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四つの福音書による一つのイエス物語150 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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150 |
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どんな徴をするのか人々に問われる |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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6;26〜31 |
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第六章二六〜三一節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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約翰傳iケ書第六章 |
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二六 イエス答て曰けるは誠に實に爾曹に吿ん爾曹の我を尋るは休徵を見し故に非たゞパンを食して飽たるが故なり |
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二七 なんぢら壞る糧の爲に勞かずして永生に至る糧すなはち人の子の予る糧の爲に勞くべし蓋父の~かれに印して證すれば也 |
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二八 是に因て人々イエスに曰けるは我儕如何なる事を行ば~の工に爲べき乎 |
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二九 イエス答て彼等に曰けるは~の遣しゝ者を信ずるは即ち其工なり |
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三十 彼等いひけるは我儕をして爾を信ぜしむる爲に何の休徵を爲して我儕に示るや何の工を行ふや |
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三一 我儕の先祖野にてマナを食へり錄して天よりパンを彼等に賜へて食しむと有が如し |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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ヨハネ傳iケ書第六章 |
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二六 イエス答へて言ひ給ふ『まことに誠に汝らに吿ぐ、汝らが我を尋ぬるは、徵を見し故ならでパンを食ひて飽きたる故なり。 |
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二七 朽つる糧のためならで永遠の生命にまで至る糧のために働け。これは人の子の汝らに與へんと爲るものなり、父なる~は印して彼を證し給ひたるに因る』 |
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二八 ここに彼ら言ふ『われら~の業を行はんには何をなすべきか』 |
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二九 イエス答へて言ひたまふ『~の業はその遣し給へる者を信ずる是なり』 |
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三〇 彼ら言ふ『さらば我らが見て汝を信ぜんために、何の徵をなすか、何を行ふか。 |
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三一 我らの先祖は荒野にてマナを食へり、錄して「天よりパンを彼らに與へて食はしめたり」と云へるが如し』 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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ヨハネによる福音書第六章 |
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二六 イエスは答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたがわたしを尋ねてきているのは、しるしを見たためではなく、パンを食べて満腹したからである。 |
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二七 朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆだねられたのである」。 |
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二八 そこで、彼らはイエスに言った、「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか」。 |
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二九 イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神のわざである」。 |
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三〇 彼らはイエスに言った、「わたしたちが見てあなたを信じるために、どんなしるしを行って下さいますか。どんなことをして下さいますか。 |
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三一 わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。 |
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Office Murakami |