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詩編第1編をヘブライ語原典から逐語訳してみました |
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ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます |
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています) |
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです |
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました |
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました |
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました |
☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年) |
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詩編全150編 |
תהרימ |
テヒリーム 讃美 旧約聖書詩編第1編1節〜6節 |
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☞1;2-2 主ヤㇵウェㇵの教えに、彼の喜びは |
☞1;6-6 主ヤㇵウェㇵは知っています、正しい者の道を |
詩編1:1(01) |
אשרי |
アシュレイ・ |
ああ幸せ者よ |
間投詞 |
詩編1:1(02) |
ה:איש |
ハ・イーシュ |
その[男の]人は |
定冠詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:1(03) |
אשר |
アシェル |
それは〜者 |
関係詞 |
詩編1:1(04) |
לא |
ロー |
〜ことがない |
否定 |
詩編1:1(05) |
הלך |
ハラㇰフ |
[彼は]歩んだ |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:1(06) |
ב:עצת |
バ・アツァト |
勧めに |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編1:1(07) |
רשעים |
レシャイーム |
悪しき[者たちの] |
形容詞・男性・複数 |
詩編1:1(08) |
ו:ב:דרך |
ウ・ヴェ・デーレㇰフ |
そして道に |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・両性・単数 |
詩編1:1(09) |
חטאים |
ㇰハタイーム |
罪ある[者たちの] |
形容詞・男性・複数 |
詩編1:1(10) |
לא |
ロー |
〜ことがない |
否定 |
詩編1:1(11) |
עמד |
アマド |
[彼は]立った |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:1(12) |
ו:ב:מושב |
ウ・ヴェ・モオシャヴ |
そして座に |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:1(13) |
לצים |
レツィーム |
嘲る者たちの |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編1:1(14) |
לא |
ロー |
〜ことがない |
否定 |
詩編1:1(15) |
ישב |
ヤシャーヴ |
[彼は]座った |
動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:2(01) |
כי |
キ |
なぜなら |
接続詞 |
詩編1:2(02) |
אם |
イム・ |
むしろ |
接続詞 |
詩編1:2(03) |
ב:תורת |
ベ・トラト |
教えに |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編1:2(04) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=の |
名詞(固有) |
詩編1:2(05) |
חפצ:ו |
ㇰヘフツ・ォー |
彼の喜びは |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編1:2(06) |
ו:ב:תורת:ו |
ウ・ヴェ・トラト・ォー |
そして彼の教えに |
接続詞+前置詞+名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編1:2(07) |
יהגה |
イェフゲー |
[彼は]深く思いを凝らします |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:2(08) |
יומם |
ヨマム |
昼に |
副詞 |
詩編1:2(09) |
ו:לילה |
ヴァ・ライラ |
そして夜 |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:3(01) |
ו:היה |
ヴェ・ハヤー |
そして[彼は]〜です |
接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(02) |
כ:עץ |
ケ・エツ |
木のよう |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:3(03) |
שתול |
シャトゥール |
移し植えられた[ものの] |
動詞・クァル(基本)・受動分詞・男性・単数 |
詩編1:3(04) |
על־ |
アル・ |
〜の脇に |
前置詞 |
詩編1:3(05) |
פלגי |
パルゲイ |
諸々の流れ |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編1:3(06) |
מים |
マーイム |
諸々の水の |
名詞(普通)・男性・複数 |
詩編1:3(07) |
אשר |
アシェル |
それは〜もの |
関係詞 |
詩編1:3(08) |
פרי:ו |
ピルヨ・ォー |
その実を |
名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(09) |
