アダムとエバ
*ラテン語で書かれた聖書偽典
*著作時期は紀元1世紀前半(イエスと同時期)
*内容は創世記のアダムとエバが楽園を追放された後の物語(イエス・キリスト教徒の観点から)
*原著の英訳R.Charles(1913年)を更に和訳してみました
↓内容
1章  小屋を造りました
2章 私(エバ)は腹ぺこです何か食べものを捜しましょう
3章 私(エバ)が死ねばあなた(アダム)を楽園に連れて行くかもしれません
4章 私(アダム)たちは大いに悔いて悔い改めましょう
5章 私(エバ)はどのような悔い改めをすべきですか  
6章 私(アダム)は40日断食しますあなた(エバ)は37日ティグリス川の水の中に立ちなさい
7章 アダムはヨルダン川の水の中に立ちました
8章 ヨルダン川の全ての生き物が彼(アダム)を取り囲み川の流れは止まりました
9章 サタンが天使に変身してエバの所に行き水から出す為に神から遣わされたと言います
10章 悪魔がエバをアダムの所へ連れて行くとアダムは泣いて大声で叫びました
11章 エバは騙されたことを悟り悪魔に何故私たちを迫害するのか叫びました
12章 私が栄光から追放されたのはあなたの為だからと悪魔はアダムに言います
13章 ミカエルが神の御前で私たちにあなた(アダム)を礼拝させました
14章 私は私より劣っていて若いものを礼拝しません
15章 主なる神はあなたに激怒するとミカエルは言います
16章 神なる主は私を激怒して私と私の天使たちを栄光から追放しました
17章 アダムが神に泣き叫ぶと悪魔は彼の前から消えました
18章 身籠ったエバはアダムに願って追放の身となり日没の西方に行き小屋を作りました
19章 エバは出産が近づくと苦しみ始め主の憐れみ求め大声で叫んだが聞かれませんでした
20章 アダムは苦しむエバの許に行きエバの為に主に懇い願いました
21章 エバの左右に天使が立ちミカエルに撫でられてエバは息子カインを産みました
22章 エバはアベルを産みカインがアベルを殺す幻を見ました
23章 農夫カインは羊飼いアベルを殺しました
24章 アダムとエバはセトの後六十人の子供を儲け彼等は地の面に増えました
25章 アダムは楽園に引き上げられ炎の顔の主と左右の多くの天使を見ました
26章 神はアダムに あなたは神の命令に背いた故に死にます
27章 アダムが神に願うと神に仕える権利をアダムの子孫に永遠に保証されました
28章 私が主を礼拝した後ミカエルが私を幻の楽園から追放しました
29章 私の息子セトよ耳を傾けなさい 神が何をしようとしているのか
30章 アダムは930歳で病気になり息子たちを皆集めました
31章 息子セトがアダムに病気の理由を尋ねました
32章 アダムは息子たちに神の禁止令(善悪を知る木から食べるな)を話します
33章 悪魔がエバを迷わし彼女は食べて私に与えました
34章 神は激怒し私(アダム)を折檻し頭から足の爪まで苦しみを与えました
35章 エバはアダムの痛み苦しみを罪を犯した彼女に渡しように願いました
36章 アダムはエバに神に前で嘆き悲しみ命の油をもらうように言いました
37章 エバとセトが楽園に向かって歩いていると蛇が襲いセトを噛みました
38章 エバよ 獣の敵意と激怒の対象はあなたではないでしょうか
39章 セトは獣(蛇)を黙らせ去らせました
40章 セトとエバは楽園の門に着きアダムに塗る慈悲の油を懇願しました
41章 天使ミカエルが現れてセトに懇願しないように言いました
42章 最後の日にキリストが来てアダムを慈悲の木に連れて行くでしょう
43章 エバとセトは香草を携えて戻りました
44章 アダムはエバにあなたが齎した災いを子らに告げるように言いました
45章 アダムは九百j三十歳で死ぬと太陽と月が暗くなりました
46章 セトが喪に服していると天使ミカエルが現れます
47章 全天使が叫びます 主よ あなたを讃えます
48章 天使ミカエルとウリエルはアダムとアベルを葬りました
49章 エバは死を自覚してミカエルの言葉を息子娘たちに告げました
50章 エバは石と粘土の卓を造るように遺言し主を讃美して死にました
51章 セトは天使ミカエルに六日を超える服喪を禁じられ卓を造りました
アダムとエバ
1章 
1
彼等が楽園から追い出された時
彼等は彼等自身小屋を造りました
そして7日間深い悲しみの中で嘆き悲しみました
2章
1
しかし7日後
彼等は腹が減り始めました
そして食べる食料を捜し始めました
しかし彼等は
2
それを見つけられませんでした
そこでエバはアダムに言いいました
私の主人よ
私は腹ぺこです
行きましょう
私たちの為に食べるものを何か捜しましょう
もしかすると
主なる神は振り返って私たちを憐れむかもしれません
そして私たちが以前居た場所に私たちを呼び戻すかもしれません。
3章
1
そこでアダムは立ち上がり 7日間その地を全て歩きました
しかし食料を見つけられませんでした
2
楽園で食べていたような
するとエバはアダムに言いました
あなたは私を殺すつもりですか?
