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詩編第13編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ כתובים |
テヒリーム讃美 (ケツヴィイム諸書) 旧約聖書詩編第13編1節〜6節 |
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☞13;2-2 主ヤㇵウェㇵよ何時まで私を忘れているのですか |
☞13;4-4 私の神である主ヤㇵウェㇵよ私に答えて下さい |
☞13;6-6 私は歌います主ヤㇵウェㇵに私に報いたから |
詩編13:1(01) |
ל:מנצח |
ラ・ムナツェーアㇰフ |
歌を完全に指揮する[者]に(任せた) |
前置詞+動詞・ピエル(強調)・分詞・男性・単数 |
詩編13:1(02) |
מזמור |
ミズモール |
讃美歌 |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編13:1(03) |
ל:דוד |
レ・ダヴィード |
ダビデ=最愛の=に(属する) |
前置詞+名詞(固有) |
詩編13:2(01) |
עד־ |
アド・ |
〜まで |
前置詞 |
詩編13:2(02) |
אנה |
アンナー |
何時(〜)か? |
代名詞・疑問 |
詩編13:2(03) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=(よ) |
名詞(固有) |
詩編13:2(04) |
תשכח:ני |
ティシュカㇰヘー・ニー |
[あなたは]忘れる、私を |
動詞・クァル(基本)・未完了・二人称・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:2(05) |
נצח |
ネーツァㇰフ |
とこしえ(ですか) |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編13:2(06) |
עד־ |
アド・ |
〜まで |
前置詞 |
詩編13:2(07) |
אנה |
アンナー |
何時(〜)か? |
代名詞・疑問 |
詩編13:2(08) |
תסתיר |
タスティール |
[あなたは]隠させる |
動詞・ヒフィル(使役)・未完了・二人称・男性・単数 |
詩編13:2(09) |
את־ |
エト・ |
〜を |
目的 |
詩編13:2(10) |
פני:ך |
パネイ・ㇰハ |
あなたの[諸々の]顔 |
名詞(普通)・両性・複数+接尾辞・二人称・男性・単数 |
詩編13:2(11) |
מ:מ:ני |
ミ・ムメン・ニー |
私から |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:3(01) |
עד־ |
アド・ |
〜まで |
前置詞 |
詩編13:3(02) |
אנה |
アンナー |
何時(〜)か? |
代名詞・ |
詩編13:3(03) |
אשית |
アシㇶート |
[私は]置く |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数 |
詩編13:3(04) |
עצות |
エツォート |
諸々の協議を |
名詞(普通)・女性・複数 |
詩編13:3(05) |
ב:נפש:י |
ベ・ナフシㇶ・ィ |
私の魂に |
前置詞+名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:3(06) |
יגון |
ヤゴーン |
悲しみを |
名詞(普通)・男性・単数 |
詩編13:3(07) |
ב:לבב:י |
ビ・ルヴァヴ・ィ |
私の心に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:3(08) |
יומם |
ヨマーム |
毎日 |
副詞 |
詩編13:3(09) |
עד־ |
アド・ |
〜まで |
前置詞 |
詩編13:3(10) |
אנה |
アンナー |
何時(〜)か? |
代名詞・ |
詩編13:3(11) |
ירום |
ヤルーム |
[彼は]立ち上がる |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編13:3(12) |
איב:י |
オイヴ・ィ |
私の敵は |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:3(13) |
על:י |
アラー・イ |
私に向かって |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:4(01) |
הביטה |
ハッビーター |
[あなたは]見させて下さい |
動詞・ヒフィル(使役)・命令・男性・単数 |
詩編13:4(02) |
ענ:ני |
アーネー・ニー |
[あなたは]答えて下さい、私に |
動詞・クァル(基本)・命令・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:4(03) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=(よ) |
名詞(固有) |
詩編13:4(04) |
אלהי |
エロハイ |
私の神[々](である) |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:4(05) |
האירה |
ハ・イーラ・ァ |
[あなたは]光らさせて下さい |
動詞・ヒフィル(使役)・命令・男性・単数 |
詩編13:4(06) |
עיני |
エイナー・イ |
私の両目を |
名詞(普通)・両性・双数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:4(07) |
