| 四つの福音書による一つのイエス物語269 | ||||||||
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました | ||||||||
| マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます | ||||||||
| 物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています | ||||||||
| 福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました | ||||||||
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| 269 | ||||||||
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| 過越の食事を整えさせる | ||||||||
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| 上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか | ||||||||
| ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ | ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ | ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ | ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ | |||||
| 馬可傳iケ書 | 馬太傳iケ書 | 路加傳iケ書 | 約翰傳iケ書 | |||||
| マルコ傳iケ書 | マタイ傳iケ書 | ルカ傳iケ書 | ヨハネ傳iケ書 | |||||
| マルコによる福音書 | マタイによる福音書 | ルカによる福音書 | ヨハネによる福音書 | |||||
| 14;12〜16 | 26;17〜19 | 22;7〜13 | ||||||
| 第一四章一二〜一六節 | 第二六章一七〜一九節 | 第二二章七〜一三節 | ||||||
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| 英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう | ||||||||
| 馬可傳iケ書第一四章 | ||||||||
| 十二 除酵節の首の日すなはち逾越の羔を殺すべき日弟子イエスに曰けるは逾越の食を何處へ往て我儕備ふべき乎 | ||||||||
| 十三 イエス二人の弟子を遣さんとして之に曰けるは京城に往さらば水を盛たる瓶を挈る人に遇べし之に從へ | ||||||||
| 十四 その入ところの家の主人に師いふ我弟子と偕に逾越を食すべき客房は安に在やと曰 | ||||||||
| 十五 然れば彼陳設たる大なる樓房を爾曹に示べし我儕の爲に其處に備よ | ||||||||
| 十六 弟子ゆさて京城に入しにイエスの曰たまへる如く遇しかば逾越の備をなせり | ||||||||
| 馬太傳iケ書第二六章 | ||||||||
| 十七 除酵節の首の日弟子イエスに來り曰けるは我儕すぎこしの食を爾の爲に何處に備ふべき乎 | ||||||||
| 十八 イエス曰けるは京城にいり某に至ていへ師いふ我が時近きければ我弟子と偕に逾越の節筵を爾が家に行べしと | ||||||||
| 十九 弟子イエスに命ぜられし如して逾越の食を備ふ | ||||||||
| 路加傳iケ書第二二章 | ||||||||
| 七 さて除酵節なる逾越の羔を殺べき日になりければ | ||||||||
| 八 イエス ペテロとヨハネを遣さんとて曰けるは往て我儕が食せん爲に逾越を備よ | ||||||||
| 九 かれら答けるは何處に之を備んと爲か | ||||||||
| 十 イエス曰けるは城下に入ば水を盛たる瓶を挈る人なんぢらに遇べし其入ところの家に隨ひ往て | ||||||||
| 十一 家の主に師なんぢに云われ弟子と共に逾越を食すべき客房は何處に在やと曰 | ||||||||
| 十二 然すれば彼そなへたる大なる樓房を示すべし其處に備よ | ||||||||
| 十三 彼等ゆきてイエスの曰給ひたる如く遇しかば逾越の備を爲り | ||||||||
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| 日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう | ||||||||
| マルコ傳iケ書第一四章 | ||||||||
| 一二 除酵祭の初の日、即ち過越の羔羊を屠るべき日、弟子たちイエスに言ふ『過越の食をなし給ふために、我らが何處に往きて備ふることを望み給ふか』 | ||||||||
