詩編第67編をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています)
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました ☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年)
詩編全150編
תהרימ テヒリーム 讃美 旧約聖書詩編第67編1節〜8節
☞67;2-2 神が私たちに恵みを与え、祝福するように
☞67;4-4 神よ、諸々の民があなたを褒め称えるように
☞67;6-6 神よ、諸々の民があなたを褒め称えるように
☞67;7-7 私たちの神は私たちを祝福するように
☞67;8-8 神は私たちを祝福するように
詩編67:1(01) ל:מנצח ラ・ムナツェーアㇰフ 歌を完全に指揮する者による 前置詞+動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・単数
詩編67:1(02) ב:נגינת ビ・ンギノート 諸々の伴奏において 前置詞+名詞(普通)・女性・複数
詩編67:1(03) מזמור ミズモール 讃美歌 名詞(普通)・男性・単数
詩編67:1(04) שיר シール 名詞(普通)・男性・単数
詩編67:2(01) אלהים エロヒーム 神[々]が 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:2(02) יחנ:נו イェㇰハンネー・ヌ [彼が]恵みを与える(ように)、私たちに 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編67:2(03) ו:יברכ:נו ヴィヴァレヘー・ヌ そして[彼が]完全に祝福する(ように)、私たちを 接続詞+動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編67:2(04) יאר ヤエール [彼が]輝かせる(ように) 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・単数
詩編67:2(05) פני:ו パナー・ヴ 彼の顔を 名詞(普通)・両性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編67:2(06) את:נו イッター・ヌ 私たちに向けて 前置詞+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編67:2(07) סלה セーラ セラ 間投詞
詩編67:3(01) ל:דעת ラ・ダーアト 知るため 前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞
詩編67:3(02) ב:ארץ バ・アーレツ 地において 前置詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編67:3(03) דרכ:ך ダルケー・ㇰハ あなたの道を 名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編67:3(04) ב:כל־ ベ・ㇰホル・ ことごとくの中で 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編67:3(05) גוים ゴイィム 異邦の民族たちの 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:3(06) ישועת:ך イェシュアテー・ㇰハ あなたの救いを 名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編67:4(01) יודו:ך ヨドゥー・ㇰハ [彼等が]褒め称えさせる(ように)、あなたを 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編67:4(02) עמים アムミム 諸々の民が 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:4(03) אלהים エロヒーム 神[々]よ 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:4(04) יודו:ך ヨドゥー・ㇰハ [彼等が]褒め称えさせる(ように)、あなたを 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編67:4(05) עמים アムミム 諸々の民が 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:4(06) כל:ם クッラ・ム 彼等のことごとくが 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編67:5(01) ישמחו イィスメㇰフー [彼等は]喜びます 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編67:5(02) ו:ירנ:נו ヴィ・ランネ・ヌー そして[彼等は]完全に喜び歌います 接続詞+動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・複数
詩編67:5(03) לאמים レウミム 諸々の国の民は 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:5(04) כי־ キー・ なぜなら〜から 接続詞
詩編67:5(05) תשפט ティシュポト [あなたは]裁く 動詞・クァル(基本)・未完了・二人称・男性・単数
詩編67:5(06) עמים アムミム 諸々の民を 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:5(07) מישור ミショール 公平に 名詞(普通)・男性・単数
詩編67:5(08) ו:לאמים ウ・レウミム 諸々の国の民を 接続詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編67:5(09) ב:ארץ バ・アーレツ 地の中で 前置詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編67:5(10) תנחם タンㇰヘム [あなたは]導かせる、彼等を 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・二人称・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編67:5(11) סלה セーラ セラ 間投詞
詩編67:6(01) יודו:ך ヨドゥー・ㇰハ [彼等が]褒め称えさせる(ように)、あなたを 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編67:6(02) עמים アムミム 諸々の民が 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:6(03) אלהים エロヒーム 神[々]よ 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:6(04) יודו:ך ヨドゥー・ㇰハ [彼等が]褒め称えさせる(ように)、あなたを 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編67:6(05) עמים アムミム 諸々の民が 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:6(06) כל:ם クッラ・ム 彼等のことごとくが 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編67:7(01) ארץ エーレツ 地は 名詞(普通)・女性・単数
詩編67:7(02) נתנה ナテナー [それは]与えます 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・女性・単数
詩編67:7(03) יבול:ה イェヴラ・ァ それの実りを 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・女性・単数
詩編67:7(04) יברכ:נו イェヴァレㇰヘー・ヌ [彼は]完全に祝福する(ように)、私たちを 動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編67:7(05) אלהים エロヒーム 神[々]は 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:7(06) אלהי:נו エロヘイ・ヌー 私たちの神[々]は 名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編67:8(01) יברכ:נו イェヴァレㇰヘー・ヌ [彼は]完全に祝福する(ように)、私たちを 動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・複数
詩編67:8(02) אלהים エロヒーム 神[々]は 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:8(03) ו:ייראו ヴェ・イィルウー そして[それらは]恐れる(ように) 接続詞+動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編67:8(04) את:ו オト・ォー 彼を 目的+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編67:8(05) כל־ コル・ ことごとくは 名詞(普通)・男性・単数
詩編67:8(06) אפסי־ アフセイ・ 諸々の果ての 名詞(普通)・男性・複数
詩編67:8(07) ארץ アーレツ 地の 名詞(普通)・女性・単数
日本語訳 詩編第67編
☞1節
(文語訳) 琴にあはせて伶長にうたはしめたる歌なり 讃美なり
(口語訳) 一 聖歌隊の指揮者によって琴にあわせてうたわせた歌、さんび
☞2節
(文語訳) 一 ねがはくは~われらをあはれみ われらをさきはひてその聖顏をわれらのうへに照したまはんことを セラ
(口語訳) 二 どうか、神がわれらをあわれみ、われらを祝福し、そのみ顔をわれらの上に照されるように。〔セラ
☞3節
(文語訳) 二 此はなんぢの途のあまねく地にしられ なんぢの救のもろもろの國のうちに知れんがためなり
(口語訳) 三 これはあなたの道があまねく地に知られ、あなたの救の力がもろもろの国民のうちに/知られるためです。
☞4節
(文語訳) 三 かみよ庶民はなんぢに感謝し もろもろの民はみな汝をほめたゝへん
(口語訳) 四 神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。
☞5節
(文語訳) 四 もろもろの國はたのしみ又よろこびうたふべし なんぢは直をもて庶民をさばき地のうへなる萬の國ををさめたまふべければなり セラ
(口語訳) 五 もろもろの国民を楽しませ、また喜び歌わせてください。あなたは公平をもってもろもろの民をさばき、地の上なるもろもろの国民を導かれるからです。〔セラ
☞6節
(文語訳) 五 ~よたみらはなんぢに感謝し もろもろの民はみな汝をほめたゝへん
(口語訳) 六 神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。
☞7節
(文語訳) 六 地は物をいだせり ~わが~はわれらをbミたまはん
(口語訳) 七 地はその産物を出しました。神、われらの神はわれらを祝福されました。
☞8節
(文語訳) 七 ~われらをさきはひたまふべし かくて地のもろもろの極ことごとく~をおそれん
(口語訳) 八 神はわれらを祝福されました。地のもろもろのはてにことごとく/神を恐れさせてください。
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