פן־ |
ペン・ |
〜ことのないように |
接続詞 |
詩編13:4(08) |
אישן |
イシャン |
そして[私は]永眠する |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数 |
詩編13:4(09) |
ה:מות |
ハ・ムマーヴェト |
その死に |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編13:5(01) |
פן־ |
ペン・ |
〜ことのないように |
接続詞 |
詩編13:5(02) |
יאמר |
ヨマール |
[彼が]言う |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編13:5(03) |
איב:י |
オイヴ・ィ |
私の敵が |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:5(04) |
יכלתי:ו |
イェㇰハルティ・ヴ |
[私は]勝ちました、彼に |
動詞・クァル(基本)・完了・一人称・通性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編13:5(05) |
צרי |
ツァラー・イ |
私の敵たちが |
名詞(普通)・男性・複数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:5(06) |
יגילו |
ヤギールー |
[彼等が]大喜びする |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数 |
詩編13:5(07) |
כי |
キー |
なぜなら〜から |
接続詞 |
詩編13:5(08) |
אמוט |
エムモート |
[私が]よろめかされた |
動詞・ニファル(受動)・未完了・一人称・通性・単数 |
詩編13:6(01) |
ו:אני |
ヴァ・アニー |
そして私は |
接続詞+代名詞・一人称・通性・単数 |
詩編13:6(02) |
ב:חסד:ך |
ベ・ㇰハスデ・ㇰハー |
あなたの慈悲に |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数 |
詩編13:6(03) |
בטחתי |
ヴァタㇰフティ |
[私は]信頼します |
動詞・クァル(基本)・完了・一人称・通性・単数 |
詩編13:6(04) |
יגל |
ヤゲル |
[それは]喜びます |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編13:6(05) |
לב:י |
リッビ・ィー |
私の心は |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・一人称・通性・単数 |
詩編13:6(06) |
ב:ישועת:ך |
ビ・シュアテー・ㇰハ |
あなたの救いを |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・二人称・男性・単数 |
詩編13:6(07) |
אשירה |
アシーラ |
[私は]歌います |
動詞・クァル(基本)・未完了・一人称・通性・単数 |
詩編13:6(08) |
ל:יהוה |
ラ・ァドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=に |
前置詞+名詞(固有) |
詩編13:6(09) |
כי |
キー |
なぜなら〜から |
接続詞 |
詩編13:6(10) |
גמל |
ガマール |
[彼は]報いた |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編13:6(11) |
על:י |
アラー・イ |
私の上に |
前置詞+接尾辞・一人称・通性・単数 |
日本語訳 |
詩編第13編 |
☞1節 |
(文語訳) |
伶長にうたはしめたるダビデのうた |
(口語訳) |
一 聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌 |
☞2節 |
(文語訳) |
一 あゝヱホバよ かくて幾何時をへたまふや 汝とこしへに我をわすれたまふや 聖顏をかくしていくそのときを歷たまふや |
(口語訳) |
二 主よ、いつまでなのですか。とこしえにわたしをお忘れになるのですか。いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか。 |
☞3節 |
(文語訳) |
二 われ心のうちに終日かなしみをいだき籌畵をたましひに用ひて幾何時をふべきか わが仇はわがうへに崇められて幾何時をふべきか |
(口語訳) |
三 いつまで、わたしは魂に痛みを負い、ひねもす心に/悲しみをいだかなければならないのですか。いつまで敵はわたしの上にあがめられるのですか。 |
☞4節 |
(文語訳) |
三 わが~ヱホバよ我をかへりみて答をなしたまへ わが目をあきらかにしたまへ 恐らくはわれ死の睡につかん |
(口語訳) |
四 わが神、主よ、みそなわして、わたしに答え、わたしの目を明らかにしてください。さもないと、わたしは死の眠りに陥り、 |
☞5節 |
(文語訳) |
四 おそらくはわが仇いはん 我かれに勝りと おそらくはわが敵わがうごかさるゝによりて喜ばん |
(口語訳) |
五 わたしの敵は「わたしは敵に勝った」と言い、わたしのあだは、わたしの動かされることによって/喜ぶでしょう。 |
☞6節 |
(文語訳) |
五 されど我はなんぢの憐憫によりたのみ わが心はなんぢの救によりてよろこばん |
(口語訳) |
六 しかしわたしはあなたのいつくしみに信頼し、わたしの心はあなたの救を喜びます。 |
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Office Murakami |