| 四つの福音書による一つのイエス物語199 | ||||||||
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました | ||||||||
| マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます | ||||||||
| 物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています | ||||||||
| 福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました | ||||||||
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| 199 | ||||||||
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| 人の子が虐げられることを予め告げる(三) | ||||||||
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| 上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか | ||||||||
| ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ | ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ | ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ | ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ | |||||
| 馬可傳iケ書 | 馬太傳iケ書 | 路加傳iケ書 | 約翰傳iケ書 | |||||
| マルコ傳iケ書 | マタイ傳iケ書 | ルカ傳iケ書 | ヨハネ傳iケ書 | |||||
| マルコによる福音書 | マタイによる福音書 | ルカによる福音書 | ヨハネによる福音書 | |||||
| 10;32〜34 | 20;17〜19 | 18;31〜34 | ||||||
| 第一〇章三二〜三四節 | 第二〇章一七〜一九節 | 第一八章三一〜三四節 | ||||||
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| 英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう | ||||||||
| 馬可傳iケ書第一〇章 | ||||||||
| 三二 扨彼等エルサレムに上る途間イエス弟子に先ち行ければ彼等おどろき且おそれて從へりイエス十二を伴ひて將に己に及んとする事を彼等に告給ひけるは | ||||||||
| 三三 我儕エルサレムに上り人の子は祭司の長と學者等に付れん彼等これを死罪に定め異邦人に付し | ||||||||
| 三四 又これを嘲弄し鞭ち唾し且これを殺ん斯て第三日に甦るべし | ||||||||
| 馬太傳iケ書第二〇章 | ||||||||
| 十七 イエス エルサレムに上るとき途間にて人を離れ十二弟子を伴ひて彼等に曰けるは | ||||||||
| 十八 我等エルサレムに上り人の子は祭司の長と學者等に賣されん彼等これを死罪に定め | ||||||||
| 十九 また凌辱鞭ち十字架に釘ん爲に異邦人に解すべし又第三日に甦へるべし | ||||||||
| 路加傳iケ書第一八章 | ||||||||
| 三一 イエス十二の弟子を携ひて之に曰けるは我儕エルサレムに上る人の子に就て預言者の錄されし事はみな應らるべし | ||||||||
| 三二 夫人の子は異邦人に解され戲弄凌辱られ唾せらるべし | ||||||||
| 三三 且かれら鞭撲て之を殺さん又第三日に甦るべし | ||||||||
| 三四 弟子この語を少も達ず亦この言る事かれらに隱たり亦その語れる言を知ざりき | ||||||||
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| 日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう | ||||||||
| マルコ傳iケ書第一〇章 | ||||||||
| 三二 エルサレムに上る途にて、イエス先だち往き給ひしかば、弟子たち驚き、隨ひ往く者ども懼れたり。イエス再び十二弟子を近づけて、己が身に起らんとする事どもを語り出で給ふ、 | ||||||||
| 三三 『視よ、我らエルサレムに上る。人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら死に定めて、異邦人に付さん。 | ||||||||
| 三四 異邦人は嘲弄し、唾し、鞭ち、遂に殺さん、斯て彼は三日の後に甦へるべし』 | ||||||||
| マタイ傳iケ書第二〇章 | ||||||||
| 一七 イエス、エルサレムに上らんと爲給ふとき、窃に十二弟子を近づけて、途すがら言ひ給ふ、 | ||||||||
| 一八 『視よ、我らエルサレムに上る、人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら之を死に定め、 | ||||||||
| 一九 また嘲弄し、鞭ち、十字架につけん爲に異邦人に付さん、斯て彼は三日めに甦へるべし』 | ||||||||
| ルカ傳iケ書第一八章 | ||||||||
| 三一 イエス十二弟子を近づけて言ひたまふ『視よ、我らエルサレムに上る。人の子につき預言者たちによりて錄されたる凡ての事は、成遂げらるべし。 | ||||||||
| 三二 人の子は異邦人に付され、嘲弄せられ、辱しめられ、唾せられん。 | ||||||||
| 三三 彼等これを鞭ち、かつ殺さん。斯て彼は三日めに甦へるべし』 | ||||||||
| 三四 弟子たち此等のことを一つだに悟らず、此の言かれらに隱れたれば、その言ひ給ひしことを知らざりき。 | ||||||||
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| 日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう | ||||||||
| マルコによる福音書第一〇章 | ||||||||
| 三二 さて、一同はエルサレムへ上る途上にあったが、イエスが先頭に立って行かれたので、彼らは驚き怪しみ、従う者たちは恐れた。するとイエスはまた十二弟子を呼び寄せて、自分の身に起ろうとすることについて語りはじめられた、 | ||||||||
| 三三 「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子は祭司長、律法学者たちの手に引きわたされる。そして彼らは死刑を宣告した上、彼を異邦人に引きわたすであろう。 | ||||||||
| 三四 また彼をあざけり、つばきをかけ、むち打ち、ついに殺してしまう。そして彼は三日の後によみがえるであろう」。 | ||||||||
| マタイによる福音書第二〇章 | ||||||||
| 一七 さて、イエスはエルサレムへ上るとき、十二弟子をひそかに呼びよせ、その途中で彼らに言われた、 | ||||||||
| 一八 「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子は祭司長、律法学者たちの手に渡されるであろう。彼らは彼に死刑を宣告し、 | ||||||||
| 一九 そして彼をあざけり、むち打ち、十字架につけさせるために、異邦人に引きわたすであろう。そして彼は三日目によみがえるであろう」。 | ||||||||
| ルカによる福音書第一八章 | ||||||||
| 三一 イエスは十二弟子を呼び寄せて言われた、「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子について預言者たちがしるしたことは、すべて成就するであろう。 | ||||||||
| 三二 人の子は異邦人に引きわたされ、あざけられ、はずかしめを受け、つばきをかけられ、 | ||||||||
| 三三 また、むち打たれてから、ついに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。 | ||||||||
| 三四 弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。この言葉が彼らに隠されていたので、イエスの言われた事が理解できなかった。 | ||||||||
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