| 一三 イエス二人の弟子を遣さんとして言ひたまふ『キに往け、然らば水をいれたる瓶を持つ人、なんぢらに遇ふべし。之に從ひ往き、 | ||||||||
| 一四 その入る所の家主に「師いふ、われ弟子らと共に過越の食を爲すべき座敷は何處なるか」と言へ。 | ||||||||
| 一五 然らば調へ備へたる大なる二階座敷を見すべし。其處に我らのために備へよ』 | ||||||||
| 一六 弟子たち出で往きてキに入り、イエスの言ひ給ひし如くなるを見て過越の設備をなせり | ||||||||
| マタイ傳iケ書第二六章 | ||||||||
| 一七 除酵祭の初の日、弟子たちイエスに來りて言ふ『過越の食をなし給ふために何處に我らが備ふる事を望み給ふか』 | ||||||||
| 一八 イエス言ひたまふ『キにゆき、其のもとに到りて「師いふ、わが時近づけり。われ弟子たちと共に過越を汝の家にて守らん」と言へ』 | ||||||||
| 一九 弟子たちイエスの命じ給ひし如くして、過越の備をなせり。 | ||||||||
| ルカ傳iケ書第二二章 | ||||||||
| 七 過越の羔羊を屠るべき除酵祭の日、來りたれば、 | ||||||||
| 八 イエス、ペテロとヨハネとを遣さんとして言ひたまふ『往きて我らの食せん爲に過越の備をなせ』 | ||||||||
| 九 彼ら言ふ『何處に備ふることを望み給ふか』 | ||||||||
| 一〇 イエス言ひたまふ『視よ、キに入らば、水をいれたる瓶を持つ人なんぢらに遇ふべし、之に從ひゆき、その入る所の家にいりて、 | ||||||||
| 一一 家の主人に「師なんぢに言ふ、われ弟子らと共に過越の食をなすべき座敷は何處なるか」と言へ。 | ||||||||
| 一二 さらば調へたる大なる二階座敷を見すべし。其處に備へよ』 | ||||||||
| 一三 かれら出で往きて、イエスの言ひ給ひし如くなるを見て過越の設備をなせり。 | ||||||||
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| 日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう | ||||||||
| マルコによる福音書第一四章 | ||||||||
| 一二 除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊をほふる日に、弟子たちがイエスに尋ねた、「わたしたちは、過越の食事をなさる用意を、どこへ行ってしたらよいでしょうか」。 | ||||||||
| 一三 そこで、イエスはふたりの弟子を使いに出して言われた、「市内に行くと、水がめを持っている男に出会うであろう。その人について行きなさい。 | ||||||||
| 一四 そして、その人がはいって行く家の主人に言いなさい、『弟子たちと一緒に過越の食事をする座敷はどこか、と先生が言っておられます』。 | ||||||||
| 一五 するとその主人は、席を整えて用意された二階の広間を見せてくれるから、そこにわたしたちのために用意をしなさい」。 | ||||||||
| 一六 弟子たちは出かけて市内に行って見ると、イエスが言われたとおりであったので、過越の食事の用意をした。 | ||||||||
| マタイによる福音書第二六章 | ||||||||
| 一七 さて、除酵祭の第一日に、弟子たちはイエスのもとにきて言った、「過越の食事をなさるために、わたしたちはどこに用意をしたらよいでしょうか」。 | ||||||||
| 一八 イエスは言われた、「市内にはいり、かねて話してある人の所に行って言いなさい、『先生が、わたしの時が近づいた、あなたの家で弟子たちと一緒に過越を守ろうと、言っておられます』」。 | ||||||||
| 一九 弟子たちはイエスが命じられたとおりにして、過越の用意をした。 | ||||||||
| ルカによる福音書第二二章 | ||||||||
| 七 さて、過越の小羊をほふるべき除酵祭の日がきたので、 | ||||||||
| 八 イエスはペテロとヨハネとを使いに出して言われた、「行って、過越の食事ができるように準備をしなさい」。 | ||||||||
| 九 彼らは言った、「どこに準備をしたらよいのですか」。 | ||||||||
| 一〇 イエスは言われた、「市内にはいったら、水がめを持っている男に出会うであろう。その人がはいる家までついて行って、 | ||||||||
| 一一 その家の主人に言いなさい、『弟子たちと一緒に過越の食事をする座敷はどこか、と先生が言っておられます』。 | ||||||||
| 一二 すると、その主人は席の整えられた二階の広間を見せてくれるから、そこに用意をしなさい」。 | ||||||||
| 一三 弟子たちは出て行ってみると、イエスが言われたとおりであったので、過越の食事の用意をした。 | ||||||||
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