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四つの福音書による一つのイエス物語291 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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291 |
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「父よこの杯を除いて下さい」 |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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14;32〜42 |
26;36〜46 |
22;39〜46 |
12;27〜36 |
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第一四章三二〜四二節 |
第二六章三六〜四六節 |
第二二章三九〜四六節 |
第一二章二七〜三六節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬可傳iケ書第一四章 |
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三二 斯て彼等ゲツセマネといふ所に至りイエスその第子に曰けるは祈る間こゝに坐せよ |
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三三 遂にペテロ ヤコブ ヨハネを伴ひゆき甚しく憂へ哀を催し |
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三四 彼等に曰けるは我心いたく憂て死ばかりなり爾曹こゝに待て目を醒し居 |
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三五 イエス少し進行て地にふし祈り曰けるは若かなはゞ此時を去しめ給へ |
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三六 また曰けるはアバ父よ爾に於ては凡の事能ざるなし此杯を我より取たまへ然ざ我が欲ふ所を成んとするに非ず爾が欲ふ所に任せ給へ |
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三七 イエス來りて彼等の寢たるを見ペテロに曰けるはシモンなんぢ寢たるか一時も目を醒し居こと能ざる乎 |
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三八 誘惑に入ぬやう目を醒かつ祈その心~は願なれど肉體よわき也 |
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三九 復ゆきて同言を曰て祈れり |
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四十 返りて復彼らの寢たるを見る此は彼等その目倦たるなりイエスに何と對ふ可やを知ざりき |
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四一 三次きたりて彼等に曰けるは今は寢て安め充分なり時いたれり人の子は罪人の手に賣さるゝ也 |
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四二 起よ我儕ゆくべし我を賣す者近けり |
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馬太傳iケ書第二六章 |
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三六 厥時イエス彼等と偕にゲッセマネといふ處に至て弟子等に曰けるは爾曹こゝに坐われ彼處に往て祈らん |
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三七 ペテロ及ゼベダイの二人の子を携へ憂へ哀みを催し |
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三八 彼等に曰けるは我心いたく憂て死るばかり也こゝに待て我と偕に目を醒しをれ |
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三九 少し進往てひれふし祈いひけるは吾父よ若かなはゞ此杯を我より離ち給へ然ざ我心の從を成んとするに非ず聖旨に任せ給へ |
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四十 而て弟子に來り其寢たるを見てペテロに曰けるは如此一時も我と偕に目を醒をること能はざる乎 |
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四一 惑に入ぬやう目を醒かつ祈その靈には願ふなれど肉體よわきなり |
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四二 二次ゆきて復いのり曰けるは吾父よ若われに此杯を飮さで離つこと能ずば聖旨に任せ給へ |
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四三 來りて又かれらの寢たるを見これ彼等の目疲たる也 |
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四四 彼等を離れて又ゆき第三次も同言をもて祈れり |
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四五 遂に其弟子に來りて曰けるは今は寢て休め時は近し人の子罪人の手に付されん |
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四六 起よ我儕往べし我を賣す者近きたり |
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路加傳iケ書第二二章 |
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三九 イエス出て例の如く橄欖の山に往けるに其弟子も從へり |
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四十 其處に至て彼等に曰けるは誘惑に入ざるやう祈れ |
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四一 イエス彼等を離て石の投らるゝほど隔り曲膝いのり曰けるは |
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四二 父よ若し聖旨に肯ば此杯を我より離ち給へ然ども我意に非たゞ聖旨のまゝに成たまへ |
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四三 使者天より彼に現れて健壯を添ぬ |
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四四 イエス痛く哀み切に祈れり某汗は血の滴りの如く地に下たり |
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四五 祈禱より起て弟子に來り彼等が憂て寢れるを見 |
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四六 曰けるは何ぞ寢るや起て誘惑に入ざるやう祈れ |
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約翰傳iケ書第一二章 |
