詩編第19編をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています)
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました ☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年)
詩編全150編
תהרימ  כתובים テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第19編1節〜15節
☞19;8-8 主ヤㇵウェㇵの律法は完全無欠
☞19;9-9 主ヤㇵウェㇵの教訓は正しい
☞19;10-10 主ヤㇵウェㇵへの恐れは清い
☞19;15-15 主ヤㇵウェㇵ、私の岩、私を贖う者
詩編19:1(01) ל:מנצח ラ・ムナツェーアㇰフ 歌を完全に指揮する者による 前置詞+動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・単数
詩編19:1(02) מזמור ミズモール 讃美歌 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:1(03) ל:דוד レ・ダヴィード ダビデ=最愛の=による 前置詞+名詞(固有)
詩編19:2(01) ה:שמים ハ・シャマーイィム あの数ある天は 定冠詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編19:2(02) מספרים メサッペリム 完全に語る[もの] 動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・複数
詩編19:2(03) כבוד־ ㇰヘヴォード・ 栄光を 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:2(04) אל エル 神の 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:2(05) ו:מעשה ウ・マアセー そして業を 接続詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:2(06) ידי:ו ヤダー・ヴ 彼の両手の 名詞(普通)・女性・双数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編19:2(07) מגיד マッギード 宣言させる[もの] 動詞・ヒフィル(使役)・分詞・男性・単数
詩編19:2(08) ה:רקיע ハ・ラキーア あの広がり(天空)は 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:3(01) יום ヨーム 昼は 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:3(02) ל:יום レ・ヨーム 昼に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:3(03) יביע ヤッビア [それは]語り伝えさせます 動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・単数
詩編19:3(04) אמר オーメル 言葉を 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:3(05) ו:לילה ヴェ・ライラー そして夜は 接続詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:3(06) ל:לילה レ・ライラー 夜に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:3(07) יחוה־ イェㇰハヴェー・ それは[完全に]明らかに示します 動詞・ピエル(強調)・未完了・三人称・男性・単数
詩編19:3(08) דעת ダアト 知識を 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:4(01) אין エイン・ ありません 副詞
詩編19:4(02) אמר オーメル 話しが 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:4(03) ו:אין ヴェ・エイン そして〜ありません 接続詞+副詞
詩編19:4(04) דברים デヴァリーム 諸々の言葉が 名詞(普通)・男性・複数
詩編19:4(05) בלי ベリー 〜ありません 副詞
詩編19:4(06) נשמע ニシュマ 聞かされる[ことは] 動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・単数
詩編19:4(07) קול:ם コラ・ム それらの声が 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:5(01) ב:כל ベ・ㇰホル・ ことごとくに 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:5(02) ה:ארץ ハ・アーレツ この地の 定冠詞+名詞(普通)・女性・単数
詩編19:5(03) יצא ヤツァー [それは]出て行きました 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
詩編19:5(04) קו:ם カヴァ・ム それらの計り縄は 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:5(05) ו:ב:קצה ウ・ヴィ・クツェー そして果てに 接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:5(06) תבל テベール 世界の 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:5(07) מלי:הם ミッレイ・ヘム それらの諸々の言葉は 名詞(普通)・女性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:5(08) ל:שמש ラ・シェーメシュ 太陽のために 前置詞+名詞(普通)・両性・単数
