| 四つの福音書による一つのイエス物語179 | |||||||||
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました | |||||||||
| マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます | |||||||||
| 物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています | |||||||||
| 福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました | |||||||||
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| 179 | |||||||||
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| 迷える羊の譬を語る | |||||||||
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| 上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか | |||||||||
| ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ | ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ | ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ | ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ | ||||||
| 馬可傳iケ書 | 馬太傳iケ書 | 路加傳iケ書 | 約翰傳iケ書 | ||||||
| マルコ傳iケ書 | マタイ傳iケ書 | ルカ傳iケ書 | ヨハネ傳iケ書 | ||||||
| マルコによる福音書 | マタイによる福音書 | ルカによる福音書 | ヨハネによる福音書 | ||||||
| 18;10〜14 | 15;1〜7 | ||||||||
| 第一八章一〇〜一四節 | 第一五章一〜七節 | ||||||||
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| 英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう | |||||||||
| 馬太傳iケ書第一八章 | |||||||||
| 十 爾曹この小子の一人をも愼みて輕視なかれ我なんぢらに吿ん彼等が天の使者は天にありて天に在す吾父の面を常に覿ばなり | |||||||||
| 十一 それ人の子は亡たる者を救はん爲に來れり | |||||||||
| 十二 爾曹いかに意ふや人もし百匹の羊あらんに其一匹まよはゞ九十九を山に置ゆきて迷し一を尋ざる乎 | |||||||||
| 十三 若たづねて之に遇ば我まことに爾曹に吿ん迷ざる九十九の者よりも尙その一を喜ん | |||||||||
| 十四 是の如くこの小子の一人の亡るは天に在す爾曹が父の尊旨に非ず | |||||||||
| 路加傳iケ書第一五章 | |||||||||
| 一 さて稅吏と罪ある者どもイエスに聽んとて近よりければ | |||||||||
| 二 パリサイの人と學者たち譏誚て曰けるは此人は罪ある人に接りて共に食せり | |||||||||
| 三 イエス此譬を彼等に語て曰けるは | |||||||||
| 四 爾曹のうち誰か一百の羊あらんに若その一を失はゞ九十九を野におき往て其失し羊を獲までは尋ざらん乎 | |||||||||
| 五 尋得ば喜て之を己の肩に負 | |||||||||
| 六 家に歸て其友と其隣の人々を召集て曰ん我と共に善べ我うしなへる羊を獲たれば也 | |||||||||
| 七 われ爾曹に吿ん此の如く一人の罪ある人悔改なば悔改むるに及ざる九十九の義人よりは尙天に於て喜あらん | |||||||||
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| 日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう | |||||||||
| マタイ傳iケ書第一八章 | |||||||||
| 一〇 汝ら愼みて此の小き者の一人をも侮るな。我なんぢらに吿ぐ、彼らの御使たちは天にありて、天にいます我が父の御顔を常に見るなり。 | |||||||||
| 一一 | |||||||||
| 一二 汝等いかに思ふか、百匹の羊を有てる人あらんに、若しその一匹まよはば、九十九匹を山に遺しおき、往きて迷ヘるものを尋ねぬか。 | |||||||||
| 一三 もし之を見出さば、誠に汝らに吿ぐ、速はぬ九十九匹に勝りて此の一匹を喜ばん。 | |||||||||
| 一四 斯のごとく此の小き者の一人の亡ぶるは、天にいます汝らの父の御意にあらず。 | |||||||||
| ルカ傳iケ書第一五章 | |||||||||
| 一 取稅人.罪人等みな御言を聽かんとて近寄りたれば、 | |||||||||
| 二 パリサイ人・學者ら呟きて言ふ、『この人は罪人を迎へて食を共にす』 | |||||||||
| 三 イエス之に譬を語りて言ひ給ふ、 | |||||||||
| 四 『なんぢらの中たれか百匹の羊を有たんに、若その一匹を失はば、九十九匹を野におき、往きて失せたる者を見出すまでは尋ねざらんや。 | |||||||||
| 五 遂に見出さば、喜びて之を己が肩にかけ、 | |||||||||
| 六 家に歸りて其の友と隣人とを呼び集めて言はん「我とともに喜べ、失せたる我が羊を見出せり」 | |||||||||
| 七 われ汝らに吿ぐ、斯のごとく悔改むる一人の罪人のためには、悔改の必要なき九十九人の正しき者にも勝りて、天に歡喜あるべし。 | |||||||||
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| 日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう | |||||||||
| マタイによる福音書第一八章 | |||||||||
| 一〇 あなたがたは、これらの小さい者のひとりをも軽んじないように、気をつけなさい。あなたがたに言うが、彼らの御使たちは天にあって、天にいますわたしの父のみ顔をいつも仰いでいるのである。 | |||||||||
| 一一 〔人の子は、滅びる者を救うためにきたのである。〕 | |||||||||
| 一二 あなたがたはどう思うか。ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。 | |||||||||
| 一三 もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。 | |||||||||
| 一四 そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではない。 | |||||||||
| ルカによる福音書第一五章 | |||||||||
| 一 さて、取税人や罪人たちが皆、イエスの話を聞こうとして近寄ってきた。 | |||||||||
| 二 するとパリサイ人や律法学者たちがつぶやいて、「この人は罪人たちを迎えて一緒に食事をしている」と言った。 | |||||||||
| 三 そこでイエスは彼らに、この譬をお話しになった、 | |||||||||
| 四 「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。 | |||||||||
| 五 そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、 | |||||||||
| 六 家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから』と言うであろう。 | |||||||||
| 七 よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない九十九人の正しい人のためにもまさる大きいよろこびが、天にあるであろう。 | |||||||||
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