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二七 今わが心憂悼めり何を言んや父よ此時より我を救たまへと言んか否これが爲に我この時に至れるなり |
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二八 願くは父よ爾の名の榮を顯せ此とき天より聲ありて云われ其榮を既にに顯す再これを顯すべし |
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二九 傍に立る人々これを聞て雷なれりと曰ある人は天の使者かれに語れる也と曰り |
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三十 イエス答て曰けるは此聲は我ために非ず爾曹の爲なり |
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三一 斯世はいま審判せらる斯世の主はいま逐出さるべし |
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三一 我もし地より擧れなば萬民を引て我に就せん |
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三三 如此イエスの言るは其如何なる狀にて死んとするを示せる也 |
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三四 人々かれに答て曰けるは我儕律法にてキリストは窮なく存者なりと聞しに爾人の子かならず擧れんと言は何ぞや此人の子とは誰なる乎 |
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三五 イエス彼等に曰けるはなほ片時のあひだ光なんぢらと偕にあり光ある間に行て暗に追及れざるやう爲よ暗に行く者は其行べき方を知ず |
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三六 なんぢら光の子と爲べきために光のある間に光を信ぜよイエス此を言畢り彼等を避て隱たり |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マルコ傳iケ書第一四章 |
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三二 彼らゲツセマネと名づくる處に到りし時、イエス弟子たちに言ひ給ふ『わが祈る間、ここに坐せよ』 |
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三三 斯てペテロ、ヤコブ、ヨハネを件ひゆき、甚く驚き、かつ悲しみ出でて言ひ給ふ、 |
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三四 『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり、汝ら此處に留りて目を覺しをれ』 |
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三五 少し進みゆきて、地に平伏し、若しも得べくば此の時の己より過ぎ往かんことを祈りて言ひ給ふ、 |
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三六 『アバ父よ父には能はぬ事なし、此の酒杯を我より取り去り給へ。されど我が意のままを成さんとにあらず、御意のままを成し給へ』 |
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三七 來りて、その眠れるを見、ペテロに言ひ給ふ『シモンよ、なんぢ眠るか、一時も目を覺しをること能はぬか。 |
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三八 なんぢら誘惑に陷らぬやう目を覺し、かつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』 |
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三九 再びゆき、同じ言にて祈り給ふ。 |
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四〇 また來りて彼らの眠れるを見たまふ、是その目、いたく疲れたるなり、彼ら何と答ふべきかを知らざりき。 |
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四一 三度來りて言ひたまふ『今は眠りて休め、足れり、時きたれり。視よ、人の子は罪人らの手に付さるるなり。 |
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四二 起て、われら往くべし。視よ、我を賣る者ちかづけり』 |
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マタイ傳iケ書第二六章 |
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三六 爰にイエス彼らと共にゲツセマネといふ處にいたりて、弟子たちに言ひ給ふ『わが彼處にゆきて祈る間、なんぢら此處に坐せよ』 |
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三七 斯てペテロとゼベダイの子二人とを伴ひゆき、憂ひ悲しみ出でて言ひ給ふ、 |
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三八 『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり。汝ら此處に止まりて我と共に目を覺しをれ』 |
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三九 少し進みゆきて、平伏し祈りて言ひ給ふ『わが父よ、もし得べくぼ此の酒杯を我より過ぎ去らせ給へ。されど我が意の儘にとにはあらず、御意のままに爲し給へ』 |
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四〇 弟子たちの許きにたり、その眠れるを見てペテロに言ひ給ふ『なんぢら斯く一時も我と共に目を覺し居ること能はぬか。 |
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四一 誘惑に陷らぬやう目を覺し、かつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』 |
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四二 また二度ゆき祈りて言ひ給ふ『わが父よ、この酒坏もし我飮までは過ぎ去りがたくぼ、御意のままに成し給へ』 |
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四三 復きたりて彼らの眠れるを見たまふ、是その目疲れたるなり。 |
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四四 また離れゆきて三たび同じ言にて祈り給ふ。 |
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四五 而して弟子たちの許に來りて言ひ給ふ『今は眠りて休め。視よ、時近づけり、人の子は罪人らの手に付さるるなり。 |
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四六 起きよ、我ら往くべし。視よ、我を賣るもの近づけり』 |
