詩編第49編をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています)
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました ☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年)
詩編全150編
תהרימ  כתובים テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第49編1節〜21節
☞49;8-8 人は神(エロヒーム)に身代金を与えることは出来ません
☞49;16-16 神(エロヒーム)は私の魂を黄泉の手から贖います
詩編49:1(01) ל:מנצח ラ・ムナツェーアㇰフ 歌を完全に指揮する[者]に(任せた) 前置詞+動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・単数
詩編49:1(02) ל:בני־ リ・ヴネイ・ 息子たちに(属する) 前置詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編49:1(03) קרח コーラㇰフ コラ=禿げ頭の=の 名詞(固有)
詩編49:1(04) מזמור ミズモール 讃美歌 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:2(01) שמעו־ シムウー・ [あなたたちは]聞きなさい 動詞・クァル(基本)・命令・男性・複数
詩編49:2(02) זאת ゾート この[ことを] 形容詞・女性・単数
詩編49:2(03) כל־ コル・ ことごとく(よ) 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:2(04) ה:עמים ハ・アムミーム その民たちの 定冠詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編49:2(05) האזינו ハアズィーヌー [あなたたちは]耳を傾けさせなさい 動詞・ヒフィル(使役)・命令・男性・複数
詩編49:2(06) כל־ コル・ ことごとく(よ) 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:2(07) ישבי ヨシェヴェイ 住む[者たちの] 動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数
詩編49:2(08) חלד ㇰハーレド この世に 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:3(01) גם־ ガム・ 〜も 接続詞
詩編49:3(02) בני ベネイ 息子たち 名詞(普通)・男性・複数
詩編49:3(03) אדם アダム (普通の)[男の]人の 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:3(04) גם־ ガム・ 〜も 接続詞
詩編49:3(05) בני־ ベネイ・ 息子たち 名詞(普通)・男性・複数
詩編49:3(06) איש イーシュ (偉大な)[男の]人の 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:3(07) יחד ヤーㇰハド 一緒に 副詞
詩編49:3(08) עשיר アシール 金持ちの[者は] 形容詞・男性・単数
詩編49:3(09) ו:אביון ヴェ・エヴヨーン そして困窮の[者は] 接続詞+形容詞・男性・単数
詩編49:4(01) פ:י ピ・ィ 私の口は 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:4(02) ידבר イェダッベール [それは]完全に語ります 動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:4(03) חכמות ㇰハㇰフモート 知恵を 名詞(普通)・女性・単数
詩編49:4(04) ו:הגות ヴェ・ハグート 熟考は 接続詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編49:4(05) לב:י リッビ・ィ 私の心の 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:4(06) תבונות テヴノート 諸々の知性を 名詞(普通)・女性・複数
詩編49:5(01) אטה アッテー [私は]傾けさせます 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・一人称・通性・単数
詩編49:5(02) ל:משל レ・マシャール 諺に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:5(03) אזנ:י アズニ・ィ 私の耳を 名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:5(04) אפתח エフタㇰフ [私は]解き放ちます 動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数
詩編49:5(05) ב:כנור ベ・ㇰヒンノール 琴によって 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:5(06) חידת:י ㇰヒダテ・ィ 私の謎を 名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:6(01) ל:מה ラ・ムマー 何故に(〜)か? 前置詞+代名詞・
詩編49:6(02) אירא イラー [私は]恐れる 動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数
詩編49:6(03) ב:ימי ビ・メイ 日々に 前置詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編49:6(04) רע ラー 災いの[時] 形容詞・男性・単数