私が死ねば
もしかすると主なる神はあなたを楽園に連れて行くかもしれません
何故なら私の為にあなたはそこから追い出されたから
3
アダムは答えました
エバよ
そのような言葉を抑えなさい
ひょっとして神がわたしたちの上に何か他の呪いを齎さない為に
どうしてそんなことが出来るだろうか
私が私自身の肉に私の手を伸ばそうとすることが
私たちは立ち上がって私たちが生き続けていく為に何かを探しましょう
私たちが倒れない為に
4章
1
そして彼等は歩き回って9日間捜しました
しかし彼等は楽園で得ていたようなものは何も見つかりませんでした
動物の食べ物だけ見つかった以外
2
アダムはエバに言った
これは主が与えました
動物や獣に食べ物として
3
しかし私たちは天使の食べ物を得ていました
しかしそれは当然正しいことです
わたしたちを造った神の目の前で私たちが嘆き悲しむことは
私たちは大いに悔いて悔い改めましょう
ひょってすると主は私たちに慈悲深くなり
そして私たちを憐れんで
そして私たちが生きる為に何か分け前を与えるかもしれません
5章
1
そしてエバはアダムに言いました
悔い改めとは何ですか?
私に言って下さい
私はどのような悔い改めをすべきですか
私たちは私たち自身の上に大き過ぎる労働を課さないようにしましょう
私たちが耐えられないものを
主が私たちの祈りを聞かず私たちから顔を背けないように
私たちが約束したことをを果たさなかった故に
3
私の主人よ
あなたはどれほどの悔い改めをしようと考えたのですか
私があなたの上に困難と苦痛を齎した為に
6章
1
するとアダムはエバに言いました
あなたは私程することは出来ません
しかしあなたはあなたの力のあるだけしなさい
何故なら私は40日断食して過ごすつもりですから
しかしあなたは立ち上がってティグリス川に行きなさい
そして石を持ち上げてその上に立ちなさい
その川の深い所であなたの首の上まで水の中で
あなたの口から何の言葉も発っしないようにしなさい
私たちは主を呼ぶ価値がないから
何故なら私たちの唇は不法で禁じられた木故に汚れているから
2
そしてあなたは37日その川の水の中に立っていなさい
しかし私はヨルダン川の水の中で40日過ごしましょう
ひょっとすると主なる神が私たちを憐れむかもしれません
7章
1
そしてエバは歩いてティグリス川に行きました
2
アダムが彼女に言った通りに
同じように
アダムは歩いてヨルダン川に行きました
そして石の上に立ちました
彼の首の上まで水の中に
8章
1
そしてアダムは言いました
私はあなたに言います
ヨルダン川の水よ
私と共に悲しんで下さい
私の所に集めて下さい
全ての泳ぐ生き物を
それはあなたの中にいるものを
そして彼等が私を取り囲むようにして下さい
そして私と一緒に悲むようにして下さい
彼等自身の為に彼等は嘆き悲しむのではなく
私の為に
何故なら罪を犯したのは彼等ではなく
私だから
3
すぐさま
全ての生き物がやって来て彼を取り囲みました
そして
その時から
ヨルダン川の水はじっと止まりそれの流れは止まりました
9章
1
そして18日が過ぎました
その時サタンは激怒して天使の輝きに変身しました
ティグリス川にエバの所に行きました
2
そして泣いている彼女に出会いました
そこで悪魔自身も彼女と一緒に嘆き悲しんでいる振りをしました
そして彼は泣き始め、て彼女に言いました
川から出て最早嘆き悲しむのはやめなさい
今や悲しみと嘆きを止めなさい
何故あなたは心配しているのですか
3
そしてあなたの夫アダムは?
