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四つの福音書による一つのイエス物語271 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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271 |
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「互いに足を洗え」 |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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13;12〜17 |
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第一三章一二〜一七節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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約翰傳iケ書第一三章 |
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十二 彼等の足を濯し後その上衣を取また坐彼等に曰けるは我なんぢらに行し事を知か |
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十三 爾曹われを師と呼また主と呼なんぢらの言ところは宜われは誠に是なり |
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十四 我は爾曹の師また主なるに尚なんぢらの足を濯ふ爾曹も亦たがひに足を濯ふべし |
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十五 我なんぢらに例を示せり此は我なんぢらに行し如く爾曹にも行しめんが爲たり |
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十六 われ誠に實に爾曹に吿ん僕は其主より大ならず又使者は之を遣す者より大ならず |
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十七 爾曹もし之を知て此の如く行ばなり |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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ヨハネ傳iケ書第一三章 |
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一二 彼らの足をあらひ、己が上衣をとり、再び席につきて後いひ給ふ『わが汝らに爲したることを知るか。 |
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一三 なんぢら我を師また主ととなふ、然か言ふは宜なり、我は是なり。 |
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一四 我は主また師なるに、尙なんぢらの足を洗ひたれば、汝らも互に足を洗ふべきなり。 |
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一五 われ汝らに模範を示せり、わが爲ししごとく、汝らも爲さんためなり。 |
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一六 誠にまことに汝らに吿ぐ、僕はその主よりも大ならず、遣されたる者は之を遣す者よりも大ならず。 |
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一七 汝等これらの事を知りて之を行はば幸なり。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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ヨハネによる福音書第一三章 |
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一二 こうして彼らの足を洗ってから、上着をつけ、ふたたび席にもどって、彼らに言われた、「わたしがあなたがたにしたことがわかるか。 |
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一三 あなたがたはわたしを教師、また主と呼んでいる。そう言うのは正しい。わたしはそのとおりである。 |
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一四 しかし、主であり、また教師であるわたしが、あなたがたの足を洗ったからには、あなたがたもまた、互に足を洗い合うべきである。 |
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一五 わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ。 |
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一六 よくよくあなたがたに言っておく。僕はその主人にまさるものではなく、つかわされた者はつかわした者にまさるものではない。 |
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一七 もしこれらのことがわかっていて、それを行うなら、あなたがたはさいわいである。 |
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Office Murakami |