| 四つの福音書による一つのイエス物語57 | ||||||||
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました | ||||||||
| マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます | ||||||||
| 物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています | ||||||||
| 福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました | ||||||||
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| 057 | ||||||||
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| 主の祈りを教える | ||||||||
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| 上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか | ||||||||
| ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ | ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ | ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ | ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ | |||||
| 馬可傳iケ書 | 馬太傳iケ書 | 路加傳iケ書 | 約翰傳iケ書 | |||||
| マルコ傳iケ書 | マタイ傳iケ書 | ルカ傳iケ書 | ヨハネ傳iケ書 | |||||
| マルコによる福音書 | マタイによる福音書 | ルカによる福音書 | ヨハネによる福音書 | |||||
| 6;5〜15 | 11;1〜4 | |||||||
| 第六章五〜一五節 | 第一一章一〜四節 | |||||||
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| 英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう | ||||||||
| 馬太傳iケ書第六章 | ||||||||
| 五 なんぢ祈る時に僞善者の如する勿れ彼等は人に見られんが爲に會堂や街衢の隅に立て祈ことを好われ誠に爾曹に吿ん彼等は既にその報賞を得たり | ||||||||
| 六 なんぢ祈る時は嚴密なる室にいり戸を閉て隱微たるに在す爾の父に祈れ然ば隱微たるに鑒たまふ爾の父は明顯に報たまふべし | ||||||||
| 七 爾曹祈る時は異邦人の如く重複語を言なかれ彼等は言おほきを以て聽れんと意へり | ||||||||
| 八 是故に彼等に效こと勿れ爾曹の父は求ざる先に其需用物を知たまへば也 | ||||||||
| 九 然ば爾曹かく祈るべし天に在ます我儕の父よ願くは爾名を尊崇させ給へ | ||||||||
| 十 爾國を臨らせ給へ爾旨の天に成ごとく地にも成せ給へ | ||||||||
| 十一 我儕の日用の糧を今日も與たまへ | ||||||||
| 十二 我儕に負債ある者を我儕がゆるす如く我儕の負債をも免し給へ | ||||||||
| 十三 我儕を試探に遇せず惡より拯出し給へ國と權と榮は窮りなく爾の有なればなりアメン | ||||||||
| 十四 爾曹もし人の罪を免さば天に在ます爾曹の父も亦なんぢらを免し給はん | ||||||||
| 十五 然どもし人の罪を免さずば爾曹の父も爾曹の罪を免し給はざるべし | ||||||||
| 路加傳iケ書第一一章 | ||||||||
| 一 イエス某所にて祈禱しけるに畢しとき一人の弟子いひけるは主よヨハネ其弟子に教し如く我儕にも禱ることを教たまへ | ||||||||
| 二 イエス曰けるは祈る時は斯いふべし天に在す我儕の父よ願くは聖名を尊崇させ給へ爾國を臨らせ給へ爾旨の天に成ごとく地にも成せ給へ | ||||||||
| 三 我儕の日用の糧を每日に與たまへ | ||||||||
| 四 我儕に罪を犯す者を凡て免せば我儕の罪をも免し給へ我儕を試探に遇せず惡より拯出し給へ | ||||||||
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| 日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう | ||||||||
| マタイ傳iケ書第六章 | ||||||||
| 五 なんぢら祈るとき、僞善者の如くあらざれ。彼らは人に顯さんとて、會堂や大路の角に立ちて祈ることを好む。誠に汝らに吿ぐ、かれらは旣にその報を得たり。 | ||||||||
| 六 なんぢは祈るとき、己が部屋にいり、戸を閉ぢて、隱れたるに在す汝の父に祈れ。さらば隱れたるに見給ふなんぢの父は報い給はん。 | ||||||||
| 七 また祈るとき、異邦人のごとく徒らに言を反復すな。彼らは言多きにょりて聽かれんと思ふなり。 | ||||||||
| 八 さらば彼らに效ふな、汝らの父は求めぬ前に、なんぢらの必要なる物を知りたまふ。 | ||||||||
| 九 この故に汝らは斯く祈れ。「天にいます我らの父よ、願くは、御名の崇められん事を。 | ||||||||
| 一〇 御國の來らんことを。御意の天のごとく、地にも行はれん事を。 | ||||||||
| 一一 我らの日用の糧を今日もあたへ給へ。 | ||||||||
| 一二 我らに負債ある者を我らの免したる如く、我らの免債をも免し給へ。 | ||||||||
| 一三 我らを嘗試に遇せず、惡より救ひ出したまへ」 | ||||||||
| 一四 汝等もし人の過失を免さば、汝らの天の父も汝らを免し給はん。 | ||||||||
| 一五 もし人を免さずば、汝らの父も汝らの過失を免し給はじ。 | ||||||||
| ルカ傳iケ書第一一章 | ||||||||
| 一 イエス或處にて祈り居給ひしが、その終りしとき、弟子の一人いふ『主よ、ヨハネの其の弟子にヘへし如く、祈ることを我らにヘへ給へ』 | ||||||||
| 二 イエス言ひ給ふ『なんぢら祈るときに斯く言へ「父よ、願くは御名の崇められん事を。御國の來らん事を。 | ||||||||
| 三 我らの日用の糧を日每に與ヘ給へ。 | ||||||||
| 四 我らに負債ある凡ての者を我ら免せば、我らの罪をも免し給へ。我らを嘗試にあはせ給ふな』 | ||||||||
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| 日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう | ||||||||
| マタイによる福音書第六章 | ||||||||
| 五 また祈る時には、偽善者たちのようにするな。彼らは人に見せようとして、会堂や大通りのつじに立って祈ることを好む。よく言っておくが、彼らはその報いを受けてしまっている。 | ||||||||
| 六 あなたは祈る時、自分のへやにはいり、戸を閉じて、隠れた所においでになるあなたの父に祈りなさい。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。 | ||||||||
| 七 また、祈る場合、異邦人のように、くどくどと祈るな。彼らは言葉かずが多ければ、聞きいれられるものと思っている。 | ||||||||
| 八 だから、彼らのまねをするな。あなたがたの父なる神は、求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである。 | ||||||||
| 九 だから、あなたがたはこう祈りなさい、天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。 | ||||||||
| 一〇 御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。 | ||||||||
| 一一 わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。 | ||||||||
| 一二 わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、わたしたちの負債をもおゆるしください。 | ||||||||
| 一三 わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください。 | ||||||||
| 一四 もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう。 | ||||||||
| 一五 もし人をゆるさないならば、あなたがたの父も、あなたがたのあやまちをゆるして下さらないであろう。 | ||||||||
| ルカによる福音書第一一章 | ||||||||
| 一 また、イエスはある所で祈っておられたが、それが終ったとき、弟子のひとりが言った、「主よ、ヨハネがその弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈ることを教えてください」。 | ||||||||
| 二 そこで彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。 | ||||||||
| 三 わたしたちの日ごとの食物を、日々お与えください。 | ||||||||
| 四 わたしたちに負債のある者を皆ゆるしますから、わたしたちの罪をもおゆるしください。わたしたちを試みに会わせないでください』」。 | ||||||||
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