詩編49:6(05) עון アヴォン 不正を 名詞(普通)・両性・単数
詩編49:6(06) עקב:י アケヴァ・イ 私の悪党たちの 名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:6(07) יסוב:ני イェスベー・ニー [彼等は]包囲する、私を 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:7(01) ה:בטחים ハ・ッボテㇰヒーム その頼る[者たち](です) 定冠詞+動詞・クァル(基本)・分詞・男性・複数
詩編49:7(02) על־ アル・ 〜の上に 前置詞
詩編49:7(03) חיל:ם ㇰヘイラー・ム 彼等の富 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:7(04) ו:ב:רב ウ・ヴェ・ロヴ そして多さによって 接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:7(05) עשר:ם アシュラ・ム 彼等の富の 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:7(06) יתהללו イィトハッラールー [彼等は]自分自身を誇らさせます 動詞・ヒトパエル(再帰)・未完了・三人称・男性・複数
詩編49:8(01) אח アㇰフ 兄弟を 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:8(02) לא־ ロー・ 〜ことはありません 否定
詩編49:8(03) פדה ファドー (完全に)贖うこと 動詞・クァル(基本)・不定詞
詩編49:8(04) יפדה イィフデー [彼は]贖う(ことが出来る) 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:8(05) איש イーシュ [男の]人は 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:8(06) לא־ ロー・ 〜ことはありません 否定
詩編49:8(07) יתן イィッテン [彼は]与える(ことが出来る) 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:8(08) ל:אלהים レ・ェロヒーム 神[々]に 前置詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編49:8(09) כפר:ו カフロ・ォ 彼の身代金を 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:9(01) ו:יקר ヴェ・イェカル そして[それは]高価です 接続詞+動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:9(02) פדיון ピドヨン 買戻し金は 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:9(03) נפש:ם ナフシャー・ム 彼等の魂の 名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:9(04) ו:חדל ヴェ・ㇰハダル そして[それは]なされません 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
詩編49:9(05) ל:עולם レ・オラム とこしえに 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:10(01) ו:יחי־ ヴィ・ㇰヒー・ そして[彼は]生きる(だろうか) 接続詞+動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:10(02) עוד オード 更に 副詞
詩編49:10(03) ל:נצח ラ・ネーツァㇰフ 永遠に渡って 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:10(04) לא ロー 〜ことはない(だろうか) 否定
詩編49:10(05) יראה イィルエー [彼は]見る 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:10(06) ה:שחת ハ・シャーㇰハト その墓穴を 定冠詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編49:11(01) כי キー なぜなら〜から 接続詞
詩編49:11(02) יראה イィルエー [彼は]見る 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:11(03) חכמים ㇰハㇰハミーム 賢い[者たちが] 形容詞・男性・複数
詩編49:11(04) ימותו ヤムーツー [彼等が]死ぬ 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編49:11(05) יחד ヤーㇰハド 一緒に 副詞
詩編49:11(06) כסיל ケシール 愚か者が 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:11(07) ו:בער ヴァヴァーアル そして獣のような[者が] 接続詞+形容詞・男性・単数
詩編49:11(08) יאבדו ヨヴェードゥー [彼等が]滅びる 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編49:11(09) ו:עזבו ヴェ・アーゼヴゥー そして[彼等は]残します 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数
詩編49:11(10) ל:אחרים ラ・アㇰヘリーム 他の[者たち]に 前置詞+形容詞・男性・複数
