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四つの福音書による一つのイエス物語58 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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058 |
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真夜中に来た友の譬を語る |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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11;5〜8 |
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第一一章五〜八節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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路加傳iケ書第一一章 |
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五六 また彼等に曰けるは爾曹の中もし或人夜半に其友へ往て友よ我が朋輩旅より來しに供べき物なきゆゑ三のパンを借よと曰んに |
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六 |
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七 內に居もの答て我を煩はす勿れ既や門は閉われと共に兒曹も牀に在ば起て予ること能ずといふ者あらん乎 |
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八 我なんぢらに吿ん其友なるにより起て予ざれ雖ひたすら請が故に其需に從ひ起て予べし |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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ルカ傳iケ書第一一章 |
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五 また言ひ給ふ『なんぢらの中たれか友あらんに、夜半にその許に往きて「友よ、我に三つのパンを貸せ。 |
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六 わが友、旅より來りしに、之に供ふべき物なし」と言ふ時、 |
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七 かれ內より答へて「われを煩はすな、戶ははや閉ぢ、子らは我と共に臥所にあり、起ちて、與へ難し」といふ事ありとも、 |
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八 われ汝らに吿ぐ、友なるによりては起ちて與ヘねど、求の切なるにより、起きて其の要する程のものを與へん。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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ルカによる福音書第一一章 |
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五 そして彼らに言われた、「あなたがたのうちのだれかに、友人があるとして、その人のところへ真夜中に行き、『友よ、パンを三つ貸してください。 |
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六 友だちが旅先からわたしのところに着いたのですが、何も出すものがありませんから』と言った場合、 |
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七 彼は内から、『面倒をかけないでくれ。もう戸は締めてしまったし、子供たちもわたしと一緒に床にはいっているので、いま起きて何もあげるわけにはいかない』と言うであろう。 |
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八 しかし、よく聞きなさい、友人だからというのでは起きて与えないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれるであろう。 |
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Office Murakami |