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四つの福音書による一つのイエス物語125 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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125 |
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イエスが花婿で私は友とヨハネ答える |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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3;22〜30 |
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第三章二二〜三〇節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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約翰傳iケ書第三章 |
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二二 此後イエス弟子とユダヤの地に至り偕に彼處に留りてバプテスマを施す |
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二三 ヨハネも亦サリムに近きアイノムに在てバプテスマを施す彼處に水おほきが故なり人々來りてバプテスマを受たり |
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二四 此時ヨハネは未だ獄に入られざりき |
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二五 ヨハネの弟子とユダヤ人と潔事に就て爭辨ありけるが |
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二六 彼等ヨハネに來りて曰けるはラビ視し爾と偕にヨルダンの外に在て爾が證せし者バプテスマを施すに皆かれに來れり |
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二七 ヨハネ答て曰けるは人は天より賜ふに非ざれば受ること能ざる也 |
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二八 我はキリストに非ず惟その先に遣されし者なりと言し事を證する者は爾曹なり |
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二九 新婦をもてる者は新カなり新カの友たちて其聲を聞ば之に縁て喜び多し我いま此喜び滿ることを得たり |
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三十 彼は必ず盛んになり我は必ず衰ふべし |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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ヨハネ傳iケ書第三章 |
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二二 この後イエス、弟子たちとユダヤの地にゆき、其處にともに留りてバプテスマを施し給ふ。 |
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二三 ヨハネもサリムに近きアイノンにてバプテスマを施しゐたり、其處に水おほくある故なり。人々つどひ來りてバプテスマを受く。 |
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二四 ヨハネは未だ獄に入れられざりしなり。 |
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二五 爰にヨハネの弟子たちと一人のユダヤ人との間に、潔につきて論起りたれば、 |
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二六 彼らヨハネの許に來りて言ふ『ラビ、視よ、汝とともにヨルダンの彼方にありし者、なんぢが證せし者、バプテスマを施し、人みなその許に往くなり』 |
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二七 ヨハネ答へて言ふ『人は天より與へられずば、何をも受くること能はず。 |
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二八 「我はキリストにあらず」唯「その前に遣されたる者なり」と我が言ひしことに就きて證する者は、汝らなり。 |
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二九 新婦をもつ者は新カなり、新カの友は、立ちて新カの聲をきくとき、大に喜ぶ、この我が歡喜いま滿ちたり。 |
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三〇 彼は必ず盛になり、我は衰ふべし』 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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ヨハネによる福音書第三章 |
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二二 こののち、イエスは弟子たちとユダヤの地に行き、彼らと一緒にそこに滞在して、バプテスマを授けておられた。 |
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二三 ヨハネもサリムに近いアイノンで、バプテスマを授けていた。そこには水がたくさんあったからである。人々がぞくぞくとやってきてバプテスマを受けていた。 |
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二四 そのとき、ヨハネはまだ獄に入れられてはいなかった。 |
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二五 ところが、ヨハネの弟子たちとひとりのユダヤ人との間に、きよめのことで争論が起った。 |
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二六 そこで彼らはヨハネのところにきて言った、「先生、ごらん下さい。ヨルダンの向こうであなたと一緒にいたことがあり、そして、あなたがあかしをしておられたあのかたが、バプテスマを授けており、皆の者が、そのかたのところへ出かけています」。 |
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二七 ヨハネは答えて言った、「人は天から与えられなければ、何ものも受けることはできない。 |
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二八 『わたしはキリストではなく、そのかたよりも先につかわされた者である』と言ったことをあかししてくれるのは、あなたがた自身である。 |
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二九 花嫁をもつ者は花婿である。花婿の友人は立って彼の声を聞き、その声を聞いて大いに喜ぶ。こうして、この喜びはわたしに満ち足りている。 |
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三〇 彼は必ず栄え、わたしは衰える。 |
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Office Murakami |