主なる神はあなたのうめきを聞いてあなたの悔い改めを受け入れました
そして私たち天使は皆あなたの為に懇願しました
そして主に嘆願しました
4
そして神は私をを遣わしました
あなたを水から外に出す為に
そしてあなたに食べ物を与える為に
あなたが楽園で得ていたものを
そしてあなたが強く求めていたものを
5
さあ
水から出なさい
そして私はあなたを案内しましょう
あなたの食べ物が用意されている場所に
10章
1
 しかしエバは聞いて信じて川の水から出ました
そして彼女の肉体は草のように震えていました
2
水の冷たさ故に
そして彼女が出て行くと
彼女は地面の上に倒れました
すると悪魔は彼女を起こしてアダムのところへ連れて行きました
3
 しかしアダムは彼女と彼女と一緒にいる悪魔を見ると
彼は泣いて大声で叫んで言いました
ああ、エバよ
エバ
あなたの悔い改めの努力は何処にあるのか
4
どうしてあなたは再び私たちの敵によって罠に掛けられたのか
その者の手段によって私たちは遠ざけられました
私たちの楽園の住まいと霊的な喜びから
11章
1
そして彼女(エバ)はこれを聞いて
エバは悟りました
悪魔が彼女を説得して川から出したことを
そして彼女は地面にひれ伏しました
そして彼女の悲しみと呻きと嘆きが倍加しました
2
そして叫んで言いました
あなたに災いあれ
悪魔よ
何故理由もなく私たちを攻撃するのですか?
あなたは私たちと何の関係があるのですか?
私たちはあなたに何をしたのですか?
あなたは狡猾に私たちに付きまとっているのですか?
それともあなたは悪意をもって私たちを攻撃するのですか?
3
私たちがあなたの栄光を取り上げ
そしてあなたを名誉無しにしましたか? 
何故あなたは私たちを苦しめ
あなたは邪悪と嫉妬によって死に至るまで私たちを迫害するのですか?
12章
1
すると深いため息をつきながら
悪魔は話しました
ああアダム!
全て私の敵意
嫉妬
悲しみはあなたの為です
何故なら私が私の栄光から追放されたのはあなたの為であるから
それ(栄光)は私が天で天使たちの間で持っていたもの
2
そしてあなたの為に私は地に追放されました
アダムは答えました
あなたは私に何を言うのですか?
3
私があなたに何をしましたか?
或いはあなたに対して私の過ちは何ですか?
私たちからあなたは何の損害も傷害も受けていないのに
何故あなたは私たちを追いかけるのですか?
13章
1
悪魔は答えました
アダムよ
あなたは何を言うのですか?
それはあなたの為です
私が投げられたのは
2
そこから
あなたが形造られた時
私は神の面前から投げ出されました
そして天使たちの仲間から追放されました
神があなたに命の息を吹き込んだ時
そしてあなたの顔と似姿が神の生き写しに造られた時
ミカエルもあなたを連れて来て
そして神の御前で私たちにあなたを礼拝させました
そして神なる主は言いました
さあ アダム
私はあなたを私たちの生き写しと似姿に造りました
14章
1
そしてミカエルは出て行きました
そして全ての天使たちを召集しました
こう言って
神の似姿を礼拝しなさい
主なる神が命じられた通りに
そしてミカエル自身が最初に礼拝しました
それから私を呼んで言いました
神なる主の似姿を礼拝しなさい
3
私は答えました
私はアダムを礼拝する必要はありません
しかしミカエルが私に礼拝することを勧め続けたので
私は彼に言いました
何故あなたは私に勧めるのですか?
