ヨシュア記16章をヘブライ語原典から逐語訳してみました
ヘブライ語は右から左に日本語は左から右に読みます
ヘブライ語の音読みはウェブ上で公開されているヘブライ語聖書の朗唱と朗読によりました(朗唱朗読ではיהוהはアドナイと読み替えています)
ヘブライ語の文法はウェブ上で参照した逐語訳文法を纏め直したものです
ヘブライ語を日本語に逐語訳するにあたって定冠詞や複数形をできる限り日本語に反映するように努めました
人や土地などの固有名詞はカタカナ訳の後に元の意味を==内に訳して付けました
各節にリンクして最後に日本語訳を添付しました ☞@逐語訳の語順を変え言葉を添えた書き下し文(私訳) A文語訳(1917年)B口語訳(1954年)
ヨシュア記全24章
יהושע  נביאים イェホシュア ネヴィイム預言者たち 旧約聖書ヨシュア記16章1節〜10節の逐語訳です
☞16;1-4 ヨセフの息子たちマナセとエフライムに対する籤による相続地の境界
☞16;5-9 エフライムの息子たちが氏族に従って与えられた相続地の境界
☞16;10-10 彼等はカナン人を追い出しませんでしたカナン人はエフライムの内で強制労働に就きました
ヨシュア記16:1(01) ו:יצא ヴァ・イェツェー そして[それは]出て行きます 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:1(02) ה:גורל ハ・ッゴラール その籤(の境界)は 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:1(03) ל:בני リ・ヴネイ 息子たちに対する 前置詞+名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:1(04) יוסף ヨセーフ ヨセフ=ヤㇵウェㇵが付け加えた=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:1(05) מ:ירדן ミ・ヤルデン そのヨルダン=下るもの=(川)を 前置詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:1(06) יריחו イェリㇰホー エリコ=それの月=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:1(07) ל:מי レ・メイ 諸々の水を 前置詞+名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:1(08) יריחו イェリㇰホー エリコ=それの月=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:1(09) מזרח:ה ミズラーㇰハ・ァ 日の出(東)の方に 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:1(10) ה:מדבר ハ・ムミドバール その荒野(を経て) 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:1(11) עלה オレー 上って行く[もの] 動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数
ヨシュア記16:1(12) מ:יריחו ミ・ィリㇰホー エリコ=それの月=から 前置詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:1(13) ב:הר バ・ハール 山に(至ります) 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:1(14) בית־ ベイト・ ベト=家= 名詞(固有)
ヨシュア記16:1(15) אל エル エル=神=→ベテル=神の家=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:2(01) ו:יצא ヴェ・ヤツァー そして[それは]出て行きます 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:2(02) מ:בית־ ミ・ッベイト・ ベト=家=から 前置詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:2(03) אל エル エル=神=→ベテル=神の家= 名詞(固有)
ヨシュア記16:2(04) לוז:ה ルーザ ルズ=アーモンドの木=の方に 名詞(固有)+接尾辞・方向+接続詞
ヨシュア記16:2(05) ו:עבר ヴェ・アヴァル そして[それは]通り過ぎます 動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:2(06) אל־ エル・ 〜を 前置詞
ヨシュア記16:2(07) גבול ゲヴゥール 境界 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:2(08) ה:ארכי ハ・アルキー そのアルキ=長い=人の 定冠詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:2(09) עטרות アタロート アタロト=王冠= 名詞(固有)
ヨシュア記16:3(01) ו:ירד־ ヴェ・ヤラード そして[それは]下ります 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:3(02) ימ:ה ヤムマ・ァ 海(西)の方に 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:3(03) אל־ エル・ 〜を 前置詞
ヨシュア記16:3(04) גבול ゲヴゥール 境界 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:3(05) ה:יפלטי ハ・ヤフレティ そのヤフレト=彼を逃がせ=人の 定冠詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:3(06) עד アド・ 〜まで 前置詞