詩編49:11(11) חיל:ם ㇰヘイラー・ム 彼等の富を 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:12(01) קרב:ם キルバ・ム 彼等の内(心)は 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:12(02) בתי:מו バッテイ・モー 彼等の諸々の家は 名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:12(03) ל:עולם レ・オラム とこしえに(続く) 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:12(04) משכנת:ם ミシュケノター・ム 彼等の諸々の住まいは 名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:12(05) ל:דר レ・ドール 世代〜に(渡る) 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:12(06) ו:דר ヴァ・ドール そして世代 接続詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:12(07) קראו カーレウー [彼等は]呼びます 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数
詩編49:12(08) ב:שמות:ם ヴィ・シュモタ・ム 彼等の諸々の名を 前置詞+名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:12(09) עלי アレイ 〜の上に 前置詞
詩編49:12(10) אדמות アダモート 諸々の土地 名詞(普通)・女性・複数
詩編49:13(01) ו:אדם ヴェ・アダム そして[男の]人は 接続詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:13(02) ב:יקר ビ・カル 栄誉の中に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:13(03) בל־ バル・ 〜ことはありません 副詞
詩編49:13(04) ילין ヤリン [彼は]留まる 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:13(05) נמשל ニムシャル [彼は]例えられます 動詞・ニファル(受動)・完了・三人称・男性・単数
詩編49:13(06) כ:בהמות カ・ッベヘモート 諸々の獣のように 前置詞+名詞(普通)・女性・複数
詩編49:13(07) נדמו ニドムー [彼等は]滅ぼされる 動詞・ニファル(受動)・完了・三人称・通性・複数
詩編49:14(01) זה ゼー この[こと] 形容詞・男性・単数
詩編49:14(02) דרכ:ם ダルカ・ム 彼等の道は 名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:14(03) כסל ケーセル 愚か(です) 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:14(04) ל:מו ラー・モー 彼等〜にとって 前置詞+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:14(05) ו:אחרי:הם ヴェ・アㇰハレイ・ヘム そして彼等の後 接続詞+前置詞+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:14(06) ב:פי:הם ベ・フィ・ヘム 彼等の口に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:14(07) ירצו イィルツー [彼等は]満足する 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編49:14(08) סלה セーラ セラ 間投詞
詩編49:15(01) כ:צאן カ・ツォン 羊の群れのように 前置詞+名詞(普通)・両性・単数
詩編49:15(02) ל:שאול リ・シュオール 黄泉に 前置詞+名詞(普通)・両性・単数
詩編49:15(03) שתו シャットゥー [彼等は]入ります 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数
詩編49:15(04) מות マーヴェト 死が 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:15(05) ירע:ם イィルエ・ム [それが]牧します、彼等を 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:15(06) ו:ירדו ヴァ・イィルドゥ そして[彼等が]支配します 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・複数
詩編49:15(07) ב:ם ヴァ・ム 彼等を 前置詞+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:15(08) ישרים イェシャリーム 真っ直ぐな[者たちが] 形容詞・男性・複数
詩編49:15(09) ל:בקר ラ・ッボーケル 朝に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:15(10) ו:ציר:ם ヴェ・ツイラ・ム そして彼等の像を 接続詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編49:15(11) ל:בלות レ・ヴァッロート 完全にぼろぼろにすること(になります) 前置詞+動詞・ピエル(強調)・不定詞
詩編49:15(12) שאול シェオール 黄泉が 名詞(普通)・両性・単数