詩編19:5(09) שם־ サム・ [彼は]置きました 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
詩編19:5(10) אהל オーヘル 幕屋を 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:5(11) ב:הם バ・ヘム それらの中に 前置詞+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:6(01) ו:הוא ヴェ・フー そしてそれは 接続詞+代名詞・三人称・男性・単数
詩編19:6(02) כ:חתן ケ・ㇰハタン 花婿のように 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:6(03) יצא ヨツェー 出て行く[者] 動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数
詩編19:6(04) מ:חפת:ו メ・ㇰフッパト・ォー 彼の天蓋から 前置詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編19:6(05) ישיש ヤシス [それは]喜びます 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編19:6(06) כ:גבור ケ・ギッボール 勇ましい[者]のように 前置詞+形容詞・男性・単数
詩編19:6(07) ל:רוץ ラ・ルツ 走ることを 前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞
詩編19:6(08) ארח オーラㇰフ 道を 名詞(普通)・両性・単数
詩編19:7(01) מ:קצה ミ・クツェー 果てから 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:7(02) ה:שמים ハ・シャマーイィム あの数ある天の 定冠詞+名詞(普通)・男性・複数
詩編19:7(03) מוצא:ו モツァ・オー それの出発点は 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編19:7(04) ו:תקופת:ו ウ・テクファト・ォー それの巡回は 接続詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編19:7(05) על־ アル・ 〜の上に 前置詞
詩編19:7(06) קצות:ם ケツォタ・ム それらの諸々の端 名詞(普通)・女性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:7(07) ו:אין ヴェ・エイン そして〜ありません 接続詞+副詞
詩編19:7(08) נסתר ニスタール 隠される[ものは] 動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・単数
詩編19:7(09) מ:חמת:ו メ・ハムマト・ォー それの熱から 前置詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数
詩編19:8(01) תורת トラト 律法は 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:8(02) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=の 名詞(固有)
詩編19:8(03) תמימה テミマー 完全無欠な[もの] 形容詞・女性・単数
詩編19:8(04) משיבת メシヴァト 立ち帰らせる[もの] 動詞・ヒフィル(使役)・分詞・女性・単数
詩編19:8(05) נפש ナーフェシュ 魂を 名詞(普通)・両性・単数
詩編19:8(06) עדות エドゥート 証しは 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:8(07) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=の 名詞(固有)
詩編19:8(08) נאמנה ネエマナー 信頼される[もの] 動詞・ニファル(受動)・分詞・女性・単数
詩編19:8(09) מחכימת マㇰフキマト 賢くさせる[もの] 動詞・ヒフィル(使役)・分詞・女性・単数
詩編19:8(10) פתי ペーティ 愚か者を 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:9(01) פקודי ピックデイ 諸々の教訓は 名詞(普通)・男性・複数
詩編19:9(02) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=の 名詞(固有)
詩編19:9(03) ישרים イェシャリーム 正しい[諸々のもの] 形容詞・男性・複数
詩編19:9(04) משמחי־ メサムㇰヘイ・ 完全に喜ばせる[諸々のもの] 動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・複数
詩編19:9(05) לב レヴ 心を 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:9(06) מצות ミツヴァト 命令は 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:9(07) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=の 名詞(固有)
