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四つの福音書による一つのイエス物語63 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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063 |
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神と富に共に仕えることはできないと教える |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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6;24 |
16;9〜13 |
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第六章二四節 |
第一六章九〜一三節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬太傳iケ書第六章 |
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二四 人は二人の主に亊ること能ず蓋これを惡かれを愛み此を親み彼を踈べければ也なんぢら~と財に兼事ること能はず |
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路加傳iケ書第一六章 |
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九 我なんぢらに吿ん不義の財を以て己が友を得よ此は乏からん時彼ら爾曹を永遠宅に接んが爲なり |
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十 小事に忠き者は大事にも忠く小事に忠からざる者は大事にも忠からず |
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十一 故に若なんぢら不義の財に忠からずば誰か眞の財を爾曹に託んや |
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十二 爾曹もし人の所有に不義ならば誰か爾曹の所有を爾曹に與んや |
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十三 一人の僕は二人の主人に事ること能ず蓋これを惡かれを愛し或は此を重んじ彼を輕んずれば也なんぢら~と財に兼事るを能ず |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マタイ傳iケ書第六章 |
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二四 人は二人の主に兼事ふること能はず、或は、これを憎み、かれを愛し、或は、これに親しみ、かれを輕しむべければなり。汝ら~と富とに兼事ふること能はず。 |
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ルカ傳iケ書第一六章 |
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九 われ汝らに吿ぐ、不義の富をもて、己がために友をつくれ。然らば富の失する時、その友なんぢらを永遠の住居に迎へん。 |
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一〇 小事に忠なる者は、大事にも忠なり。小事に不忠なる者は大事にも不忠なり。 |
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一一 然らば汝等もし不義の富に忠ならずば、誰か眞の富を汝らに任すべき。 |
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一二 また汝等もし人のものに忠ならずば、誰か汝等のものを汝らに與ふべき。 |
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一三 僕は二人の主に兼事ふること能はず、或は之を憎み彼を愛し、或は之に親み彼を輕しむべければなり。汝ら~と富とに兼事ふること能はず』 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マタイによる福音書第六章 |
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二四 だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。 |
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ルカによる福音書第一六章 |
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九 またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富が無くなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。 |
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一〇 小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。 |
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一一 だから、もしあなたがたが不正の富について忠実でなかったら、だれが真の富を任せるだろうか。 |
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一二 また、もしほかの人のものについて忠実でなかったら、だれがあなたがたのものを与えてくれようか。 |
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一三 どの僕でも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない」。 |
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Office Murakami |