ヨシュア記16:3(07) גבול ゲヴゥール 境界 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:3(08) בית־ ベイト・ ベト=家= 名詞(固有)
ヨシュア記16:3(09) חורן ㇰホローン ホロン=空虚=→ベト・ホロン=空虚の家=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:3(10) תחתון タㇰフトーン その下の[所] 形容詞・男性・単数
ヨシュア記16:3(11) ו:עד־ ヴェ・アド・ そして〜まで 接続詞+前置詞
ヨシュア記16:3(12) גזר ガーゼル ゲゼル=分け前= 名詞(固有)
ヨシュア記16:3(13) ו:היו ヴェ・ハユー そして[それらは]至ります 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数
ヨシュア記16:3(14) תצאת:ו トツオター・ヴ それの諸々の果ては 名詞(普通)・女性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:3(15) ימ:ה ヤムマ・ァ 海の方に 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:4(01) ו:ינחלו ヴァ・イィンㇰハルー そして[彼等は](財産を)相続しました 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・複数
ヨシュア記16:4(02) בני־ ヴェネイ・ 息子たちは 名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:4(03) יוסף ヨセーフ ヨセフ=ヤㇵウェㇵが付け加えた=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:4(04) מנשה メナシェー マナセ=忘れさせる=は 名詞(固有)
ヨシュア記16:4(05) ו:אפרים ヴェ・エフライィム そしてエフライム=二倍の灰の山=は 接続詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:5(01) ו:יהי ヴァ・イェヒー そして[それは](こう)なりました 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:5(02) גבול ゲヴゥール 境界は 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:5(03) בני־ ベネイ・ 息子たちの 名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:5(04) אפרים エフライィム エフライム=二倍の灰の山=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:5(05) ל:משפחת:ם レ・ミシュペㇰホター・ム 彼等の諸々の氏族に(従って) 前置詞+名詞(普通)・女性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
ヨシュア記16:5(06) ו:יהי ヴァ・イェヒー そして[それは](こう)なりました 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:5(07) גבול ゲヴゥール 境界は 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:5(08) נחלת:ם ナㇰハラタ・ム 彼等の相続財産の 名詞(普通)・女性・単数+接尾辞・三人称・男性・複数
ヨシュア記16:5(09) מזרח:ה ミズラーㇰハ・ァ 日の出(東)の方に 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:5(10) עטרות アトロート アトロト=王冠= 名詞(固有)
ヨシュア記16:5(11) אדר アッダール アダル=栄光=→アトロト・アダル=栄光の王冠= 名詞(固有)
ヨシュア記16:5(12) עד־ アド・ 〜まで 前置詞
ヨシュア記16:5(13) בית ベイト ベト=家= 名詞(固有)
ヨシュア記16:5(14) חורן ㇰホローン ホロン=空虚=→ベト・ホロン=空虚の家= 名詞(固有)
ヨシュア記16:5(15) עליון エルヨーン 上の方の[所] 形容詞・男性・単数
ヨシュア記16:6(01) ו:יצא ヴェ・ヤツァー そして[それは]出て行きます 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:6(02) ה:גבול ハ・ッゲヴール その境界は 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:6(03) ה:ימ:ה ハ・ヤムマ・ァ その海の方に 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:6(04) ה:מכמתת ハ・ムミㇰフメタト そのミクメタト=隠れた場所= 定冠詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:6(05) מ:צפון ミ・ツァフォーン 北から 前置詞+名詞(普通)・女性・単数
ヨシュア記16:6(06) ו:נסב ヴェ・ナサーヴ そして[それは]回られます 接続詞+動詞・ニファル(受動)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:6(07) ה:גבול ハ・ッゲヴール その境界は 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:6(08) מזרח:ה ミズラーㇰハ・ァ 日の出(東)の方に 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:6(09) תאנת タァアナト タアナト=接近= 名詞(固有)
