| 四つの福音書による一つのイエス物語265 | |||||||||
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました | |||||||||
| マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます | |||||||||
| 物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています | |||||||||
| 福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました | |||||||||
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| 265 | |||||||||
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| 「私を信じなくても業を信じよ」 | |||||||||
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| 上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか | |||||||||
| ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ | ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ | ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ | ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ | ||||||
| 馬可傳iケ書 | 馬太傳iケ書 | 路加傳iケ書 | 約翰傳iケ書 | ||||||
| マルコ傳iケ書 | マタイ傳iケ書 | ルカ傳iケ書 | ヨハネ傳iケ書 | ||||||
| マルコによる福音書 | マタイによる福音書 | ルカによる福音書 | ヨハネによる福音書 | ||||||
| 10;31〜42 | |||||||||
| 第一〇章三一〜四二節 | |||||||||
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| 英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう | |||||||||
| 約翰傳iケ書第一〇章 | |||||||||
| 三一 是に於てユダヤ人石をとりて復かれを擊んとせり | |||||||||
| 三二 イエス彼等に答けるは我父より受て我おほくの善事を爾曹に示しに其うち何の事によりて我を石にて擊んとする乎 | |||||||||
| 三三 ユダヤ人こたへて曰けるは石にて擊んとするは善事の爲に非ず爾たゞ褻瀆ことをいひ且なんぢ人なるに己を~となすに因てなり | |||||||||
| 三四 イエス答けるは爾曹の律法に我いふ爾曹は~なりと錄されしに非ずや | |||||||||
| 三五 聖書は毀る可らず若~の命を奉し者を~と稱んには | |||||||||
| 三六 父の聖別ちて世に遣しゝ者われは~の子なりと稱ばとて何ぞ之を褻瀆ことをいふと曰べけん乎 | |||||||||
| 三七 もし我わが父の事を行ずば我を信ずること勿れ | |||||||||
| 三八 若これを行ば我を信ぜずとも其事を信ぜよ蓋父の我にあり我の父に在ことを爾曹しりて信ぜんが爲なり | |||||||||
| 三九 彼等また執んとしたりしがイエスその手を脱て去り | |||||||||
| 四十 斯て復ヨルダンの外なるヨハネのバプテスマを施しゝ所に往て彼處に居けるに | |||||||||
| 四一 多の人かれに至り曰けるはヨハネに休徵を行ず然ども此人につきてヨハネのいひし言はみな眞なり | |||||||||
| 四二 是に於て許多の人かしこにて彼を信ぜり | |||||||||
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| 日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう | |||||||||
| ヨハネ傳iケ書第一〇章 | |||||||||
| 三一 ユダヤ人また石を取りあげてイエスを擊たんとす。 | |||||||||
| 三二 イエス答へ給ふ『われは父によりて多くの善き業を汝らに示したり、その孰の業ゆゑに我を石にて擊たんとするか』 | |||||||||
| 三三 ユダヤ人こたふ『なんぢを石にて擊つは善きわざの故ならず、瀆言の故にして、汝人なるに己を~とする故なり』 | |||||||||
| 三四 イエス答へ給ふ『なんぢらの律法に「われ言ふ、汝らは~なり」と錄されたるに非ずや。 | |||||||||
| 三五 かく~の言を賜りし人々を~と云へり。聖書は廢るべきにあらず、 | |||||||||
| 三六 然るに父の潔め別ちて世に遣し給ひし者が「われは~の子なり」と言へばとて、何ぞ「瀆言を言ふ」といふか。 | |||||||||
| 三七 我もし我が父のわざを行はずば我を信ずな、 | |||||||||
| 三八 もし行はば假令われを信ぜずとも、その業を信ぜよ。然らば父の我にをり、我の父に居ることを知りて悟らん』 | |||||||||
| 三九 かれら復イエスを捕へんとせしが、その手より脫れて去り給へり。 | |||||||||
| 四〇 斯てイエス復ヨルダンの彼方、ヨハネの最初にバプテスマを施したる處にいたり、其處にとどまり給ひしが、 | |||||||||
| 四一 多くの人みもとに來りて『ヨハネは何の徵をも行はざりしかど、この人に就きてヨハネの言ひし事は、ことごとく眞なりき』と言ふ。 | |||||||||
| 四二 而して多くの人、かしこにてイエスを信じたり。 | |||||||||
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| 日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう | |||||||||
| ヨハネによる福音書第一〇章 | |||||||||
| 三一 そこでユダヤ人たちは、イエスを打ち殺そうとして、また石を取りあげた。 | |||||||||
| 三二 するとイエスは彼らに答えられた、「わたしは、父による多くのよいわざを、あなたがたに示した。その中のどのわざのために、わたしを石で打ち殺そうとするのか」。 | |||||||||
| 三三 ユダヤ人たちは答えた、「あなたを石で殺そうとするのは、よいわざをしたからではなく、神を汚したからである。また、あなたは人間であるのに、自分を神としているからである」。 | |||||||||
| 三四 イエスは彼らに答えられた、「あなたがたの律法に、『わたしは言う、あなたがたは神々である』と書いてあるではないか。 | |||||||||
| 三五 神の言を託された人々が、神々といわれておるとすれば、(そして聖書の言は、すたることがあり得ない) | |||||||||
| 三六 父が聖別して、世につかわされた者が、『わたしは神の子である』と言ったからとて、どうして『あなたは神を汚す者だ』と言うのか。 | |||||||||
| 三七 もしわたしが父のわざを行わないとすれば、わたしを信じなくてもよい。 | |||||||||
| 三八 しかし、もし行っているなら、たといわたしを信じなくても、わたしのわざを信じるがよい。そうすれば、父がわたしにおり、また、わたしが父におることを知って悟るであろう」。 | |||||||||
| 三九 そこで、彼らはまたイエスを捕えようとしたが、イエスは彼らの手をのがれて、去って行かれた。 | |||||||||
| 四〇 さて、イエスはまたヨルダンの向こう岸、すなわち、ヨハネが初めにバプテスマを授けていた所に行き、そこに滞在しておられた。 | |||||||||
| 四一 多くの人々がイエスのところにきて、互に言った、「ヨハネはなんのしるしも行わなかったが、ヨハネがこのかたについて言ったことは、皆ほんとうであった」。 | |||||||||
| 四二 そして、そこで多くの者がイエスを信じた。 | |||||||||
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