יתן |
イテン |
[それは]与える |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(10) |
ב:עת:ו |
ベ・イト・ォー |
その季節に |
前置詞+名詞(普通)・両性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(11) |
ו:על:הו |
ヴェ・アレー・フ |
そしてその葉は |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(12) |
לא־ |
ロー・ |
〜ことがありません |
否定 |
詩編1:3(13) |
יבול |
イボル |
[それは]萎れる |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(14) |
ו:כל |
ヴェ・ㇰホル |
そしてことごとく |
接続詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:3(15) |
אשר־ |
アシェル・ |
それは〜ことを |
関係詞 |
詩編1:3(16) |
יעשה |
ヤアセー |
[彼が]行う |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:3(17) |
יצליח |
ヤツリアㇰフ |
[彼は]栄させます |
動詞・ヒフィル(使役)・未完了・三人称・男性・単数 |
詩編1:4(01) |
לא |
ロー |
〜ではありません |
否定 |
詩編1:4(02) |
כן |
ㇰヘン |
そう |
副詞 |
詩編1:4(03) |
ה:רשעים |
ハ・レシャイム |
あの悪しき[者たちは] |
定冠詞+形容詞・男性・複数 |
詩編1:4(04) |
כי |
キ |
なぜなら |
接続詞 |
詩編1:4(05) |
אם־ |
イム・ |
むしろ |
接続詞 |
詩編1:4(06) |
כ:מץ |
カッモツ |
籾殻のよう |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:4(07) |
אשר־ |
アシェル・ |
それは〜もの |
関係詞 |
詩編1:4(08) |
תדפ:נו |
ティッデフェン・ヌ |
[それが]吹き飛ばす、それを |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・単数 |
詩編1:4(09) |
רוח |
ルーアㇰフ |
風が |
名詞(普通)・女性・単数 |
詩編1:5(01) |
על |
アル・ |
〜よって |
前置詞 |
詩編1:5(02) |
כן |
ケン |
そういうことに |
副詞 |
詩編1:5(03) |
לא־ |
ロー・ |
〜ことがありません |
否定 |
詩編1:5(04) |
יקמו |
ヤクーム |
[彼等は]確り立つ |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・複数 |
詩編1:5(05) |
רשעים |
レシャイーム |
悪しき[者たちは] |
形容詞・男性・複数 |
詩編1:5(06) |
ב:משפט |
バ・ミシュパト |
裁きに |
前置詞+名詞(普通)・男性・単数 |
詩編1:5(07) |
ו:חטאים |
ヴェ・ㇰハッタイーム |
そして罪ある[者たちは] |
接続詞+形容詞・男性・複数 |
詩編1:5(08) |
ב:עדת |
バ・アダト |
集いに |
前置詞+名詞(普通)・女性・単数 |
詩編1:5(09) |
צדיקים |
ツァディキム |
正しき[者たちの] |
形容詞・男性・複数 |
詩編1:6(01) |
כי |
キー・ |
なぜなら |
接続詞 |
詩編1:6(02) |
יודע |
ヨデーア |
知っている[者は] |
動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数 |
詩編1:6(03) |
יהוה |
アドナイ |
主ヤㇵウェㇵ=在る者=は |
名詞(固有) |
詩編1:6(04) |
דרך |
デーレㇰフ |
道を |
名詞(普通)・両性・単数 |
詩編1:6(05) |
צדיקים |
ツァディキム |
正しき[者たちの] |
形容詞・男性・複数 |
詩編1:6(06) |
ו:דרך |
ヴェ・デーレㇰフ |
そして道は |
接続詞+名詞(普通)・両性・単数 |
詩編1:6(07) |
רשעים |
レシャイーム |
悪しき[者たちの] |
形容詞・男性・複数 |
詩編1:6(08) |
תאבד |
トヴェド |
[それは]滅びます |
動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・女性・単数 |
日本語訳 |
詩編第1編 |
☞1節 |
(文語訳) |
一 惡きものの謀略にあゆまず つみびとの途にたゝず 嘲るものの座にすわらぬ者はさいはひなり |
(口語訳) |
一 悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人はさいわいである。 |
☞2節 |
(文語訳) |
二 かゝる人はヱホバの法をよろこびて日も夜もこれをおもふ |
(口語訳) |
二 このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。 |
☞3節 |
(文語訳) |
三 かゝる人は水流のほとりにうゑし樹の期にいたりて實をむすび 葉もまた凋まざるごとくその作ところ皆さかえん |
(口語訳) |
三 このような人は流れのほとりに植えられた木の/時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。 |
☞4節 |
(文語訳) |
四 あしき人はしからず 風のふきさる粃糠のごとし |
(口語訳) |
四 悪しき者はそうでない、風の吹き去るもみがらのようだ。 |
☞5節 |
(文語訳) |
五 然ばあしきものは審判にたへず罪人は義きものの會にたつことを得ざるなり |
(口語訳) |
五 それゆえ、悪しき者はさばきに耐えない。罪びとは正しい者のつどいに立つことができない。 |
☞6節 |
(文語訳) |
六 そはヱホバはたゞしきものの途をしりたまふ されど惡きものの途はほろびん |
(口語訳) |
六 主は正しい者の道を知られる。しかし、悪しき者の道は滅びる。 |
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Office Murakami |