私は私より劣っていて若いものを礼拝しません
私は創造時期で彼の年上です
彼が造られる前に私は既に造られました。
私を礼拝することが彼の義務です
15章
1
私の下にいた天使たちは
これを聞いて
彼等は彼を礼拝することを拒否しました
するとミカエルは言います
神の似姿を礼拝しなさい
しかしあなたが彼を礼拝しないなら
主なる神はあなたに激怒するでしょう
3
そこで私は言いました
もし神が私に激怒するなら
私は天の星々の上に私の座を設けるでしょう
そしていと高き者のようになるでしょう
16章
1
そして神なる主は私を激怒しました
そして私と私の天使たちを私たちの栄光から追放しました
そしてあなたの為に
2
私たちは私たちの住居からこの世に追い出されました
そして地上に投げ付けられました
そして直ぐ
3
私たちは悲しみに圧倒されました
何故なら私たちはそのような偉大な栄光を損なったから
そして私たちは深く悲しみました
4
私たちが喜びと贅沢の中に居るあなたを見た時
そして私は狡猾にあなたの妻を騙しました
そして彼女を通してあなたが追い出されるようにしました
あなたの喜びと贅沢から
私が私自身も栄光から追い出されたように
17章
1
 アダムは悪魔がこう言うのを聞いた時
彼は叫んで泣いて言いました
おお 主なる私の神よ
私の命はあなたの手の中にあります
この敵を私から遠くに追放して下さい、
私の魂を滅ぼそうとしている者を
そして彼自身が失った彼の栄光を私に与えてください
2
そしてその瞬間
悪魔は彼の前から消えました
しかしアダムは彼の苦行に耐えました
ヨルダン川の水の中で40日間(通して)立ち続けて
18章
1
そしてエバはアダムに言いました
あなたは生きて下さい
私の主人よ
あなたに命が与えられています
あなたは最初の過ちも二番目の過ちも犯していないから
しかし私は過ちを犯し道に迷いました
何故なら私は神の命令を守らなかったから
そして今私をあなたの命の光から追放して下さい
それで私は日没の地に行きます
2
そして私はそこにいるでしょう
私が死ぬまで
そして彼女は西の方へ歩き始めました
そして悲しみ始めました
3
そして激しく泣いて大声で呻き始めました
そして彼女はそこに小屋を作りました
その間彼女は3か月の子を彼女の胎内に宿していました。
19章
1
そして彼女の出産の時が近づいた時
彼女は痛みで苦しみ始めました
そして彼女は主に大声で叫びました
2
そして言いました
私を憐れんで下さい
ああ主よ
私に力を貸して下さい
しかし彼女の声は聞かれませんでした
3
そして神の慈悲は彼女を囲んでいませんでした
そして彼女は彼女自身に言いました
誰が私の主人アダムに告げるのでしょうか?
私はあなたたちに懇い願います
あなたたち天の輝きよ
何時あなたたちは東へ戻るのか
私の主人アダムに伝言を伝えて下さい
20章
1
しかしその時
アダムは言いました
エバの訴えが私の許に至りました
恐らく
もう一度蛇が彼女と戦いました
2
そして彼は行って大いに嘆き悲しんでいる彼女を見つけました
そしてエバは言いました
私があなたを見た瞬間から
私の主人よ
悲しみに打ちひしがれた私の魂は元気を取り戻しました
それで今私の為に主なる神に懇い願って下さい
3
あなたに耳を傾けることを
そして私を見ることを
そして私の酷い苦しみから私を解放することを
そしてアダムはエバの為に主に懇い願いました
21章
1
すると何と
十二人の天使と二人の力天使が
エバの右と左に立っていました
2
そしてミカエルは右に立っていました
そして彼は彼女の顔を胸まで撫でました
そしてエバに言いました
あなたは祝福されています
エバよ
アダムの為に
彼の祈りと執り成しは大いなる故に
私は遣わされました
あなたが私たちの助けを受けられる為に
さあ立ち上がりなさい
そして産む準備をしなさい
3
そして彼女は息子を産みました
そして彼は光り輝いていました
そして直ちにその赤ん坊は立ち上がって走りました
そして彼の手に一本の草を持ちました
そしてそれを彼に母に与えました
そして彼の名はカインと呼ばれました
22章
1
そしてアダムはエバと男の子を連れて行きました
2
そして彼等を東へ導きました
そして主(なる)神は大天使ミカエルによって色々な種を届けてアダムに与えました
そして土地を働かせて耕す方法を彼に示しました
それらが実を結ぶように
それらによって彼等と彼等の全ての世代が生きられるように
3
何故ならその後エバは身ごもって息子を産んだから
彼の名はアベルでした
そしてカインとアベルは一緒に暮らしました
4
そしてエバはアダムに言いました
私の主人よ
私が眠っていた間に
私は幻を見ました
いわばカインの手の中に私たちの息子アベルの血があるような
