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四つの福音書による一つのイエス物語317 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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317 |
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墓に番兵をおく |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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27;62〜66 |
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第二七章六二〜六六節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬太傳iケ書第二七章 |
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六二 預備日の翌曰祭司の長とパリサイの人等ピラトの所に集來り曰けるは |
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六三 主よ我儕憶起せり彼の僞者いきて在しとき三日のゝち甦らんと言し |
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六四 是故に命じて三日に至まで墓を固守しめよ恐くは其弟子夜きたりて之を竊み死より甦りたりと民に言ん然ば後の惑は先よりも愈勝るべし |
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六五 ピラト彼等に曰けるは守兵は爾曹にあり往て意のまゝに固守しめよ |
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六六 是に於て彼等ゆきて石に封印し守兵をして墓を固守しめたり |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マタイ傳iケ書第二七章 |
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六二 あくる日、即ち準備日の翌日、祭司長らとパリサイ人らとピラトの許に集りて言ふ、 |
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六三 『主よ、かの惑すもの生き居りし時「われ三日の後に甦へらん」と言ひしを、我ら思ひいだせり。 |
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六四 されば命じて三日に至るまで墓を固めしめ給へ、恐らくはその弟子ら來りて之を盜み「彼は死人の中より甦へれり」と民に言はん。然らば後の惑は前のよりも甚だしからん』 |
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六五 ピラト言ふ『なんぢらに番兵あり、往きて力限り固めよ』 |
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六六 乃ち彼らゆきて石に封印し、番兵を置きて墓を固めたり。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マタイによる福音書第二七章 |
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六二 あくる日は準備の日の翌日であったが、その日に、祭司長、パリサイ人たちは、ピラトのもとに集まって言った、 |
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六三 「長官、あの偽り者がまだ生きていたとき、『三日の後に自分はよみがえる』と言ったのを、思い出しました。 |
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六四 ですから、三日目まで墓の番をするように、さしずをして下さい。そうしないと、弟子たちがきて彼を盗み出し、『イエスは死人の中から、よみがえった』と、民衆に言いふらすかも知れません。そうなると、みんなが前よりも、もっとひどくだまされることになりましょう」。 |
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六五 ピラトは彼らに言った、「番人がいるから、行ってできる限り、番をさせるがよい」。 |
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六六 そこで、彼らは行って石に封印をし、番人を置いて墓の番をさせた。 |
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Office Murakami |