| 四つの福音書による一つのイエス物語239 | ||||||||
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました | ||||||||
| マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます | ||||||||
| 物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています | ||||||||
| 福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました | ||||||||
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| 239 | ||||||||
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| 最大の掟について答える | ||||||||
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| 上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか | ||||||||
| ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ | ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ | ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ | ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ | |||||
| 馬可傳iケ書 | 馬太傳iケ書 | 路加傳iケ書 | 約翰傳iケ書 | |||||
| マルコ傳iケ書 | マタイ傳iケ書 | ルカ傳iケ書 | ヨハネ傳iケ書 | |||||
| マルコによる福音書 | マタイによる福音書 | ルカによる福音書 | ヨハネによる福音書 | |||||
| 12;28〜34 | 22;34〜40 | 10;25〜28 | ||||||
| 第一二章二八〜三四節 | 第二二章三四〜四〇節 | 第一〇章二五〜二八節 | ||||||
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| 英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう | ||||||||
| 馬可傳iケ書第一二章 | ||||||||
| 二八 學者の一人彼等の議論を聞てイエスの善これに應しを知きたり彼に問けるはゥ誡のうち何れ首なる乎 | ||||||||
| 二九 イエス彼に答けるはゥ誡の首はイスラエルよ聽け主なる我儕の~は即ち一の主なり | ||||||||
| 三十 なんぢ心を盡し拐~を盡し意を盡し力を盡し主なる爾の~を愛すべし是誡の首なり | ||||||||
| 三一 第二も亦これに同じ己の如く爾の隣を愛すべし斯より大なる誡なし | ||||||||
| 三二 學者イエスに曰けるは善かな師よ爾~は即ち一にして他に~なしと曰しは誠なり | ||||||||
| 三三 また心を盡し智慧を盡し拐~を盡し力を盡して之を愛し又おのれの如く隣を愛するはゥの燔祭と禮物よりも愈なり | ||||||||
| 三四 イエス彼が道理を知る答を見て之に曰けるは爾~の國より遠からず此のち敢てイエスに問者なかりき | ||||||||
| 馬太傳iケ書第二二章 | ||||||||
| 三四 イエス サドカイの人をして口を塞がしめたりと聞てパリサイの人一處に集りけるが | ||||||||
| 三五 その中なる一人の教法師イエスを試みん爲に問て曰けるは | ||||||||
| 三六 師よ律法のうち何の誡か大なる | ||||||||
| 三七 イエス答けるは爾心を盡し精~を盡し意を盡し主なる爾の~を愛すべし | ||||||||
| 三八 これ第一にして大たる誡なり | ||||||||
| 三九 第二も亦これに同じ己の如く爾の隣を愛すべし | ||||||||
| 四十 凡の律法と預言者は此二の誡に因り | ||||||||
| 路加傳iケ書第一〇章 | ||||||||
| 二五 爰に一個の教法師あり起て彼を試み曰けるは師と我なにを爲ば永生を受べき乎 | ||||||||
| 二六 イエス曰けるは律法に錄されしは何ぞ爾いかに讀か | ||||||||
| 二七 答て曰けるは爾心を盡し精~を盡し力を盡し意を盡して主なる爾の~を愛すべし亦己の如く鄰を愛すべし | ||||||||
| 二八 イエス曰けるは爾の答へ然り之を行はゞ生べし | ||||||||
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| 日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう | ||||||||
| マルコ傳iケ書第一二章 | ||||||||
| 二八 學者の一人、かれらの論じをるを聞き、イエスの善く答へ給へるを知り、進み出でて問ふ『すべての誠命のうち、何か第一なる』 | ||||||||
| 二九 イエス答へたまふ『第一は是なり「イスラエルよ聽け、主なる我らの~は唯一の主なり。 | ||||||||