詩編19:9(08) ברה バラー 清い[もの] 形容詞・女性・単数
詩編19:9(09) מאירת メイラト 明るくさせる[もの] 動詞・ヒフィル(使役)・分詞・女性・単数
詩編19:9(10) עינים エイナーイィム 両目を 名詞(普通)・両性・双数
詩編19:10(01) יראת イィルアト 恐れは 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:10(02) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=への 名詞(固有)
詩編19:10(03) טהורה テホラー 清い[もの] 形容詞・女性・単数
詩編19:10(04) עומדת オメーデト 立ち留まる[もの] 動詞・クァル(基本)・分詞・女性・単数
詩編19:10(05) ל:עד ラ・アード とこしえに 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:10(06) משפטי־ ミシュペテイ・ 諸々の裁きは 名詞(普通)・男性・複数
詩編19:10(07) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者=の 名詞(固有)
詩編19:10(08) אמת エメト 真実 名詞(普通)・女性・単数
詩編19:10(09) צדקו ツァーデクー [それらは]正しい 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数
詩編19:10(10) יחדו ヤㇰフダーヴ まったく 副詞
詩編19:11(01) ה:נחמדים ハ・ンネヘマディーム 渇望される[諸々のもの] 定冠詞+動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・複数
詩編19:11(02) מ:זהב ミ・ッザハーヴ 金より 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:11(03) ו:מ:פז ウ・ミ・ッパーズ そして純金より 接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:11(04) רב ラーヴ 多くの[もの] 形容詞・男性・単数
詩編19:11(05) ו:מתוקים ウ・メトゥキーム そして甘い[諸々のもの] 接続詞+形容詞・男性・複数
詩編19:11(06) מ:דבש ミ・ッデヴァーシュ 蜜より 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:11(07) ו:נפת ヴェ・ノーフェト そして流れ出る蜜 接続詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:11(08) צופים ツゥフィーム 蜜蜂の巣の 名詞(普通)・男性・複数
詩編19:12(01) גם ガム・ 〜もまた 接続詞
詩編19:12(02) עבד:ך アヴデ・ㇰハー あなたの僕 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編19:12(03) נזהר ニズハル 警告される[者] 動詞・ニファル(受動)・分詞・男性・単数
詩編19:12(04) ב:הם バ・ヘム それらによって 前置詞+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:12(05) ב:שמר:ם ベ・シャメラ・ム それらを守ることによって 前置詞+動詞・クァル(基本)・不定詞+接尾辞・三人称・男性・複数
詩編19:12(06) עקב エーケヴ 報酬が 名詞(普通)・男性・単数
詩編19:12(07) רב ラーヴ 多くの[ものが] 形容詞・男性・単数
詩編19:13(01) שגיאות シェギオート 諸々の誤りを 名詞(普通)・女性・複数
詩編19:13(02) מי־ ミー・ 誰が〜か? 代名詞・疑問
詩編19:13(03) יבין ヤヴィーン [彼が]悟る 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
詩編19:13(04) מ:נסתרות ミ・ンニスタロート 隠された[諸々のもの]から 前置詞+動詞・ニファル(受動)・分詞・女性・複数
詩編19:13(05) נק:ני ナッケー・ニ [あなたは]完全に罪なしにして下さい、私を 動詞・ピエル(強調)・命令・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編19:14(01) גם ガム また 接続詞
詩編19:14(02) מ:זדים ミ・ッゼディーム 高慢な[諸々のこと]から 前置詞+形容詞・男性・複数
詩編19:14(03) חשך ㇰハショㇰフ [あなたは]引き止めて下さい 動詞・クァル(基本)・命令・男性・単数
詩編19:14(04) עבד:ך アヴデー・ㇰハ あなたの僕を 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編19:14(05) אל־ アル・ 〜ことのないように 副詞
詩編19:14(06) ימשלו־ イィムシェルー・ [それらが]支配する 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編19:14(07) ב:י ヴ・ィー 私を 前置詞+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編19:14(08) אז アズ それで 副詞
詩編19:14(09) איתם エイタム [私は]完全無欠になります 動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数
詩編19:14(10) ו:נקיתי ヴェ・ニッケイティ そして[私は]罪なしとされます 接続詞+動詞・ニファル(受動)・完了・一人称・通性・単数