ヨシュア記16:6(10) שלה シㇶッロー シロ=休み場所=→タアナト・シロ=シロに接近= 名詞(固有)
ヨシュア記16:6(11) ו:עבר ヴェ・アヴァール そして[それは]通り過ぎます 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:6(12) אות:ו オト・ォ それを 目的+接尾辞・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:6(13) מ:מזרח ミ・ムミズラㇰフ 日の昇る所(東)から 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:6(14) ינוחה ヤノーㇰハー ヤノハ=彼は休む=の方に 名詞(固有)+接尾辞・方向
ヨシュア記16:7(01) ו:ירד ヴェ・ヤラード そして[それは]下ります 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:7(02) מ:ינוחה ミ・ヤノーㇰハー ヤノハ=彼は休む=の方から 前置詞+名詞(固有)+接尾辞・方向
ヨシュア記16:7(03) עטרות アタロート アタロト=王冠=に 名詞(固有)
ヨシュア記16:7(04) ו:נערת:ה ヴェ・ナァアラータ・ァ そしてナアラ=乙女=の方に 接続詞+名詞(固有)+接尾辞・方向
ヨシュア記16:7(05) ו:פגע ウ・ファガー そして[それは]至ります 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:7(06) ב:יריחו ビ・リㇰホー エリコ=それの月=に 前置詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:7(07) ו:יצא ヴェ・ヤツァー そして[それは]出て行きます 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:7(08) ה:ירדן ハ・ヤルデーン そのヨルダン=下るもの=(川)に 定冠詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:8(01) מ:תפוח ミ・ッタップーアㇰフ タプア=林檎の町=から 前置詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:8(02) ילך イェレㇰフ [それは]進みます 動詞・クァル(基本)・未完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:8(03) ה:גבול ハ・ッゲヴール その境界は 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:8(04) ימ:ה ヤムマ・ァ 海(西)の方に 名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:8(05) נחל ナーㇰハル 川に 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:8(06) קנה カナー カナ=葦=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:8(07) ו:היו ヴェ・ハユー そして[それらは]至ります 接続詞+動詞・クァル(基本)・完了・三人称・通性・複数
ヨシュア記16:8(08) תצאתי:ו トツオター・ヴ それの諸々の果ては 名詞(普通)・女性・複数+接尾辞・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:8(09) ה:ימ:ה ハ・ヤムマ・ァ その海の方に 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数+接尾辞・方向
ヨシュア記16:8(10) זאת ゾート この[ものが] 形容詞・女性・単数
ヨシュア記16:8(11) נחלת ナㇰハラート 相続財産(です) 名詞(普通)・女性・単数
ヨシュア記16:8(12) מטה マッテー 部族の 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:8(13) בני־ ヴェネイ・ 息子たちの 名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:8(14) אפרים エフライィム エフライム=二倍の灰の山=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:8(15) ל:משפחת:ם レ・ミシュペㇰホタ・ム 彼等の諸々の氏族に(従って) 前置詞+名詞(普通)・女性・複数+接尾辞・三人称・男性・複数
ヨシュア記16:9(01) ו:ה:ערים ヴェ・ヘ・アリーム そしてその町々が(在りました) 接続詞+定冠詞+名詞(普通)・女性・複数
ヨシュア記16:9(02) ה:מבדלות ハ・ムミヴダロート その選り分けの 定冠詞+名詞(普通)・女性・複数
ヨシュア記16:9(03) ל:בני リ・ヴネイ 息子たちの為に 前置詞+名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:9(04) אפרים エフライィム エフライム=二倍の灰の山=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:9(05) ב:תוך ベ・トㇰフ 〜の内に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:9(06) נחלת ナㇰハラート 相続財産 名詞(普通)・女性・単数
