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四つの福音書による一つのイエス物語29 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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029 |
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弟子の姑を癒す |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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1;29〜31 |
8;14〜15 |
4;38〜39 |
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第一章二九〜三一節 |
第八章一四〜一五節 |
第四章三八〜三九節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬可傳iケ書第一章 |
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二九 彼等やがて會堂を出ヤコブ及ヨハネと共にシモンアンデレの家に至しに |
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三十 シモンの岳母熱を病て臥ゐければ或人たゞちに之をイエスに告 |
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三一 イエス往て其手をとり彼を起しければ熱たちまち去ぬ斯て其婦彼等に供事たり |
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馬太傳iケ書第八章 |
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十四 イエス ペテロの家に入その岳母の熱を煩ひ臥ゐたるを見て |
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十五 その手に捫ければ即ち熱されり婦おきて彼等に事ふ |
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路加傳iケ書第四章 |
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三八 イエス會堂を出てシモンの家に入しにシモンの妻母おもき熱病を患ひ居たりき |
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三九 衆人之が爲にイエスに求ければ其傍に立て熱を斥しに熱退けり婦直に起て彼等に事たり |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マルコ傳iケ書第一章 |
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二九 會堂をいで、直ちにヤコブとヨハネとを伴ひて、シモン及びアンデレの家に入り給ふ。 |
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三〇 シモンの外姑、熱をやみて臥しゐたれば、人々ただちに之をイエスに吿ぐ。 |
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三一 イエス往きて、その手をとり、起し給へば、熱さりて女かれらに事ふ. |
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マタイ傳iケ書第八章 |
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一四 イエス、ペテロの家に入り、その外姑の熱を病みて臥しをるを見、 |
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一五 その手に觸り給へば、熱去り、女おきてイエスに事ふ。 |
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ルカ傳iケ書第四章 |
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三八 イエス會堂を立ち出でて、シモンの家に入り給ふ。シモンの外姑おもき熱を患ひ居たれば、人々これが爲にイエスに願ふ。 |
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三九 その傍らに立ちて熱を責めたまへば、熱去りて女たちどころに起きて彼らに事ふ。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マルコによる福音書第一章 |
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二九 それから会堂を出るとすぐ、ヤコブとヨハネとを連れて、シモンとアンデレとの家にはいって行かれた。 |
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三〇 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床についていたので、人々はさっそく、そのことをイエスに知らせた。 |
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三一 イエスは近寄り、その手をとって起されると、熱が引き、女は彼らをもてなした。 |
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マタイによる福音書第八章 |
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一四 それから、イエスはペテロの家にはいって行かれ、そのしゅうとめが熱病で、床についているのをごらんになった。 |
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一五 そこで、その手にさわられると、熱が引いた。そして女は起きあがってイエスをもてなした。 |
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ルカによる福音書第四章 |
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三八 イエスは会堂を出てシモンの家におはいりになった。ところがシモンのしゅうとめが高い熱を病んでいたので、人々は彼女のためにイエスにお願いした。 |
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三九 そこで、イエスはそのまくらもとに立って、熱が引くように命じられると、熱は引き、女はすぐに起き上がって、彼らをもてなした。 |
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Office Murakami |