詩編19:14(11) מ:פשע ミ・ッペーシャ 咎から 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:14(12) רב ラヴ 多くの[もの] 形容詞・男性・単数
詩編19:15(01) יהיו イィフユー [それらが]〜になります(ように) 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数
詩編19:15(02) ל:רצון レラツォーン 受け入れられるものに 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:15(03) אמרי־ イムレイ・ 諸々の言葉が 名詞(普通)・男性・複数
詩編19:15(04) פ:י フィ・ィ 私の口の 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編19:15(05) ו:הגיון ヴェ・ヘグヨーン そして想いが 接続詞+名詞(普通)・男性・単数
詩編19:15(06) לב:י リッビ・ィー 私の心の 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編19:15(07) ל:פני:ך レ・ファネイ・ㇰハー あなたの面前に 前置詞+名詞(普通)・両性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数
詩編19:15(08) יהוה アドナイ 主ヤㇵウェㇵ=在る者= 名詞(固有)
詩編19:15(09) צור:י ツゥリ・ィ 私の岩 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
詩編19:15(10) ו:גאל:י ヴェゴアリ・ィ そして私を贖う[者] 接続詞+動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数
日本語訳 詩編第19編
☞1節
(文語訳) うたのかみに謳はしめたるダビデのうた
(口語訳) 一 聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌
☞2節
(文語訳) 一 もろもろの天は~のえいくわうをあらはし穹蒼はその手のわざをしめす
(口語訳) 二 もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす。
☞3節
(文語訳) 二 この日ことばをかの日につたへ このよ知識をかの夜にたくる
(口語訳) 三 この日は言葉をかの日につたえ、この夜は知識をかの夜につげる。
☞4節
(文語訳) 三 語らずいはずその聲きこえざるに
(口語訳) 四 話すことなく、語ることなく、その声も聞えないのに、
☞5節
(文語訳) 四 そのひゞきは全地にあまねくそのことばは地のはてにまでおよぶ ~はかしこに帷幄を日のためにまうけたまへり
(口語訳) 五 その響きは全地にあまねく、その言葉は世界のはてにまで及ぶ。神は日のために幕屋を天に設けられた。
☞6節
(文語訳) 五 日は新郎がいはひの殿をいづるごとく勇士がきそひはしるをよろこぶに似たり
(口語訳) 六 日は花婿がその祝のへやから出てくるように、また勇士が競い走るように、その道を喜び走る。
☞7節
(文語訳) 六 そのいでたつや天の涯よりし その運りゆくや天のはてにいたる物としてその和煦をかうぶらざるはなし
(口語訳) 七 それは天のはてからのぼって、天のはてにまで、めぐって行く。その暖まりをこうむらないものはない。
☞8節
(文語訳) 七 ヱホバの法はまたくして靈魂をいきかへらしめヱホバの證詞はかたくして愚なるものを智からしむ
(口語訳) 八 主のおきては完全であって、魂を生きかえらせ、主のあかしは確かであって、無学な者を賢くする。
☞9節
(文語訳) 八 ヱホバの訓諭はなほくして心をよろこばしめ ヱホバの誡命はきよくして眼をあきらかならしむ
(口語訳) 九 主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。
☞10節
(文語訳) 九 ヱホバを惶みおそるゝ道はきよくして世々にたゆることなく ヱホバのさばきは眞實にしてことごとく正し
(口語訳) 一〇 主を恐れる道は清らかで、とこしえに絶えることがなく、主のさばきは真実であって、ことごとく正しい。
☞11節
(文語訳) 一〇 これを黃金にくらぶるも おほくの純焔烽ノくらぶるも彌揩閧トしたふべく これを蜜にくらぶるも蜂のすの滴瀝にくらぶるもいやまさりて甘し
(口語訳) 一一 これらは金よりも、多くの純金よりも慕わしく、また蜜よりも、蜂の巣のしたたりよりも甘い。
☞12節
(文語訳) 一一 なんぢの僕はこれらによりて儆戒をうく これらをまもらば大なる報償あらん
(口語訳) 一二 あなたのしもべは、これらによって戒めをうける。これらを守れば、大いなる報いがある。
☞13節
(文語訳) 一二 たれかおのれの過失をしりえんや ねがはくは我をかくれたる愆より解放ちたまへ
(口語訳) 一三 だれが自分のあやまちを知ることができましようか。どうか、わたしを隠れたとがから解き放ってください。
☞14節
(文語訳) 一三 願くはなんぢの僕をひきとめて故意なる罪ををかさしめずそれをわが主たらしめ給ふなかれ さればわれ玷なきものとなりて大なる愆をまぬかるゝをえん
(口語訳) 一四 また、あなたのしもべを引きとめて、故意の罪を犯させず、これに支配されることのないようにしてください。そうすれば、わたしはあやまちのない者となって、大いなるとがを免れることができるでしょう。
☞15節
(文語訳) 一四 ヱホバわが磐 わが贖主よ わがくちの言わがこゝろの思念なんぢのまへにスばるゝことを得しめたまへ
(口語訳) 一五 わが岩、わがあがないぬしなる主よ、どうか、わたしの口の言葉と、心の思いが/あなたの前に喜ばれますように。
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