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四つの福音書による一つのイエス物語90 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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090 |
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明かりの譬を語る |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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4;21〜23 |
5;14〜16 |
8;16〜18 |
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第四章二一〜二三節 |
第五章一四〜一六節 |
第八章一六〜一八節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬可傳iケ書第四章 |
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二一 また彼等に曰けるは燈を持來りて斗の下あるひは牀の下に置もの有んや之を燭臺の上に置ならず乎 |
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二二 隱て明瞭にならざるはなく藏て露れざる者はなし |
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二三 耳ありて聽ゆる者は聽べし |
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馬太傳iケ書第五章 |
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十四 爾曹は世の光なり山の上に建られたる城は隱ることを得ず |
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十五 燈を燃して斗の下におく者なし燭臺に置て家に在すべての物を照さん |
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十六 此の如く人々の前に爾曹の光を耀かせ然れば人々なんぢらの善行を見て天に在す爾曹の父を榮むべし |
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路加傳iケ書第八章 |
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十六 燈を燃し器にて之を覆ひ或は床下におく者なし入來る者の其光を見ん爲に臺の上に置べL |
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十七 隱て現れざる者なく藏て知れず露出ざる者なし |
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十八 是故に爾曹聽ことを愼め有る者はなほ予られ無有者は有りと意ふ所の物をも奪るべし |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マルコ傳iケ書第四章 |
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二一 また言ひたまふ『升のした、寢臺の下におかんとて、燈火をもち來るか、燈臺の上におく爲ならずや。 |
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二二 それ顯はるる爲ならで、隱るるものなく、明かにせらるる爲ならで、秘めらるるものなし。 |
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二三 聽く耳ある者は聽くべし』 |
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マタイ傳iケ書第五章 |
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一四 汝らは世の光なり。山の上にある町は隱るることなし。 |
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一五 また人は燈火をともして升の下におかず、燈臺の上におく。斯て燈火は家にある凡ての物を照すなり。 |
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一六 斯のごとく汝らの光を人の前にかがやかせ。これ人の汝らが善き行爲を見て、天にいます汝らの父を崇めん爲なり。 |
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ルカ傳iケ書第八章 |
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一六 誰も燈火をともし器にて覆ひ、または寢臺の下におく者なし、入り來る者のその光を見んために之を燈臺の上に置くなり。 |
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一七 それ隱れたるものの顯れぬはなく、秘めたるものの知られぬはなく、明かにならぬはなし。 |
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一八 然れば汝ら聽くこと如何と心せよ、誰にても有てる人は、なほ與へられ、有たぬ人は、その有てりと思ふ物をも取らるべし』 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マルコによる福音書第四章 |
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二一 また彼らに言われた、「ますの下や寝台の下に置くために、あかりを持ってくることがあろうか。燭台の上に置くためではないか。 |
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二二 なんでも、隠されているもので、現れないものはなく、秘密にされているもので、明るみに出ないものはない。 |
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二三 聞く耳のある者は聞くがよい」。 |
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マタイによる福音書第五章 |
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一四 あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。 |
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一五 また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。 |
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一六 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。 |
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ルカによる福音書第八章 |
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一六 だれもあかりをともして、それを何かの器でおおいかぶせたり、寝台の下に置いたりはしない。燭台の上に置いて、はいって来る人たちに光が見えるようにするのである。 |
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一七 隠されているもので、あらわにならないものはなく、秘密にされているもので、ついには知られ、明るみに出されないものはない。 |
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一八 だから、どう聞くかに注意するがよい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまでも、取り上げられるであろう」。 |
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Office Murakami |