詩編49:15(13) מ:זבל ミ・ッゼヴゥル 住まいから 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:15(14) ל:ו ロ・ォ それに(属する) 前置詞+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:16(01) אך־ アㇰフ しかしながら 副詞
詩編49:16(02) אלהים エロヒーム 神[々]は 名詞(普通)・男性・複数
詩編49:16(03) יפדה イィフデー [彼は]贖います 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:16(04) נפש:י ナフシㇶ・ィ 私の魂を 名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:16(05) מ:יד־ ミ・ヤド・ 手から 前置詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編49:16(06) שאול シェオール 黄泉の 名詞(普通)・両性・単数
詩編49:16(07) כי キー なぜなら〜から 接続詞
詩編49:16(08) יקח:ני イィッカㇰヘー・ニー [彼は]受け入れる、私を 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編49:16(09) סלה セーラ セラ 間投詞
詩編49:17(01) אל־ アル・ 〜ことはない(ようにしなさい) 副詞
詩編49:17(02) תירא ティラー [あなたは]恐れる 動詞・クァル(基本)・未完了・二人称・男性・単数
詩編49:17(03) כי־ キー・ それは〜時 接続詞
詩編49:17(04) יעשר ヤァアシㇶール [彼が]富まさせる 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:17(05) איש イーシュ [男の]人が 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:17(06) כי־ キー・ それは〜時 接続詞
詩編49:17(07) ירבה イィルベー [それが]増す 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:17(08) כבוד ケヴォド 栄華が 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:17(09) בית:ו ベイト・ォ 彼の家の 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:18(01) כי キー なぜなら〜から 接続詞
詩編49:18(02) לא ロー・ 〜ことはない 否定
詩編49:18(03) ב:מות:ו ヴェ・モト・ォ 彼の死の時に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:18(04) יקח イィッカㇰフ [彼は]持って行く 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:18(05) ה:כל ハ・ッコール そのことごとくを 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:18(06) לא־ ロー・ 〜ことはない 否定
詩編49:18(07) ירד イェーレド [それは]下って行く 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:18(08) אחרי:ו アㇰハラー・ヴ 彼の後ろに 前置詞+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:18(09) כבוד:ו ケヴォド・ォー 彼の栄華は 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:19(01) כי־ キー・ それは〜としても 接続詞
詩編49:19(02) נפש:ו ナフショ・ォ 彼の魂は 名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:19(03) ב:חיי:ו ベ・ㇰハヤー・ヴ 彼の諸々の生存期間中 前置詞+名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:19(04) יברך イェヴァレㇰフ [それは]完全に祝福する 動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:19(05) ו:יוד:ך ヴェ・ヨドゥー・ㇰハ そして[それは]褒め称えさせる、あなたを 接続詞+動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編49:19(06) כי־ キー・ それは〜こと 接続詞
詩編49:19(07) תיטיב テイティヴ [あなたは]善を為させる 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・二人称・男性・単数
詩編49:19(08) ל:ך ラ・ㇰフ あなたに 前置詞+接尾辞・二人称・女性・単数
詩編49:20(01) תבוא タヴォー [それは]入ります 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・単数
詩編49:20(02) עד־ アド・ 〜まで 前置詞
詩編49:20(03) דור ドール 世代 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:20(04) אבותי:ו アヴォター・ヴ 彼の父祖たちの 名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編49:20(05) עד־ アド・ 〜まで 前置詞
詩編49:20(06) נצח ネーツァㇰフ とこしえ 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:20(07) לא ロー・ 〜ことはありません 否定
