさい |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・複数 |
詩編98:1(03) |
ל:יהוה |
ラ・ァドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=に |
前置詞+名詞(固有) |
詩編98:1(04) |
שיר |
シㇶール |
歌を |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:1(05) |
חדש |
ㇰハダーシュ |
新しい[もの] |
形容詞・男性・単数 |
詩編98:1(06) |
כי־ |
キー・ |
なぜなら〜から |
接続詞 |
詩編98:1(07) |
נפלאות |
ニフラオート |
不思議とされる[諸々のことを] |
動詞・ニファル(受動)・分詞・女性・複数 |
詩編98:1(08) |
עשה |
アサー |
[彼は]実行した |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編98:1(09) |
הושיעה־ |
ホシㇶーアー・ |
[それは]勝利を与えさせました |
動詞・ヒフィル(使役)・完了・三人称・女性・単数 |
詩編98:1(10) |
ל:ו |
ロ・ォ |
彼に |
前置詞+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:1(11) |
ימינ:ו |
イェミノ・ォ |
彼の右手は |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:1(12) |
ו:זרוע |
ウ・ゼローア |
そして腕は |
接続詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:1(13) |
קדש:ו |
カドショ・ォー |
彼の聖の |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:2(01) |
הודיע |
ホディーア |
[彼は]知らさせました |
動詞・ヒフィル(使役)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編98:2(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=は |
名詞(固有) |
詩編98:2(03) |
ישועת:ו |
イェシュアト・ォー |
彼の救いを |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:2(04) |
ל:עיני |
レ・エイネイ |
両目に |
前置詞+名詞(普通)・両性・双数 |
詩編98:2(05) |
ה:גוים |
ハ・ッゴイィム |
その諸国民の |
定冠詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編98:2(06) |
גלה |
ギッラー |
[彼は]完全に明らかにしました |
動詞・ピエル(強調)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編98:2(07) |
צדקת:ו |
ツィドカト・ォー |
彼の義を |
名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:3(01) |
זכר |
ザㇰハール |
[彼は]心に留めました |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編98:3(02) |
חסד:ו |
ㇰハスド・ォ |
彼の慈しみを |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:3(03) |
ו:אמונת:ו |
ヴェ・エムナト・ォ |
そして彼の真実を |
接続詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:3(04) |
ל:בית |
レ・ヴェイト |
家に対して |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:3(05) |
ישראל |
イィスラエール |
イスラエル=神が支配する=の |
名詞(固有) |
詩編98:3(06) |
ראו |
ラァウー |
[彼等は]見ました |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数 |
詩編98:3(07) |
כל־ |
ㇰホル・ |
ことごとくは |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:3(08) |
אפסי־ |
アフセイ・ |
諸々の果ての |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編98:3(09) |
ארץ |
アーレツ |
地の |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:3(10) |
את |
エト |
〜を |
目的 |
詩編98:3(11) |
ישועת |
イェシュアト |
救い |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:3(12) |
אלהי:נו |
エロヘイ・ヌー |
私たちの神[々]の |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数 |
詩編98:4(01) |
הריעו |
ハリウー |
[あなたたちは](喜びの)叫び声を上げさせなさい |
動詞・ヒフィル(使役)・命令・男性・複数 |
詩編98:4(02) |
ל:יהוה |
ラ・ァドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=に |
前置詞+名詞(固有) |
詩編98:4(03) |
כל־ |
コル・ |
ことごとく(よ) |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:4(04) |
ה:ארץ |
ハ・アーレツ |
その地の |
定冠詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:4(05) |
פצחו |
ピツㇰフー |
[あなたたちは](大声を)発しなさい |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・複数 |
詩編98:4(06) |
ו:רננו |
ヴェ・ランネヌー |
そして[あなたたちは]完全に喜び歌いなさい |
接続詞+動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数 |
詩編98:4(07) |
ו:זמרו |
ヴェ・ザムメールー |
そして[あなたたちは]完全に褒め歌いなさい |
接続詞+動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数 |
詩編98:5(01) |
זמרו |
ザムメルー |
[あなたたちは]完全に褒め歌いなさい |
動詞・ピエル(強調)・命令・男性・複数 |
詩編98:5(02) |
ל:יהוה |
ラ・ァドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=に |
前置詞+名詞(固有) |
詩編98:5(03) |
ב:כנור |
ベ・ㇰヒンノール |
琴によって |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:5(04) |
ב:כנור |
ベ・ㇰヒンノール |
琴によって |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:5(05) |
ו:קול |
ヴェ・コル |
そして声(によって) |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:5(06) |
זמרה |
ズィムラー |
歌の |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:6(01) |