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ルカ傳iケ書第二二章 |
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三九 遂に出でて常のごとく、オリブ山に往き給へば、弟子たちも從ふ。 |
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四〇 其處に至りて彼らに言ひたまふ『誘惑に入らぬやうに祈れ』 |
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四一 斯て自らは石の投げらるる程かれらより隔たり、跪づきて祈り言ひたまふ、 |
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四二 『父よ、御旨ならば、比の酒杯を我より取り去りたまへ、然れど我が意にあらずして御意の成らんことを願ふ』 |
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四三 時に天より御使、現れて、イエスに力を添ふ。 |
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四四 イエス悲しみ迫り、いよいよ切に祈り給へば、汗は地上に落つる血の雫の如し。 |
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四五 祈を了へ、起ちて弟子たちの許にきたり、その憂によりて眠れるを見て言ひたまふ、 |
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四六 『なんぞ眠るか、起て誘惑に入らぬやうに祈れ』 |
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ヨハネ傳iケ書第一二章 |
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二七 今わが心騷ぐ、我なにを言ふべきか。父よ、この時より我を救ひ給へ、されど我この爲にこの時に到れり。 |
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二八 父よ、御名の榮光をあらはし給へ』爰に天より聲いでて言ふ『われ旣に榮光をあらはしたり、復さらに顯さん』 |
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二九 傍らに立てる群衆これを聞きて『雷霆鳴れり』と言ひ、ある人々は『御使かれに語れるなり』と言ふ。 |
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三〇 イエス答へて言ひ給ふ『この聲の來りしは、我が爲にあらず、汝らの爲なり。 |
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三一 今この世の審判は來れり、今この世の若は逐ひ出さるべし。 |
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三二 我もし地より擧げられなば、凡ての人をわが許に引きよせん』 |
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三三 かく言ひて己が如何なる死にて死ぬるかを示し給へり。 |
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三四 群衆こたふ『われら律法によりて、キリストは永遠に存へ給ふと聞きたるに、汝いかなれば人の子は擧げらるべしと言ふか、その人の子とは誰なるか』 |
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三五 イエス言ひ給ふ『なほ暫し光は汝らの中にあり、光のある間に歩みて暗Kに追及かれぬやうに爲よ、暗き中を歩む者は往方を知らず。 |
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三六 光の子とならんために光のある間に光を信ぜよ』イエス此等のことを語りてのち、彼らを避けて隱れ給へり。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マルコによる福音書第一四章 |
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三二 さて、一同はゲツセマネという所にきた。そしてイエスは弟子たちに言われた、「わたしが祈っている間、ここにすわっていなさい」。 |
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三三 そしてペテロ、ヤコブ、ヨハネを一緒に連れて行かれたが、恐れおののき、また悩みはじめて、彼らに言われた、 |
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三四 「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、目をさましていなさい」。 |
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三五 そして少し進んで行き、地にひれ伏し、もしできることなら、この時を過ぎ去らせてくださるようにと祈りつづけ、そして言われた、 |
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三六 「アバ、父よ、あなたには、できないことはありません。どうか、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのままになさってください」。 |
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三七 それから、きてごらんになると、弟子たちが眠っていたので、ペテロに言われた、「シモンよ、眠っているのか、ひと時も目をさましていることができなかったのか。 |
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三八 誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」。 |
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三九 また離れて行って同じ言葉で祈られた。 |
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四〇 またきてごらんになると、彼らはまだ眠っていた。その目が重くなっていたのである。そして、彼らはどうお答えしてよいか、わからなかった。 |
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四一 三度目にきて言われた、「まだ眠っているのか、休んでいるのか。もうそれでよかろう。時がきた。見よ、人の子は罪人らの手に渡されるのだ。 |
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四二 立て、さあ行こう。見よ。わたしを裏切る者が近づいてきた」。 |
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マタイによる福音書第二六章 |
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三六 それから、イエスは彼らと一緒に、ゲツセマネという所へ行かれた。そして弟子たちに言われた、「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここにすわっていなさい」。 |