彼の口の中にそれが飲み込まれるような
それ故に私は悲しんでいます
5
するとアダムは言いました
ああ
カインがアベルを殺すことになったなら
今のうちに私たちは彼等を互いに引き離しましょう
そして彼等のそれぞれに離れた住まいを造らせましょう
23章
1
そして彼等(アダムとエバ)はカインを農夫にしました
しかし彼等はアベルを羊飼いにしました
このようにして彼等(カインとアベル)は互いに引き離される為に
2
そしてその後
カインはアベルを殺しました
しかしアダム(カイン?)はその時百三十歳でした
しかしアベルは百二十二歳だった時殺されました
そしてその後アダムは妻を知りました
そして彼は息子を生んで彼の名前をセトと名付けました
24章
1
アダムはエバに言いました
見なさい
私は息子を儲けました
アベルの代わりに
その者をカインが殺しました
2
そしてアダムはセトを儲けた後
彼は八百年生きました
そして三十人の息子と三十人の娘を儲けました
全てで六十三人の子共になりましした
そして彼等は彼等の国で地の面に増えていきました
25章
1
アダムはセトに言いました
聞きなさい
私の息子セト(よ)
私があなたに話すことを
2
私が聞いて見たことを
あなたの母と私が楽園から追い出された後
私たちが祈っていた時
そこに
3
大天使ミカエルが私のところに来ました
神の使いの一人が
そして私は風のような戦車を見ました
そしてその車輪は燃えていました
そして私は正義の楽園に引き上げられました
そして私は座っている主を見ました
そして彼の顔は耐えられないほどの燃える炎でした
そして何千もの多くの天使がその戦車の右と左に居ました
26章
1
私はこれを見た時
私は当惑しました
そして恐怖が私を捕えました
そして私は神の前に身を屈め私の顔を地に付けました
2
そして神は私に言いました
見なさい
あなたは死にます
あなたは神の命令に背いた故に
何故ならあなたはあなたの妻の声に進んで耳を傾けたから
私があなたの権限に渡した妻の
彼女をあなたの意志に拘束できるように
それにも拘わらずあなたは彼女の言うことを聞きました
そして私の言葉を見過ごしました
27章
1
そして私が神のこれらの言葉を聞いた時
私は地に平伏して主を拝みんで言いました
私の主よ
全能で慈悲深い神
聖と義なる方
あなたの威光を留める御名が消し去られることなく
私の魂を変えて下さい
何故なら私は死ぬから
2
そして私の息は私の口から出るから
私をあなたの前から追放しないで下さい
あなたが土の粘土から形作った私を
あなたの恵みから追い出さないで下さい
あなたが養い育てた者を
3
そして見て下さい!
あなたに関する言葉が私に臨みました
そして主は私に言いました
あなたの日々が作り出された時から
あなたは知識を愛するように創られました
それ故に私に仕える権利はあなたの子孫から永遠に取られることはないでしょう
28章
1
そして私がこれらの言葉を聞いた時
私は地に身を投げ出して主なる神を拝んで言いました
あなたは永遠で至高の神です
全ての生き物はあなたに栄誉と賛美を捧げます。
2
あなたは全ての光に優り輝く真の光です
生きている生命(です)
無限の強い力(です)
あなたに
霊的な力は栄誉と賛美を捧げます
あなたは人類にあなたの慈悲の豊かさを齎します
3
私が主を礼拝した後
すぐにミカエルが
神の大天使が
私の手を掴みました
4
そして私を幻と神の命令の楽園から追放しました
そしてミカエルは彼の手に杖を持ちました
そして彼は水に触れました
楽園の周りに在ったもの(水)に
するとそれ(水)は凍って固くなりました
29章
1
そして私は渡りました
そして大天使ミカエルも私と一緒に渡りました
そして彼は私をその場所に連れ戻しました
そこから彼が私を引き上げた場所に
2
耳を傾けなさい
私の息子セト(よ)
起こるべき秘密[と秘跡]の続きに
それは私に明らかにされたこと
私が知識の木の実から食べた時
3
この時代に何が起こるかを知って悟った時
[神が何をしようとしているのか
彼の人類の創造に]
4
主は火の炎の中に現れるでしょう
そして彼の威光の口から彼は命令と法を与えるでしょう
[彼の口から両刃の剣が出て来るでしょう]
そして彼等は彼の威光の住まいの家で彼を聖別するでしょう
5
そして彼は彼等に彼の威光の驚くべき場所を見せるでしょう
そしてその後彼等は彼等の神である主に家を建てるでしょう
彼が彼等の為に用意する土地に
そしてそこで彼等は神の法に違反するでしょう
そして彼等の聖所は焼かれるでしょう
そして彼等の土地は荒廃するでしょう
6
そして彼等自身は散らされるでしょう
何故なら彼等は神の怒りを燃え立たせたから