ヨシュア記16:9(07) בני־ ベネイ・ 息子たちの 名詞(普通)・男性・複数
ヨシュア記16:9(08) מנשה メナシェー マナセ=忘れさせる=の 名詞(固有)
ヨシュア記16:9(09) כל־ コール・ ことごとくが 名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:9(10) ה:ערים ヘ・アリーム その町々の 定冠詞+名詞(普通)・女性・複数
ヨシュア記16:9(11) ו:חצרי:הן ヴェ・ㇰハツレイ・ヘン そしてそれらの村々が 接続詞+名詞(普通)・両性・複数+接尾辞・三人称・女性・複数
ヨシュア記16:10(01) ו:לא ヴェ・ロー そして〜ことはありません 接続詞+否定
ヨシュア記16:10(02) הורישו ホリーシュー [彼等は]追い出させた 動詞・ヒフィル(使役)・完了・三人称・通性・複数
ヨシュア記16:10(03) את־ エト・ 〜を 目的
ヨシュア記16:10(04) ה:כנעני ハ・ッケナァアニー そのカナン=熱心な=人 定冠詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:10(05) ה:יושב ハ・ヨシェーヴ その住む[者] 定冠詞+動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数
ヨシュア記16:10(06) ב:גזר ベ・ガーゼル ゲゼル=分け前=に 前置詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:10(07) ו:ישב ヴァ・イェーシェヴ そして[彼は]住みました 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:10(08) ה:כנעני ハ・ッケナァアニー そのカナン=熱心な=人は 定冠詞+名詞(固有)
ヨシュア記16:10(09) ב:קרב ベ・ケーレヴ 〜の内に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:10(10) אפרים エフライィム エフライム=二倍の灰の山= 名詞(固有)
ヨシュア記16:10(11) עד־ アド・ 〜まで 前置詞
ヨシュア記16:10(12) ה:יום ハ・ヨム その日 定冠詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:10(13) ה:זה ハ・ッゼー まさにこの[時] 定冠詞+形容詞・男性・単数
ヨシュア記16:10(14) ו:יהי ヴァ・イェヒー そして[彼は]〜[に]なりました 接続詞+動詞・クァル(基本)・(ワウ接続)未完了・三人称・男性・単数
ヨシュア記16:10(15) ל:מס־ レ・マス・ その強制労働従事者に 前置詞+名詞(普通)・男性・単数
ヨシュア記16:10(16) עבד オヴェド 奴隷の 動詞・クァル(基本)・分詞・男性・単数
日本語訳 ヨシュア記16章
☞1節
(文語訳) 一 ヨセフの子孫が籤によりて獲たる地の境界はヱリコの邊なるヨルダンすなはちヱリコの東の水の邊より起りてヱリコにかかり更に上りて山地を過ぎベテルにいたりて荒野に沿ひ行き 
(口語訳) 一 ヨセフの子孫が、くじによって獲た地の境は、エリコのほとりのヨルダン、すなわちエリコの水の東から起って、荒野に延び、エリコから山地に上っている荒野を経て、ベテルに至り、
☞2節
(文語訳) 二 ベテルよりルズにおもむきアルキ人の境界なるアタロテに進み 
(口語訳) 二 ベテルからルズにおもむき、アルキびとの領地であるアタロテに進み、
☞3節
(文語訳) 三 また西の方ヤフレテ人の境界に下り下ベテホロンの境界に及びゲゼルにまで達し海にいたりて盡く 
(口語訳) 三 西に下ってヤフレテびとの領地に達し、下ベテホロンの地域に及び、ゲゼルに達し、海に至って尽きる。
☞4節
(文語訳) 四 かくヨセフの子孫マナセ及びエフライムその產業を受たり 
(口語訳) 四 こうしてヨセフの子孫のマナセと、エフライムとは、その嗣業を受けた。
☞5節
(文語訳) 五 エフライムの子孫がその宗族にしたがひて獲たる地の境界は是のごとしその產業の境界東はアタロテアダルにて上はベテホロンに達し 
(口語訳) 五 エフライムの子孫が、その家族にしたがって獲た地の境は、次のとおりである。彼らの嗣業の東の境は、アタロテ・アダルであって、上ベテホロンに達し、
☞6節
(文語訳) 六 ミクメタの北より西におもむき東にをれてタアナテシロにいたり之に沿てヤノアの東を過ぎ 
(口語訳) 六 その境は、その所から海に及ぶ。北にはミクメタテがあり、東ではその境はタアナテシロで曲り、進んでヤノアの東に至り、
☞7節
(文語訳) 七 ヤノアより下りてアタロテおよびナアラにいたりヱリコに達しヨルダンにいたりて盡き 
(口語訳) 七 ヤノアからアタロテとナアラに下り、エリコに達し、ヨルダンに至って尽きる。
☞8節
(文語訳) 八 タツプアよりして西に進みカナの河にまで達し海にいたりて盡くエフライムの子孫の支派がその宗族にしたがひて獲たる產業は是のごとし 
(口語訳) 八 タップアからその境は西に進んで、カナの川に達し、海に至って尽きる。これはエフライムの子孫の部族が、その家族にしたがって獲た嗣業である。
☞9節
(文語訳) 九 この外にマナセの子孫の產業の中にてエフライムの子孫に別ち與へし邑々ありエフライムの一切の邑およびその村々を得たり 
(口語訳) 九 このほかにマナセの子孫の嗣業のうちにも、エフライムの子孫のために分け与えられた町々があって、そのすべての町々と、それに属する村々を獲た。
☞10節
(文語訳) 一〇 但しゲゼルに住るカナン人をば逐はらはざりき是をもてカナン人は今日までエフライムの中に住み僕となりて之に使役せらる
(口語訳) 一〇 ただし、ゲゼルに住むカナンびとを、追い払わなかったので、カナンびとは今日までエフライムの中に住み、奴隷となって追い使われている。
Office Murakami