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三七 そしてペテロとゼベダイの子ふたりとを連れて行かれたが、悲しみを催しまた悩みはじめられた。 |
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三八 そのとき、彼らに言われた、「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、わたしと一緒に目をさましていなさい」。 |
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三九 そして少し進んで行き、うつぶしになり、祈って言われた、「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」。 |
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四〇 それから、弟子たちの所にきてごらんになると、彼らが眠っていたので、ペテロに言われた、「あなたがたはそんなに、ひと時もわたしと一緒に目をさましていることが、できなかったのか。 |
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四一 誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」。 |
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四二 また二度目に行って、祈って言われた、「わが父よ、この杯を飲むほかに道がないのでしたら、どうか、みこころが行われますように」。 |
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四三 またきてごらんになると、彼らはまた眠っていた。その目が重くなっていたのである。 |
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四四 それで彼らをそのままにして、また行って、三度目に同じ言葉で祈られた。 |
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四五 それから弟子たちの所に帰ってきて、言われた、「まだ眠っているのか、休んでいるのか。見よ、時が迫った。人の子は罪人らの手に渡されるのだ。 |
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四六 立て、さあ行こう。見よ、わたしを裏切る者が近づいてきた」。 |
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ルカによる福音書第二二章 |
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三九 イエスは出て、いつものようにオリブ山に行かれると、弟子たちも従って行った。 |
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四〇 いつもの場所に着いてから、彼らに言われた、「誘惑に陥らないように祈りなさい」。 |
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四一 そしてご自分は、石を投げてとどくほど離れたところへ退き、ひざまずいて、祈って言われた、 |
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四二 「父よ、みこころならば、どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください」。 |
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四三 そのとき、御使が天からあらわれてイエスを力づけた。 |
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四四 イエスは苦しみもだえて、ますます切に祈られた。そして、その汗が血のしたたりのように地に落ちた。 |
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四五 祈を終えて立ちあがり、弟子たちのところへ行かれると、彼らが悲しみのはて寝入っているのをごらんになって |
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四六 言われた、「なぜ眠っているのか。誘惑に陥らないように、起きて祈っていなさい」。 |
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ヨハネによる福音書第一二章 |
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二七 今わたしは心が騒いでいる。わたしはなんと言おうか。父よ、この時からわたしをお救い下さい。しかし、わたしはこのために、この時に至ったのです。 |
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二八 父よ、み名があがめられますように」。すると天から声があった、「わたしはすでに栄光をあらわした。そして、更にそれをあらわすであろう」。 |
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二九 すると、そこに立っていた群衆がこれを聞いて、「雷がなったのだ」と言い、ほかの人たちは、「御使が彼に話しかけたのだ」と言った。 |
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三〇 イエスは答えて言われた、「この声があったのは、わたしのためではなく、あなたがたのためである。 |
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三一 今はこの世がさばかれる時である。今こそこの世の君は追い出されるであろう。 |
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三二 そして、わたしがこの地から上げられる時には、すべての人をわたしのところに引きよせるであろう」。 |
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三三 イエスはこう言って、自分がどんな死に方で死のうとしていたかを、お示しになったのである。 |
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三四 すると群衆はイエスにむかって言った、「わたしたちは律法によって、キリストはいつまでも生きておいでになるのだ、と聞いていました。それだのに、どうして人の子は上げられねばならないと、言われるのですか。その人の子とは、だれのことですか」。 |
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三五 そこでイエスは彼らに言われた、「もうしばらくの間、光はあなたがたと一緒にここにある。光がある間に歩いて、やみに追いつかれないようにしなさい。やみの中を歩く者は、自分がどこへ行くのかわかっていない。 |
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三六 光のある間に、光の子となるために、光を信じなさい」。イエスはこれらのことを話してから、そこを立ち去って、彼らから身をお隠しになった。 |
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Office Murakami |