そしてもう一度彼は彼等を彼等の離散から戻すでしょう
そして再び彼等は神の家を建てるでしょう
7
そして最後の時に神の家は昔よりも大いに讃美されるでしょう
そしてもう一度不正は正義を上回るでしょう
そしてその後神は[目に見える姿で]地上で人々と共に住むでしょう
そしてその時、
正義が輝き始めるでしょう
そして神の家はその時代に称賛されるでしょう
そして彼等の敵は最早人々を傷つけることは出来ないでしょう
それは神を信じている人々を
そして神は彼自身の為に忠実な民を起こすでしょう
その民を彼は永遠に救います
そして不敬虔な者たちは彼等の王である神によって罰せられます
8
それは彼(神)の律法を愛することを拒んだ人々
天と地は
夜と昼は
そしてすべての生き物は神に従います
そして彼(神)の命令を超えません
人々は彼等の業を変えません
9
しかし彼等は主の律法を捨てることを変えます
それ故に主は悪を彼自分から遠ざけます
そして正義は太陽のように輝きます
神の目の前で
そして
その時
10
人々は水によって彼等の罪から清められます
しかし水によって清められることを望まない者は有罪を宣告させます
そしてその人は幸せです
彼の魂を支配した人は
審判が下される時
そして神の偉大さが人々の間で見られる時
そして彼等の行為が公正な審判者である神によって調べられる時
30章
1
アダムは930歳になった後
彼の日が終わりに近づいていることを知ったので
彼は言いました
私の息子たちは皆私の許に集まりなさい
私が死ぬ前に彼等を祝福出来るように
そして彼等と話が出来るように
2
そして彼等は3つに分かれて集まりました、
彼の目の前に
祈りの家に
彼等が主なる神を礼拝する為に使っていた所に
3
そして彼等は彼に尋ねて言いました
あなたは何の為に
父よ
あなたは私たちを集めたのですか
そして何故あなたは寝床に横たわっているのですか?
4
そこでアダムは答えて言いました
私の息子たちよ
私は病気で苦しんでいます
すると彼の息子たちは皆彼に言いました
父よ
この病気と痛みは(何ですか)?
31章
1
それから息子セトが言いいました
我が主よ
もしかするとあなたは楽園の果実を切に望んでいたのですか
あなたがいつも食べていたものを
そしてそれ故にあなたは悲しんで横になっているのですか?
私に言って下さい
そうすれば私は楽園の一番近い門に行きましょう
そして私の頭に塵を被りましょう
そして楽園の門の前で地面に身を平伏しましょう
そして嘆き悲しんで大声で神に懇い願いましょう
もしかすると神は私の言うことを聞き入れるでしょう
そして天使を遣わして私にその果実を持って来させるでしょう
それはあなたが切に望んでいたものを
2
アダムは答えて言いました
いいえ
私の息子よ
私はこれを切に望んでいません
そうではなく私は衰弱して体に酷い痛みを感じています
3
セトは答えました
何の痛みですか
我が主なる父よ
私は無知です
しかしそれを私たちから隠さないで下さい
そうせずにそれについて私たちに言って下さい
32章
1
そしてアダムは答えて言いました
私の話しを聞きなさい
私の息子たちよ
神が私たちを造った時
私とあなたたちの母を
そして私たちを楽園に置きました
そして食べる実のなる木を皆私たちに与えました、
彼(神)は私たちに禁止しました
善と悪を知る木について
それは楽園の真ん中に在ります
こう言って
2
それを食べてはいけません
しかし神は楽園の一部を私に与え又(一部を)あなたたちの母に与えました
東と北の部分の木々
アキロの向かいにある木々を彼(神)は私に与えました
そして南の部分と西の部分を彼(神)はあなたたちの母に与えました
33章
1
(その上)主なる神は私たちに二人の天使を与えました。
私たちを守る為に
2
天使たちが神の前で礼拝する為に昇る時が来ました
即座に敵対者(悪魔)は機会を見つけました
天使たちの不在中に
そして悪魔はあなたたちの母を迷わしました
3
違法で禁じられた木(の実)を食べるように
そして彼女は食べて私に与えました
34章
1
すると直ちに
主なる神は私たちを激怒しました
そして主は私に言いました
あなたは私の命令を捨てました
そして私の言葉を守りませんでした
私があなたに確認した言葉を
見なさい
私はあなたの体に齎しましょう
七十の殴打を
多くの苦しみと共に
あなたは苦しむでしょう
あなたの頭やあなたの目やあなたの耳からあなたの足の爪まで
そして別々の手足全てに
2
これらを神は折檻として決めました
これらすべてのことを主は私と私たちの人種全てに送りました
35章
1
このようにアダムは彼の息子たちに言いました
そして彼は激しい痛みに襲われました
そして大声で叫びました
私はどうすればよいのか?
