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四つの福音書による一つのイエス物語311 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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311 |
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籤で衣が兵士たちに分けられる |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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15;24 |
27;35〜36 |
23;34 |
19;23〜24 |
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第一五章二四節 |
第二七章三五〜三六節 |
第二三章三四節 |
第一九章二三〜二四節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬可傳iケ書第一五章 |
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二四 イエスを十字架に釘しのち誰が何を取んと鬮を拈てその衣服を分てり |
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馬太傳iケ書第二七章 |
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三五 斯てイエスを十字架に釘しのち鬮を拈て其衣を分これ預言者の言に彼等互に我が衣を分わが裏衣を鬮にすと云しに應へり |
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三六 兵卒こゝに坐してイエスを守れり |
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路加傳iケ書第二三章 |
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三四 イエス曰けるは父よ彼等を赦し給へ其爲ところを知ざるが故なり彼等鬮をしてイエスの衣服を分つ |
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約翰傳iケ書第一九章 |
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二三 兵卒どもイエスを十字架に釘し後その上衣をとり四に分て各その一を取また裹衣を取り此裹衣は縫なく上より渾く織るもの也ければ |
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二四 互に曰けるは之を裂ずして誰の屬にならんか鬮にすべし此は聖書に彼等たがひに我衣を分わが裹衣を鬮にすと云しに應せん爲なり兵卒ども已に此事を行り |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マルコ傳iケ書第一五章 |
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二四 彼らイエスを十字架につけ、而して誰が何を取るべきと、鬮を引きて其の衣を分つ、 |
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マタイ傳iケ書第二七章 |
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三五 彼らイエスを十字架につけてのち、籤をひきて其の衣をわかち、 |
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三六 且そこに坐して、イエスを守る。 |
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ルカ傳iケ書第二三章 |
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三四 斯てイエス言ひたまふ『父よ、彼らを赦し給へ。その爲す所を知らざればなり』彼らイエスの衣を分ちて鬮取にせり、 |
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ヨハネ傳iケ書第一九章 |
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二三 兵卒どもイエスを十字架につけし後、その衣をとりて四つに分け、おのおの其の一つを得たり。また下衣を取りしが、下衣は縫目なく、上より惣て織りたる物なれば、 |
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二四 兵卒ども互にいふ『これを裂くな、誰がうるか鬮にすべし』これは聖書の成就せん爲なり。曰く『かれら互にわが衣をわけ、わが衣を鬮にせり』兵卒ども斯くなしたり。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マルコによる福音書第一五章 |
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二四 それから、イエスを十字架につけた。そしてくじを引いて、だれが何を取るかを定めたうえ、イエスの着物を分けた。 |
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マタイによる福音書第二七章 |
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三五 彼らはイエスを十字架につけてから、くじを引いて、その着物を分け、 |
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三六 そこにすわってイエスの番をしていた。 |
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ルカによる福音書第二三章 |
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三四 そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。人々はイエスの着物をくじ引きで分け合った。 |
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ヨハネによる福音書第一九章 |
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二三 さて、兵卒たちはイエスを十字架につけてから、その上着をとって四つに分け、おのおの、その一つを取った。また下着を手に取ってみたが、それには縫い目がなく、上の方から全部一つに織ったものであった。 |
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二四 そこで彼らは互に言った、「それを裂かないで、だれのものになるか、くじを引こう」。これは、「彼らは互にわたしの上着を分け合い、わたしの衣をくじ引にした」という聖書が成就するためで、兵卒たちはそのようにしたのである。 |
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Office Murakami |