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四つの福音書による一つのイエス物語212 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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212 |
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仮庵の祭りに上る |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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7;10〜13 |
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第七章一〇〜一三節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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約翰傳iケ書第七章 |
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十 その兄弟の往し後イエスも昭然ならずして隱に節に上る |
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十一 節の時ユダヤ人イエスを尋て曰けるは彼は何處に在や |
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十二 衆多の中にて彼につき各樣のことを言爭へり或人は彼を善人なりといひ或人は否民を惑す者なりと曰 |
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十三 然どもユダヤ人を懼るに因て明に彼が事をいふ人なし |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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ヨハネ傳iケ書第七章 |
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一〇 而して兄弟たちの、祭にのぼりたる後、あらはならで潜びやかに上り給ふ。 |
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一一 祭にあたりユダヤ人等イエスを尋ねて『かれは何處に居るか』と言ふ。 |
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一二 また群衆のうちに囁く者おほくありて、或は『イエスは善き人なり』といひ或は『いな群衆を惑はすなり』と言ふ。 |
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一三 然れどユダヤ人を懼るるに因りて誰もイエスのことを公然に言はず。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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ヨハネによる福音書第七章 |
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一〇 しかし、兄弟たちが祭に行ったあとで、イエスも人目にたたぬように、ひそかに行かれた。 |
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一一 ユダヤ人らは祭の時に、「あの人はどこにいるのか」と言って、イエスを捜していた。 |
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一二 群衆の中に、イエスについていろいろとうわさが立った。ある人々は、「あれはよい人だ」と言い、他の人々は、「いや、あれは群衆を惑わしている」と言った。 |
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一三 しかし、ユダヤ人らを恐れて、イエスのことを公然と口にする者はいなかった。 |
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Office Murakami |