|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
四つの福音書による一つのイエス物語284 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
* |
284 |
* |
弁護者が罪をこの世に悟らせる |
* |
上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
|
ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
|
馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
|
マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
|
マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
|
|
|
|
16;4〜11 |
|
|
|
|
第一六章四〜一一節 |
* |
英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
|
|
|
|
約翰傳iケ書第一六章 |
|
|
|
|
四 我これを爾曹に語れるは時いたりて我これを言し事を爾曹の憶起ん爲なり曩に之を爾曹に語ざりしは我なんぢらと偕に在たれば也 |
|
|
|
|
五 我いま我を遣しゝ者に往んとす然ど爾曹の中われに何處へ往と問る者なく |
|
|
|
|
六 反て我この事を言しに因て憂なんぢらの心に盈り |
|
|
|
|
七 われ眞を爾曹に吿ん我往は爾曹のuなり若ゆかずば訓慰師なんぢらに來じ若ゆかば彼を爾曹に遣らん |
|
|
|
|
八 かれ來らんとき罪につき義につき審判につき世をして罪ありと曉しめん |
|
|
|
|
九 罪に就てと云るは我を信ぜざるに因てなり |
|
|
|
|
十 義に就てと云るは我わが父へ往によりて爾曹また我を見ざれば也 |
|
|
|
|
十一 審判に就てと云るは斯世の主審判を受ればなり |
* |
日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
|
|
|
|
ヨハネ傳iケ書第一六章 |
|
|
|
|
四 我これらの事を語りたるは、時いたりて我が斯く言ひしことを汝らの思ひいでん爲なり。初より此等のことを言はぎりしは、我なんぢらと偕に在りし故なり。 |
|
|
|
|
五 今われを遣し給ひし者にゆく、然るに汝らの中、たれも我に「何處にゆく」と問ふ者なし。 |
|
|
|
|
六 唯これらの事を語りしによりて、憂なんぢらの心にみてり。 |
|
|
|
|
七 されど、われ實を汝らに吿ぐ、わが去るは汝らのuなり。我さらずば助主なんぢらに來らじ、我ゆかば之を汝らに遣さん。 |
|
|
|
|
八 かれ來らんとき世をして罪につき、義につき、審判につきて、過てるを認めしめん。 |
|
|
|
|
九 罪に就きてとは、彼ら我を信ぜぬに因りてなり。 |
|
|
|
|
一〇 義に就きてとは、われ父にゆき、汝ら今より我を見ぬに因りてなり。 |
|
|
|
|
一一 審判に就きてとは、此の世の君さばかるるに因りてなり。 |
* |
日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
|
|
|
|
ヨハネによる福音書第一六章 |
|
|
|
|
四 わたしがあなたがたにこれらのことを言ったのは、彼らの時がきた場合、わたしが彼らについて言ったことを、思い起させるためである。これらのことを初めから言わなかったのは、わたしがあなたがたと一緒にいたからである。 |
|
|
|
|
五 けれども今わたしは、わたしをつかわされたかたのところに行こうとしている。しかし、あなたがたのうち、だれも『どこへ行くのか』と尋ねる者はない。 |
|
|
|
|
六 かえって、わたしがこれらのことを言ったために、あなたがたの心は憂いで満たされている。 |
|
|
|
|
七 しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。 |
|
|
|
|
八 それがきたら、罪と義とさばきとについて、世の人の目を開くであろう。 |
|
|
|
|
九 罪についてと言ったのは、彼らがわたしを信じないからである。 |
|
|
|
|
一〇 義についてと言ったのは、わたしが父のみもとに行き、あなたがたは、もはやわたしを見なくなるからである。 |
|
|
|
|
一一 さばきについてと言ったのは、この世の君がさばかれるからである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Office Murakami |