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四つの福音書による一つのイエス物語69 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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069 |
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目の塵の譬を語る |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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7;3〜6 |
6;41〜42 |
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第七章三〜六節 |
第六章四一〜四二節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬太傳iケ書第七章 |
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三 なんぢ兄弟の目にある物屑を視て己が目にある梁木を知らざるは何ぞや |
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四 己の目に梁木のあるに如何で兄弟にむかひて爾が目にある物屑を我に取せよと曰ことを得んや |
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五 僞善者よ先おのれの目より梁木をとれ然ば兄弟の目より物屑を取得るやう明かに見べし |
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六 犬に聖物を與ふる勿また豕の前に爾曹の眞珠を投與る勿れ恐くは足にて之を踐ふりかへりて爾曹を噬やぶらん |
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路加傳iケ書第六章 |
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四一 なんぢ兄弟の目にある物屑を見て己の目にある梁木を知ざるは何ぞや |
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四二 如何で己の目にある梁木を見ずして兄弟に對ひ兄弟よ爾の目にある物屑を我に取せよと云ことを得んや僞善者よ先おのれの目より梁木をとれ然ば兄弟の目にある物屑を取こと明かに見べし |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マタイ傳iケ書第七章 |
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三 何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、おのが目にある梁木を認めぬか。 |
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四 視よ、おのが目に梁木のあるに、いかで兄弟にむかひて、汝の目より塵をとり除かせよと言ひ得んや。 |
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五 僞善者よ、まづ己が目より梁木をとり除け、さらば明かに見えて兄弟の目より塵を取りのぞき得ん。 |
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六 聖なる物を犬に與ふな。また眞珠を豚の前に投ぐな。恐くは足にて蹈みつけ、向き反りて汝らを嚙みやぶらん。 |
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ルカ傳iケ書第六章 |
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四一 何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、己が目にある梁木を認めぬか。 |
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四二 おのが目にある梁木を見ずして爭で兄弟に向ひて「兄弟よ、汝の目にある塵を取り除かせよ」といふを得んや。僞善者よ、先づ己が目より梁木を取り除け。さらば明かに見えて兄弟の目にある塵を取りのぞき得ん。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マタイによる福音書第七章 |
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三 なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。 |
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四 自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。 |
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五 偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取りのけることができるだろう。 |
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六 聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。 |
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ルカによる福音書第六章 |
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四一 なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。 |
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四二 自分の目にある梁は見ないでいて、どうして兄弟にむかって、兄弟よ、あなたの目にあるちりを取らせてください、と言えようか。偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい、そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるちりを取りのけることができるだろう。 |
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Office Murakami |