詩編49:20(08) יראו־ イィルウー・ [彼等は]見る 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編49:20(09) אור オール 光を 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:21(01) אדם アダム [男の]人は 名詞(普通)・男性・単数
詩編49:21(02) ב:יקר ビ・カル 栄華の中に(居て) 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編49:21(03) ו:לא ヴェ・ロー そして〜ことはありません 接続詞+否定
詩編49:21(04) יבין ヤヴィーン [彼は]悟る 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編49:21(05) נמשל ニムシャル [彼は]例えられます 動詞・ニファル(受動)・完了・三人称・男性・単数
詩編49:21(06) כ:בהמות カ・ッベヘモート 諸々の獣のように 前置詞+名詞(普通)・女性・複数
詩編49:21(07) נדמו ニドムー [彼等は]滅ぼされる 動詞・ニファル(受動)・完了・三人称・通性・複数
日本語訳 詩編第49編
☞1節
(文語訳) 伶長にうたはしめたるコラの子のうた
(口語訳) 一 聖歌隊の指揮者によってうたわせたコラの子の歌
☞2節
(文語訳) 一 二 もろもろの民よきけ賤きも貴きも富るも貧きもすべて地にすめる者よ なんぢらともに耳をそばだてよ
(口語訳) 二 もろもろの民よ、これを聞け、すべて世に住む者よ、耳を傾けよ。
☞3節
(文語訳) 一 二 もろもろの民よきけ賤きも貴きも富るも貧きもすべて地にすめる者よ なんぢらともに耳をそばだてよ
(口語訳) 三 低きも高きも、富めるも貧しきも、共に耳を傾けよ。
☞4節
(文語訳) 三 わが口はかしこきことをかたり わが心はさときことを思はん
(口語訳) 四 わが口は知恵を語り、わが心は知識を思う。
☞5節
(文語訳) 四 われ耳を喩言にかたぶけ琴をならしてわが幽玄なる語をときあらはさん
(口語訳) 五 わたしは耳をたとえに傾け、琴を鳴らして、わたしのなぞを解き明かそう。
☞6節
(文語訳) 五 わが踵にちかゝる不義のわれを打圍むわざはひの日もいかで懼るゝことあらんや
(口語訳) 六 わたしをしえたげる者の不義が/わたしを取り囲む悩みの日に、どうして恐れなければならないのか。
☞7節
(文語訳) 六 おのが富をたのみ財おほきを誇るもの
(口語訳) 七 彼らはおのが富をたのみ、そのたからの多いのを誇る人々である。
☞8節
(文語訳) 七 たれ一人おのが兄弟をあがなふことあたはず之がために贖價を~にさゝげ
(口語訳) 八 まことに人はだれも自分をあがなうことはできない。そのいのちの価を神に払うことはできない。
☞9節
(文語訳) 八 九 之をとこしへに生存へしめて朽ざらしむることあたはず(靈魂をあがなふには費いとおほくして此事をとこしへに捨置ざるを得ざればなり)
(口語訳) 九 とこしえに生きながらえて、墓を見ないために/そのいのちをあがなうには、あまりに価高くて、それを満足に払うことができないからである。
☞10節
(文語訳) 八 九 之をとこしへに生存へしめて朽ざらしむることあたはず(靈魂をあがなふには費いとおほくして此事をとこしへに捨置ざるを得ざればなり)
(口語訳) 一〇 
☞11節
(文語訳) 一〇 そは智きものも死おろかものも獸心者もひとしくほろびてその富を他人にのこすことは常にみるところなり
(口語訳) 一一 まことに賢い人も死に、愚かな者も、獣のような者も、ひとしく滅んで、その富を他人に残すことは人の見るところである。
☞12節
(文語訳) 一一 かれら竊におもふ わが家はとこしへに在り わがすまひは世々にいたらんと かれらはその地におのが名をおはせたり
(口語訳) 一二 たとい彼らはその地を自分の名をもって呼んでも、墓こそ彼らのとこしえのすまい、世々彼らのすみかである。
☞13節
(文語訳) 一二 されど人は譽のなかに永くとゞまらず亡びうする獸のごとし
(口語訳) 一三 人は栄華のうちに長くとどまることはできない、滅びうせる獣にひとしい。
☞14節
(文語訳) 一三 斯のごときは愚かなるものの途なり 然はあれど後人はその言をよしとせん セラ
(口語訳) 一四 これぞ自分をたのむ愚かな者どもの成りゆき、自分の分け前を喜ぶ者どもの果である。〔セラ
☞15節
(文語訳) 一四 かれらは羊のむれのごとくに陰府のものと定めらる 死これが牧者とならん直きもの朝にかれらををさめん その美容は陰府にほろぼされて宿るところなかるべし
(口語訳) 一五 彼らは陰府に定められた羊のように/死が彼らを牧するであろう。彼らはまっすぐに墓に下り、そのかたちは消えうせ、陰府が彼らのすまいとなるであろう。
☞16節
(文語訳) 一五 されど~われを接たまふべければわが靈魂をあがなひて陰府のちからよりかれしめたまはん セラ
(口語訳) 一六 しかし神はわたしを受けられるゆえ、わたしの魂を陰府の力からあがなわれる。〔セラ
☞17節
(文語訳) 一六 人のとみてその家のさかえくはゝらんとき汝おそるるなかれ
(口語訳) 一七 人が富を得るときも、その家の栄えが増し加わるときも、恐れてはならない。
☞18節
(文語訳) 一七 かれの死るときは何一つたづさへゆくことあたはず その榮はこれにしたがひて下ることをせざればなり
(口語訳) 一八 彼が死ぬときは何ひとつ携え行くことができず、その栄えも彼に従って下って行くことは/ないからである。
☞19節
(文語訳) 一八 かゝる人はいきながらふるほどに己がたましひを祝するとも みづからを厚うするがゆゑに人々なんぢをほむるとも
(口語訳) 一九 たとい彼が生きながらえる間、自分を幸福と思っても、またみずから幸な時に、人々から称賛されても、
☞20節
(文語訳) 一九 なんぢ列祖の世にゆかん かれらはたえて光をみざるべし
(口語訳) 二〇 彼はついにおのれの先祖の仲間に連なる。彼らは絶えて光を見ることがない。
☞21節
(文語訳) 二〇 尊貴なかにありて曉らざる人はほろびうする獸のごとし
(口語訳) 二一 人は栄華のうちに長くとどまることはできない。滅びうせる獣にひとしい。
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