| 三〇 なんぢ心を盡し、拐~を盡し、思を盡し、力を盡して、主なる汝の~を愛すべし」 | ||||||||
| 三一 第二は是なり「おのれの如く汝の隣を愛すべし」此の二つより大なる誡命はなし』 | ||||||||
| 三二 學者いふ『善きかな師よ「~は唯一にして他に~なし」と言ひ給へるは眞なり。 | ||||||||
| 三三 「ことろを盡し、智慧を盡し、力を盡して~を愛し、また己のごとく隣を愛する」は、もろもろの燔祭および犧牲に勝るなり』 | ||||||||
| 三四 イエスその聰く答へしを見て言ひ給ふ、『なんぢ~の國に遠からず』此の後たれも敢てイエスに問ふ者なかりき。 | ||||||||
| マタイ傳iケ書第二二章 | ||||||||
| 三四 パリサイ人ら、イエスのサドカイ人らを默さしめ給ひしことを聞きて相集り、 | ||||||||
| 三五 その中なる一人のヘ法師、イエスを試むる爲に問ふ、 | ||||||||
| 三六 『帥よ、律法のうち孰の誡命か大なる』 | ||||||||
| 三七 イエス言ひ給ふ『「なんぢ心を盡し、拐~を盡し、思を盡して主なる汝の~を愛すべし」 | ||||||||
| 三八 これは大にして第一の誠命なり。 | ||||||||
| 三九 第二もまた之にひとし「おのれの如く、なんぢの隣を愛すべし」 | ||||||||
| 四〇 律法全體と預言者とは此の二つの誠命に據るなり』 | ||||||||
| ルカ傳iケ書第一〇章 | ||||||||
| 二五 視よ、或るヘ法師、立ちてイエスを試みて言ふ『師よ、われ永遠の生命を嗣ぐためには何をなすべきか』 | ||||||||
| 二六 イエス言ひたまふ『律法に何と錄したるか、汝いかに讀むか』 | ||||||||
| 二七 答へて言ふ『なんぢ心を盡し、拐~を盡し、力を盡し、思を盡して、主たる汝の~を愛すべし。また己のごとく汝の隣を愛すべし』 | ||||||||
| 二八 イエス言ひ給ふ『なんぢの答は正し。之を行へ、さらば生くべし』 | ||||||||
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| 日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう | ||||||||
| マルコによる福音書第一二章 | ||||||||
| 二八 ひとりの律法学者がきて、彼らが互に論じ合っているのを聞き、またイエスが巧みに答えられたのを認めて、イエスに質問した、「すべてのいましめの中で、どれが第一のものですか」。 | ||||||||
| 二九 イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。 | ||||||||
| 三〇 心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 | ||||||||
| 三一 第二はこれである、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。 | ||||||||
| 三二 そこで、この律法学者はイエスに言った、「先生、仰せのとおりです、『神はひとりであって、そのほかに神はない』と言われたのは、ほんとうです。 | ||||||||
| 三三 また『心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する』ということは、すべての燔祭や犠牲よりも、はるかに大事なことです」。 | ||||||||
| 三四 イエスは、彼が適切な答をしたのを見て言われた、「あなたは神の国から遠くない」。それから後は、イエスにあえて問う者はなかった。 | ||||||||
| マタイによる福音書第二二章 | ||||||||
| 三四 さて、パリサイ人たちは、イエスがサドカイ人たちを言いこめられたと聞いて、一緒に集まった。 | ||||||||
| 三五 そして彼らの中のひとりの律法学者が、イエスをためそうとして質問した、 | ||||||||
| 三六 「先生、律法の中で、どのいましめがいちばん大切なのですか」。 | ||||||||
| 三七 イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 | ||||||||
| 三八 これがいちばん大切な、第一のいましめである。 | ||||||||
| 三九 第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。 | ||||||||
| 四〇 これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。 | ||||||||
| ルカによる福音書第一〇章 | ||||||||
| 二五 するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。 | ||||||||
| 二六 彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。 | ||||||||
| 二七 彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。 | ||||||||
| 二八 彼に言われた、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」。 | ||||||||
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