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四つの福音書による一つのイエス物語163 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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163 |
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主人としがない僕の譬を語る |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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17;7〜10 |
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第一七章七〜一〇節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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路加傳iケ書第一七章 |
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七 誰か爾曹の中に或は耕し或は畜を牧僕あらんに彼田より歸たる時亟かに往て食に就といふ者あらん乎 |
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八 反て曰ずや我食を備わが食飮をはるまで帶を束われに事て後なんぢ食飮すべしと |
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九 僕主人の命ぜし事に從へばとて主人かれに謝すべきか然じと我は意り |
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十 斯ば亦なんぢら命ぜられし事をみな行たる時も我儕は無uの僕なすべき事を行たるなりと謂 |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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ルカ傳iケ書第一七章 |
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七 汝等のうち誰か或は耕し、或は牧する僕を有たんに、その僕、畑より歸りたる時、これに對ひて「直ちに來り食に就け」と言ふ者あらんや。 |
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八 反つて「わが夕餐の備をなし、我が飮食するあひだ、帶して給仕せよ、然る後に、なんぢ飮食すべし」と言ふにあらずや。 |
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九 僕、命ぜられし事を爲したればとて、主人これに謝すべきか。 |
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一〇 斯のごとく汝らも命ぜられし事をことごとく爲したる時「われらは無uなる僕なり、爲すべき事を爲したるのみ」と言へ』 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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ルカによる福音書第一七章 |
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七 あなたがたのうちのだれかに、耕作か牧畜かをする僕があるとする。その僕が畑から帰って来たとき、彼に『すぐきて、食卓につきなさい』と言うだろうか。 |
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八 かえって、『夕食の用意をしてくれ。そしてわたしが飲み食いするあいだ、帯をしめて給仕をしなさい。そのあとで、飲み食いをするがよい』と、言うではないか。 |
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九 僕が命じられたことをしたからといって、主人は彼に感謝するだろうか。 |
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一〇 同様にあなたがたも、命じられたことを皆してしまったとき、『わたしたちはふつつかな僕です。すべき事をしたに過ぎません』と言いなさい」。 |
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Office Murakami |