私は苦しんでいます
私を襲っている痛みはとても過酷です
そしてエバは彼が泣いているのを見ると
彼女自身も泣き始めました
そして言いました
ああ 私の神なる主よ
彼の痛みを私に引き渡して下さい
罪を犯したのは私ですから
3
そしてエバはアダムに言いました
私の主人よ
あなたの痛みの一部を私に渡して下さい
何故ならこれは私の過ち故にあなたに生じたから
36章
1
そしてアダムはエバに言いました
立ち上がって私の息子セトと一緒に楽園の近くに行きなさい
そしてあなたたちの頭に塵を被りなさい
そして地面にひれ伏しなさい
そして神の前で嘆き悲しみなさい
2
恐らく彼(神)は(あなたたちを)憐れむでしょう
そして彼の天使を彼の慈悲の木に遣わすでしょう
そこから命の油が流れます
そしてその一滴をあなたたちに与えるでしょう
その油を私に塗る為に
私がこの苦しみから休めるように
それ(苦しみ)によって私は消耗しています
37章
1
それからセトと彼の母親は楽園の門に向かって出発しました
そして彼等が歩いていると
見なさい!
突然獣がやって来ました
2
蛇が襲い掛かかってセトを噛みました
そしてエバはそれを見るや否や
彼女は泣いて言いました
ああ
私は哀れな女です
私は罪に問われています
私は神の命令を守らなかった故に
3
 そしてエバは大声で蛇に言いました
罪に問われている獣よ!
どうしてあなたは恐れなかったのですか
神の似姿に敵対してあなた自身を離して
敢えてそれと戦うことを
38章
1
獣は人間の言葉で答えました
あなたに対して向けられているのではないでしょうか?
エバよ
私たちの敵意は
我々の激怒の対象はあなたではないでしょうか?
2
話して下さい
エバよ
どうして果実を食べる為にあなたの口は開かれたのか?
しかし今私があなたを非難し始めたら
あなたはそれに耐えることが出来ません
39章
1
そこでセトは獣に言いました
神なる主があなたを罵って下さい
黙りなさい
沈黙しなさい
あなたの口を閉ざしなさい
真実によって告発された敵よ
混乱させ破壊する者よ
神の像から離れなさい
主なる神があなたを厳しい試練に導くように命じる日まで
すると獣はセトに言いました
見なさい
私は神の像の前を去ります
あなたが言った通り
即座に彼はセトを離れました
彼の歯で傷つけられた(セトを)
40章
1
しかしセトと彼の母は楽園の地域に歩いて行きました
病んでいるアダムに塗る慈悲の油を求めて
そして彼等は楽園の門に到着しました
そして彼等は地面から塵を取りました
ししてそれを彼等の頭の上に置きました
そして彼等の顔を地面につけて平伏しました
そして嘆き悲しみ大声で呻き始めました
2
主なる神に懇願しながら
アダムの痛みを哀れむことを
そして彼の天使を遣わすことを
その痛みに彼(神)の慈悲の木から油を与えることを
41章
1
しかし彼等が何時間も祈って嘆願していると
見なさい
天使ミカエルが彼等に現れて言いました
2
「私は主からあなたたちの許に遣わされました
私は神によって人々の体の上に置かれました
3
私はあなたに言います
セトよ
神の人よ
泣いたり祈ったりして懇願してはいけません
慈悲の木の油の為に
あなたの父アダムに油を塗る為に
彼の体の苦痛の為に
42章
1
何故なら私はあなたに言うから
あなたは決して出来ないことを
最後の日以外それについて受け取ることが
2
五千五百年が満ちた時
その時最も愛された王キリストが地上に来るでしょう
神の息子が
アダムの体を蘇らせる為に
そして彼と共に死者の体を蘇らせる為に
3
彼自身が
神の息子が
彼が来る時
ヨルダン川で洗礼を受けるでしょう
そしてヨルダン川の水から出た時
その時彼は慈悲の油から聖油を塗るでしょう
4
彼を信じる全ての人に
そして慈悲の油は世代から世代へと続くでしょう
水と聖霊によって永遠の命に再び生まれる用意がある人々の為に
5
その時神の最愛の息子が
キリストが
地上に下って来て
あなたの父アダムを天国の慈悲の木に連れて行くでしょう
43章
1
しかし
セトよ
あなたの父アダムの所に行きなさい
彼の命の時が満ちるから
今から六日後
彼の魂は彼の体から離れるでしょう
そしてそれが消える時
あなたは見るでしょう
天と地に大いなる奇跡を
2
そして天の光を
これらの言葉と共に
直ちにミカエルはセトから離れました
3
そしてエバとセトは戻りました
彼等と共に香草を携えて
ナルドやクロッカスやショウブやシナモンを
44章
1
そしてセトと彼の母はアダムの許に到着して
彼等は彼に言いました
如何に獣(蛇)が
セトを噛んだか
2
するとアダムはエバに言いました
あなたは何をしましたか?