ב:חצצרות |
バ・ㇰハツォツロート |
諸々の喇叭によって |
前置詞+名詞(普通)・女性・複数 |
詩編98:6(02) |
ו:קול |
ヴェ・コル |
そして音(によって) |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:6(03) |
שופר |
ショファール |
角笛の |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:6(04) |
הריעו |
ハリウー |
[あなたたちは](喜びの)叫び声を上げさせなさい |
動詞・ヒフィル(使役)・命令・男性・複数 |
詩編98:6(05) |
ל:פני |
リ・フネイ |
〜の[諸々の]前で |
前置詞+名詞(普通)・両性・複数 |
詩編98:6(06) |
ה:מלך |
ハ・ムメーレㇰフ |
その王 |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:6(07) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=(である) |
名詞(固有) |
詩編98:7(01) |
ירעם |
イィルアム |
[それは]どよめく(ようにしなさい) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編98:7(02) |
ה:ים |
ハ・ヤム |
その海は |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:7(03) |
ו:מלא:ו |
ウ・メロオ・ォ |
そしてそれに満ちるものは |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編98:7(04) |
תבל |
テヴェール |
世界は |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:7(05) |
ו:ישבי |
ヴェ・ヨーシェヴェイ |
そして住む[者たちは] |
接続詞+動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数 |
詩編98:7(06) |
ב:ה |
ヴ・ァ |
それの中に |
前置詞+接尾辞・三人称・女性・単数 |
詩編98:8(01) |
נהרות |
ネハロート |
諸々の川は |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編98:8(02) |
ימחאו־ |
イィムㇰハーウー・ |
[それらは]叩く(ようにしなさい) |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数 |
詩編98:8(03) |
כף |
ㇰハフ |
掌を |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:8(04) |
יחד |
ヤーㇰハド |
一緒に |
副詞 |
詩編98:8(05) |
הרים |
ハリーム |
山々は |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編98:8(06) |
ירננו |
イェランネーヌー |
[それらは]完全に喜び歌う(ようにしなさい) |
動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・複数 |
詩編98:9(01) |
ל:פני־ |
リ・フネイ・ |
〜の[諸々の]前で |
前置詞+名詞(普通)・両性・複数 |
詩編98:9(02) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者= |
名詞(固有) |
詩編98:9(03) |
כי |
キー |
なぜなら〜から |
接続詞 |
詩編98:9(04) |
בא |
ヴァー |
[彼は]来る |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数 |
詩編98:9(05) |
ל:שפט |
リ・ィシュポト |
裁く為 |
前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞 |
詩編98:9(06) |
ה:ארץ |
ハ・アーレツ |
その地を |
定冠詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:9(07) |
ישפט־ |
イィシュポト・ |
[彼は]裁きます |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編98:9(08) |
תבל |
テヴェール |
世界を |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編98:9(09) |
ב:צדק |
ベ・ツェーデク |
義によって |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編98:9(10) |
ו:עמים |
ヴェ・アムミム |
そして諸々の民を |
接続詞+名詞(普通)・男性・複数 |
詩編98:9(11) |
ב:מישרים |
ベ・メイシャリーム |
公平に |
前置詞+名詞(普通)・男性・複数 |
日本語訳 |
詩編第98編 |
☞1節 |
(文語訳) |
一 歌なり あたらしき歌をヱホバにむかひてうたへ そは妙なる事をおこなひその右の手そのきよき臂をもて 己のために救をなし畢たまへり |
(口語訳) |
一 【歌】新しき歌を主にむかってうたえ。主はくすしきみわざをなされたからである。その右の手と聖なる腕とは、おのれのために勝利を得られた。 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 ヱホバはそのすくひを知しめ その義をもろもろの國人の目のまへにあらはし給へり |
(口語訳) |
二 主はその勝利を知らせ、その義をもろもろの国民の前にあらわされた。 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 又その憐憫と眞實とをイスラエルの家にむかひて記念したまふ地の極もことごとくわが~のすくひを見たり |
(口語訳) |
三 主はそのいつくしみと、まこととを/イスラエルの家にむかって覚えられた。地のもろもろのはては、われらの神の勝利を見た。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 全地よヱホバにむかひて歡ばしき聲をあげよ聲をはなちてよろこびうたへ讃うたへ |
(口語訳) |
四 全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。声を放って喜び歌え、ほめうたえ。 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 琴をもてヱホバをほめうたへ 琴の音と歌のこゑとをもてせよ |
(口語訳) |
五 琴をもって主をほめうたえ。琴と歌の声をもってほめうたえ。 |
☞6節 |
(文語訳) |
六 ラッパと角笛をふきならし 王ヱホバのみまへによろこばしき聲をあげよ |
(口語訳) |
六 ラッパと角笛の音をもって/王なる主の前に喜ばしき声をあげよ。 |
☞7節 |
(文語訳) |
七 海とそのなかに盈るもの 世界とせかいにすむものと鳴響むべし |
(口語訳) |
七 海とその中に満ちるもの、世界とそのうちに住む者とは鳴りどよめけ。 |
☞8節 |
(文語訳) |
八 大水はその手をうち もろもろの山はあひともにヱホバの前によろこびうたふべし |
(口語訳) |
八 大水はその手を打ち、もろもろの山は共に主のみ前に喜び歌え。 |
☞9節 |
(文語訳) |
九 ヱホバ地をさばかんために來りたまへばなり ヱホバ義をもて世界をさばき 公平をもてもろもろの民をさばきたまはん |
(口語訳) |
九 主は地をさばくために来られるからである。主は義をもって世界をさばき、公平をもってもろもろの民をさばかれる。 |
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Office Murakami |