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四つの福音書による一つのイエス物語1 |
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マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書を一つのイエス物語に纏めました |
マルコ→マタイ→ルカ→ヨハネの順にイエス物語は発展していきます |
物語の初めから終りまでを331の話に分け話の一つ一つを四福音書の日本語訳を並べる形で紹介しています |
福音書の日本語訳は英国聖書會社「新約全書」(明治三十九年発行)、日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)、日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)を並べて比較できるようにしました |
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1 |
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初め |
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上の言葉が四福音書の中でどう記されているか、記されていないか |
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ΚΑΤΑ ΜΑΡΚΟΝ |
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ |
ΚΑΤΑ ΛΟΥΚΑΝ |
ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ |
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馬可傳iケ書 |
馬太傳iケ書 |
路加傳iケ書 |
約翰傳iケ書 |
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マルコ傳iケ書 |
マタイ傳iケ書 |
ルカ傳iケ書 |
ヨハネ傳iケ書 |
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マルコによる福音書 |
マタイによる福音書 |
ルカによる福音書 |
ヨハネによる福音書 |
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1;1 |
1;1〜4 |
1;1〜5 |
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第一章一節 |
第一章一〜四節 |
第一章一〜五節 |
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英国聖書會社「舊新約全書」(明治三十九年発行)の「新約全書」で見てみましょう |
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馬可傳iケ書第一章 |
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一 これ~の子イエスキリストの音の始なり |
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路加傳iケ書第一章 |
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一 我儕の中に篤く信ぜられたる事を始より親く見て道に役たる者の |
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二 我儕に傳し如く記載んと多の人々これを手に執る故に貴きテヨピロよ |
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三 我も原より諸の事を詳細に考究たれば次第を爲て爾に書おくり |
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四 爾が教られし所の確實を曉せんと欲り |
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約翰傳iケ書第一章 |
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一 太初に道あり道は~と偕にあり道は即ち~なり |
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二 この道は大初に~と偕に在き |
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三 萬物これに由て造らる造れたる者に一として之に由らで造れしは無 |
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四 之に生あり此生は人の光なり |
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五 光は暗に照り暗は之を曉らぎりき |
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日本聖書協會「新約聖書」改譯(大正六年)で見てみましょう |
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マルコ傳iケ書第一章 |
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一 ~の子イエス・キリストの音の始。 |
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ルカ傳iケ書第一章 |
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一 我らの中に成りし事の物語につき、始よりの目擊者にして、 |
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二 御言の役者となりたる人々の、我らに傳へし、其のままを、書き列ねんと、手を著けし者あまたある故に、 |
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三 我も凡ての事を最初より詳細に推し尋ねたれば、 |
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四 テオピロ閣下よ、汝のヘへられたる事の慥なるを悟らせん爲に、これが序を正して、書贈るは善き事と思はるるなり。 |
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ヨハネ傳iケ書第一章 |
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一 太初に言あり、言は~と偕にあり、言は~なりき。 |
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二 この言は太初に~とともに在り、 |
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三 萬の物これに由りて成り、成りたる物に一つとして之によらで成りたるはなし。 |
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四 之に生命あり、この生命は人の光なりき。 |
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五 光は暗Kに照る、而して暗Kは之を悟らざりき。 |
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日本聖書協会「新約聖書」口語訳(昭和二十九年)で見てみましょう |
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マルコによる福音書第一章 |
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一 神の子イエス・キリストの福音のはじめ。 |
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ルカによる福音書第一章 |
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一 わたしたちの間に成就された出来事を、最初から親しく見た人々であって、 |
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二 御言に仕えた人々が伝えたとおり物語に書き連ねようと、多くの人が手を着けましたが、 |
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三 テオピロ閣下よ、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、ここに、それを順序正しく書きつづって、閣下に献じることにしました。 |
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四 すでにお聞きになっている事が確実であることを、これによって十分に知っていただきたいためであります。 |
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ヨハネによる福音書第一章 |
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一 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 |
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二 この言は初めに神と共にあった。 |
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三 すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。 |
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四 この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。 |
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五 光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。 |
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Office Murakami |