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四つの福音書による一つのイエス物語273 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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273 |
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「パンは私の体、杯は私の血」と告げる |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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14;22〜24 |
26;26〜28 |
22;19〜20 |
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第一四章二二〜二四節 |
第二六章二六〜二八節 |
第二二章一九〜二〇節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬可傳iケ書第一四章 |
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二二 かわら食する時イエス パンを取て祝し之を擘かれらに予て曰けるは取て食へ此は我身なり |
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二三 また杯を取て謝し彼等に予ければ皆この杯より飮り |
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二四 イエス曰けるは此は新約の我血にして衆の人の爲に流す所のもの也 |
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馬太傳iケ書第二六章 |
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二六 かれら食する時イエス パンを取て祝し之をさき弟子に與て曰けるは取て食これは我身なり |
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二七 また杯を取て謝し彼等に與て曰けるは爾曹みな此杯より飮 |
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二八 これ新約の我血にして罪を赦さんとて衆の人の爲に流所のもの也 |
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路加傳iケ書第二二章 |
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十九 またパンをとり謝して擘かれらに予て曰けるは此は爾曹の爲に予るわが身體なり我を記ん爲に此を行 |
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二十 また食してのち杯をとり曰けるは此杯は爾曹の爲に流す我血にして立る所の新約なり |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マルコ傳iケ書第一四章 |
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二二 彼ら食しをる時、イエス、パンを取り、祝してさき、弟子たちに與へて言ひたまふ『取れ、これは我が體なり』 |
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二三 また酒杯を取り、謝して彼らに與へ給へば、皆この酒杯より飮めり。 |
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二四 また言ひ給ふ『これは契約の我が血、おほくの人の爲に流す所のものなり。 |
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マタイ傳iケ書第二六章 |
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二六 彼ら食しをる時イエス、パンをとり、祝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『取りて食へ、これは我が體なり』 |
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二七 また酒杯をとりて謝し、彼らに與へて言ひ給ふ『なんぢら皆この酒杯より飮め。 |
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二八 これは契約のわが血なり、多くの人のために罪の赦を得させんとて、流す所のものなり。 |
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ルカ傳iケ書第二二章 |
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一九 またパンを取り謝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『これは汝らの爲に與ふる我が體なり。我が記念として之を行へ』 |
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二〇 夕餐ののち酒杯をも然して言ひ給ふ『この酒杯は汝らの爲に流す我が血によりて立つる新しき契約なり。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マルコによる福音書第一四章 |
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二二 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取れ、これはわたしのからだである」。 |
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二三 また杯を取り、感謝して彼らに与えられると、一同はその杯から飲んだ。 |
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二四 イエスはまた言われた、「これは、多くの人のために流すわたしの契約の血である。 |
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マタイによる福音書第二六章 |
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二六 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、これはわたしのからだである」。 |
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二七 また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われた、「みな、この杯から飲め。 |
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二八 これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。 |
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ルカによる福音書第二二章 |
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一九 またパンを取り、感謝してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「これは、あなたがたのために与えるわたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。 |
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二〇 食事ののち、杯も同じ様にして言われた、「この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である。 |
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Office Murakami |