あなたは大きな災いを私たちの上に齎しました
咎と罪を私たち全ての世代に
そしてあなたが犯したこのことを
3
私の死後あなたの子供たちに告げなさい
何故なら私たちから生まれた者たちが疲れて失敗して
4
彼等が私たちを呪いたいと思って(こう)いわないように
全ての災いは私たちの両親が私たちの上に齎しました
最初に居た者たちに
5
エバはこれらの言葉を聞くと
彼女は泣き呻き始めました
45章
1
そして大天使ミカエルが予言した通りに
2
六日後にアダムの死が来ました
アダムは彼の死の時が間近であると気付くと
彼は彼の全ての息子たちに言いました
見なさい
私は九百三十歳です
そして私が死ぬなら
3
住んでいるあそこの野原の日の出る方に私を埋めなさい
そして彼の話しが全て終わると
彼は死にました
すると太陽と月が暗くなりました
46章
1
そして星々は七日間
そしてセトは
喪に服して
彼の父の体を抱きしめて
そしてエバは彼女の手を頭に組みながら地面を見ていました
そして彼女の子供たちは皆とても激しく泣きました
すると見なさい
天使ミカエルが現れました
2
そしてアダムの枕元に立ってセトに言いました
あなたの父の体から離れて立ち上がりなさい
3
そして私の所に来て見なさい
彼に関して主なる神の最後の審判は何であるのか
彼(アダム)は彼(神)の創造物です
そして神は彼(アダム)を憐れみました
すると全ての天使が喇叭を吹きました
そして叫びました
47章
1
あなたを讃えます
主よ
何故ならあなたはあなたの創造物を憐んだから
48章
1
その時セトは見ました
神の手が伸びてアダムを抱えて
彼をミカエルに手渡すのを
2
こう言って
彼を預かりなさい
刑罰の裁きの日まで
私が彼の悲しみを喜びに変える最後の年まで
3
その時彼は座るでしょう
彼に取って代わった人の王座に
4
そして主は再び天使ミカエルとウリエルに言いました
亜麻糸の亜麻布の三枚の衣を私に持って来て
それらをアダムの上に広げ
他の亜麻布の衣を彼の息子の上に広げ
アダムと彼の息子アベルを葬りなさい
5
すると全ての能天使がアダムの前を行進して
死の眠りが捧げられました
6
そして天使ミカエルとウリエルはアダムとアベルを葬りました
天国の一部に
セトと彼の母の目の前で
他は誰もいませんでした
7
そしてミカエルとウリエルは言いました
あなたたちが見た通りに
同じように
あなたたちの死体を葬りなさい
49章
1
六日後
アダムは死にました
そしてエバは気づきました
彼女は死ぬだろうと
そこで彼女は彼女の息子たちと娘たちを全て集ました
2
三十人の兄弟と三十人の姉妹と共にセトを
そしてエバは全員に言いました
私の言うことを聞きなさい
私の子共たちよ
私はあなたたちに告げましょう
大天使ミカエルが私たちに言ったことを
私とあなたたちの父が神の命令に背いた時
3
あなたたちの背きの故に
我が主は彼の裁きの怒りをあなたたちの人類に齎すでしょう
最初に水によって
二番目に火によって
これらの二つによって
主は全人類を裁くでしょう
50章
1
しかし私に耳を傾けなさい
私の子共たちよ
それからあなたたちは石の卓と粘土の卓を造りなさい
そしてそれらの上に書きなさい
2
私の全人生とあなたたちの父の全人生を
あなたたちが私たちから聞いて見たことを
もし主が水によって私たち人類を裁くなら
粘土の卓は溶けて石の卓は残るでしょう
しかし火によって裁くなら
石の卓は崩れて粘土の卓は焼き固まるでしょう
3
エバはこの全てを彼女の子供たちに言うと
彼女は祈る為彼女を手を天に広げて
地に跪いて
主を讃美して主に感謝を捧げ
彼女は死にました
その後
子供たちは皆大声で嘆き悲しみながら彼女を埋葬しました
51章
1
彼等が四日間喪に服していた時
大天使ミカエルが現れて言いました
セトに
2
神の人よ
死者の為に六日を超えて嘆き悲しんではいけません
何故なら七日目に復活の徴とこれから来る時代の休みがあるから
七日目に主は彼の全ての業から休みました
3
それ故にセトは卓を造りました
LongLife MuraKami